1/15 月島スポーツプラザ大会
高木三四郎Produce 「DDT大学共通一次試験」



会場の月島スポーツプラザは地下鉄有楽町線月島駅からほんとにすぐ。中央区の施設らしい。開場時間にはまだあったが、とりあえず受付まで行くと名前を記入して、後でこの順で入場させるという仕組み。すでに10人以上の名前が。3時半になり、列を作り始める。営業企画部長の三輪さんが書かれた名前の順に整列させ、受験票を配布する。中に入ると、「先着70名」というのも納得できるほど狭い。もちろんイスはなし、入り口側と向こう側に各3〜4列、両サイドには1列しか座れない。立つも座るも自由なようにサイドに回る。こんなにリング間近で見るのもなかなかないかも。照明は、普通に見るには十分だが、デジカメで撮るにはちょっと足りないか。でもフラッシュ使うと真っ白になってしまうのでフラッシュなしで撮る。ということで写真は全部暗いです。

4時半をちょっと回って木村リングアナがリングに。今まで一方にしか礼してなかったのが、四方に礼するようになった。そして全選手入場式。木村、ライダーも。代表あいさつは今日のプロデューサーである高木三四郎。「みなさん、明けましておめでとうございます。DDT新年最初の興行ですが、高木三四郎Produceという形でやらせていただくことになりました。とりあえずがんばりますのでよろしくお願いします。」

選手は退場。黒影がテーマ曲で入場する。前回駒沢大会で右肩けんさ関節脱臼、さんか筋断裂(字がわからん)ということで今大会は欠場。31日の大田区大会には間に合わせる、とあいさつ。

カード発表。しかしカード表に載っている通り第1試合、第2試合(じゃない、第1限、第2限)のみが事前発表、3限〜6限のシングルマッチは音楽がなって始めて誰と誰の対戦かがわかる趣向に。


エキシビション 種市大介 vs 長瀬館長(TAMA)

特に紹介はなかったが、種市(たねいち)はDDTの練習生のよう。相手の長瀬館長(右写真)は「長瀬正和」という人と同一人物?初めて見るのでわからんが。

試合は長瀬がローキックで先制。種市ガードしながらネックロックに。マウント取って張り手から十字。長瀬ロープ。いいスタート。長瀬ハイキック、種市ブロック。しかしロー、ミドルはよけれず食らってしまう。長瀬が組みに行く。種市足を掛けて倒す。長瀬下から十字ねらい、種市はそれを強引に持ち上げて落とす。

長瀬ローから逆回し蹴り、これが頭部にヒットし種市ダウン。9でなんとか立ち上る種市だがガードはできず、ロー、ハイ(右写真)、ミドルと食らって10カウントKO負け。

長瀬(2分35秒 KO)種市

種市、結構動きは良かったようだが打撃に対する耐性はまだまだか。(いかにすでにデビューしてる選手が耐性が凄いか、という話なのだが)


第1限 勇作&大作 vs 高井憲吾&佐野直(国際PP)

入場テーマ、高井&佐野が佐野のテーマだったかSPEEDの「All My True Love」(たぶん)、勇作&大作はEriko with Crunchの「冷たくしないで」。カブってますぅ。高井が「勇作来い!」と挑発し、この2人で試合開始。勇作ヘッドロックで締め上げる。高井ロープブレーク。手四つ、勇作腕取ってワキ固めに。切り返し合いの末高井がバックを取るが勇作はホイップしてマウント、張り手入れる。高井も引っくり返して張り手。しかし勇作再度返して張り手から十字、高井ロープ。ヘッドバット合戦から高井は自ら走ってエルボーアタック。ドロップキックも浴びた勇作だが逆にラリアット浴びせてカバー、カウント2。両軍タッチ。

