DDT 9/30 北沢タウンホール大会



北沢タウンホールに着くと、入り口に藤沢一生が立っていた(左写真)。「セキュリティですか?」と聞くと、「はあ、高木の乱入防止です。」階段を上ると、ドアの両側に、レスラーではないがゴツい兄ちゃんが2人(ひとりは外人、もう一人は目付きの鋭い日本人)が立っていた。これもセキュリティなんだろう。

6時45分開始。「開始時間遅らす」うんぬんの話がDDT掲示板で出てたが、それは開始時間にちゃんと始めることが前提だろうか?
CTN記者会見、番組オープニングビデオ上映からカード発表。第2試合、種市課長vs黒影部長、と発表。「部長」?そしてメインは木村浩一郎vs佐々木貴と。これなら「当日発表」にする必要なかったんじゃないか?(って、乱入で壊れるからそうしなかったってことなのか?)


第1試合 勇作&大作 vs タノムサク鳥羽(二瓶組)& 宇和野貴志(IWAジャパン)

「ゴージャス」な雰囲気のタノムサク鳥羽(右写真)。

先発は宇和野と勇作。ロックアップから勇作ヘッドロックに。宇和野ロープに振ろうとするが勇作は離さない。宇和野二度目のトライで勇作をロープに。勇作戻ってくると強烈なショルダータックルからボディスラム。宇和野すぐに会ってエルボー、ドロップキック。エルボーとチョップの打ち合いから勇作ラリアット(左写真)、宇和野は鳥羽にタッチ。勇作チョップ、鳥羽はパンチ。勇作張り手で鳥羽を倒してストンピング。

鳥羽は立ち上がるとパンチで反撃、勇作ダウン寸前のところを大作がタッチして入ってくる。大作の重いローキックがズバズバ決まり、鳥羽よろける。さらに大作はヒザ蹴り(右写真)。鳥羽は宇和野にタッチ。

大作は宇和野にもロー、ミドル連打。宇和野キャッチしてグラウンドに持ち込みヒザ十字、大作ロープ。大作張り手、宇和野ブロック。大作ミドルキック連打、宇和野ダウン。カウント7まで進む。大作の3発目のミドルキックを受け止めて(左写真)宇和野ドラゴンスクリューから4の字に。勇作がカット。

宇和野ジャーマン(右写真)、カウントは2。宇和野さらにバックを取る。大作ブレークして浴びせ蹴り。5分経過。大作バックドロップ、カウント2。勇作にタッチ。勇作キックからマウントパンチ。鳥羽カット。勇作鳥羽もラリアットでなぎ倒してマウントパンチ。鳥羽ハイキック入れる。すかさず宇和野がジャーマン。

鳥羽正式タッチしてリングイン、勇作にパンチ連打。勇作口の中を切った様子。勇作ラリアット、カウント2。勇作コーナーに振って突進、鳥羽カウンターパンチ。鳥羽突っ込む、勇作抱え挙げてスパインボム。大作と宇和野がカットに入るがそのまま乱闘に。勇作のラリアットをかわした(左写真)鳥羽のバックブローがクリーンヒット、さらにパンチの連打から片エビで押え込む、カウント3。

鳥羽(6分41秒 片エビ固め)勇作

これは面白かった。


第2試合 種市課長 vs 黒影部長

種市課長が先に入場。期待の黒影部長はダブルのスーツで入場(右写真)。

ダンディーな黒影部長、種市課長の奇襲にもまったく動じない。ゆっくりとスーツを持参のハンガーに掛ける。課長、「クソ部長〜!」と叫んで攻撃するが二度ともコーナーに自爆。しかしドロップキックがスーツにヒット。怒る部長。

「俺のスーツに何をする!」と叫んで課長のネクタイをつかむとホイップすする部長(右写真)。スーツを整えるが、その背中に課長がドロップキック。課長ボディスラムからロープに飛び、助走の後ネクタイを締め直してコーポレイトエルボー。コーナーに上がり何やらボヤキながらのニードロップは部長かわす。

部長張り手入れて説教。課長「申し訳ありません!」これ以上引っ張るとつらいかなー、ってとこで部長はハイキックからムーンサルトプレス(左写真)、3カウント。

黒影部長(2分12秒 波止場の裕次郎固め)種市課長

フィニッシュはデイリーにそう載ってたんだが、どういう意味だろう?

