DDT 12/16 駒沢公園屋内球技場大会 第22回 DDT 「紅白闘″戦」



入りは・・・寂しいなあ、やっぱり。広すぎるわ、この会場。
6時半を少し回り、白組リングアナの木村拓郎、紅組リングアナのナオミ・スーザンがリング上に(右写真)。あれ?「総合司会」の寺坂和浩リングアナは?

キムタク「寺坂リングアナは東京駅までは来たことは確認しているのですが、まだ来ておりません。現在探しております。」

そこに二瓶組長と幻が。組長、「寺坂リングアナは我々が拉致したぁ!」

うわあ、いきなり来た。これだからDDTは最初から見なけりゃダメだ。幻がその巨体でキムタクとスーザンをコーナーに固定。二瓶組長マイクを奪い、
「本日は天龍一家プレ旗揚げ戦へようこそ。総合司会の二瓶一将です。」

このまま組長総合司会で進行するのかな、と思いきや、

「ちょっと待ったあああ!」の声。高木だ。
高木、リングに滑り込み、二瓶組を追い払う。「寺坂リングアナは無事だぁ!」その声を待ってたかのように2階から手の拘束を解きながら寺坂リングアナ登場。うーん、この辺スポットライトが欲しかったな。会場全体が蛍光燈で照らされてて暗転もヘッタクレもない状況ではあるが。寺坂リングアナ、「いってえー」とか言いながらリングへ。組長しつこく「オレに司会やらせろー!」と叫ぶ。

「総合司会の寺坂和浩です。お久しぶりです。それでは、全選手入場!」ナガサキ、たにぐち、リー・ガク・スー、ラブマシーンなっ、木村浩一郎を除く全選手がリング上に(右写真)。選手宣誓は高木三四郎。

全選手退場の後、ナガサキとたにぐちが別途入場、リングインタビューに応じる。挑発的な寺坂リングアナの質問にはたにぐちが応対し、ナガサキは終始紳士的態度。そこに木村のテーマがかかり、木村が佐々木を帯同して入ってくる。木村さかんにナガサキを挑発するが、ナガサキこれには乗らずリングを後にする。


第1試合 高井憲吾 vs 佐野直(国際プロ)

ロックアップからスタート。高井がロープに詰めてチョップ。ちょっと音が弱い。佐野が体勢切り替えてチョップ。こっちの音はいい。高井張り手で返す。佐野も張る。高井コーナーに振って串刺しエルボー2発。高井ボディスラムから初公開?ムーンサルト。確かにこうやって出されると「変わった」感がアピールできるな。カウントは2どまり。高井ロープに振って一本背負いから十字。さすがジュードー・ケンゴだけはある。佐野ロープ。高井首投げからスリーパー。首4の字に移行すると佐野ロープに逃げる。高井は佐野を引き起こすと片腕をつかんで変形のアームサルト。ボディスラムからエルボードロップ、これも2カウント。トップロープからダイビングエルボーアタック、バックドロップから片エビ、これも2。背中にパンチを入れて自らロープに走る高井。ラリアット、佐野かわしてエルボー、すぐさまスクールボーイ、3カウント。

佐野(4分36秒 スクールボーイ)高井

なんかなあ、感想の持ちにくい試合だ。佐野が最初から受けるだけ受けて返し技で決めるつもりだったんかどうかもわからんし。


第2試合 勇作&大作 vs 西野勇喜&菊澤光信

これが噂の(この日の日刊スポーツにも載った)双子タッグ、勇作&大作。なんと言っても大作は今日がデビュー戦。

相手するはDDTでしか見れない(たぶん)タッグチーム、西野&菊澤。先発は勇作と西野。西野ヘッドロック。勇作ロープに振ろうとするが西野は強く締め上げて振らせない。それでも勇作無理矢理ロープに送る。帰ってきた西野がショルダータックル、双方倒れない。勇作がロープに飛んでタックル、これも倒れない。勇作西野に「もう一発」を指示、帰ってきたところを腰投げに取ろうとするが、読んだ西野は腰投げで切り返す。勇作立ち上がってラリアット。勇作エルボードロップ、西野かわしてラリアット。両軍タッチ。

