DDT 11/17 北沢タウンホール大会
"Dramatic Dream Townhall"



やはり「女性無料」とあって、女性客が多い。ほぼ定刻通りにスタート。今回より本部席にリングドクターが常駐することに。この「イノ」ドクター、リング上から紹介された際に「今度リングアナに任命」と言いそうになる。うーん、それでもいいようなちょっといいキャラ(失礼)。


第1試合 西野勇喜 vs 鴨居長太郎(二瓶組)

レフェリーがJd'を退団した浅野恵!なぜここに?まあ、8月の川口でも鴨居とは因縁あるけれども。鴨居も「なんでお前がいんだよお?」と迫る。西野が浅野レフェリーをかばう。浅野調子に乗って鴨居にビンタ、急所蹴り。

不満そうな鴨居。

西野のパンチで開戦。エルボー、ストンピングと攻め込む。ボディスラムからスリーパーにとるが、鴨居かんで脱出。浅野「かんだだろ!」鴨居「やってねえよ!証拠あんなのかよ!」浅野「あるよ!(腕の歯形をを指す)」モメてる間に西野立ち上がり鴨居に張り手。鴨居パンチ。西野張り手、鴨居パンチ。当然パンチの方がダメージ与えられる。鴨居さらにフック連打(左写真)。西野をロープに振って腕をぐるぐる回す鴨居。パンチか?と思いきやドロップキック。(やはり「ぐるぐるドロップキック」と言うのだろうか?)

さらにパンチ連打。コーナーに詰まる西野を見て浅野がブレークを命じる。鴨居「なんでだよ!」浅野「プロレスだから!」鴨居「何なんだよ、お前は!」浅野「レフェリーだよ!」8月に聞いたときは面白かったんだけどなあ>このやり取り。今日はいまいちだ。そこでまた回復した西野がラリアット。「決めちゃうぞ!」と叫んでノーザンライトボム。鴨居2で返す。西野ブレーンバスター、これも2。鴨居スクールボーイ、2カウント。西野バック取ってジャーマン(右写真)、これも2カウント。

西野、鴨居の両足を取るとリバーストランキライザー(左写真)に。鴨居ギブアップ。

西野(3分51秒 リバーストランキライザー)鴨居



第2試合 異種格闘技戦3分5ラウンド
タノムサク鳥羽(二瓶組)vs エキサイティング吉田

入場するやシャドウを見せる鳥羽。

この試合のレフェリーはIWAのマーティ浅見。キムタクがコールしようとした瞬間、ジャケット姿の二瓶組長と幻(カッコいい)がリングに上がり、そのまま幻がキムタクリングアナを拉致してしまう。んで、組長がリングアナに(左写真)。二瓶リングアナ、鳥羽と浅見をコールするが、吉田コールしない。吉田が不満そうな顔をすると「なんだよ、してほしいのかよ。」と言って「青コーナー、エキサイティング吉田。」と無造作にコール。

1ラウンド。鳥羽がパンチ、ローキックで攻める。吉田もローを返す。鳥羽ミドル。吉田キャッチして倒し、裏アキレス腱固めに。鳥羽ロープエスケープ。組長本部席から「早くブレークしろよ、この野郎!注意1。」。鳥羽またヒザ蹴り。そしてパンチ。顔面に入って吉田ダウン。組長のカウントが異様に早いが、それでも9で立つ吉田。鳥羽パンチ、キック。吉田捕まえるとパワースラム(右写真)。吉田レッグストレッチ。鳥羽はパンチで脱出を図る。吉田逆片エビに移行、鳥羽ロープ。

鳥羽パンチ、スピンキック。吉田捕まえてバックドロップ。鳥羽ダウン。当然のことだが今度のカウントは遅い。しかも「4」を2回言う。鳥羽立ち上がるとミドル、ヒザ(左写真)。吉田ダウン。レフェリーが5まで数えたとこで組長ゴング。マクマーンばりの強行裁定か、と思ったら単に1ラウンドの終了ゴングだった。

2ラウンド。鳥羽が攻める。吉田間合いを詰めてヒザで急所蹴り。組長「金的!警告!」吉田それを無視するように金的パンチ、金的ニースタンプ。組長怒ってエプロンに。鳥羽、それに気を取られた吉田の背後からハイキック。吉田ダウン。鳥羽うつぶせの吉田に馬乗りになって後頭部にパンチ連打。浅見ストップ。失神したようす。浅見は吉田に気合いを入れ、試合再開。吉田つっかかって逆に馬乗り。V1アームロックで締め上げる(右写真)。

