DDT 10/4 大田区民プラザ大会



今日のDDTの大田区民プラザ大会は座席があるのかないのか指定なのか自由なのか全然わからないので早めに行くことにして、2時に家を出る。3時前に下丸子駅に着く。駅でカイエンターイ少年に会う。地下の体育室に行くが、チケットを売ってる様子がない。3時半を回り、ようやく開場。入り口で金を払って手にスタンプを押してもらう形式だった。で、中はシートがしいてあるみちプロ方式。座るのは楽でいいが、見え方はちょっと難あり。

4時5分、入場式開始。照明が途中落ちる。ほどなく復活するが、ちょっと暗い。見る分には影響ないが、デジカメはちとマズいなあ(見ての通り)。
「ファン感謝デー」ということであったが、前回のような企画は考えてなかったそうで、急遽高木とサニー金子によるトークショーのみ。「今回はカードでファン感謝の意を表した」という高木の言葉通りなのだが。話の内容は、11月17日のDDT以降、北沢タウンホールのプロレス団体への貸し出しがなくなることが正式決定したが、DDTとしては世田谷区長に署名を持参して会いに行く、と。代わりとなる会場は2、3候補が挙がってるがまだ発表はできない、12月(または年明け)に本興行とは別の「DDT、なんぼやねん?」(試合終了後に金を支払うという危険な企画)をやるつもりだが、それが12月にできない場合は11月17日の北沢が年内最終興行になる、とのこと。観客からの質問は「来年総選挙があるようだが出馬するのか?」「自由連合から話があればします。」「ナオミ・スーザンは誰に付くのか?」「決まってない。修業が必要だろう。通訳も。」程度。逆に高木の方から「リングインタビュー、どうですか?」の質問。概ね好意的だったが、理由を聞くと「6時半には会場に着けないことが多いから、あれやると試合が遅れていい」という「聞いてないんじゃねーか!」なお答えが。否定派代表の意見は「サニー金子氏はもっと真摯に対応すべきだ」。これに対しサニーは「私は法に規定された表現の自由のもとにやっている」とあくまで強気。高木が売店にいた二瓶組長をリングに上げる。なんかまた腰の具合が悪いそうで。しかし高木の交渉により、次回北沢では二瓶組長がリングインタビューの「聞き手」になる予定。楽しみ。


第1試合 西野勇喜(SPWF) vs 勇作

勇作がまず腕を取る。西野切り返す。西野がネックロックに移行、勇作切り返す。そのまま後方にネックチャンスリードロップで投げる。カバーするが、カウントは1。勇作アームロックに行くが、西野は脱出して立ち上がり、ストンピング。勇作も立ち上がりチョップ合戦。音は西野の方が上。勇作キック。西野もキック連打で返す。勇作ヘッドバット。西野はコーナーに詰めてチョップ。勇作も返すが西野のチョップにダウン。西野串刺しドロップキック。勇作切り返してコーナーに振り、フェースクラッシャー。コーナーに駆け上ってリバーススプラッシュ、西野の足はロープに。勇作リバースDDT、カウント2。勇作ラリアット2発、スパインボム。いずれも2カウント。勇作もう一発ラリアット。西野もラリアットで返す。西野ヘッドバット連発。助走を付けてヘッドバット。勇作倒れる。5分経過。西野もう一発ラリアット入れて、サソリのような体勢から相手を引っくり返して固める技(新聞によるとリバーストランキライザーというらしい)でギブアップ勝ち。

西野(5分19秒 リバーストランキライザー)勇作

勇作も悪くはなかったが、時間短かったしなあ。



第2試合 矢口壹琅&エキサイティング吉田(神格闘十字軍)vs 覆面長太郎&地獄ソルジャー

これが「覆面長太郎」。

地獄ソルジャー。正拳の構えを繰り返し、さらにターンバックルに向かってシャドーボクシング。

矢口、入ってくるなり「楽しいなあー、今日は!」どうしたんだ?

