アルシオン 12/7 後楽園大会



開始時の入りは7割程度。試合が進むにつれて多少増えたかな?試合開始は北側スタンド席に掲げてあったアルシオンの旗が取れたため10分ほど遅れる。入場式での代表あいさつは秋野。


第1試合 秋野美佳 vs ジェシー・ベネット

ロックアップからジェシーが秋野をロープに詰めて強烈なチョップ。ロープに振るとジェシートラースキック。見事にヒット。秋野はコーナーに振られるところを切り返して串刺しドロップキック2発で反撃。逆エビに行こうとするがジェシーにハネ返される。ジェシー秋野の足を取るとこんな序盤からテキサスクローバーホールド(右写真)。ホントに他人のフィニッシュホールドを雑に使う奴だなあ。秋野ロープエスケープ。ジェシーボディスラムからカバー、2カウント。ジェシーどっこいしょ、と十字固めに。秋野は動きを読んで逆に足を取ってアキレス腱固め。ジェシーロープ。秋野はさらにレッグロック、ヒザ十字と足攻め。ジェシーロープ。秋野ロープに振る。ジェシーは不格好なフライングラリアットで秋野を押し倒す。ジェシーブレーンバスター、水車落としから腕を固めに行くが秋野は極めさせずにロープ。

ジェシーロープ際でチョップを入れて反対側に振るが秋野はカウンターのドロップキック。さらに自ら走って2発。秋野はコーナーのセカンドロープ上からミサイルキック、カウント2。秋野ロープに振る。ジェシーフライングニールキックで逆襲。ジェシーバックを取ってフェースイレイザー狙い、秋野はエビ固めに丸め込む。2カウント。5分経過。秋野ロープに走ってウラカン・ラナ狙い、ジェシーがかがんため秋野は頭上を飛び越す。2度目のトライで成功、しかしカウントは2。秋野がコーナーからミサイルキック、ジェシーはスカす。ジェシーペディグリー(左写真)、カウント2。ジェシーが秋野をコーナートップに座らせる。秋野は上から蹴りつけるとジェシーの頭上を飛び越えて回転エビ固め、カウント2。秋野ロープに走る。ジェシーは飛びついてきたところをキャッチしてベアハッグ。しばらく締め上げた後スパインボムで叩き付けるがカウントは2。

秋野飛びつき前方回転エビ、ジェシーはこの動きを止め逆にフェースイレイザー、片エビに取るがカウントは2。ジェシーセカンドロープからのギロチンドロップ、秋野かわす。秋野コーナーからミサイルキック2発。ジェシー秋野をコーナーに振る。秋野三角飛びボディアタックから十字固め(右写真)、ジェシーギブアップ。

秋野(8分21秒 腕ひしぎ十字固め)ジェシー

大技ばっかり、の印象。秋野はシングル2勝目かな?


