6/27北沢タウンホール大会



開場が遅れ、当日券売場には長い列。土屋効果か日曜日効果かはたまたノービデオ効果か?これにより第0試合の開始が少し遅れたが、「1時タイムリミット」をうるさく言う人間はいなかったようだ。
今日は珍しくヒナ段あり。第0試合(とネオDDT)のいきさつをビデオプロジェクタで紹介(右写真)してたんで、リングの向こうからは見えにくい、ということなのだろう。6/13の土屋とキムタクのからみが流され、キムタクの「僕は夢が見たいんです!」の言葉を受けていよいよ注目の第0試合スタート。


第0試合 佐野直(国際プロ・プロモーション)vs シャーク土屋(フリー)

土屋はクラッシャー前泊をセコンドに従え、有刺鉄線スティックを持って先に入場。

「All My True Love」が響き、佐野直入場(右写真)。その両手にはヒゲ剃り。佐野直大ブレイクTシャツを掲げた門田も後に続く。

佐野ドロップキックで先制、さらにローキック、ラリアットを連発して行くが土屋動じない。逆にロープに振ってラリアット1発(左写真)。佐野吹っ飛ぶ。

土屋は有刺鉄線スティックを持ち出し佐野の背中を連打。さらに顔面にも押し当てる。

佐野は勝ち誇る土屋の股間を蹴り上げ、ニールキックを浴びせるとコーナーで何か取り出そうとする。土屋逆に後ろから金的蹴り、その物を取り上げると佐野の首に押し付ける。カミソリ?浅野レフェリーが反則ゴング要求。

佐野(2分27秒 反則)土屋

土屋がライターを観客に見せ付ける。ライターだったのか。佐野の後ろ髪でも燃やしたのかな?門田が介抱している。

佐野の反則勝ちという裁定ながら、キムタクが土屋に「勝利者インタビュー」。

木村「男と初めて戦った感想は?」
土屋「初めてじゃねーんだよ!」蹴る。
木村「佐野選手と戦った感想は?」
土屋「お前どう思った?」
木村「僕は、あんな闘い方しかできないのかな、と思いました。」
土屋、キムタクを場外に投げ出す。前泊も攻撃を加える。

佐野、ようやく立ち上がりマイク。「このままじゃ、大ブレイクできねえよ!篠さん、もう一回、7/4のEWFでやらせてください!」

「佐野選手、ステキな試合でした。でも、まだ合格には至りません。追試をしましょう。」

佐野「7/4はストリートファイトルールでやらせてください!」


ここで5/23金町大会より続くネオDDT騒動の顛末がビデオで流され(この間にキムタクなんとかダメージより回復)、ついでDDT全選手入場式。代表挨拶は高木。「DDTは金では動きません!夢を求めてこれからも行きます!」で、「全選手退場」で当然DDTのテーマが流れるかと思ったらここでネオのテーマ。

篠社長、菊澤、サンダー、加藤が登場。菊澤はジュラルミンケースを持っている。篠「今日は選手をまとめて買おうと現金市屋苑用意してきました。今なら1人1000万円です。夢をかなえるにはお金は必要ですよ。」
菊澤「みんなどうだ?いい暮らししたいだろう?俺はな、今週の水曜日、スカイパーフェクTVに入った。高木、毎週WWF見たいだろ?ライヴ・ワイヤーやってるぞ。」
加藤「この中で、もう来る奴決まってんでしょ?おっと、これはまだ言っちゃいけなかったかな?」
高木、ジュラルミンケースを奪うと「こんなもんはこうだ!」と三四郎スタナー。
「この人に付いて行ってもいいことありません。」
菊澤「あのね三四郎、ジュラルミンはそれじゃ壊れないよ。」
三四郎、選手を集めて団結の意思を示そうとする。しかし若手選手は「なんだかなあ」的表情でノってない。手を重ねて「おーっ」やるも合わず。