その矢口を挑発するべく、二瓶組長が矢口ファンを襲う(左写真)。

「うさぎ」のかぶりものを強奪した組長、自分でかぶってみる(右写真)。でも矢口に「意外に似合うぞ」などと言われてすぐ取る。

矢口、長太郎に向かい、「お前、誰だ?」長太郎「それは言えねえ。」矢口「お前、東京トム太郎だろう。(一部笑)80人が知ってれば十分だ。」ネタ元はNiftyか?選手コール。キムタク、「カモ、覆面長太郎〜」とやって長太郎に詰め寄られる。先発は矢口と長太郎。矢口、長太郎のパンチを嫌ってロープから顔を外に出す。長太郎「なんだよなんだよぉ!」そのままやんか。長太郎コーナーに詰めてパンチ、矢口ヘッドバットで応戦。捕らえてボディスラムからマウントパンチ。ここでカットに入った地獄ソルジャー、回転パンチで矢口を攻める。ん、いや、「回転」パンチではないなあ。パンチしてその勢いで回転してるから「パンチ回転」か。いずれにしろ意表を突く大技だ。矢口エルボースマッシュからアキレス腱固め。地獄今度は両方のポケットを指でつまんでの両足ステップキック。これも凄い。矢口アームロック、地獄ギロチン。あ、これは普通だ。矢口コーナーに長太郎を連れ帰り、マスクに手を掛ける。長太郎「正体バレるじゃないか!」

吉田入る。長太郎のフックがヒット。ダウンカウントは7。吉田タックルで倒してアキレス腱固め。矢口も入ってアキレス腱固め。吉田リリースして長太郎の足にヘッドバット。地獄、また「チョップ回転」でカット。5分経過。矢口入ってレッグロック。地獄ポケットつまみキックでカット。長太郎、地獄にタッチ。矢口ロックアップしてコーナーに詰めチョップ連打するが、地獄はパンチ(打つ毎に回転)で反撃。吉田入って地獄を倒すと矢口と2人で股裂き、そして急所ギロチン。しかし地獄は立ち上がると吉田にポケットつまみキック(右写真)。ギロチンドロップを落とすと吉田の頭をぺしぺし叩く。長太郎にタッチ。パンチがヒット、吉田ダウン。ジェントル高久のカウントが遅い、と二瓶組長がリングアナのマイクを奪ってカウントする。吉田が立ち上がると上から背中にパンチ、またダウン。今度は7カウントで立つ。矢口入る。吉田とダブルのクロスライン。長太郎これをかわして2人にラリアットに行くが、逆にハネ飛ばされる。矢口インディアンデスロック。地獄ソルジャーが入るが、何もせずにコーナーに帰る。10分経過。矢口長太郎をおちょくるようにヒゲダンス。起こしてブレーンバスター、カウント2。吉田がロープ飛び越えギロチンドロップ、さらに「気合いだ〜!」エルボードロップ。吉田コーナーに振って串刺しエルボー。しかし長太郎は2発目をカウンターパンチで返す。ようやく地獄にタッチ。
吉田を蹴っては倒れ、走ってはつまづく地獄。まさに地獄ワールド。ブレーンバスターからキャメルクラッチ、さらにワキ固めといった正攻法も見せる地獄。ボディスラムからカバー、カウント2。地獄、ヘッドバットを打ってはまた回転。さすがにやり過ぎて疲れたのか吉田が形勢逆転する。吉田ショルダーネックブリーカードロップを打って矢口にタッチ。矢口ダブルアームスープレックス、ダブルアームDDT、カウント2。コーナーに詰めてパンチ、地獄は長太郎にタッチ。長太郎パンチ連打。矢口ダウン。15分経過。両チームチェンジ。地獄がラリアット。やっぱり回転。パイルドライバー、これは普通。2発目は吉田リバースする。矢口入る。吉田と地獄にダブルチョップ。入ってきた長太郎にもダブルチョップ。前後から地獄にモンゴリアンチョップを浴びせて祈りのポーズ。吉田地獄にサソリ狙うが地獄は長太郎にタッチ。矢口入って長太郎にバックドロップ(左写真)、2カウント。長太郎はブレーンバスターを首固めに切り返す。しかし矢口の足がロープにかかる。長太郎ロープに振ってパンチ、矢口かわしてラリアット、最後は神霊矢口の渡しで勝利。(そういえば矢口渡はここから2駅)

矢口(19分2秒 神霊矢口の渡し)長太郎

長太郎マイクを取り、「俺は負け認めないからなあ!俺はギブアップしてないよ!」
矢口それには触れずに「DDTのみんなはマイクが多すぎますね。みんながマイクに走るので、私は無言を独占させていただきます。」ちょっと元ネタが古いかな?