第2試合 マリー&ファビー・アパッチェ vs エステル・モレノ&レディー・メタル

どうせルチャやるならこのくらい徹底したカードの方がいい。先発はファビーとメタル。ファビーはホイップでメタルを場外に落とすと、なぜか敵に背中を向けたままボーッと立ってるメタルにエプロンからアストロシザーズ。両軍タッチ。エステルとマリー、ロープワークからのホイップ合戦。エステルがコルバタでマリーを場外に落とし、セカンドロープとトップロープの間を飛びぬけるトペ・コン・ヒーロ。リングに戻すと茂木式吊り天井(4回)。さらにキャメルクラッチにとって(左写真)マリーの顔面を攻め立てる。レフェリーブレークを命じる。マリーはロープに振ってケブラドーラ・コン・ヒーロ2発。両軍タッチ。メタルがいきなりのラリアット。さらにコーナーに振って串刺しラリアット。ロープに振ってカニばさみでファビーを倒すとリバースカンパーナ。メタル自分から外すとサイドバスター、カウント2。ファビーがマリーにタッチ。メタル羽交い絞め、そこにエステルがコーナーからミサイルキック。5分経過。エステルとメタルが2人でマリーをロープに振ろうとするが、ファビー入ってこれを妨害、逆に2人をダブルのドロップキックで東西の場外に落とし、姉妹で同時逆方向トペ・スイシーダ。マリーはこの際に口を切った様子。ファビーがエステルを連れてリングに戻る。ボディスラムから変形のヒザ固め。エステル逃げる。ファビースリーパーホールド。エステル「チョーク!ホントニチョークハイッテルヨ!」村山「お前、しゃべってるじゃないか!(チョークならしゃべれるわけがない)」エステル自力で脱出。ファビー回転エビ、カウント2。マリーにタッチ。マリーロープに振ってエルボーパット。コーナーに振るとエステルはロープを飛び越えてエプロンに。突っ込んで来たマリーの腕を取るとロープ渡り。ファビーも入るが2人まとめてホイップ、場外に落とす。エステルすかさずラ・ケブラーダ(右写真)。メタルも飛ぶか、と思われたが飛ばず。マリーが逆にショルダースルーでメタルを場外に落としトップロープ越しのトペ・コン・ヒーロ。続いてファビーも飛ぶべくコーナーに上るがバランスを崩してエプロンに落下、足を痛める。マリーはメタルにニールキック、ロープに振ってアルゼンチンバックブリーカーに捕らえるが、メタルは十字架固めからエビに丸め込む、2カウント。メタルコルバタから押え込む、これも2。飛びつき前方回転エビ、これも2。エステルがメタルにマリーを押さえるように指示し、コーナーからライダーキック、片エビに固めるがマリーは2で返す。エステルコーナーに振る。マリーはコーナー駆け上がり、エステルにアストロシザーズ、カウントは2。10分経過。ファビー入り、マリーが補助しての合体ライガーボム、メタルがカット。2人でエステルをロープに振る。エステルブファドーラで返す。マリーを押え込むがカウント2。エステル続けざまにムーンサルトプレス2発。3発目を狙ってコーナーに上がったところを後ろからマリーが追いかけるが、上がってきたところで雪崩式のフブキラナで落とす。カバーはカウント2。今度はマリーをコーナーに座らせて雪崩式フランケンシュタイナーを宣言するが、これはマリーが叩き落としてミサイルキック。ファビーにタッチ。2人でエステルをコーナーに上げ、ファビーが雪崩式ノーザン、カウント2。ファビーがコーナーに上る。エステル起き上がり、雪崩式の飛びつき前方回転エビ、カウント2。メタルにタッチ。メタル串刺しラリアット、ドロップキック2発、サマーソルトドロップとつなぐが2カウント。肩にかついで前に落としエルボードロップ、これも2。メタルブレーンバスター狙い、ファビーはワキ固めに切り返し、そのままフィッシャーマンズスープレックスに、カウント2。メタルが先に起き上がってコーナーに上る。ファビー雪崩式アームホイップ。ファビーコーナーからミサイルキック、カウント2。15分経過。メタルは足掛けエビ固め、カウント2。さらにラ・マヒストラル、これも2。マリーが入ってダブルのドロップキック、マリーはエステルを押さえにかかる。ファビーパワーボムを打ってコーナートップに。メタルも最後の力を振り絞ってコーナーに上り、雪崩式フランケンを狙うが、あっさりスーパーボムに切り返されて(左写真)3カウント。

ファビー(16分30秒 体固め)メタル

エステル、マイクでメタルに「アナタノセイデマケタヨ。デモワタシマケテナイ。」。マリーは相変わらずエステルのパフォーマンスを相手にしない。


第3試合 府川唯未 vs 大向美智子

この2人がTWINSTAR OF ARSION優勝決定戦に出れなかったことにより組まれたツインビー・パートナー対決。なのに府川が差し出す手を大向例によって蹴り飛ばす。こういう方法でしか「闘争心」を表現できないのかなあ、このお子ちゃまは。一方府川のまぶたの上には大きなバンソウコウ(右写真)。なかなか無傷な状態を見れないぞ。ロックアップでスタート。府川はいきなり飛びつき十字固め、大向ロープ。府川ロープに振る。大向戻ってこない。今度は大向がロープに振る。府川もやっぱり戻ってこない。「意地の張り合い」を表現してるわけだ、今度は。府川がグラウンドに持ち込みマウントパンチを見せる。大向引っくり返す。立ち上がり、府川をコーナーに振る。串刺しニーアタック、府川の負傷箇所の顔面に命中。さらにブロンコバスターで顔面攻撃、府川もブロンコバスターで返す。府川十字、大向起き上がり、腰に蹴りを入れてから逆片エビ。大向弓矢固めに移行、府川脱出してカバー、大向カウントが入る前にハネ返す。大向ローキック。のろーいタックルに行くが府川当然切ってバックを取り、引っくり返して十字に。大向ロープ。府川アームブリーカーからまた十字。大向切り返すことできずにロープに逃げるのみ。ロープワークから大向アームホイップ、すぐにクロスフィックスに。関節技をやられたのがくやしくてこんなに早く自分のフィニッシャー出したのか?府川ロープ。