大作ヘッドロック。佐野はヘッドシザーズで返す。大作脱出してマウントから十字ねらい(右写真)、佐野はエビに丸め込むがカウントは2。佐野ホイップしてキーロック。大作はヒザ十字で逆襲。両者スタンド。大作得意のキック。ハイが頭にヒット、佐野ダウン。大作「こんなもんじゃ終わらせねーぞ!」と吠える。引きずり起こし、ロープに振ってトラースキック、これもきれいにヒット。ブレーンバスターからから逆エビ、高井がカット。佐野足を取ってドラゴンスクリュー、高井にタッチ。5分経過。高井は大作の足をたたむ。レッグロックに固めると大作は十字で切り返そうとするが高井すぐ返す。高井は払い腰からネックロック、勇作がカット。高井ボディスラムから十字、大作ロープ。大作立ち上がりキック連打から延髄蹴り(飛ばなくてもいいような・・・)で勇作にタッチ。

勇作、長州風のトーキック入れてボディスラムからエルボードロップ。佐野がカットしようとする。勇作佐野にラリアット。高井が勇作にドロップキック、一本背負いから十字。大作カットに入る。佐野がドロップキック。高井は佐野にタッチ。勇作コーナーに振って串刺しラリアット、カウント2。大作にタッチ。大作佐野に強烈なバックドロップ。さらにダウン状態のところにキック。佐野起き上がってニールキックに行くが大作キックで撃墜。延髄蹴り入れて逆片エビ、高井カット。勇作が佐野をコーナーに投げつけ高井を呼び込む。勇作ヘッドロック、高井ロープに振る。勇作タックル。勇作抱え上げるとスパインボム、カウントは2。10分経過。勇作抱え込み式の逆片エビ固め(左写真)、高井ロープ。

大作が佐野を場外に誘い出しヒザ蹴り連打。その間に勇作がリング上でパワースラム(?)からラリアット、逆エビ(右写真)で高井からギブアップ勝ち。

勇作(10分52秒 逆エビ固め)高井

双子コンビ、早くも初勝利か。今日は合体技は使わなかったが、フィニッシュに向けての連係なんかよっぽどタッグマッチしてたし、まあ当然の勝利かも。敗れた高井は勇作にリベンジを誓い、さらにタッグパートナーの佐野に対しても「こいつにも勝つ!」と。


第2限 覆面番長 vs 覆面刑事(デカ)

今日のお楽しみカード。覆面番長先にリングインしマイクを奪い取ると「今日は新春ということで、河口湖から新しいマネジャー連れてきたぞ!来い!覆面スケ番!」なぜに河口湖?そういや誰かの日記に河口湖に行ったみたいなことが書いてあったっけか?で、出てきた覆面スケ番はこんな感じ(左写真)。スカート短いと「スケ番」って感じがしないのは感覚古いのだろうか?

一方の覆面刑事、確かにデカい。マスクから見える口元が特徴的。観客に覆面番長の手配写真を見せながらリングに。リングインすると覆面スケ番のマスクを剥ぎ取り、ヨーヨーを見せる。すると覆面スケ番はスケ番刑事に早変わり。覆面番長にヨーヨーを投げつけ、そのまま覆面刑事のセコンドについてしまう。

覆面刑事、ストンピングも特徴的。攻め込まれると手錠を出すが、使わずに捨てる。手四つから刑事が押し込むと番長ブリッジ、番長が返すと刑事もブリッジ。刑事ノーザンライトスープレックス、カウント2。刑事串刺しラリアット、カミカゼ、これも2。刑事バック取る。番長急所蹴り。さらに急所にニー、エルボー、フィストドロップ落として急所を踏みつけながら足を固める番長ロックでギブアップ勝ち。

番長(3分28秒 番長ロック)刑事

英語で文句を付ける元スケ番(スーザン)に合わせて刑事も「Shit!」と悔しがる。番長それを見て「おい、お前外人か?刑事!デルソル呼んでこい!」

刑事、日本語で「なんでオレに言うの?」
俺は入署して1ヶ月だが、今度は警部補呼んでくるぞ!」


番長「なんでお前に言ったんだろう?」

このやり取りは今ひとつ。


ここで15分の時間を取って「共通1時試験」開始。試験官は高井、勇作、大作。問題はDDTの歴史に関する穴埋め選択問題、○×問題、「DDTの所属選手全員(書きすぎると×)」「DDTマットに上がった女子選手7人全員」「スーパー宇宙パワーの本名」「3人目の『アジアン・・・』レスラーは?」「プレ旗揚げ戦のオープニングマッチカード」「DJバトル1stに出場した8人全員」「98年11月シモキタファイナルのアンコールカード」の記述問題。難しい。最初の頃とかかまだ屋とか見てないからなあ・・・・噂された「インディー経営学」はなし。