鳥羽がギブアップしないと見るや十字に移行(左写真)。鳥羽がタップすると同時にエプロンから組長乱入、吉田に馬乗りになってヒジを落とす。止める浅見も突き飛ばす。吉田立ち上がり組長をコーナーに押し込む。幻が組長に加勢。組長はリングを下りるとマイクをつかみ、「ただいまの試合、ノーコンテストでタノムサクの勝ち!」と妙な裁定。そこに控室に拉致されていたキムタクが戻り、「ノーコンテストです!」組長、鴨居らに詰め寄られても「ダメです!誰が何と言おうとノーコンテストです!両者ともレフェリーに暴行しました!」しかし鳥羽は「さっきの腕ひしぎで僕はタップしたので、僕の負けです。」と正々堂々。吉田も鳥羽の態度で怒りを収める。組長マイク「おい吉田!神格闘十字軍とか言ってるが、矢口となんかあったらしいな? 解散して、オレんとここいよ。来る器量があるなら、天龍さんに話してやってもいいぞ。」吉田「組長の言葉はありがたくいただいとくよ。今日のお客さんは、熱い、異種格闘技戦を見たかったと思うんです。だから、どこのリングでもいいから、もう一度タノムサクとやりたいと思います!」



第3試合 ファントム船越&佐々木貴vs黒影&飛田将

試合前のカード発表時には触れなかったが、ライダーが「体調不良」で今日欠場、代打が飛田になったらしい(しかもサバイバル飛田ではなく飛田将)。で、今日は黒影に付くナオミ・スーザン(右写真)。レフェリーは浅野恵。鴨居の試合だけではなくこの試合も裁くとは意外。

コーナーで船越&佐々木(特に佐々木)の入場を待つ黒影。

先発は互いに意識し合う黒影と佐々木。最初はじっくり探り合い。手四つに組む。黒影が潜り込んで飛行機投げからハンマーロック。佐々木は立ち上がってホイップ、逆にアームロックに。黒影はカニばさみで倒してがぶる。佐々木切り返す。黒影手首をつかんで常にコントロール。一本背負いから十字。佐々木起き上がって逆に十字。黒影ブリッジから起き上がり、押え込む。佐々木カウント1で返す。これが2回。黒影腕を取って上腕部にエルボー、ワキ固めに。佐々木立ち上がってバック取る。黒影切り返す。黒影グラウンドでヘッドシザーズ、佐々木返して上に乗る。ブレークしてストンピング。手四つで再開。しかし今度はグラウンドにはいかず佐々木が低空ドロップキック。ドラゴンスクリューからヒザ十字、飛田がギロチンドロップでカット。佐々木はコーナーまで黒影を引っ張って船越にタッチ。

船越ニードロップから逆片エビ固め。飛田ヘッドバットでカット。船越ボディスラムから逆エビ狙う。黒影下から足を取って裏アキレス腱固め。船越ロープ。船越スインギングネックブリーカードロップ、ロープに振ってドロップキック。足を取ると逆片エビ→インディアンデスロック→変形の弓矢固め(左写真)と移行。リリースして、黒影のヒザをマットに叩き付ける。5分経過。佐々木にタッチいようとする船越に延髄蹴りを打ち込んで黒影コーナーに戻り、飛田にタッチ。佐々木と飛田ロックアップ。飛田がロープに詰める。クリーンブレーク。再度ロックアップ。今度は佐々木がロープに詰める。佐々木はヒザを打ち込む。ロープに振ってドロップキック。首投げからギロチンドロップ、カウント2。飛田はパンチで反撃。相変わらずの何とも言えない間。ロープに振ってクロスチョップ。飛田コブラツイスト、佐々木腰投げに切り返し十字。飛田上体起こして佐々木を持ち上げるとマットに叩き付ける。飛田ギロチンからチキンウィングフェースロック、佐々木ロープ。飛田フィッシャーマンバスター、カウント2。