第1試合 勇作 vs 高井憲吾

入場するや、額をくっつけてにらみ合い。浅野レフェリーが分けようとするが聞かず。それでも握手でスタート。ロックアップ(左写真)、勇作ヘッドロックから腕取ってハンマーロックに。高井切り返すが、勇作も切り返してグラウンドで腕を固める。高井立ち上がってホイップからアームロック。勇作ヘッドシザーズで返す。高井首を抜いてヘッドロック、勇作ヘッドシザーズでブレーク。高井は片足タックルからステップオーバートーホールド、レッグロックに移行するが勇作は十字に切り返す。高井腕抜いてグラウンドヘッドロックに。立ち上がる。勇作腕取るが高井切り返し、腕にヘッドバット。首投げから勇作の後頭部にもヘッドバット。首4の字に取るが勇作切り返してグラウンドヘッドロック。

高井立ち上がってロープに振る。勇作タックルで吹っ飛ばし、首投げから助走を付けてのサッカーボールキック。ロープに飛んでラリアット、高井もすぐに立ち上がってラリアット。倒れた勇作にヘッドバット、ドロップキック。両者立ってチョップ合戦、さらにエルボーの打ち合いに。5分経過。勇作ラリアット、カバー、カウント2。DDT(右写真)、これも2。首にエルボースタッブ入れてパイルドライバー狙うがこれは高井ブロック。勇作張り手からラリアット、高井かわすと「ゴツ」と音のするヘッドバットを3連発で。

高井ストンピングからノーザンライトスープレックス、フォールには行かず首で起きると逆片エビに(左写真)。勇作ロープ。高井エルボー、ラリアット、カウント2。ヘッドバット3連発からロープに飛ぶ。勇作帰って来たところを捕まえてスパインボム、カウント2。

勇作はトップロープに上ってフロッグスプラッシュ(右写真)、カウント2。オクラホマスタンピード、これも2。勇作ラリアット、高井かわしてジャーマン、カウント1。高井DDTからトップロープに上りダイビングヘッドバットを肩口に。すかさず十字固め、勇作ロープ。

両者立ち上がって張り手合戦。勇作助走付けての張り手(左写真)、高井崩れ落ちる。勇作サンダーファイヤーパワーボム、これも「危ない!」と思わせる落とし方。カウント2。

高井は立ち上がりヘッドバットの打ち合い(右写真)に応じる。高井、ディスカスパンチのように一回転して横殴りの(?)ヘッドバット、勇作ダウン。高井カバー、カウント2。勇作立ち上がり、ロープに飛んでぶちかまし、カバー、カウント2。勇作張り手5発、高井2発からラリアット。10分経過。

勇作意表を突く延髄蹴り。ボディスラムからトップロープに上がりダイビングエルボードロップ(左写真)、カウント2。勇作助走付けてラリアット、エビに押え込んで3カウント。

勇作(10分44秒 エビ固め)高井

第1試合らしい好試合。あのサンダーファイヤーはいただけないが。


第2試合 ウルトラセブン vs (非公開)

当初「3分エキシビション」と発表されていたが、「10分」に変更。先に入場したのはウルトラセブン。入場テーマはもちろん主題歌。

続いて現れた異様な姿の怪人。「ス○ル星人」とコール。やはり「第12話」の、あの怪獣か。軽やかにステップを踏むス○ル星人。頭にはケ○イドらしきものが。

不気味ないでたちである。音楽がウルトラセブンの挿入歌に変わる(試合中かかり続ける)。

最初はにらみあい、というかス○ル星人が軽やかにウルトラセブンの周りを飛び回り、組み合わない。ロックアップからホイップするとス○ル星人は場外エスケープ。しかし軽やかにリングに戻る。セブンはヘッドロックホイップ、腰投げ。ス○ル星人またエスケープ。