第3限 ファントム船越 vs 内藤恒仁

ここからはテーマがかかって対戦相手がわかるお楽しみシングル4戦。高木、宇宙、ライダー、三上、佐々木、吉田、船越、内藤だからそういう組み合わせになっても面白そうではある。まずはUのテーマがかかり、内藤が入場。相手は船越だったら面白いなあ、と思ってたら「Rockin' My Heart」がかかる。おお、船越vs内藤だ。これは渋い試合になりそうだ。共闘路線を張っている相手との試合を組まれたと言うことで船越ちょっと不満気。しかし試合が始まればそれは別。内藤すぐに船越のバックを取りフェースロック。逆片エビに取る。船越ロープ。今度は船越が上になる。内藤ヘッドシザーズ、船越エビに丸める、カウント1。船越アキレス腱固め、内藤脱出してV1アームロック。船越アームロックに切り返すが内藤極めさせない。内藤首投げからカバー、船越ブリッジで返す。今度は船越が首投げ、内藤もブリッジで返す。船越タックル、内藤腹固め。船越腕を抜いてバック取り、腕を固めに行く(右写真)。内藤切り返してボディシザーズ(胴4の字)からスリーパー、船越ロープ。5分経過。

ロックアップ、内藤がコーナーに詰め、かち上げるようなエルボースマッシュ4連発。フロントスープレックスで投げ飛ばすと逆エビ固め。船越ロープに逃げるとそのまま場外へ。「タイム!」ジャッジ金子が「Back!」と指示すると「シューズのヒモが外れたんだよ!」と抗議する船越。カウント7で船越戻る。手四つ。船越後方回転して腕をロックする。船越切り返してヨーロピアンクラッチ(左写真)、内藤1でハネ返す。内藤逆片エビ、船越ロープ。船越腕を取るが内藤は固めさせない。逆に腹固め。体勢入れ替えてスリーパー。リリースして後頭部にエルボー。10分経過。

さらにスリーパー。船越返して上になる。内藤ブリッジで返して立つ。船越リバースDDTからカバー、また1で返す内藤。船越スリーパーで逆襲(右写真)、金子はチョークの判定。船越一旦リリースして、ロープに振って再度スリーパー。内藤立ち上ってバックドロップ。ダブルノックダウン。両者8で立つ。船越ドロップキック、内藤かわす。内藤バックを取ると投げっ放しジャーマン。ブレーンバスターを狙うと船越はスモールパッケージ、カウント2。

内藤ダブルアームスープレックス(左写真)、カバー、カウント2。内藤十字に行くが船越ブロック。内藤切る。船越ロープ。船越不意を突くラリアット、ブレーンバスターねらい。内藤が踏ん張ると船越ワキ固めに。内藤ブロックしてヘッドシザーズに。15分経過。船越ストンピング連打。内藤はエルボースマッシュで返す。内藤胴タックルから逆水車落とし、カウント2。逆片エビ固め、船越ロープから場外へ。残り時間3分のコール。

船越リングに戻りローキック、ネックチャンスリーに取るが投げられない。船越内藤の体を飛び越して変形の回転エビ固め、カウント2。船越スクールボーイ、内藤1で返す。スモールパッケージ、2カウント。逆さ押さえ込み、内藤1で返す。船越ノーザンライトスープレックス、カウント2。残り時間1分。内藤スモールパッケージ、カウント2。内藤アームロック(右写真)、船越ロープ。内藤フルネルソンからドラゴンスープレックス、カウント2。「残り10秒」のコールに船越立ち上ってお返しのドラゴン、しかしホールドはできず、カバーに行ったところでゴング。

