大日本7/25後楽園大会



今日のお目当ては生「熊」と「猿」だったりする。新川崎を見て「気になる」度は上がっているが、そんなに危ない試合もなさそうだし。


第1試合 葛西純 vs伊東竜二

コーナーから走り込んでロックアップ。おー、元気だ。腕の取り合い、タックルからヘッドロックというオーソドックスなスタート。伊東はまだ細身ではあるが、ドロップキックのフォームはなかなか(左写真)。葛西がエルボーからコーナーに振ると反転ボディアタック。伊東さらに串刺しドロップキック。葛西「調子に乗るな!」と叫んでエルボー。

葛西ボディスラムから逆エビ。コーナー振ってショルダータックル、ノーザンライトスープレックスは2カウント。コーナー上り、フロッグスプラッシュのようなフォームのダイビングヘッドバット(右写真)、カウント2。伊東は立ち上がるとカカト落とし、ギロチンドロップ。カバー、2カウント。5分経過。

伊東ミサイルキック、ジャーマン(左写真)。しかし2発目は葛西も受けずにキック連打。葛西がお返しのジャーマン、葛西はカウント1で起こすと、

最後は急角度のキャメルクラッチ(右写真)で葛西の余裕勝ち。

葛西(6分17秒 キャメルクラッチ)伊東


第2試合 アンドロメダ vs マルセラ

北側ヒナ段の一番上でアルシオンに参戦したルチャドーラ達が見てる。マリー以外はわからんけど。序盤はルチャルチャな攻防。アンドロメダがヒザ固めを見せる。マルセラモンキーフリップ、互いにドロップキックを打ち合ってポーズ。アンドロメダ逆片エビ、マルセラロープ。5分経過。

アンドロメダロープに振ってタックル。ロープワークからマルセラはコルバタでアンドロメダを落としてプランチャスイシーダ。

リングに戻ってマルセラはストレッチボム(左写真)、カウント2。バックドロップも2。アンドロメダはカサドーラでカウント2。

マルセラがコーナーに上る。アンドロメダは雪崩式のカサドーラ(右写真)。昼のアルシオンのSKY決勝戦のフィニッシュ技だが、スピードと見栄えが全然違う。マルセラ2で返す。アンドロメダバックドロップ、これも2。さらにリバーススプラッシュ、ミサイルキック。いずれも2。アンドロメダダイビングプレス、マルセラかわしてミサイルキック、カウント2。10分経過。

マルセラショルダースルーからカウント2、ムーンサルトプレス(左写真)も2。マルセラパワーボム、これも2で返すアンドロメダ。しかし最後はライガーボム、3カウント。

マルセラ(11分46秒 エビ固め)アンドロメダ

比べるもんじゃないんだろうけど・・・・・。


第3試合 『神風』&MEN’Sテイオー vs 大黒坊弁慶&アブドーラJr小林

この試合、メモが眠り文字なんで試合経過を書けません。

最後は13分17秒で弁慶組の勝ちだが、誰が誰を押さえたかも書いてない。


第4試合 松崎駿馬、チャビンガー、テリブルテッド・ブラックベアー vs ジ・ウィンガー、シティーモンキー、スパイダーマン

生で「熊」見るのは初めてだー。

チャビンガー、マイクでみちのく参戦の顛末を披露(左写真)。

「サスケが『ふく面ワールドリーグは各国の代表が出てるんだ。お前はどこの国だ?』って言うからオレは言ってやったよ。群馬県だ!ってね。」

寒。

「そしたら、『群馬県は国じゃない』ってさ。いいよわかったよ、4年後に出てやる!」

寒寒。

そして期待のシティーモンキー入場。見ての通りの猿(右写真)。練習生が捕虫網で捕らえようとするが、捕まえることはできない。

そしてこれがスパイダーマン(そのまんま)。


先発はウィンガーと松崎。猿にタッチするとチャビンガーが出る。チャビンガー、ポップコーンで猿をおびきよせると2人と1頭で袋叩きに。5分経過。

猿と熊の闘い。

この中に入ってる松崎がなんか不憫である。

猿にベアハッグ。

猿はルチャの心得があるらしく、コーナーに上ってはヴァーゴンのようにただ降りるのではなく、飛び技を見せる。期待通りに「モンキーフリップ」3連発も。さらにはトップロープノータッチトペコン(右写真)。