課長マイク「私、種市課長は、日本のサラリーマンを応援します!」


ここでビデオ上映。7/26と8/27、28の模様。ビデオが終わると篠社長登場(右写真)。

ダンスチーム「ネオパラ」(左写真)と「TRY ME」で踊る。

踊る篠社長。

「木村浩一郎呼んでみましょう!」ネオのテーマに乗って木村、オーニタJr(左写真)、サンダー、Neoウィンガー、黒影、スーパー宇宙パワーが入場。

「映像見てみましょうか?」

門番を務める藤沢一生。エキサイティング吉田は仁王立ちになって止める(右写真)が、スーザンの色仕掛けにあっさり陥落。吉田、スーザンがホール内に進入したのを見てあわてるネオDDT勢。ネオDDTのテーマが流れるが、途中でよれよれになり、Fireに変わる。高木か?

実は宇宙パワーが高木だった!(左写真)手錠をはめられた佐々木も出てくる。しかし高木はネオDDT勢に押さえられる。高木「追放できるわけないだろう!IQ180の俺様が、お前らの悪巧みを見抜けないと思ったか!」
「見抜かれたか!」
高木「今日は重要人物を連れて来てるんだ!」

CTNの並木プロデューサー入場。「ここに契約書があるんですけどね・・・」紙を出す(右写真)。「第2条4項、無断で選手解任などによりCTNに損害を与えた場合はCTNは損害賠償金5億を請求できる。」あわてる篠。
「まだあるんですよ。第4条8項、代表者の変更。代表者を変更する場合は前任者が後任者を指名するものとする。ですから、高木コミッショナーから新コミッショナーを指名していただかないと。」

高木「新コミッショナーは、この人だ!」吉田のテーマが鳴り、エキサイティング吉田wthスーザン入場(左写真)。吉田「新コミッショナーとして今日のカードの変更を発表する。お前ら、木村vs佐々木なんて見たいかぁ?」
一部客から「それは見たい」と声が上がる。
吉田コミッショナー「そんなことだからインディーはダメなんだよ!佐々木と、俺とスーザンのどっちが見たい?」

「吉田!」「佐々木!」「スーザン!」好き勝手な声が上がる。

「メインは吉田vs木村だ!」
木村「いいよ。」

高木、佐々木に「お前、わけのわかんないマスクマンやっていきたいのか?」
佐々木「俺は、宇宙パワーなんてイヤです!」
吉田「もうわかってんな。セミは高木vs佐々木!」

1月の月島と同じカードか。(順番違うが)


第3試合 ファントム船越、内藤恒仁、ポイズン澤田(フリー)vs 菊澤光信、加藤茂郎、Neoウインガー(ネオDDT)

ネオDDT勢、手に手に蛇(おもちゃ)持参。ロープにくくり付けておく(右写真)。先発はポイズンと菊澤。ロープに振る。ポイズンタックルからロープに飛ぶ。菊澤リープフロッグでかわそうとするがヒザが悪いせいか失敗。次のドロップキックもいつもほどの高さがない。

ポイズンはファントムにタッチ。菊澤の腕をひねり上げニースタンプを落として行く(左写真)。ロープに振ってドロップキック、内藤にタッチ。菊澤コーナーまで逃げ帰り、加藤にタッチを求めるが加藤拒否。しかたなくウィンガーにタッチ。ウィンガーチョップ、内藤エルボーで返して足を取ると逆片エビ、ウィンガーロープ。ウィンガーキック、内藤キャッチしてまた逆片エビ。加藤がヘッドバットでカットしようとするが内藤離さない。後ろから引っぱがすようにしてようやくカット。ウィンガーは加藤にタッチ。

加藤タックルから上になって腕を取りに行く(右写真)。内藤切り返して十字に。加藤上体起こして丸め込む。内藤キックアウト。船越が捕らえてポイズンにタッチ。ポイズン首投げからスリーパー、さらに三角絞めに。ボディスラムからエルボードロップ。5分経過。船越入ってダブルチョップ。船越スロイダー、カウント2。かわづ落とし、これも2。加藤はボディへのパンチで形勢逆転、背中にエルボー入れて菊澤を呼び込みダブルのエルボーパット。菊澤ロープに振ってフライングネックブリーカードロップ、カウント2。