ス○ル星人リングに戻る。セブンキック、ボディスラム、ショルダータックル2発。手応えなさそう。豪快なブレーンバスター(右写真)。

セブンはコブラツイストに決めるがス○ル星人ロープエスケープ。続いてセブンはメキシカンバックブリーカー(左写真)、ス○ル星人ギブアップ。

セブン(3分2秒 メキシカンバックブリーカー)ス○ル星人

地球は守られた、と思ったらス○ル星人は軽やかに帰って行った。またいつか来襲するかもしれない。


ここで「恒例の」グッズ紹介コーナー。前回同様グッズガールの木原れいが新作・三四郎Tシャツを着て出てくる。「脱ぎたて、1000円から!」というキムタクの声に最初は「1500円!」「2000円!」の声が上がるが、突如控室の方から「1万円!」という野太い声が。なんとサンダー。

サンダー、「1回やるも2回やるも同じだろ!」と木原れいのTシャツを引き裂く。また被害に遭った木原れい(右写真)。そこに菊澤が「サンダー、メッ!」と入ってくる。篠社長がネオDDTTシャツを木原にかけてやる。

「突然ですが、アイドルグループ『ネオっ子クラブ』を作ろうかと思ってまして、どうですか?」と木原を勧誘。「結成したらどっかの団体みたいに試合前に歌歌わせようかと。」

そりゃネオレだろうが。

「諸事情により、会員番号1〜3は欠番ですが、4番でどうですか?」
木原(左写真)了承、ついにDDTはグッズギャルまで引き抜かれてしまった。

続いて篠社長と菊澤はキムタクを勧誘。「都内に引っ越せるぞ。埼玉遠いだろ?」「は、それはいいことですが、私はDDTの人間ですので、丁重にお断り致します。」


第3試合 スーパー宇宙パワー、西野勇喜(フリー)、アジアン・クーガー(フリー)vs 佐々木貴、黒影、藤沢一生(湘南)

週プロ・浜部編集長に「健介そのまんま」と認められた(?)藤沢(右写真)。今日も健介道一直線か?

先発は西野と藤沢。ロックアップから西野は藤沢をロープに押し込んでチョップ。再度ロックアップ、西野ヘッドロック。藤沢ロープに振る。西野タックル。西野ロープに飛んでラリアット、藤沢もラリアット返すが2発目空振り。西野は後頭部にラリアット入れるとバックドロップ。藤沢は佐々木にタッチ。

西野と佐々木チョップ合戦。佐々木はキックに切換える(右写真)。西野はあくまでチョップ。佐々木ソバット、西野ダウンするがすぐに立ち上がってラリアット。一旦ブレーク。西野ヘッドバット連打。助走を付けて強烈な一発。佐々木もすぐに立ち上がる。西野また走る。佐々木カウンターでハイキック浴びせる。佐々木は黒影にタッチ。西野もクーガーにタッチ。

クーガーニールキック、ロープに振る。黒影切り返してエルボー。さらにコーナーで串刺しエルボーから三角飛び延髄蹴り、カウント2。黒影はクーガーをコーナーに詰めてキック連打。しかしハイをかわされ、足がロープに引っかかったところにクーガーはダイビングギロチン。クーガーは宇宙にタッチ。宇宙はスリーパー、黒影が下から蹴り上げるとその足をキャッチしてステップオーバーレッグストレッチに(左写真)。ロープに振ってエルボー、コーナーに投げつけ佐々木を呼び込む宇宙。宇宙は佐々木を倒してマウントから十字。佐々木うまくブロックするが宇宙は回って足を取ると逆片エビ、佐々木ロープ。佐々木ヒザ蹴り、宇宙キャッチしてキャプチュード。5分経過。

宇宙ハイキック、投げっ放しタイガードライバー、サッカーボールキックと攻め立ててクーガーにタッチ。クーガー串刺しニールキックを狙うが佐々木かわす。クーガーエプロンに。佐々木ジャンピングニーで突っ込む。クーガーかわす。佐々木足先をトップロープに引っかけたまま場外に転落。危ねぇ。しかしクーガーは委細構わずトップロープから場外の佐々木にトペ・アトミコ。佐々木を戻して西野がペンデュラムバックブリーカー、そこにクーガーがロープ越えギロチン。西野が佐々木を場外に引きずり出す。またペンデュラムバックブリーカー、クーガーまたロープ越えて、今度は場外へのギロチンドロップ(右写真)。