大向キック、ブレーンバスター、カウント2。府川ビクトル投げに行くが空振り。大向魔神風車固め。中途半端に持ち上げたため府川が変なカッコで落ちる。5分経過。大向がマウント取るが府川すぐに切り返す。大向力でハネ返す。張り手打ってロープに振る。府川がウラカン狙いで(?)飛びつくが、大向パワーボム。しかし府川は下から三角絞め。大向無理矢理持ち上げてマットに叩き付けるが府川は絞めを外さない(左写真)大向必死にロープへ。大向パンチ、府川キャッチしてワキ固め。大向ロープ。府川コーナーに上る。大向追うが府川落とす。ミサイルキック、大向スカす。大向エプロンに出てスワンダイブ。何を狙ったかは不明だが飛距離足りず、ヘッドバットみたいになる。大向パンチ、府川かわして飛びつき十字、大向ブロックしつつロープへ。

府川サブマリナースープレックスから十字、大向ロープ(右写真)。府川ロープに走る。大向カウンターのフロントスープレックス。大向キック、バックドロップ連発で攻める。さらにコーナーに上って延髄ニー、カウント2。大向キック連打。府川かわす。大向エプロンに出てスワンダイブニールキック、府川スカす。大向トラースキック、これはヒット。しかし府川は次のキックをキャッチしてSTFに。大向ロープ。府川バック取る。大向体沈めて下から蹴るが府川はこれを捕らえてエビに固める。カウント2。そのままヒザ十字に。ロープ。10分経過。大向唐突にタイガースープレックス、カウント2。パンチ入れてローリングソバット、うまくキャッチした府川は飛びつくようにヒザ十字に。大向ギブアップ。

府川(11分45秒 ヒザ十字固め)大向

試合後は互いを称え合うような仕種。逆だと思うんだがなあ。

第4試合 吉田万里子&レジー・ベネット vs アジャ・コング&二上美紀子

レジー顔のあたりが特に締まってきてる(左写真)。先発は吉田と二上。腕・バックの取り合いはどっちが優勢ということもなく両方ともタッチ。アジャとレジーはロックアップからチョップ合戦。レジーヘッドロック。アジャ振る。レジーラリアット。アジャもラリアットで返すがレジーはこれをかわしてリバースDDT。アジャ頭を押さえて二上にタッチ。レジーはグラウンドで二上の腕狙い。二上一旦ロープに難を逃れる。今度は二上が上になるがレジーは下からアームロックで絞り上げる。二上ロープ。二上スタンディングからロー、ミドルのキック。レジーキャッチしてまたグラウンドに。二上下からボディシザーズ。レジーは体を抜いてバックを取る。

二上足を取る。ヒールホールドからアンクルホールドに。レジーもアンクルホールドで返す(右写真)。5分経過。結局二上がロープに逃げ、アジャにタッチする。しかし吉田にタッチしたレジーもまたエプロンで立ちあがれず。吉田がアジャをグラウンドに誘う。しかしアジャが上になってフェースロック。吉田逃げてスタンドに。吉田一本背負い狙い、アジャはスリーパーに切り返す。吉田逃げる。アジャ逃がさない。吉田下から蹴り上げて脱出。アジャ一旦放すがまた首投げからスリーパー。吉田は強引なホイップから上に乗る。十字はアジャブロックして立ち上がる。アジャキック、吉田キャッチするがアジャは吉田は抱え挙げて落とす。二上にタッチ。二上ミドルキック連打から二上式首固め。吉田ロープ。背中にミドル打ち込んでブレーンバスター。吉田は腰でも痛めてるのか? 二上スリーパー、吉田レッグロックに切り返す。二上もアキレス取り返す。吉田ヒールホールド、二上立ち上がってブレーク。10分経過。