船越は菊澤の両足をすくって逆エビ固め(左写真)から逆片エビに。リリースしてポイズンに渡す。ポイズンバックドロップからカバー、カウント2。ポイズン十字狙い、菊澤がブロックしていると船越が入ってもう片方の腕を取り、ダブルの十字。加藤とウィンガーがカット。

ポイズンロープに振ってニールキック、カバーには行かずに4の字で菊澤の足を攻める(右写真)。ウィンガーがカット。ポイズンは菊澤の顔をターンバックルにぶつけて内藤にタッチ。菊澤コーナーに帰るが加藤はまたタッチ拒否。菊澤「やってやろうじゃねーか!」内藤笑顔。

手四つから力比べ、菊澤すぐロープエスケープ。加藤が内藤を捕まえて3人で攻撃(左写真)、しかし内藤は3人を蹴散らすとヘッドロックで菊澤をコーナーに連れ帰る。

船越入ってチョップ、キック。コーナーで船越とポイズンが踏みつけ(右写真)。船越DDT、カウント2。10分経過。菊澤は加藤にタッチ。

加藤ロープに振ってドロップキック、予告付きブレーンバスターからダイビングエルボー(左写真)、カウント2。船越キック、ドロップキックで反撃。ロープに振ってフロントスープレックス、これはちょっと崩れた。ポイズンにタッチ。内藤とダブルで振る。加藤は2人にラリアットかまそうとするが2人はかわしてダブルのワキ固め。さらに船越がインディアンデスロック。加藤なんとか脱出して菊澤にタッチ。

ポイズンニールキックからノーザン、2カウント。キャトルミューティレーション(右写真)はサンダーが竹刀でカット。菊澤DDTからサンダーファイヤーパワーボムで2カウント。しかし内藤が忍び寄って菊澤にジャーマン、ポイズンが立たせて船越ミサイルキック。ポイズンはこのチャンスに両腕をネルソンに取って、さらに足を抱え込むストレッチ技に。菊澤ギブアップ。

ポイズン(13分40秒 ガルストリーム)菊澤

菊澤マイク。「オイ、オイ、オイ、オイ・・・黙って聞かんかい!黙って聞かんかい!オレはな、オレはな、内藤が苦手なんじゃ!だから、内藤を俺の試合に組むな!」マイク投げ捨て。文字で書くと何のことやらわからんが、要するに大仁田調。


第4試合 仮面シューター・スーパーライダー&木藤裕次(IWAジャパン)vs 西野勇喜(フリー)&ニーハオ(キャプチャー)

高井の欠場により急遽DDT初登場のニーハオ(右写真)。ライダーとの絡みが楽しみである。先発は西野と木藤。ロックアップから木藤がまずロープに詰めてチョップ打ち込む。西野やり返す。音は西野の方がぜんぜん上。グラウンドでの取り合い、両者取らせず一旦ブレーク。

ロックアップから木藤ヘッドロック、西野ロープに振る。木藤タックル。木藤ロープに振ってニールキック、西野すぐに立ち上がってラリアット。チョップ合戦(左写真)は西野が勝つが、木藤はカニばさみで倒しエルボードロップ、西野かわして逆にエルボードロップ、木藤もかわす。両軍タッチ。

ライダーとニーハオが対峙。ライダーローキック入れて行く。ニーハオが速いタックルでライダーを倒すがライダーは下から十字。ニーハオ腕を抜いてバックを取ってスリーパー、ライダー外して足を取るとヒザ十字、ニーハオ切り返して立ち上がる。一旦ブレーク。

ライダー腕を取るかと思いきやカニばさみからヒザ十字(左写真)。ニーハオ立ち上がってヒザ十字で返す。ライダー立ち上がり、回転して外す。

手四つからニーハオは後方に投げ飛ばす。しかしライダーは回転してヒザ十字(右写真)、ニーハオロープ。ニーハオ猪木状態でキック、ライダーもニーハオの足にキック。ライダージャンプするがニーハオは足でガード。ニーハオ立ち上がる。ライダーミドル、ロー、ソバット。足取ってヒールホールド。ニーハオもアンクルホールドで返す。ライダーアンクルホールドにスイッチ。2人で掛け合い。ニーハオは西野にタッチ。5分経過。