吉田怒ったように「おい、長太郎!覆面かぶって強いのは宇宙パワーだけなんだよ。覆面かぶって負けてりゃ世話ねーだろう。覆面かぶってる間にスクワットの10回もやってみろ!」で、自分がスクワット12回(組長がカウント)やる。

矢口、「長太郎、もっとプロレスは楽しくやりなさい。吉田も言ってたけど、マスクかぶって強いのは宇宙パワーと吉田のピーーーーだけだ。これが愛だバカヤロウ!」マイクを投げ捨て、「1、2、3、愛だー」なしで帰る矢口。2回連続でマイク低調。DDT(のマッチメーク)に対する不満か?


第3試合 タノムサク鳥羽(二瓶組)vs アジアン・クーガー

「チーム・クーガー」(仮称)の西野、船越がクーガーのセコンドに付く。鳥羽、軽くジャブ、ローキックを出していく。クーガーかわす。クーガー鳥羽を倒していきなりギロチン、鳥羽かわす。鳥羽首を捕らえてヒザ蹴り連打(右写真)。クーガーは胴タックルで抱え上げ、叩き付けると逆片エビに。鳥羽ロープエスケープ。鳥羽パンチ。クーガーかわして体を横抱きにするとサイドスープレックス、カウント2。ストンピングを入れてロープに振ろうとするが、鳥羽は振られるのを拒否。無理矢理振ると鳥羽はリング中央で切り返してクーガーのボディにヒザ。動きの止まったクーガーにパンチ。頭が下がったところにカカト落とし、ダウン、8カウントで立ち上がったところにミドルキック、パンチ、またダウン。また8カウント。クーガー次のミドルキックはキャッチしてフィッシャーマンバスターに持って行く。クーガーは鳥羽をコーナーに振って串刺しニールキックを狙う。鳥羽かわしてクーガーはエプロンに着地。そこに鳥羽のハイキックがヒット。クーガーはエプロンでダウンカウントを数えられる。7でようやく立つ。

鳥羽もう一発ロープ越しのハイキックを狙う。クーガーかわして鳥羽の足がトップロープに引っかかる。そこにクーガーギロチンドロップ。倒れた鳥羽にロープ越えギロチン、さらに鳥羽の首をエプロンまで引きずり出してギロチン(左写真)。いつものようにリング下まで落ちていかないからおかしいな、と思ったが、後で三上選手に聞いたらこの会場は場外への飛び技は禁止だそうで。クーガー突っ込む。鳥羽裏拳。鳥羽エプロンに出てスワンダイブニールキックを狙うがクーガーかわして自爆。しかし鳥羽すぐに立ちあがりパンチ。クーガーかいくぐってバック取るがバックエルボー、ソバットでブロックされる。鳥羽、パンチ、裏拳連続ヒット。クーガー無理矢理捕まえてバックドロップ。両者ダウン。ジェントル高久のカウントが進む。鳥羽は9で立ってコーナーに。クーガー立てない。

鳥羽(5分13秒 KO)クーガー

自分の放った技の後でKOを宣告される、という珍しい結果になったが、その前の鳥羽のラッシュがあったので、この高久のジャッジは正しかったと言える。クーガーも負けを認めて勝者・鳥羽の手を挙げる。鳥羽、DDTのリングではシングル初勝利かな?