船越(20分時間切れ引き分け)内藤

勝負は付かなかったが面白かった。たまにはこういうのを見たいのだ。


第4限 スーパー宇宙パワー vs エキサイティング吉田

まず吉田入場。今日の吉田、メイクはなし、タイツもアニマル浜口風(左写真)。対戦相手は?「T2」のテーマが流れる。スーパー宇宙パワーか。これも面白いカードになった。

最初は緊張感が流れたが、両者握手でスタート。宇宙はローキックで先制。吉田「効かない」というポーズ。宇宙張り手。吉田張り返す。宇宙内ももにロー、これは効いたようだが吉田もローキックで返す。吉田キック、宇宙キャッチ。吉田背中にパンチ入れて腰投げからアームロック。吉田コントロールするが、宇宙は返してマウント取る。宇宙バック取る。スリーパー。吉田ロープエスケープ。宇宙は腰投げから十字、吉田ブロックしながらロープへ。吉田片足タックルからレッグロック。宇宙の足にニー、ヘッドバット落とし足首固め。吉田ステップオーバートーホールド、宇宙ヒールホールドで切り返す。吉田ロープ。宇宙サッカーボールキック、吉田立ち上る。宇宙ブレーンバスターで投げてクルックヘッドシザーズ、吉田ロープ。

吉田張り手。宇宙動じない(左写真)。吉田飛び込んでヘッドバット。「ゴツ」という音が響く。さらにエルボー、宇宙を座らせて首にヒップドロップ落とす。5分経過。さらに宇宙の首にボディプレス。ネックブリーカードロップからアニマルエルボー1発、カバーは1カウント。吉田パイルドライバー狙う、宇宙リバース。サッカーボールキック、振ってエルボースマッシュ。パイルドライバーの体勢から前に落とすフェースバスター。吉田立って張り手、飛び込みヘッドバット。ロープ振ってエルボースマッシュ。倒れた宇宙にジャンピングギロチン。カウント1。宇宙立つ。腹にキック。張り手入れてロープに振りキッチンシンク。吉田ダウン取られる。カウント7で立つ。宇宙ロープに振る。吉田スクールボーイ、カウント2。吉田スモールパッケージ、逆さ押さえ込み、いずれも2カウント。回転エビ固めは宇宙の足がロープにかかる。宇宙一旦場外に出るがカウント6で戻る。吉田キック、ネックブリーカードロップからマスクに手をかける。レフェリー制止。

宇宙はキックのフェイントからビクトル投げ、さらにヒールホールドに移行(右写真)、吉田ロープ。10分経過。吉田突っ込む。コーナーに押し込んでショルダータックル。串刺しエルボー、ヘッドバット連打。宇宙はヒザ入れてコーナーに振り串刺しラリアット、ハイキック。吉田場外エスケープ。宇宙「コイコラコイコラ。早クコイ。ゼンゼン疲レナイ。早クコイ。」吉田戻る。宇宙ツームストーン、吉田すぐに立ちあがり「行っちゃうぞ!」と叫んでスクリュードライバー(旋回式ツームストーン)、コーナーからダイビングギロチン、2カウント。ブレーンバスターからカバー、カウント2。2度目は宇宙がワキ固めに切り返す。吉田ロープ。宇宙ラリアット。2発目はかわしてランニングネックブリーカードロップ。吉田逆片エビ固め、宇宙ハネ返す。吉田セカンドコーナーからダイビングネックブリーカー、セントーンからカバー、2カウント。吉田バックドロップ。宇宙が動かないのを見て金子カウント開始するが宇宙は2で立つ。吉田もう一発バックドロップ。ロープに振って肩に担ぐとバックフリップ。逆片エビ固めに行こうとするが宇宙はこれを切り返してアンクルロック、吉田ギブアップ。

宇宙(15分25秒 足首固め)吉田

宇宙マイク。「頭ガイタイ・・・・吉田クン、今日カラ君モDDTデガンバラナイ?高木ノイイらいばるクライニハナレルカモシレナイヨ。ヒトコトドウゾ。」マイク渡す。

吉田「みなさん、あけましておめでとうございます。去年は1年間いろいろありましたが、私も目が覚めまして。みなさんも目を覚まそうじゃありませんか!今日は完敗でしたが、この次はもっと繰ろうさせるようになりますんで。今年もよろしくお願いします。燃えるぞ今年も1年!」