大作いきなりニールキック。さらにミドルキックを連打していく(右写真)。ブレーンバスターで投げ、サッカーボールキックを入れるが、スリーパーに行くと菊澤難なくアームロックに切り返す。大作が勇作にタッチ。勇作ヘッドバット。菊澤打ち返すが勇作の方が頭固そう。勇作ロープに振ってエルボー、ギロチンドロップはカウント2。首4の字に行くが菊澤はデスロックに切り返す。勇作ロープ。菊澤ロープに振って鮮やかなドロップキック、西野にタッチ。西野張り手。勇作がチョップで返してチョップ合戦に。勇作ラリアット打って大作にタッチ。西野チョップ、大作の胸が赤くなる。大作はキックで応戦。ハイキックが入り、西野ダウン。カウント2で立つ。ロープに振ってトラースキック、これもヒット。大作走る。西野カウンターのラリアット。菊澤入って2人でロープに振り、ダブルチョップ。5分経過。

菊澤はボディスラムからローリングセントーン、カウント2。ロープ振ってエルボーアタック。西野に再度タッチ。西野はコーナーに詰めて串刺しドロップキック。西野ストンピング。大作立ち上がって張り手からミドルキック、縦回転ニールキック。さすがに蹴り技は素晴らしい。勇作にタッチ。西野ドロップキック打って菊澤にタッチ。菊澤ランニングネクブリーカードロップ、カウント2。勇作はコーナーに菊澤を押し込んで大作にタッチ。勇作が菊澤をコーナーに振って串刺しラリアット。さらに待ち構える大作に振る。大作ニールキック。勇作が胴タックルで抱え、そこに大作がジャンピングハイキック(左写真)、勇作スパインボム。こういう「合体技」より素早いタッチワークを身に付けた方がタッグチームらしくなると思うんだけどなー。大作菊澤にバックドロップ、カウント2。大作ハイキック、菊澤倒れない。大作ストレッチプラム、西野がカット。

菊澤ロープに振ってラリアット、西野にタッチ。西野ヘッドバット連打。助走付きで強烈な一発。ボディスラム打って菊澤にタッチ。菊澤フロッグスプラッシュ、カウント2。菊澤ライガーボム(右写真)、大作自力で2で返す。菊澤ロープに走る。大作カウンターでカカト落とし。大作ロープに走る。菊澤前蹴り入れてダイアモンドカッター。

うつぶせの大作の背中にムーンサルト(左写真)入れてイッキに逆片エビ固め、大作ギブアップ

菊澤(9分21秒 逆片エビ固め)大作

大作、デビュー戦としては上出来。しかし勇作のデビュー戦(1年前)の時も「これは凄い新人が出た」と思ったものだ。(その後すぐケガしちゃった)今後を注目しよう。



第2試合が終わったところで、「リー・ガク・スーとオヤジのショータイム」の時間。さすがにオヤジは人気。

しかしリー・ガク・スーが「ベトナムで手をケガした」とかで、石割はなし。ちょっとした演武と鮮やかなヌンチャクさばきの披露(左写真)のみ。まあ、試合前に石割とかやってそれでケガされてもなんだしね。