第4試合 佐々木貴 vs 黒影

ゴングがなってもにらみ合いを続ける2人。胸を突き合い、ロープに走る。ショルダータックル(2回)は互角。3回目、佐々木は走らずに黒影をカニばさみで倒してフェースロックに。黒影切り返して十字固めに。佐々木立ち上がる。黒影腕を放し、下から足を取ってアンクルロックに。さらに逆片エビに移行しようとするが佐々木は下から崩してヒザ十字に。黒影ロープ。そのまま場外に出て間を取る黒影。リング復帰。手四つからリスタート、と思いきや佐々木が黒影のヒザに低空ドロップキック。さらにドラゴンスクリュー2連発からもう一度低空ドロップキックを放って4の字固め(右写真)に。黒影ロープエスケープ。佐々木アキレス腱固め、黒影顔面を張る。佐々木張り返す。両者立ち上がってチョップ合戦。黒影はキック連射。佐々木はソバットで返してロープに振ってカウンターのドロップキック。高速ブレーンバスターからカバーに行くが、カウント1で返す。コーナーに詰めてキック、対角線に振って串刺しジャンピングニー。2発目切り返して逆にコーナーに振り、黒影串刺しキック。さらに串刺しラリアット2発。黒影高速ブレーンバスターお返しし、パイルドライバーからカバー、2カウント。黒影バックドロップ、これも2カウント。5分経過。

黒影ドクターボム、佐々木2で返す。黒影ラリアット。もう一発。佐々木カウンターでキック。ソバットから佐々木もラリアット、カウント2。フィッシャーマンバスター、これも2。佐々木ラリアット、黒影かわして裏投げ(左写真)。黒影DDTに行くがちょっとスッポ抜け気味。黒影佐々木をコーナーに乗せ、雪崩式ミステリオラナ、これもちょっとスッポ抜け。しかし佐々木を落とすことには成功、カバー、カウント2。黒影ツームストーン、カウント2。ドラゴンスープレックス、これも2。黒影トップロープに上がりムーンサルト、佐々木よけようとするがよけ損ねて腰に食らう。ダブルダウン。佐々木先に立ちあがり、トップロープから延髄ニー。佐々木投げっ放しジャーマン。再度バック取る。黒影切り返す。佐々木さらに切り返してスモールパッケージで丸め込む、カウント3。

佐々木(8分50秒 首固め)黒影

佐々木マイク、「俺と黒影の試合はこんなもんじゃねえだろ!なあ、黒影。これからも、お互い上目指して、DDT盛り上げようじゃねーか!」

黒影握手に応える。

技のミスがなければねー、気迫は感じられたけど。



第5試合 三上恭平 vs 菊澤光信

腕の取り合い、バックの取り合いでスタート。菊澤が投げると三上もホイップで返す。菊澤足取るが、すぐに首に行く。三上首取り返す。三上腕取って、グラウンドでアームロックに。三上ストンピングを入れてサーフボードストレッチに。リリースして、ロープに振ってドロップキック。鮮やか。カバーは2カウント。三上再度腕を取る。菊澤レッグロックで切り返す。菊澤リリースしてカウンターのドロップキックのお返し。ボディスラム打ってトップロープからひねりを加えたプレス、三上の顔面直撃。5分経過。チョップ合戦。菊澤ブレーンバスターでカウント2。逆片エビに捕らえる(右写真)が、三上はロープに逃げる。そのまま場外に出て息を整える。

三上が戻ってきたところに菊澤キック、チョップ。串刺しラリアットに行くが、三上はかわして人工衛星ヘッドシザーズホイップ。三上ロープに走る。菊澤ハネ上げてマットに落とす。菊澤走る。三上飛びついてミステリオラナ。さらにトップロープからフランケンミカミ、カウント2。さらにラリアットでカウント2。しかしロープに走ってのウラカンラナはライガーボムに切り返される。菊澤スイングリバースDDTからムーンサルト(左写真)、三上のヒザを狙った様子。しかし三上2で返す。10分経過。

菊澤雪崩式の技を狙って三上をトップロープに。しかし三上は上がってくる菊澤を落とすとダイビングボディアタック。コーナーから走る三上、菊澤捕らえてタルサンボム!そのまま変形のストレッチに固め(右写真)、ギブアップ勝ち。

菊澤(11分16秒 タルサンロック)三上

菊澤マイク、「三上、こないだの借りは返したぞ、またやろう。俺と三上はユニバでちょっと一緒だったんです。その三上と闘うチャンスをくれた木村さん、高木さん、ありがとうございます。10月12日からメキシコに行ってきます。(三上に向かって)11月、戻ってくるから!」