佐々木をリングに戻して西野ラリアット。佐々木は2発目をかわしてハイキック、ラリアット、2カウント。佐々木は藤沢にタッチ。藤沢コーナーに振って健介ばりのフェースクラッシャー(左写真)。

さらにラリアットからストラングルホールドγ(右写真)。この徹底ぶりはすごいもんだ。しかし宇宙がキックでカット。西野宇宙にタッチ。宇宙は藤沢に串刺しラリアット、ブレーンバスター。エルボードロップでカバー、2カウント。

藤沢チョップ3連発、ドロップキック打つが宇宙には通じず。かえって打ち疲れの様子。さらにラリアット打つ(左写真)が、どうにも弱い。宇宙張り手でぶっ飛ばすとストンピング。藤沢は佐々木にタッチ。

宇宙スリーパー。佐々木は一本背負いから十字。宇宙は起き上がってヒザ十字(右写真)、佐々木ロープ。宇宙コーナーに振って串刺しラリアット、2発目は佐々木キックでブロックし、そのままコーナーに飛び乗るとミサイルキック。対角線コーナーからもう一発ミサイルキック。さらにコーナーから延髄ニー、黒影にタッチ。10分経過。

黒影宇宙をコーナーに振って串刺しニールキック。ブレーンバスターでカウント2奪うとすぐ十字に行くが宇宙は切り返すとアンクルホールドから逆片エビ固め(左写真)。佐々木がニールキックでカット。宇宙は黒影にラリアットを浴びせるとクーガーにタッチ。クーガーニードロップ。ロープに振る。黒影切り返してジャンピングハイキック。佐々木が入ってダブルのキックからサンドイッチニールキック。

黒影はクーガーをトップロープに上げて雪崩式ミステリオ・ラナ(右写真)。佐々木がブレーンバスター、黒影がムーンサルト、カウント2。黒影フルネルソン、クーガー振り切ろうとするが黒影は裏投げに持って行く。黒影再度フルネルソンからドラゴンスープレックス、宇宙と西野がカット。

ここから宇宙と藤沢、西野と佐々木は場外乱闘に。その間にクーガーは黒影の背後に回って十字架固め(左写真)、カウント2。

クーガー背後から飛びつくとウラカン・ラナ崩れで丸め込む(右写真)、3カウント。

クーガー(12分50秒 高角度回転エビ固め)黒影

クーガーマイク。「おい黒影!今日はタッグで勝ったけど、今度はシングルでやろうじゃないか。あと、今日のメインでやる、ライダーと三上、勝った方に、俺に挑戦させて下さい。DDT、お願いします!」

続いて宇宙マイク。「モット強イ相手ガ欲シイ。弱スギルンダ。くーがー、挑戦ノ件ハ木村クンニ言ットクカラ。ダラシナイゾ佐々木。三上トイイ勝負ヤッテコレカ?オイ、バンソウコウ取レ。ヤルカ?ヤルノカ?」
佐々木「やるよ!」
宇宙「ジャソノウチヤッテヤルカラ。練習練習マタ練習。」

佐々木「クーガー、俺のいることも忘れるな!宇宙!まだ弱いけど、絶対あなたを倒す!倒してみせる!挑戦させて下さい!」


第4試合 大作 vs 入江秀忠(キングダム)

タノムサクが大作のセコンドに。入江はUWFのテーマで入場。大作ゴングと同時にニールキック、入江かわす。入江ローキック。大作ハイキック、入江キャッチして裏アキレス腱固め、大作ロープ。大作ローキック、入江カカト落とし。大作組み付くがロープブレーク。大作ドロップキックに行くが入江は寝転んでかわす。入江マウント取って小さいパンチをコツコツ入れる。大作ロープ。大作の裏拳と入江のニールキックが両方外れ。入江は片足タックルから上になってパンチ。大作ロープ。大作張り手でパンチに対抗して行く(左写真)。