佐々木キックで形勢逆転、ドロップキックを打つがこれは当たり弱い。コーナーに振って串刺しゼロ戦キック。コーナーに上がりミサイルキック(右写真)。背中にジャンピングニー。船越にタッチ。

船越コーナーに上がる。飛田にカーフブランディングでも行くのかと思ったら、入ってきた黒影にミサイルキック。さらに黒影にフロントスープレックス。その間飛田は佐々木に「相手を見ない」ラリアット。なんかバラバラ。船越がようやく飛田と接触。ヒザ蹴り入れると飛田は捕まえてノーザンライトスープレックス。続いてドリルアホールパイルドライバー。飛田コーナーに上る。船越危ない角度の雪崩式ブレーンバスター(左写真)、カウント2。10分経過。

船越ドラゴンの体勢。飛田こらえる。船越両足首をつかんで飛田を崩すとジャパニーズレッグロールクラッチホールド、しかしロープが近く完成できない。船越フルネルソン、飛田抵抗。船越無理矢理投げる。ブリッジ崩れる。船越カバー、3カウント。

船越(10分56秒 体固め)飛田

なんか変な試合。船越がマイク。「聞いてますか? 今日は僕はライダーと当たるというので楽しみにして来ました。なのになんでカード変更で、こんな相手なんですか?」
飛田「うるせ、バカヤロー」

船越構わず続ける。「団体所属外だから、こんな扱いなんですか?高木代表聞いてますか?こんなだと僕は実力行使しますよ。駒沢に、レスリングのできる、内藤恒仁をタッグパートナーとして連れて行こうと思うんですけど。」

佐々木突っ掛かる。船越「お前みたいなのは相手にしてないよ。」ニヤリと笑う。「うまい」系のヒールみたいだ。佐々木さらに突っ掛かる。「お前とぶつかって、お前をつぶして・・・・(メモしてない)」
さらにやりとりあって、船越「返事がないということはそのカードでいいですね?」

船越リングを去る。佐々木「あんなロートルにいつまでもいいカッコさせるか!やるぞ俺は!」

船越&内藤vs佐々木&黒影、ということなのかな?


ここで「10分ほど」休憩。

第4試合 スーパー宇宙パワー&勇作 vs 谷口裕一(NEW NOW)&菊澤光信

レフェリーは「最強の男は私が決める」マーティ浅見。先に入場の谷口、やたら気合入っている。勇作が先発に出ようとすると「宇宙出てこい!」と宇宙を挑発。宇宙これに応えて先発する、ように見せかけて一瞥しただけで勇作にタッチ。谷口憮然としながらも勇作とロックアップ。ロープに詰めてチョップ。また「宇宙出てこい!」。勇作の腕を固めて菊澤にタッチ。菊澤コーナーからエルボー落とす。勇作ヘッドロック。菊澤振る。勇作タックル。勇作走る。菊澤リープフロッグで勇作の突進をかわしてきれいなドロップキック。さらにストンピングを打ち込んで谷口にタッチ。谷口エルボードロップからスリーパー。また「出てこいオラ!」で勇作にボディスラム。勇作すぐに立ちあがるが谷口は顔面をターンバックルに叩き付ける。菊澤にタッチ。ダブルタックルから菊澤ローリングセントーン、足でフォール、2カウント。谷口にタッチ。太鼓の乱れ打ち。勇作チョップ出す。谷口キック。勇作ロープ振ってエルボーアタック。勇作ボディスラムからギロチン、カウント2。谷口は勇作を捕らえてその腕をロープで絞り上げる。菊澤にタッチ。勇作脱出し、キック、ブレーンバスター、2カウント。

ここでようやく宇宙にタッチ。宇宙は高速ブレーンバスターから十字、谷口カット。宇宙ロープに振って逆水平。スリーパー、谷口カット。宇宙サッカーボールキックを菊澤に浴びせる(右写真)と谷口を呼び込む。5分経過。

手四つ。宇宙すぐに崩してマウントから十字(左写真)。谷口上体起こしてロープに逃げる。また手四つ。谷口片足タックルで宇宙を倒し、レッグロックに。上からかぶさるが宇宙はあっさり体勢を入れ替えてマウントに。谷口うつぶせになる。宇宙セオリー通りにスリーパー、菊澤カット。谷口にサッカーボールキック。谷口菊澤にタッチ。菊澤宇宙の足にストンピングからレッグロック。宇宙は切り返して十字、谷口がカット。菊澤片足タックルで宇宙を倒すと足にダイビングプレス、谷口にタッチ。谷口もレッグブリーカー、ステップオーバートーホールドで続く。菊澤にタッチ。