第3試合 エキサイティング吉田&ラブマッシーンなっ vs 鴨居長太郎&たにぐちゆういち

この試合のレフェリーもグレース恵。鴨居ばかりでなくたにぐちまでセクハラに走る。

注目のラブマッシーンなっ(左写真)。かなりデカい。マスクからのぞく髪は金髪。首から電飾下げている。そう言えば電飾が故障して出場辞退、という人がいたなあ・・・・なっ、スーザンの「Love Machine....なっ?」というコールに、「こう言うんだ」とばかりに「ラブマッシーーーーーーーーーーーン、なっ!!!!!」なっがボディチェックする浅野にこれまたセクハラしてると、鴨居が突っ掛かって試合開始。しかしなっはラリアット、クロスチョップで2人を吹っ飛ばす。鴨居パンチでなっをコーナーに詰める。グレース制止。鴨居「なんでだよっ!」グレース「プロレスだから!」なっは鴨居にジャンケンを申し入れる。鴨居応じる。しかし当然グーしか出せない。なっはパー。アッチ向いてホイ、鴨居見事にひっかかる。なっ後頭部にパンチ、ロープに振ってラリアット。インディアンデスロックに固め、フラダンス、腰振り。日本のプロレスのトレンドに詳しいようだ。鴨居「助けて〜」。

なっ、自らリリースして今度はジャイアントスイング(右写真)。ロープに振ってショルダースルー。鴨居ストップ。しかしなっは「来い来い」。鴨居パンチ。なっ空振りさせてバック取る。鴨居前方回転エビ固め、2カウント。両軍タッチ。たにぐち、吉田をコーナーに振ってスプラッシュ。ノーザンライトスープレックス、カウント2。フライングソーセージ、これも2。なっが全身に付けていた金のモールがリング上に散らかっている。たにぐち吉田にスリーパー、さらにネックロック。なっがグレースの注意をそらす間に吉田は金的で脱出、走って後頭部ギロチン。ボディスラムからアニマルエルボー2発。5分経過。キャメルクラッチに取ってたにぐちの鼻に指を突っ込む。吉田振ってショルダースルーねらい、たにぐち回転エビ、吉田こらえる。たにぐちタイツをつかんで引っ張る。吉田タイツがズレてあわて、上から地獄突き。たにぐち鴨居にタッチ。鴨居パンチ連打。ダウンするがノーカウントで立つ。そこにもう一発フック、またダウン。今度はカウント2で立つ。鴨居フック連打。吉田何発目かをかわしてバックドロップ。吉田ヘッドバット連打してなっにタッチ。

鴨居逃げる。なっタイツをおろす。すると鴨居の尻に「ラブ」の文字(左写真)。芸が細かいというか何と言うか。グレース言葉を失う。トランクスを足にひっかけたままの鴨居になっと吉田がダブルブレーンバスター。鴨居場外にに逃げる。しかし故意に女性客の前に立ち、尻を押し付けようとする。幻が鴨居にトランクスはかせる。たにぐちにタッチ。たにぐちはなっにバックドロップ2発。鴨居がコーナーに上がり、ダイビングパンチ、たにぐちに誤爆。なっが鴨居をスクールボーイに固める。そこに吉田がギロチン落とす。なっはたにぐちにフェースクラッシャーからニールキック、カウント2。バックドロップから片エビ、カウント2。なっ頭突き、たにぐち返す。なっコブラツイスト、鴨居がパンチでカット。たにぐち切り返してグラウンドコブラ、吉田カット。10分経過。たにぐちラリアットからカバー、鴨居がなぜか介入し、グレースカウント止める。たにぐちスクールボーイ、微妙なカウントだがグレース3つ叩く。

たにぐち(10分21秒 スクールボーイ)なっ

吉田、憮然としてひとり帰る。なっはゆっくりその後を追う。今ひとつだったかなー、登場時のインパクトはあったけど。


第4試合 黒影&タノムサク鳥羽 vs ファントム船越&内藤恒仁

DDT初参戦の内藤恒仁(右写真)。黒影はその内藤を無視してひたすら船越を挑発。船越は前回も見せたイヤミな笑顔で応える。船越、挑発に応じて先発するか、と見せかけてやはり下がる。怒る黒影。鳥羽が「自分が行く」と買って出る。内藤タックルに行く。鳥羽パンチで防御。鳥羽ミドル、内藤キャッチして倒す。逆片エビ固め、鳥羽すぐロープ。