入江は張り手をかわし、バックドロップから十字、大作ロープ。入江寝っ転がる。大作足にキック。入江は寝た状態からキック出す。大作の張り手と入江のパンチの打ち合い。しかし当たればパンチの方がダメージ大きいのは当たり前。入江はあびせ倒すと上になってまたパンチ(右写真)から十字、大作ロープ。

大作カカト落としに行くが足上がらない。キックに行こうとして倒れ、ダウンカウントが数えられる。8で立つ。入江パンチ2発、ミドルからハイ(左写真)、カウントが5まで進んだところで入江ストンピング。大作立って張り手、ナックルパンチ。入江は倒してマウントパンチ。5分経過。入江ヒザ十字、大作ロープ。入江両足で大作のヒザを固める(足首も取ったかな?)。大作タップ。

入江(5分37秒 ヒザ固め)大作

入江、リングにねそべって「もっと強い奴がどうのこうの」と子供のように駄々をこねて帰ろうとする。そこに浩一郎がマイク。「強い相手?なら高木とやりたいとか言ってんじゃねえよ。いるじゃんここによ。大作にやっとじゃん。やるか?ナメんなよDDTを。会社が許したらやるか?高木がやるかもしれんし。ま、前向きに検討してくれ、キングダム代表取締役社長入江さん。握手しよ。」

やってくれよ>浩一郎。


ここで休憩。


第5試合 高木三四郎、エキサイティング吉田(フリー)、ファントム船越(フリー)vs 菊澤光信(ネオDDT)、加藤茂郎(夢ファク)、Neoウィンガー(元W★ING)

菊澤のテーマで菊澤と加藤、高木のテーマで高木、吉田、船越(withスーザン)が入場した後、篠社長が「さーていよいよスペシャルゲスト。ミュージックスタート!お願いします。」かかった曲は「デンジャー・ソーン」、Neoウィンガー入場。客席を練り歩く。誰なんだかちっともわからない(W★ING見てないし)。
加藤マイク「三四郎さんよ、DDTの中心は誰だかわかるか?お前じゃない。三上?ライダー?違うね。俺達ネオDDTが中心なんだよ。」



ネオDDTの奇襲でスタート。高木達は反撃して3人ともドロップキックで追い払うが全然タイミングは合わず。しかしリング上で勝ち誇る。船越は場外のネオDDT軍に腰クネを見せつける。船越と加藤で改めてスタート。船越はカニばさみで倒してグラウンドのネックロック。加藤返す。加藤首投げから前転式ネックブリーカー。船越は足を取るとドラゴンスクリューで投げて高木にタッチ。ダブルの股裂き。高木ヘッドロック、加藤振る。高木タックルからストンピング。ボディスラムからカバー、カウント1。吉田にタッチ。ダブルのチョップ&クローズライン。吉田は加藤に「久しぶりだなこのヤロ」吉田ヘッドバット、スイングネックブリーカードロップ。船越がミサイルキック(右写真)、しかし加藤はサミングで形勢逆転。

加藤ネックロック、完全にチョーク入ってる。加藤ショルダーネックブリーカードロップ、吉田せき込む。菊澤入って加藤とダブルのカニばさみ、そこにウィンガーがニードロップ。吉田は場外エスケープ。戻って菊澤と手四つ。5分経過。菊澤キック入れて腕を取る。ロープに振ってドロップキック。ボディスラム打ってウィンガーにタッチ。ウィンガーヘッドロック、吉田振る。ウィンガータックル(その後足踏み。誰かこのクセで気付いた人いるのかな?)。ウィンガーコーナーに詰めてチョップ、対角線に振って串刺しラリアット、エルボードロップでカウント2。チンロックで締め上げた後首投げで投げて菊澤にタッチ。吉田はタックルで倒してコーナーに戻り、高木にタッチ。高木ドロップキック連発。DDT打って船越にタッチ。吉田コーナーに上る。高木と船越ダブルのブレーンバスター。吉田「こっちに渡せ」と指示。船越がブレーンバスターで抱え上げて吉田に渡す。吉田雪崩式オクラホマスタンピード(左写真)。