菊澤背中にパンチ。宇宙はビクトル投げ、菊澤ロープ。宇宙ロープに振ってラリアット、菊澤かわしてメキシカンストレッチ(右写真)、勇作がパンチでカット。菊澤そのまま丸め込む、カウント2。今度は菊澤がラリアット、宇宙かわしてハイキック、ニーリフト、そしてタイガードライバー。カウントは2。宇宙は勇作にタッチ。勇作串刺しラリアット、DDT、セカンドロープからのエルボードロップとたたみかけてカバー、谷口がカット。勇作は菊澤を刈り倒してヒザ十字。菊澤パンチを入れて脱出、谷口にタッチ。菊澤がボディスラムして谷口がボディプレス、2カウント。10分経過。

谷口は勇作をコーナーに振ってスプラッシュ、すかさずノーザンライトスープレックス、宇宙がカット。谷口みちのくドライバー。人のフィニッシュ技を雑に使うなあ。カバーには行かず、ボディスラムして菊澤にタッチ。菊澤フロッグスプラッシュ。続いて谷口もダイビングプレス。谷口と宇宙が場外乱闘(左写真)。その間に形勢逆転した勇作が菊澤にスパインボム、2カウント。ダイビングエルボードロップ、これも2カウント。勇作突進、菊澤ボディへのキックで動きを止めてダイアモンドカッター。

最後はムーンサルト(右写真)で菊澤が勇作をフォール。

菊澤(12分6秒 片エビ固め)勇作

宇宙マイク。「がきガ鼻血出シテンジャナイヨ。ゼンゼン弱イ。オ前ントコノ大将、ツルッパゲ呼ンデコイ。はげヲ出セ。小学生、はげヲ出セ。見テワカッタロ。オ前ナンカオレニゼンゼンカナワナイ。今日ノ試合ハオ付キ合イ。高木代表!ながさきノ悪夢ノ地、駒沢デ木村浩一郎ト試合組ンデ下サイ。小学生、はげニ伝エロ。」



第5試合 高木三四郎、三上恭平、高井憲吾 vs 山田圭介、月岡明則、山下義也(IWA JAPAN)

この試合のみレフェリーはジャッジ金子。IWA軍は山田が先発を買って出る。DDT軍は高井が出るが、山田は高木を挑発(左写真)。高木「貸せオラ」と高井にタッチ、先発。高木と山田、まずはタックル合戦。そして張り手合戦。凄い迫力。

高木ヘッドロック、山田振る(右写真)。高木タックル、今度は山田を吹っ飛ばす。高木ロープに走る。月岡がエプロンから足をすくう。そのまま高木場外に出され、その間に山下と山田が三上を引っ張り出し、ロープに振る。三上2人同時に開脚式ドロップキック。高井にタッチ。高井はコーナーから山下目掛けてフライングエルボーで一直線に突っ込む。山下の受けも豪快。義也シャウトも大爆発。高井にクロスチョップを浴びせて月岡にタッチ。高井も三上にタッチ。三上スワンダイブミサイルキック、月岡は山田にタッチ。組み合った状態から山田ヘッドバット打ち込む。山田が押さえて山下がコーナーからダブルアックスハンドル。首投げからスリーパーに取るが、三上自軍コーナーまで連れて行き、高井にタッチ。高井ロープに振って一本背負い、エルボードロップ。山下は高井を捕らえて月岡にタッチ。月岡、高井をコーナーに吊るして顔面スライディングキック。山田が入りボディスラム、サッカーボールキック。高井チョップ、山田張り手。高井ドロップキックで三上にタッチ。5分経過。