ここで休憩。


第5限 仮面シュータースーパーライダー vs 三上恭平

まずは三上のテーマが流れる。次に流れるのは・・・・「仮面ライダー」(初代の奴)。ライダーvs三上か。これも見たかったカードだ。ライダーがローキック、ミドルキック、ソバットと浴びせて三上からダウンを奪う。三上6で立つ。ライダーさらに蹴っていく。三上も蹴りで応戦し、ソバットでライダーを落とす。この狭い会場でも三上は飛ぶ。そしてすぐにリング復帰。ライダーヘッドロック(左写真)、三上振る。ライダータックル。ライダーロープに飛ぶ。三上リープフロッグ、ライダー三上の着地を待ってホイップ。三上コルバタ、ライダー着地。ミドルキック、今度は三上が場外転落するがライダーはフェイントを見せただけで飛ばず。

三上カウント13で戻り、ライダーのスネ目掛けてドロップキック。足にストンピング、ボディプレス落としてレッグロック。ロープでのレッグブリーカーをはさんでさらにレッグロック(右写真)。5分経過。ライダーロープ。三上逆片エビ固め、ライダーはヒールホールドで返す。三上脱出してヒザ十字、ライダーロープ。三上ヒザにストンピング入れて片エビ固め、カウント2で返すところをまたヒザ十字。ライダーロープ。三上ヒザにプレス、足をたたみにかかる。ライダーアームロックに切り返す。三上ロープ。三上そのまま場外エスケープ。8でリングに戻る。三上手四つから飛びつき十字固め、ライダーは足で蹴って自分の腕を抜き、ヒールホールドに。三上ロープ。

ライダー蹴っていく。三上足を捕らえて倒す。ストンピング入れてエプロンに出るとトペアトミコ、カウント2。三上ネックロックからマウントに。ライダーロープ。ライダーボディにパンチを入れ初代式タイガードライバー。10分経過。ライダーロープに振ってフライングクロスチョップ、カウント2。ライダーパイルドライバー打ってコーナーに上る。トペコンヒーロは三上かわしてエプロンに出るとロープを飛び越しての飛びつきフランケン(左写真)。ライダー立ってソバット、クリーンヒット。ライダーコーナーに上る。「ライダーパーンチ!」フィッシャーマンズスープレックスはカウント2。ライダーバック取る。三上ワキ固めで返す。ライダーロープ。

三上、ライダーをコーナーに振って串刺しドロップキック。スイングDDTからジャックナイフ固め、カウントは2。コーナー振って串刺しエルボーから再度スイングDDTに行く。これはライダー食らわず後方に投げつける。ライダーコーナーに上る。今度は「ライダーキーック!」右写真)最後も頭から落とすジャーマンで3カウント。

ライダー(13分32秒 ジャーマンスープレックスホールド)三上

いやー、ライダー素晴らしい。見れてうれしい。

ライダーマイク「ライオンは、一匹のウサギを倒すのにも全力を出すと言いますが、ウサギだと思ってた三上がいつのまにか立派なトラになってました。今日は成人式ですが、三上はプロレスラーとしての成人式を迎えたようです。おめでとう。僕も今年はウカウカしてられません。1999年、7月。恐怖の大王、来るなら来い!自分の人生は自分で切り開こう!僕は定められた運命なんてありえないと思ってます。スーパーライダーは今年も驀進します!今日はありがとう!」


第6限 高木三四郎 vs 佐々木貴

最後はもちろん高木vs佐々木。高木が自分のプロデュース興行のメインに佐々木とのシングルを持ってきた意味は?