鳥羽は内藤をコーナーに詰めてヒザ蹴り(左写真)。内藤キャッチして放り投げる。ダブラームスープレックスの態勢で持ち上げて、斜めに頭から落とす内藤。エグい。鳥羽なんとか黒影にタッチ。黒影キック、内藤キャッチ、黒影その足を軸にカニばさみで内藤にからみつくと刈り倒して十字固め。内藤が外すとクルックヘッドシザーズに移行。また腕を取って十字。内藤が逃げようとすると裏十字。内藤腕を抜いて足を取る。黒影アンクルロックで返す。黒影上から張り手、ストンピング。内藤下からその足を取ってアンクルホールド、黒影ロープ。黒影がぶってコーナーへ。鳥羽にタッチ。鳥羽キック。内藤キャッチ。鳥羽パンチ連打。目のあたりに入ったか、内藤フラつきながらダウン、船越にタッチ。黒影がタッチ要求。いよいよ因縁の2人の対決。船越は一旦場外に出て黒影をじらす。黒影は船越を捕らえるとショルダースルー、ドロップキック、ヒザ蹴り、DDT、ニールキックと攻め込む。5分が経過。

そのまま鳥羽にタッチ。鳥羽ミドルキック連打。パンチでダウン。立ち上がってくる船越にパンチ連打。船越腕を取ってワキ固めに。内藤も入ってもう片腕にワキ固め。黒影カット。内藤正式リングイン。鳥羽のバックを取ると投げっ放しジャーマン。鳥羽頭から落ちる。カバーはカウント2で返す。首投げ打って船越にタッチ。船越ブレーンバスター、黒影カット。鳥羽なんとか黒影にタッチ。黒影は船越をフルネルソンに捕らえる。船越ブロック。黒影スクールボーイ、カウント2。船越これを裏十字に切り返す。黒影ロープ。内藤にタッチ。ダブルでワキ固め。鳥羽がパンチでカット。船越ドロップキックからパイルドライバーに行く。黒影はこれをリバースしてスクリュードライバーのようなボム、カウント2。前に落とすパイルドライバーからムーンサルト、船越かわす。ロープに振ってフロントスープレックス、内藤と2人でダブルのパワーボム(右写真)。

足でふみつけてフォールカウントを数えるが鳥羽がカット。鳥羽キック、内藤がその足をキャッチしてドラゴンスクリューから強烈な逆片エビ固め。その間に船越はドラゴンスープレックス(左写真)で黒影から3カウント。

船越(9分37秒 ドラゴンスープレックスホールド)黒影


ここで休憩。休憩後、「日本野鳥の会」を名乗る(?)サバイバル飛田と「東新宿少女合唱団」を名乗るコギャルたちがリング上に。今日の観客数の発表を目測で。550人とか何とか(これはチケットの枚数なんだろうな。とてもマジメに数えてる様子はない。。この企画はちょっとハズレかな?声もよく聞き取れなかったし。


第5試合 木村浩一郎&佐々木貴 vs ケンドー・ナガサキ&リー・ガク・スー

ダブルメインは寺坂リングアナ一人で進行。花道でもらった花束をナガサキに投げつけた木村、気合入りまくりのようだ(右写真)。しかし握手はクリーンにかわす。先発はナガサキと佐々木。ナガサキがスクールボーイで転がす。カウントは1.改めてロックアップ。佐々木はホイップしてアームロックに。ナガサキヘッドシザーズで切り返す。佐々木脱出してナガサキの足にストンピング。ナガサキはリーにタッチ。リーいきなり金的ギロチン、腰投げ。ありゃ、変なのと思ったら、起き上がった佐々木の顔面に超高速の二段蹴り。佐々木ダウン。口から血。目もうつろ。

木村がタッチしてリングへ。佐々木はエプロンに寝せられてドクターチェック。木村はリーのキックをかわして足を取る。すかさず逆エビに。リーロープエスケープ。木村、リーを倒して十字に(左写真)。ナガサキがカット。リー飛び蹴り。木村捕まえると投げ飛ばしてまた十字。ロープ。リーがナガサキにタッチ。佐々木もなんとか復活。