山田も山下にタッチ。山下エルボーを打っただけで月岡にタッチ。月岡は三上の弱点のヒザに容赦のない低空ドロップキック。ロープに振ってもう一発。さらにヒザ目掛けてボディプレス、ニークラッシャーと打って、山田にクイックタッチ。山田ジャンピングレッグブリーカー、ストンピング。ブレーンバスターを打って山下にタッチ。山下もレッグブリーカーからヒザ十字。高井と高木、なんとか三上を助け出そうとするが、レフェリーの金子が厳しくチェック。山下レッグロックで痛めつけて月岡にタッチ。月岡ムーンサルト、これは三上がかわして自爆。ようやく高木にタッチ成功。高木勇躍リングイン、月岡、山下に連続ボディスラム。しかし山田は冷静にエプロンからハイキック、場外に連れ出す。床の上にボディスラムした高木に月岡はセカンドロープからケブラーダのような高角度のムーンサルトプレス。すげえ。リングに戻っても高木はIWAの3人に捕まる(左写真)。突然IWAの3人が「DDT」コールを始めるから何かと思ったら、DDTのリーダー高木には屈辱的なDDT3人連発。

高木必死に山田にチョップを返すが、山田のラリアットが炸裂。10分経過。まだまだクイックタッチによる高木への集中攻撃は続く。山下のエルボー、山田の変形フェースクラッシャー、ブレーンバスター、ニールキック。この一発で高木の胸にミミズ腫れが。高木は山田にラリアット、月岡に腕きめDDTを打って三上にタッチ。三上ジャーマン、2カウント。月岡は山下にタッチ。山下コーナーに振る。三上攻撃をかわしてエプロンに立ち、ロープを飛び越えてのコルバタ(右写真)。これで山下場外転落。三上は更に場外に向けて同じ技、山下を宙に舞わす。山下をリングに戻し、高井がエルボーアタック、バックドロップ、ノーザンライトスープレックス。カウントは2。山下は山田にタッチ。高井コーナーに振って串刺しエルボー。しかし2発目はキックで返される。月岡が入り、高井にライガーボム、2カウント。月岡が高井をファイアマンキャリー、ここからくるっと回して(TKOの要領)みちのくドライバーに。カバー、カウントは2。

月岡ボディスラムからムーンサルトプレス、三上がカット。山下が高木を場外に出す。山田が入り、ボディスラム、コーナートップから延髄ニー、カウントは2。15分経過。山田バックドロップ、カウント2。山田逆片エビ固め(左写真)、高井耐える。三上が何とかカットする。

山田再度バックドロップからまた逆片エビ固め(右写真)、今度はさらに急角度。これで決まりか?と思ったが、高井は自力でロープエスケープ。山田は山下にタッチ。山下ラリアット、カウント2で高井返す。山下ノーザンライトスープレックス、三上がカット。

三上と高井、ダブルのドロップキック、高井は高木にタッチ。高木山下にラリアット、カバー、カウント2。高木ジャーマン、ちょっと流れたか?山田がカット。三上が山田を場外に出し、プランチャ(?)。その間に高木はノド輪落とし(左写真)からデンジャラスドラゴンスリーパー・タカギ(下写真)、山下ギブアップ。

高木(17分43秒 デンジャラスドラゴンスリーパー・タカギ)山下

何とか勝ちを拾ったDDT軍。IWA軍も試合後は健闘を称えて握手を交わす。

高木マイク「IWA! 山田選手! 月岡選手! 山下選手! また会おう!」

高木さらに続ける。「今日はどうもありがとうございました。今日で、ひょっとしたらこの下北沢も最後かもしれません。僕たちはここで成長し、技量を磨き、鍛えられてきました。今日でここがなくならないように(?)、DDTだけでも使えるように、お願いしてみたいと思います! 今日はどうも・・・」「チョット待ッタ!」

そこまで言ったところで宇宙がさえぎる。
「今日ハ最後ノ下北沢。時間モマダマダアルシ、宇宙ぱわーノボクハサッキノ試合ジャヤリタリナイ。ミナサン、あんこーるヲ!」

観客からアンコールの声が上がると宇宙パワーのテーマ曲が流れ、宇宙パワー入場。高木「やりますか!」

宇宙パワー、リングに上がると三上の頭をつかんで青コーナーへ。高木のパートナーは・・・・佐々木!(高井がやりたそうではあったが)


エクストラマッチ 高木三四郎&佐々木貴 vs スーパー宇宙パワー&三上恭平

先発は高木と三上。高木キック入れて、ロープに振りラリアット、カバー、カウント2。もう一度振る。三上今度はかわしてドロップキック。三上胴絞めスリーパー、高木は三上の両足を固める。三上がロープに逃げる。高木は佐々木にタッチ。両者ロックアップ。佐々木腕取る。三上切り返す。ネックホイップから三上マウント。足の取り合い、両者立ち上がる。三上が宇宙にタッチ。