高木片足タックル。佐々木かわす。激しいグラウンドの攻防、一旦ブレーク。ロックアップから高木がホイップ。佐々木レッグロック。高木十字で返す。佐々木ブリッジから首で起きて体勢入れ替える。佐々木が逆に十字に。高木起き上がる。佐々木ガードポジション取ろうとするが高木はそれを抜けて上になる。高木一本背負いから十字ねらい。佐々木が上になって逆に十字ねらい、高木上体を起こしてヒザ十字。さらにアンクルホールドに移行、佐々木ロープ。

佐々木ローキック連打。刈り倒してレッグロック。佐々木十字に。高木起きる。ブレーク。高木ヘッドロック。グラウンドに持ち込みヒジで顔面を圧迫。立ち上る。佐々木ロープに振ろうとするが高木振らせない。佐々木ロープエスケープ。5分経過。佐々木腕取る。高木ヘッドシザーズで返す。高木ケサ固めの体勢に。佐々木ワキ固めに切り返すが高木は前転してかわす。佐々木上に乗り肩固めからケサ固め。高木返す。張り手合戦。佐々木ミドル、ハイキック。高木ダウン。カウント6で立ち上ったところにドロップキック。コーナーに振ってゼロ戦キック(右写真)。DDTからカバー、カウント2。

佐々木腕を取る。高木切り返してスタナー。ボディスラムからカバー、カウント2。高木DDT。佐々木キック、エルボー、張り手。高木はバックドロップ。佐々木高木の後頭部にソバットをヒット。ジャーマンに行くが体勢崩れカウント止まり。佐々木ダブルアームDDTから片エビ、カウント2。佐々木は高木の後頭部にニードロップ、しかし2カウント。フィッシャーマンズバスター、これも2。佐々木は高木の腕を背中で固めてスモールパッケージ(植松がよくやる技か?)、しかし2。高木張り手入れて腕折りDDT(左写真)。

高木ステップオーバーアームストレッチ、佐々木なんとかロープへ。10分経過。高木ノド輪からデンジャラスドラゴンスリーパー高木(右写真)。佐々木ギブアップ。

高木(10分45秒 デンジャラスドラゴンスリーパー高木)佐々木

高木マイク「佐々木は強くなりました。(佐々木に)またやろう!どうもありがとうございました。」

佐々木、マイク使わずに「次は勝ちます」高木リングを去る。


そこに突然エキサイティング吉田が乱入、佐々木に襲い掛かる。セコンドも全員上がり、大乱闘に。高木も遅れてリングに戻る。吉田マイク「てめら、DDTだけで仲良しこよしやってんじゃねえ!」

高木もマイクで応戦するが、興奮していて何言ってるか聞き取れない。吉田、船越と内藤を呼び寄せる。船越「高木、その腹ひっこめてから来いよ」内藤「プロのレスリングを教えてやりますから。」

高木「何が雑草だっ!俺達だって雑草だっ!ようし、31日!1回で決着付けてやる!」


全試合終了後、「共通1次試験」の成績上位者発表。トップの3人中2人(tohruさん、神取さん)は知り合い、同点2位の2人もTAKEさん、雨Vさんだった。自分は68点。


試合後は月島と言うことで近くのもんじゃ屋「丸山」で新年会。DDT選手勢の到着遅れ、先に来たエキサイティング吉田、ファントム船越選手の「外様勢」と勝手に始める。もんじゃには不慣れな人間が多い中、吉田選手が腕を振るおうとするが、その吉田選手すら店のオヤジに説教を食らう。このオヤジ、参加者が他のもんじゃ屋の名前を出すと「あんなのと一緒にするなあ!」と怒る。ま、そういうだけあって確かにうまかったが(実はもんじゃ初めて食った)。

ビールでホロ酔いのナオミ・スーザン(右写真)。英語で1時間しゃべったよ。

遅れて高木、三上、佐々木、黒影、勇作、高井、大作の各選手、ジャッジ金子らも到着。超満員状態に。この狭い中、外様勢は正規軍とは一線を画す一方で正規軍若手メンバーの引き抜きも画策。

いつも音響を担当している瀬川さんにセクハラを働くエキサイティング吉田選手(左写真)。

止まらないエキ吉(右写真)。

31日に向けて気合い十分のファントム船越選手(左写真)。

「もう生ビールはない」という状態まで飲みまくり騒ぎまくった末、11時頃お開き。どうもありがとうございました。



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