吉田ボディスラムからランニングエルボードロップ。しかし串刺しラリアットは菊澤がキックでブロックし、ランニングネックブリーカードロップに。菊澤ライガーボム、カウント2。加藤にタッチ。加藤顔踏み付け、シューズのヒモで顔こすりという小技からパイルドライバー。加藤チョップ、吉田パンチ。加藤背中向ける。吉田バック取る。加藤急所蹴り。さらに両足取って金的(右写真)。加藤はまたバンデージを外し、レフェリーに投げて目をそらしての金的、片エビに固めるがカウントは2。加藤ネックロック、吉田そのままリバーススープレックスでなげ、金的ギロチンでお返し。10分経過。

吉田エキサイティングスコーピオン(というより体返したからトライアングルスコーピオンか)に入る(左写真)。ウィンガーがカット。船越が入りスワンダイブミサイルキック。加藤は船越のボディにパンチ入れてウィンガーにタッチ。ウィンガーストンピング入れてロープに振るときれいなニールキック。ボディスラムからサマーソルトドロップ、カウントは1。船越スロイダー、カウント2。バックドロップで投げて高木にタッチ。

高木「このロートルが!」と叫んでブレーンバスター(右写真)、ラリアットの猛攻。いずれも2カウント。

ジャーマン(左写真)も2カウント。とどめは三四郎スタナー、これで決まりかと思いきや、なんと船越がカット。目を疑う観客。

しかしそれが間違いでも気まぐれでもない証明に船越は高木に投げっ放しのドラゴンスープレックス(右写真)。

菊澤がムーンサルト浴びせた後、ウィンガーがトップロープからダイビングフットスタンプ(左写真)、カウント3(ちょっと速いか?)。

ウィンガー(12分55秒 エビ固め)高木

加藤が「Ladies&Gentlemen, Boys&Girls,それではネオDDTの新メンバーを紹介しよう。マスター・オブ・レスリング、ファントム船越だ!」船越誇らしげにポーズ(右写真)。

篠社長リングに。「高木さん、これが現実ですよ。木村くーん(本部席にいた)、W★ING時代からの友達!君も来ませんか?待ってますよ。びっくりしましたかー、高木さん。いつまでも調子に乗ってるとこうなるんだよ。(最後だけドス利かす)

高木「金の力で人の心がどうにかなると思ったら大間違いだ!俺達は心で勝負してやる!」
菊澤「俺達はな、金と心で勝負するからな。」うまい。
船越は吉田に「モルツ、こっちは飲み放題だぞ!」と勧誘。
吉田「俺はな、高木三四郎とモルツで兄弟の契りを結んだんだ!独りになっても俺は動かねえ!」

高木、ジェントル高久レフェリーに「カウントが速い」と文句を付け三四郎スタナー。


第6試合 スーパーライダー('98 D.J.Battle優勝)vs 三上恭平('99 D.J.Battle優勝)

三上はバーリ・トゥードスタイル。セコンドには木村浩一郎。

開始のゴング。ライダーはいつものステップで旋回。バックキックを出すが三上かわす。ライダーはロー、ミドルをヒットさせる。三上ガードが追いつかない。ライダーバックキック、今度はヒット。ライダーローからミドル、三上キャッチしてグラウンドに持ち込むと上になる。

ライダーは下からアームロック、引っくり返して十字狙い(右写真)、三上は上体起こしてブロックしながらロープエスケープ。ライダー、ローからミドル。三上ミドルはキャッチ、しかしライダーは回転して脱出。ライダーはタックルからねじ伏せるようにして十字、三上ロープ。