チャビンガーは雪崩式ブレーンバスター(左写真)、フィッシャーマンバスター、ライガーボムで猿をフォール。

チャビンガー(11分46秒 エビ固め)シティーモンキー


第5試合 山川竜司&マイク・サンプラス vs シャドウWX&本間朋晃

山川、南側通路からスポット浴びて登場(右写真)。サンプラスももうひとつの出口から現われ、二人でガッチリ腕を組んでリングへ。

博多では同一カードでタイトルマッチだが、今日はノンタイトル。先発は山川と本間。ロックアップしてロープに詰める。クリーンブレーク。再度ロックアップ、本間ニー、エルボー、パンチ、チョップと打ちまくる。山川機先を制せられて防戦一方。本間ロープに振ってクロスチョップ。本間スリーパー。山川切り返して張り手。本間も打ち返す。山川サンプラスにタッチ。

サンプラスは本間を相変わらず子供扱い。背中にパンチを入れると場外に放り出す(右写真)。そしてすぐ山川にタッチ。本間は山川をコーナーに連れて行ってWXにタッチ。WXはパンチ、キックで山川を圧倒。山川サンプラスにタッチ。サンプラスはWXも場外に出して観客席に投げ込む。東の階段席の一番上まで上り、裏の通路に落とす。すげ。さすがに体格の違いは大きい。WXもイスで反撃。両者リングに戻ってそれぞれのパートナーにチェンジ。5分経過。

本間と山川手四つになるが本間はすぐ山川を場外に出す。WXが場外でイス攻撃。山川を戻し本間串刺しラリアット、合体でフェースクラッシャー。本間ブロンコバスター(左写真)。この技もすっかり流行技になってしまった。WXパンチ、ラリアット。2vs1状態続くがサンプラスはなかなか助けに入らない。本間串刺しエルボー、フェースクラッシャー、カウント2。

WXがイスを持ち込む。本間イスアタック、山川かわすがWXがラリアット。ピンチ脱出ならず。本間パイルドライバー(右写真)からスリーパー。WX入ってパワーボム、これはさすがにサンプラスカットに入る。10分経過。

本間が場外に机をセットし、サンプラスを観客席に連れ出す。その間にWXは山川をエプロンから机目掛けてパワーボム、のはずなんだろうが中途半端に持ち上げて中途半端に落とす(左写真)。リングに戻りドロップキック、TKO、本間のダイビングヘッドバット、カウント2。WXロック、サンプラスがしていたネクタイを外してWXの首を絞める。

本間シャリマ・ティー(だっけ?新技)、カバー行かずロープに振る。山川キックで返しリバースタイガードライバー、サンプラスにタッチ。本間エルボー打ち合いからバック取ってジャーマン。ボディスラムからダイビングヘッドバット、カウント2。コーナー上るがサンプラスはデッドリードライブ。山川入ってニールキック、サンプラスラリアット(右写真)、WXカット。

山川がWXにラリアット。本間にダブルでラリアット、サンプラスカバー、2カウント。山川はWXを場外に落としてトペコン。サンプラスは本間をロープに振り、ラリアットで本間を一回転させて(左写真)3カウント。

サンプラス(16分38秒 体固め)本間

前哨戦は意外にあっさりめ。さて本番はどうなるか?


第6試合 市来貴代子&中野知陽呂 vs シャーク土屋&クラッシャー前泊

中野と市来がゴング前に奇襲を掛け、猛毒隊を場外に叩き出すが場外ではあっさり形勢逆転される。リングに戻り前泊ラリアット、市来かわしてドロップキック。しかしクロスボディは受け止められて叩き付けられる。前泊ダブルアーム式フェースバスター、フライングソーセージ、カウント2。ショルダースルーは市来が回転エビに切り返すが、前泊はヒッププレス、市来かわして中野にタッチ。ダブル攻撃仕掛けるが前泊は2人まとめてラリアット。土屋入ってラリアット。中野キック、ソバット、延髄蹴りで場外に出す。5分経過。

中野が東側客席に2人を連れて行く。市来は南側客席を駆け抜ける。バルコニーか?セコンドが総出で東側に。ややあって市来が姿を見せる。飛んだ!(見えにくいけど左写真)。市来、さらにしばらくして前泊を連れてリング復帰、ウラカン・ラナで2カウント。市来延髄ニー狙う、前泊かわしてラリアット、市来ブロックして低空ドロップキック。イスを持ち込んで前泊を座らせてドロップキック。市来ダブルリストアームサルト、2カウント。中野にタッチ。

中野ニードロップ、市来もニーアタック。しかし土屋が有刺鉄線スティックでカット。さらにスティックで連打。大日本軍の動き止まる。10分経過。前泊マイク「お前ら!こんなんで終わりか?オレたちはいつ帰ってもいいんだぞ!」猛毒隊は市来にダブルタックル、サンドイッチラリアット、カウント2。