ついに木村とナガサキのファースト・コンタクト(右写真)。ナガサキ足を取って上からかぶさる。アキレスの取り合い。木村が上になってアンクルホールド。ナガサキは木村の体勢を崩す。木村クロスヒールホールド、ナガサキロープ。木村スタンディングからパンチ、ヒザ蹴り。ナガサキ足をキャッチしてホイップ(ドラゴンスクリューではない)。木村すかさず上になりうつぶせのナガサキのバックを取ってスリーパー。ナガサキロープに逃げ、リーにタッチ。リーがキックで木村を場外に落とす。ナガサキイスではたいてリングに戻す。5分経過。リーキック、木村キャッチしてブレーンバスターからサッカーボールキック。木村マウントパンチ、レフェリー止める。木村は佐々木にタッチ。

佐々木はリーにストンピング、ブレーンバスター。十字に固めるとナガサキがカット。佐々木は片足タックルからヒザ十字。リータッチ。ナガサキが入ってくるなり佐々木ドロップキック。ロープに振ってもう一発。コーナーに振る。木村が出る。木村ラリアットからパワーボム(左写真)、カウント1。木村サッカーボールキック、ナガサキリーにタッチ。リーパンチ、腰投げからヘッドロック、アームロックとレスリングを挑んでくるが、木村はワキ固めに切り返す。リリースして腕にニースタンプ、さらにストンピング。ナガサキにタッチ。木村ローキック、これは効いている。しかしミドルキックをキャッチしてレッグロックに。さらに場外に出て鉄柱で足を攻撃。ここから4人とも外に出て乱闘。木村がイスでナガサキに逆襲。10分経過。

佐々木とリーがリングに戻る。佐々木ブレーンバスター、カウント2。佐々木DDT、リーは立ち上がってキック、佐々木ダウン。リーはナガサキにタッチ。ナガサキ佐々木を引き起こしてサイドバスター、2カウント。リーにタッチ。キック、佐々木キャッチしてドラゴンスクリュー。リー後ろ回し蹴り、佐々木ダウン。ナガサキ入る。パワーボム、木村がカット。リーが木村を場外に誘う。ナガサキも佐々木を場外に出してイス攻撃。戻してパワーボム(右写真)、2カウント。すぐさま頭を固定しないドリルアホールパイルドライバーで3カウント。

ナガサキ(12分24秒 体固め)佐々木

木村マイク。「すいません、結果出せなくて。リーの奴、好き勝手やってくれたんで、今度はぜひシングルで。ナガサキもまたシングルで。」
「佐々木のがんばりがあったんで、面白い試合になったと思います。ファンはどう思っているか知りませんが、佐々木が高木、三上に続く存在です。これからも佐々木をよろしくお願いします。」


確かにリー・ガク・スーがいい動きだった。あそこまでやるとは。


第6試合 高木三四郎&三上恭平 vs 折原昌夫&小野武志

トンパチは両国で着て来た黒のコスチューム。

ふーむ、近くで見るとこうなっていたのか。

大声援を背負って入場の高木、リング下からトンパチを凝視(左写真)。
先発は折原と高木。折原ヘッドロック、高木ロープに振る。折原タックル、高木飛ばされる。折原振る。高木リープフロッグでかわしてラリアット。折原ローキック、高木ダウン。立ち上がったところにまず最初のオリキン。さらに目突き、顔面ロープこすり、金的ギロチンからカバー、2カウント。

小野が入り、ダブルでロープに振ると、小野カニばさみ、折原ギロチン、小野キャメル、折原顔面ドロップキック、折原キャメル、小野顔面キック。ダブルでコーナーに振る。高木コーナーを背にして立つ。トンパチ2人で突進したかと思うと場外に滑り出、外から高木の両足を引っ張って股間を鉄柱にぶつける。折原さらに高木をコーナーに詰めてパンチ、チョップ連打(左写真)。高木防戦一方。折原ヘッドバット打って痛がる。高木が逆襲しようとするとオリキン打って小野にタッチ。