両軍タッチ。アジャローからハイ、レジーかわしてパイルドライバー狙うが失敗。アジャバックドロップ、これも失敗。レジースリーパー、アジャバックドロップ。レジーはリバースフルネルソン(左写真)アジャなかなか逃げられない。ARSトーナメントの再現か? なんとかロープに。レジー吉田にタッチ。吉田はアジャにスリーパー、アジャはチンクラッシャーで脱出。

吉田またバック取る。アジャ下から蹴る。吉田はその足をキャッチし裏アキレス腱固めからSTFに(右写真)。アジャロープに。アジャキック入れてブレーンバスターに行こうとするが吉田ワキ固めに切り返す。アジャ張り手入れてバックドロップ、二上にタッチ。二上いきなり浴びせ蹴り、吉田かわす。二上背後から十字架固め、そのまま腹固めに移行、吉田ロープ。二上ノーザンライトスープレックスから十字、吉田立ち上がってヒザ十字に切り返す。二上ロープ。

吉田足取る。二上掌底。二上の技が崩れたスキに吉田は変形頚動脈締め(左写真)。しかし決まらず。吉田、二上の掌底をキャッチして十字に。二上ロープ。15分経過。吉田はレジーにタッチ。レジーアームロック、二上ロープ。二上掌底から三角絞め、レジーロープ。浴びせ蹴り、カスったか?

二上ワキ固め、レジー回転してかわす。レジー担ぎ上げる。二上着地。レジー掌底、二上ダウン。カウント9でなんとか立ち上がる。しかし足がおぼつかない。レジースリーパー、二上レッグロックに切り返し、さらにアンクルホールドに(右写真)。レジーロープ。

二上浴びせ蹴り、今度はヒット。レジーラリアット。掌底は相打ち。二上タックル、レジー崩してスリーパー。二上こらえる。チョークか?二上の反応がなくなったのを見て、村山が試合ストップ。

レジー(18分44秒 レフェリーストップ)二上

二上、活を入れられた後もボーッとした表情。ちょっとマズいんでないかい?

第5試合 TWINSTAR OF ARSION決勝戦
矢樹広弓&玉田凛映 vs タイガードリーム&浜田文子

決勝戦とあって矢樹&玉田組得意の奇襲はなし。しかし逆にはやってしまった文子がゴング前(セレモニー前)から突っかかる。そのへんはまだコドモか。

タイガーが制止し、正式ゴングを待つ。先発は矢樹とタイガー。タイガーはいつものステップ。矢樹もいつもの低い姿勢からのスタート。しかしやはり文子がすぐにリングイン、矢樹にエルボー。矢樹はヒザ蹴りで動きを止め、玉田を呼び込んで文子をロープに振る。文子ブファドーラ。矢樹・玉田を場外に落とすと文子早くもケブラーダ。タイガーはいつものロープくぐりフェイント。タイガーが矢樹をリングに戻す。矢樹飛びつき前方回転エビは体が離れる失敗だったが、強引に文子を丸め込むと玉田にタッチ。文子は玉田をロープに振って風車式バックブリーカーを狙うが失敗。玉田エルボー、文子ヘッドバットを入れてタイガーにタッチ。玉田タイガーをロープに振る。ショルダースルー、タイガー着地してラリアット、カバーは2カウント。

タイガーDDTからボディスラムを打って早くもムーンサルトプレス、カウントは2。玉田はロープワークからウラカン・ラナで丸め込んで矢樹にタッチ。矢樹タイガーのマスクに手を掛ける。当然村山レフェリーが制止。矢樹しつこくはやらない。矢樹がタイガーをコーナーに振る。タイガー反転ミサイルキック。さらに自らコーナーに駆け上がってもう一発ミサイルキック、カウント2。文子にタッチ。文子もドロップキックで追撃。しかし矢樹は巧みにグラウンドに誘い込むとマウントポジション。防御を知らない文子を難なく腕十字固めに(右写真)。痛めつけると矢樹自らリリースして玉田にタッチ。玉田もワキ固めで続く。文子回転して脱出しようとするが玉田はネックロックでこれを押さえる。すぐに矢樹にタッチ。矢樹がトップロープからエルボーを落とすのに合わせてDDT、矢樹がカバー、カウント2。5分経過。