期待通りの好試合だった。マイクもGood。



休憩前、突然木村リングアナから「今日打ち上げやります」というアナウンス。先着40名ということ。ちょっと迷ったが、前回かまだ屋に行ってない私としては今回はやはり逃せない、ということで3500円払って参加を決める。打ち上げは近くの中華料理屋で、8時半からということ。

第6試合 スーパーライダー vs ファントム船越(SGP)

これも期待の一戦。ライダーはいつものステップ。船越は低いタックルでその足を取りに行くがライダーかわす。2度目、ライダーはタックルを切ってバックに回る。船越腕を取る。ライダーはヘッドシザーズで切り返す。一旦ブレーク。手四つから船越は腕を取り、自分の体をまわして腕をひねり、ライダーをテイクダウン。ライダー切り返して十字に。船越立ち上がって逆に十字に。ライダー立ち上がる。ライダーローキック。船越3発目をキャッチしてライダーを倒し、インディアンデスロックに。当然腰振りも。弓矢固めに移行するが体勢崩れてライダーはロープへ。船越低空ドロップキック2発からヒザ十字。ライダーロープエスケープ。船越はライダーのヒザをマットにぶつけ、アリキックでライダーを崩すとアキレス腱固め。ライダーはカカトで蹴って脱出。ライダー立ってソバット。船越2発目をキャッチして裏アキレス腱固めに。ライダーロープ。

ライダー、ロー、ミドル、ハイと船越にキックをヒットさせる。ロープに振ってフライングクロスアタック。エルボードロップはカウント1。ライダー船越を外に出すといつものロープくぐりフェイント。さらにスライディングキックに行くと船越はその足をキャッチしてエプロンから出し、鉄柱4の字に。リングに戻って逆エビ(右写真)。ライダーハネ返す。船越ヒザ十字に移行。ライダー立ち上がるが、船越は足を絡めて倒し、アキレスに。ライダー切り返し弓矢固めに。しかし船越は身を翻して上になり、フォールの体勢、カウント1。船越スリーパー、ライダー下からキック。ライダー立って、痛む足でロー、ミドル、ソバット。船越片足タックルからレッグロック。ライダー切り返してエビに固める。船越上になって、V1アームロックからワキ固め。ライダー回転して脱出し、ヘッドシザーズ。船越首を抜いてライダーの足をたたむ。10分経過。

手四つから力比べ。ライダー身を沈めてコークスクリューシザーズ。船越足から着地する。すぐにドロップキックに行くがライダーかわす。ライダーミドルキック、船越2発目をキャッチしてヒザにエルボー。逆片エビに(左写真)。ライダー蹴って脱出。ライダー船越をブレーンバスターの体勢に捕らえるが船越はワキ固めに切り返す。ライダー回転して脱出。船越ボディスラムで叩き付け、コーナーからミサイルキック。
船越はライダーをコーナーに振り、串刺しラリアット。そのままライダーをコーナートップに上げ、雪崩式のフロントスープレックス(右写真)、カウント2。ライダーの背後から足を掛けて、必殺ジャパニーズレッグロールクラッチ、しかしライダー返す。船越もう一度串刺しラリアット、ライダーかわしてチキンウィングフェースロック。なんとかロープに逃れる。

ライダーキック連打。ノーザンライトスープレックスを打ってコーナーに上る。立ち上がる船越にライダーキック(声付き)、カバーはカウント2。ライダーバック取る。船越取り返す。ライダー切り返してエビに(左写真)。船越またバックを取る。ライダービクトル投げから固め、ついに船越タップ。

ライダー(14分45秒 ビクトル式ヒザ十字固め)船越



第7試合 スーパー宇宙パワー vs 高木三四郎

高木の視線の向こうに宇宙。(のつもりで撮った写真だが、もひとつ構図がよくない)まずは探り合いからスタート。宇宙軽くパンチ、ローキックを出していく。高木かわしてタックル。宇宙切って下から十字に取る。高木腕を抜く。宇宙ガードポジションのような感じ。高木足を取る。宇宙すばやく体勢を入れ替えて上になる。宇宙ヒザ十字。高木ロープエスケープ。宇宙張り手。高木張り返す。高木ヒザ蹴り。宇宙もヒザ蹴りで返す。高木組み付くが宇宙腰投げで頭から落とす。ダウン。カウント6まで進む。