小野は入るなりすぐカバー、カウント2。高木は小野に金的入れ、ロープに振ってドロップキック。腕折りDDTを打って三上にタッチ。小野パンチを入れてフェースバスター(右写真)、カウント2。

小野ロープに振る。三上コルバタで小野を場外に落とし、飛ぶ(見えにくいけど左写真)。小野をリングに戻し、エプロンからスワンダイブ式フットスタンプ、2カウント。三上エルボー3発打って、助走付ける。小野はカウンターでミドルキック入れ、スタナー打って折原にタッチ。小野ボディスラム、折原→小野の順でダイビングフットスタンプから飛行機ポーズ。折原ボディスラムからカバー、カウント2。首投げからサッカーボールキック、顔面踏み付けからスリーパー。5分経過。

折原顔面かきむしりからパイルドライバー、カウント2。折原は三上をキャメルクラッチにとらえ、手を高木の方に出しておちょくる(左写真)。高木じれてカットに入るが折原逃げる。折原三上は逃がさず、投げっ放しパワーボム、カウント2。折原高木をおちょくるだけおちょくって小野にタッチ。小野は御神を外に出し、イス攻撃。折原も高木を外に出してイス、高木反撃するがオリキンにしてやられる。小野が三上を連れてリングに戻る。バックドロップ、カウント2。小野ハイキック、ヘッドバットからロープに振ってラリアット、三上かわしてフランケン、自分も頭を打ってフラつく。スイングDDT打ってようやく高木にタッチ。

高木は小野、折原にラリアット連発。小野にはボディスラム。そこに三上がトルニーヨを落とす。10分経過。高木折原をロープに振ってニールキック。DDT打ってトップロープへ、狙い澄ましたミサイルキック(右写真)。高木バック取る。オリキン行くが高木は必死にブロック。高木バックドロップ、カウント2。DDTもパイルドライバーも2カウント。小野がエプロンから挑発、高木これに応じてしまう。折原立ち上がってラリアット。小野にタッチ。

小野ジャンピングニー、タイガードライバーでカウント2。コーナーに振ってハイキック。エプロンからスワンダイブ式で延髄蹴り。タコがらみ(左写真)に行くが、これは三上がカット。折原入ってキック、パンチからみちドラ、カウント2。小野とダブルのパワーボム、三上がカット。三上にはダブルのラリアット。まさにトンパチ独壇場。

「スパイダー」を宣言して小野がトップロープへ。珍しく小野がスパイダージャーマン(右写真、小野がすぐにムーンサルト。三上がカット。

折原スパイダーネット、すぐに持ち替えて「逆スパイダーネット」とでもいうべき新しい固め技(左写真)。これも三上がカット。折原は小野にタッチしようとする。これを高木が後ろから捕まえて裏投げ即マヒストラルに固めるが小野がカット。15分経過。

三上がウルトラ・ウラカンラナに行くがちょっと失敗気味。そのまま小野と本部席で乱闘に。高木は垂直落下ブレーンバスター、パワーボムで2カウント。高木ロープに振ってラリアット、折原かわしてラリアット、高木かわしてSTOのような形で押し倒し、そのまま片エビ(右写真)、3カウント。

高木(15分55秒 片エビ固め)折原

高木マイク「勝ったぞー!!!!!!」
続ける。「みなさんどうもありがとうございました。来年も俺達がんばります。だから、みんなも、がんばってください!」

「今日はどうもありがとうございました!!!!」

DDT正規軍が全員リングに上がり、高木は「俺達みんながDDTだ!」

入りもよくなかったし(キャパにしては)、音響や照明もあんまりよくなかった。でも内容はよかった。タッグばっかりというのはちょっと何だけども。



DDT観戦記のINDEXへ