宇宙ヒザ蹴り、ブレーンバスター、サッカーボールキック。佐々木はチョップ、ロープに振ってのドロップキックで反撃するが宇宙は倒れない。佐々木ヒザ蹴り、宇宙はキャッチしてキャプチュード。またサッカーボールキック。佐々木すぐに立ちあがりタックル。宇宙は切って首刈り十字。高木がカット。宇宙が高木に向かっていく。佐々木はその背後からドロップキック。ブレーンバスターからマウントを取った佐々木は十字に行くが、宇宙はブロックして逆に足を取ってアンクルロック(左写真)に。放してサッカーボールキックを後ろから前から。ダウンカウントが数えられると佐々木は2で立つ。

佐々木は宇宙の足を取るとドラゴンスクリュー、高木にタッチ。高木レッグブリーカー、ロープに振ってラリアット、カバー、カウント2。高木V1アームロック。宇宙切り返して横三角絞めからスタンディングアームトレッチ。一旦ブレーク。高木手四つから腕取る。宇宙切り返してアームベンド。高木ガードポジション。宇宙足を狙う。高木抵抗するが、宇宙は逆片エビに。5分経過。佐々木がドロップキックでカットを試みるが宇宙がかわしたため高木の上に落下。宇宙佐々木に張り手。高木後から宇宙を捕らえ、2人で振ってチョップ、しかし宇宙には効き目無し。佐々木ヒザ蹴り、宇宙ヒザ蹴りで返す。宇宙は三上にタッチ。三上は佐々木に首投げからグラウンドヘッドロック、腕も決める。佐々木立ち上がるが、三上はアームロックホイップからチキンウィングアームロック(右写真)。佐々木脱出、三上がぶる。佐々木ヒザ蹴り。ロープに振ってボディにキック、フィッシャーマンバスターはカウント2。

佐々木DDT、これも2。コーナーに振ってゼロ戦キック。さっきの「メイン」と比べ、静かな場内。どちらを応援するでなく、見入っているようだ。三上は宇宙にタッチ。宇宙串刺しラリアット。宇宙佐々木をコーナーに振り、三上を投げつけ、さらに串刺しラリアット。宇宙が肩車、三上がコーナーから飛ぶダブルインパクト。宇宙「夢ガ壊レチャウヨ」と言ってタイガードライバー(左写真)、高木カット。

三上が入り、佐々木にラリアット、さらに高木を場外に落とす。宇宙が場外で高木を投げ、蹴りまくる(右写真)。その間に三上は佐々木をパワーボム、のしかかってフォールするがカウントは2。フランケンシュタイナー、フォールには行かず、みちのくドライバー、これで3カウント。

三上(9分19秒 片エビ固め)佐々木

三上マイク「佐々木、お前にはまだ負けられない。木村さん、高木さん、俺にもチャンスください。俺の言いたいことはそれだけです。」

高木「やれんのか?」張り手。三上も張り返す。「トンパチとやれんのか、そんなボロボロで?」

三上の目を見て高木、「12月、三上と組んでトンパチ潰します!いい夢見させてやるからな!」

宇宙「12月ニとんぱちニ勝ッチャッテ、来年ハ宇宙ぱわー超エ?悪夢ニシテアゲマショ。」

高木「みなさん、どうもありがとう! 宇宙!明日、誕生日おめでとう!みなさんも合唱してください!」

ろうそくの立ったバースデーケーキが運ばれてくる。宇宙はマスクを脱がずに吹き消す。

マイク「ワタクシ、宇宙ぱわーモ、地球ニ来テ明日デ29歳ニナリマス。ナニヲ隠ソウ、高木ト同級生デス。トリアエズ、高木ガボクニ勝ッタラ、引退デモシマスカ。」

客「え〜〜!」

宇宙「マズアリエナイ。」
「アタタカイ誕生日ぷれぜんとトゴ声援アリガトウゴザイマシタ。」


こうして観戦記にしてみると、駒沢の前振りが多いなあ。その時は試合の流れでそうかあ、そうかあと思って見てたけど、気になった人は気になったかも。



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