宇宙スリーパー、高木レッグロックに。宇宙十字に。高木体を起こす。高木掌底、ヒット。ヒザ蹴りからドロップキック、宇宙倒れない。再度ヒザ蹴りからドロップキック。それでも倒れない。ダブルアームスープレックスで投げてアームロックに行くが、宇宙は逆に下からアームロック(左写真)。宇宙十字に移行、高木ロープ。宇宙高木を蹴りまくる。高木立ち上がり、宇宙の腕を取ってアームロックホイップ、十字に行く。5分経過。宇宙は腕を抜いてマウントを取る。宇宙がちょっと腰を浮かすと高木返そうとするが、そこをスリーパーに取る。ワナ? 宇宙立ち上がってヒザ蹴り。ロープに振ってラリアット。高木間を取る。組み付いてアームロックに取り、押し倒す。宇宙ロープに。高木逆片エビ固め、宇宙腕立て伏せを見せて余裕でハネ返す。宇宙ローキック。効いてる。さらにロー連打。高木ダウン。カウント6で立ち上がる。高木首を取りに行く。宇宙崩してレッグロック、高木ロープ。宇宙ロープに振ってラリアット、高木かわして逆にラリアット。2発目で宇宙を倒す。

高木ブレーンバスターからトップロープに上り、ミサイルキック。カバーは宇宙の足がロープに。高木宇宙の腕を固めてDDT、すぐに十字に。宇宙ロープ。この攻撃は功を奏したよう。高木もう一発腕折りDDT、ワキ固めに(右写真)。宇宙回転して首を取る。宇宙マウント。高木無理をせずロープに。10分経過。

高木宇宙をダブルアームに捕らえると、後方に投げるかと思いきや、前にフェースバスター(ペディグリー?)。さらにパワーボム、カウント2。ノド輪落としを決め、デンジャラスドラゴンスリーパータカギに。宇宙決まる前にロープに。高木、ワキ固めをはさんで再度デンジャラスドラゴンスリーパータカギ、今度は決まった(左写真)。しかし宇宙エスケープ。

高木ノド輪落としを狙う。宇宙は大外刈りで返す。足を取るとアンクルロック(右写真)。高木ロープエスケープ。高木が起き上がるところに胸板にキックを入れ、タイガードライバー、カウント2で返す高木。宇宙キックを入れて首を取る。高木回ってエビ固め、カウント2。高木DDTの後、宇宙の足に自分の足を掛けて前転し、エビに固める。これも2カウント。高木ビクトル投げからフォールを狙う、宇宙2で返す。

宇宙ラリアット、高木かわしてバックドロップ。再度バックを取ってジャーマン、カウントは2。高木フルネルソン、宇宙ロープをつかむ。高木ホールドを放してスクールボーイ、いい攻撃に見えたが転がされた宇宙は下から三角絞め、そのまま十字でついにフィニッシュ。

宇宙(14分30秒 腕ひしぎ十字固め)高木

宇宙マイク。「勝ッチャッタ。・・・デモ、ヤット勝ッチャッタ。・・・・・・・・・・今日カラマタ、高木ト一緒ニ、DDTヲ作ッテ、守リマス。デモ壁ニハナルカラ。チカラヲツケナサイ、チカラヲ。」

高木と握手を交わす。

高木マイク。「今、ここにいるみなさんが、もう高木はどうしようもない奴だ、と見放しても、DDTのメインストリームは、俺が、宇宙を倒すまで、何年かかってもやります!(後半聞き取れず)」

高木、セコンドに付いていた正規軍全員と手をつなぎ、高く差し上げ、控室に。

惜しかった。宇宙も認めていたが、宇宙にさほど余裕があったわけでもない。しかし高木とてまだ持てるすべてを出したというわけではない。だからこそ、「次」に期待。

おまけ。

8時半から10時半まで下丸子の中華料理屋「鴨緑江」で行われた「打ち上げ」はファン20人くらい?に選手が高木、三上、佐々木、黒影、勇作、高井、菊澤、船越にナオミ・スーザン、ジャッジ金子らも参加して盛り上がりましたとさ。話の内容は特にここには書きせんけど。(写真はビールびん持って歩き回る船越大先生)


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