猛毒隊ダブルインパクト(左写真)、中野がカット。すると中野にダブルでバックドロップ。市来はスクールボーイに行くが丸め込めず。前泊ショルダースルー、市来回転エビに。中野キックでサポート、カウント2。前泊がノド輪に。市来これも回転エビに切り返す。これも2。

前泊ラリアット、土屋ツッチーボム、中野がカット。中野にもイスの上にツッチーボム。うつぶせになった市来に前泊と土屋はイスの雨を降らせる。しかも勢いを付けて叩き付けるのではなく、持ち上げてレフェリーの反則が4まで進んだら手を放して市来の上に落とす、という感じで(右写真)。市来動けず。仕方がないので猛毒隊はレフェリーをイスで一撃して反則負けにしてもらう。

市来(15分52秒 反則)土屋

猛毒隊、中野が去った後、四方の観客に土下座してあやまる市来。あやまられても仕方ないし、そんな態度ではバルコニーダイブの価値も下がると思うんだが。


第7試合 インターナショナル・8メン・スクランブル選手権試合

参加選手は山川竜司、シャドウWX、本間朋晃、マイク・サンプラス、アブドーラ・ザ・ブッチャー、アブドーラJr小林、MEN'Sテイオー、グレート小鹿の8人。ルールは先発2人(山川と本間)が最初に戦い、あとの6人はコーナーに控え、誰とタッチしても構わない、勝負は一本勝負、最初に取ったもんの勝ちというもの。WWFでいっぺんやった4コーナーズ・マッチに似ているが、あれは一応勝利「チーム」という扱いだったからなあ。今回はもっとわかりにくい。

先発は休憩時間にくじで決まった山川と本間。だが、ブッチャーがルールを理解していないのかコーナーに下がらず臨戦態勢。小林がなだめてブッチャーを下げる。山川は本間にタックル、ボディスラム。本間早くも小鹿にタッチ。小鹿はすぐにサンプラスにタッチ。サンプラスはパートナーの山川相手にどうするか?と思ったら遠慮なく攻撃。山川「おいおい」といった顔をしてテイオーにタッチ。サンプラスはテイオーにエルボー入れてブッチャーにタッチ。

ブッチャートーキックから場外戦に。場外戦になるとみんなコーナー離れるんでわけわからなくなる。その後も目まぐるしくタッチが行われ、気が付くとテイオーはブッチャーの凶器で耳から流血(左写真)。ちゃんとブッチャーも「テリー再現」してあげてるじゃないか。ブッチャーはWXも凶器で流血させる。WXは本間にタッチ。

本間が小林にタッチしたことにより、ブッチャーvs小林という局面に。2人しばし見つめ合う(右写真)が、小林がチョップ、ブッチャーは地獄突き。小林フラつく振りしてWXにタッチ。WX逃げなきゃ。センスねえなあ。ブッチャーまた場外戦。いろいろあって山川vs本間に。山川リバースタイガードライバー、WXがカット。10分が経過。

山川が小鹿にタッチ。小鹿本間にキチンシンク入れてテイオーを呼び込む。2人でファンクス風パンチ(左写真)。ダース・モールの格好してファンクスもないもんだが。テイオーはWXにタッチ。WXは本間に腰投げ、ラリアット。WXは小林にタッチ。小林パワーボム、WXカット。小林はサンプラスにタッチ。サンプラスは本間をボコボコにして場外のブッチャーに渡す。この2人、仲いいのか?ブッチャーは本間も流血させる。

リング内では小鹿が唐突に小林をアームロックに極める(右写真)。山川がカットするが、勝つ気だな、小鹿。

大流血の本間の頭を踏みつけるサンプラス(左写真)。

さらにランニングネックブリーカードロップ連発(右写真)。カバーは全員がカット。サンプラス小林にタッチ。小林ヘッドバット、パイルドライバー打ってサンプラスにタッチ。

サンプラスはラリアットで本間を倒すとブッチャーにエルボードロップ打たせる(左写真)。カバーは5人がカット。ブッチャーもう一発エルボー、小林がプレス、WXカット。

小林がコーナーに上がろうとしたところを小鹿が無理矢理タッチして低速ラ・マヒストラル(右写真)、これは誰もカットせず3カウント。

小鹿(20分1秒 ラ・マヒストラル)本間
※小鹿、初代王者に。

ベルトを掲げてアピールする小鹿。マイク「やる以上は、このベルトはオレのもんだ。防衛戦はオレのコンディションのいい時にやる。今度いつやるかわかんねぇ。(会場爆笑)おいブッチャー、強いだけじゃベルト取れないんだよ。よーく覚えとけ。」

ブッチャーにベルトを見せびらかす小鹿。やられたなぁ。



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