三上片足タックル、ライダーはハーフガード。三上マウントパンチ、フットスタンプ(桜庭式)からまたマウント取る。ライダー切り返してバック取るとスリーパー(左写真)、三上ロープ。三上スタンディングでパンチ。ライダーは首を取るとタイガードライバー(初代式)、グラウンドでネックロックに。ライダーアームロックにスイッチ、三上返して立ち上がり、がぶる。

ライダーぶん投げて十字に。三上は立って上からパンチ(右写真)。ライダーはその腕を取って下から十字、三上ロープ。三上場外で間を置いて、エプロンでグローブを外す。ライダーのローをキャッチするとドラゴンスクリューからヒザにストンピング。5分経過。

三上は低空ドロップキック、ライダー場外エスケープ。三上プランチャ。ライダーは足を引きずってリングサイドを一周、カウント17でようやく戻る。ロックアップ、三上ヘッドロック、ライダー振ろうとするが三上締め上げる。ライダーはバックドロップ。ライダー一本背負い、三上コルバタ。ライダーもコルバタで返す。三上場外転落。ライダーロープくぐりのフェイントのみ。三上も場外で時間取って10で戻る。が表情は苦しそう(左写真)。

三上足取ってキック、ニードロップ2発。ライダー苦し紛れに髪つかむ。三上アキレス腱固め(右写真)、ライダーロープ。中央に引っ張って三上ヒザ十字。ライダー外す。

三上ストンピング、ボディスラムからコーナー上がってダイビングセントーン(左写真)、カウント2。10分経過。

三上張り手、ライダーはパンチで対抗。三上それをキャッチして飛びつき十字固め、ライダーの足がロープに届く。三上再度飛びつき十字固め(右写真)、ライダーロープエスケープ。

三上ツームストン(左写真)からトップロープ上る。ウルトラ・ウラカン・ラナ、カウント2。

ライダーあせったかソバット空振り(右写真)。三上飛びついてウラカン・ラナ、2カウント。ライダーエビに切り返す、これも2。

三上はヘッドシザーズで返すと横三角絞めに(左写真)。ライダーは絞められながら三上を蹴りまくりなんとか脱出。

ライダーソバット(右写真)、今度はヒット。コーナー上る。

「ライダーキィーック!」

しかし三上はライダーのジャーマンを丸め込むとヒザ十字に(右写真)。ライダーロープ。

三上サソリ固めに行く(左写真)。ライダー下から崩してヒールホールドに。三上耐える。

ライダー足を放し、首を取ってチキンウィングに。三上立ち上がる。ライダータイガースープレックスにスイッチ(右写真)。

三上がカウント2で返したところを裏十字に(左写真)。三上タップ。

ライダー(16分1秒 裏十字固め)三上


ライダー「みなさん、今日は本当にありがとうございます。DDTのリングで、これまでいくつもドラマがありましたが、正直、三上君がこれだけ成長してぶつかってきたのには面食らいました。僕も250%の力を出して勝つことができました。一つだけ僕にも言わせてください。確かに三上も強くなっています。でも僕も生まれつき強かったわけじゃない。人並み以上に血と、汗と、涙を流してこそ今の自分があります。今も三上以上にトレーニングを積んで、修羅場を経験しています。それはわかってください。三上にも一層の努力を期待します。」

三上「負けてマイク持つのはイヤだけど、(無言続く)僕の目標は1年前に北沢タウンホールで言った通り、TAKAみちのく、TAKAみちのくと試合をするまでDDTでがんばります。」

「まで」なんて言うので疑問の声が沸く。

「ネオには行かない!俺はDDTが好きなんだ!これからも高木さんの下でやっていきます。今日は負けましたけど、これからも応援よろしくお願いします!」

しかし退場時に黒影に「腕のスジやっちゃった」みたいなジェスチュア。かなり重傷かも。



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