矢樹ロープに振って鮮やかな一本背負い、カバーはカウント2。文子ワキ固めに行く。矢樹ヘッドシザーズに切り返す。ガードポジションから体勢を入れ替えてアームストレッチ、文子ロープエスケープ。矢樹ロープに振る。文子はカウンターでドロップキックを浴びせてタイガーにタッチ。タイガーキック、DDT。矢樹グラウンドで上になりまたマスクに手を掛ける。タイガーポジション逆転して逆片エビ固めに行こうとするが矢樹はこれをヒザ十字に切り返す(左写真)。タイガーロープ。玉田にタッチ。玉田ロープに振って正面飛びドロップキック。しかしコーナーに振られるとタイガーは反転ボディアタックに切り返し文子にタッチ。

文子ボディスラムからカバー、カウント1。アームホイップから玉田の弱点である肩を固めようとするが、玉田は矢樹の指示通りに体勢を入れ替え、逆にスリーパーに取る。文子ロープ。矢樹がタッチ要求。玉田これに応じる。矢樹は首投げからスリーパー(右写真)。徹底してタッグマッチを作っていこうとする矢樹。文子ロープ。矢樹反対側のロープに振る。文子ドロップキックで逆襲。計3発。カバーはカウント2。文子がロープに振ろうとする。矢樹この動きを逆用して素早く腕を取るとランセット・アーチ。静岡の時なんかより落とし方が厳しい。文子ロープに振ってパンチ狙うが矢樹はかわして十字架固めからヒザ十字に。文子必死にロープに。矢樹は玉田にタッチ。玉田が文子をロープに振ろうとする。文子走れずに転倒。10分経過。

玉田そのヒザを狙ってドラゴンスクリュー2度。文子苦悶の表情。玉田トップロープからミサイルキック、文子かわす。自爆した玉田にタイガーがコーナートップからミサイルキック。これは強引すぎか?このチャンスに文子はセカンドロープ反動のムーンサルトプレス、カウント2。そのままタイガーにタッチしようとするが玉田がバックを取ってジャーマン。文子カニばさみで玉田を倒す。玉田まだ逃がさない。文子体をひねって延髄蹴り、ようやくタイガーにタッチ。タイガーブレーンバスター、玉田着地してエルボー。タイガーラリアット、カウント2。玉田コーナーに振る。タイガー反転ボディアタック、玉田下からドロップキックで撃墜。玉田低空ドロップキック、矢樹も入ってタイガーのヒザにドロップキック。棒立ちのタイガーに玉田のローリングエルボー(左写真)、カウントはしかし2。

玉田は矢樹にタッチ。矢樹がロープに振って玉田がエルボー。矢樹ドロップキックからダイビングフットスタンプ(右写真)。玉田のダイビングフットスタンプをはさんで、

今度はダブルでダイビングフットスタンプ(左写真)。矢樹がカバー、カウント2。

玉田ミサイルキック、矢樹ミサイルキック、玉田ミサイルキック、矢樹もう一発ミサイルキック(右写真)からカバー、カウント2。

見かねた文子がカットに入る。玉田がこれを押さえる。矢樹はタイガーを座らせて首を押さえつけている。またマスクはぎ?いや違う。腕を固定してスリーパーで締め上げている!(逆方向ですが左写真)ほどなくタイガーが右手でタップ!

矢樹(14分28秒 バッファロースリーパー)タイガー

(村山レフェリーは「フェースロック」と本部席に伝えましたが、本人が「バッファロースリーパー」と言っていますので、公式Webとしてはこちらに統一します)


意表を突く矢樹の秘密兵器が大一番で出た!しかも相手は宿敵タイガードリーム!ともかくも、これにより矢樹&玉田組は初代TWINSTAR OF ARSION王座に。

勝者に贈られたのはベルトではなくガウン。矢樹は「パートナーが玉田さんだったから勝てた」玉田は「結果として自分が負けて足を引っ張りそうになったけど、最後は絶対勝つという強い気持ちを持って臨んだ。(矢樹に)ありがとうございました。」と。確かに急造チームだし、矢樹はフリー参戦ということもあって一緒に練習する時間も限られていた、が、このチームは「タッグマッチ」を一番考えて、自分らが「タッグチーム」になることを目指していた、その差が出たんだと思う。かと言ってダブルのミサイルキックやトンパチ殺法のような形にこだわりすぎることも今日はなかったし。

12/18・横浜での府川&大向組との「決着戦」に二人はタイトルを賭けて臨むそうです。

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