西野チョップ、キック、ロープに振ってラリアット、カウント2。ライダーは初代式タイガードライバー、木藤にタッチ。ロープに振ってエルボー、助走付けてエルボードロップ、カウント2。ブレーンバスターからニースタンプ。木藤ヘッドロック、西野返してニーハオ呼び込む。ダブルチョップは木藤かわすがニーハオキック(左写真)、ダブルのフェースクラッシャーに。西野バック取る。木藤エルボーでブレーク、ロープに飛ぶが西野パワースラム、カウント2。西野突っ込む、木藤は抱え挙げてパワーボム、ライダーにタッチ。

ライダーキック、ロープに振ってフライングクロスアタック、エルボードロップはカウント2。西野バック取ってニーハオにタッチ。ニーハオバックドロップ狙う、ライダーアームロックに。ニーハオ十字に切り返す。ライダーロープ。ニーハオライダーを起こしてバックドロップ、カウント2。ライダー十字に。ニーハオロープ。腕ひねって木藤にタッチ。木藤ワキ固めに行くがニーハオ切り返す。ニーハオキック連打。10分経過。西野入ってダブルのブレーンバスター、2人でストンピング。ニーハオ押さえて西野ラリアット、木藤かわして誤爆。木藤ライダーにタッチ。ライダーは西野のラリアットかわしてソバット(右写真)、西野場外転落。

ライダーはフィンタ・デ・レギレテ。西野が回り込んで逃げたところに木藤がエプロンからトペコン。リングに戻し、ライダーコーナーに振って串刺しヘッドバット、木藤は串刺しのダブルニーアタック。ライダーコーナーに上ってライダーキック(左写真)。

ライダーのキックと西野のチョップの打ち合い、木藤はニーハオ押さえる。ライダー西野の空振りのすきを突いて飛びつきの回転十字架固め(右写真)、3カウント。

ライダー(12分29秒 回転十字架固め)西野

やっぱり飛びつき十字固めみたいな動きになるんだなあ、ロゼッタやフレイアもそうだけど。ライダーマイク「ニーハオ、次は、SAボクシングのリングで待ってる。」
ニーハオ近寄る。「よろしくお願いします!」


ここで休憩。休憩明け、篠社長からネオっ娘クラブ会員bW番・国生リサ(左写真)が紹介される。が、特に何をする訳ではない。


第5試合 高木三四郎 vs 佐々木貴

ネオDDTのテーマが流れるが、またよれよれになって「This is War」に変わる。佐々木、宇宙パワーのカッコで入場するが、すぐに全部脱ぎ捨てる。高木入場、いつものように四方で「Fire」ポーズ(右写真

8ヶ月ぶりの一騎打ち、佐々木バックを取るが高木はアームロックに切り返す。佐々木腕外して立ち上がる。佐々木タックルで倒して上に。ボディにパンチ入れてスリーパー、さらに十字に。グリップ切る、高木ロープ。

佐々木ヒザ蹴り2発から張り手、ソバット(右写真)。倒れ込んだ高木にサッカーボールキック。高木立ち上がって張り手、ロープに振ってドロップキック。チョップ合戦、高木はキック入れて腕を取る。佐々木切り返してアームロックホイップ、佐々木十字に。高木上体起こして丸め込む、カウント2。高木マウント状態になるが立ち上がる。

佐々木コーナーに振る。警戒したのか失速気味の串刺しラリアット。2発目は予想通り高木がキックでブロック。しかし佐々木はすぐにニールキック、サッカーボールキック、ストンピング。高木ダウン取られる。カウントは7。佐々木ハイキック(左写真)、ソバット、助走付けてのジャンピングニー、高木またダウン。今度は10ぎりぎりで立ち、しかもよろける。佐々木ドロップキック、高木場外転落。佐々木はロープ越しの片足キックからエプロンを背に立たせてのニールキック。佐々木は先にリングに戻る。高木カウント10で戻る。5分経過。

佐々木は旋回式フィッシャーマンバスター(右写真)2連発。DDTからラリアット、カウント2。佐々木突っ込む、高木裏拳、不格好だがうまくヒットして佐々木はダウン。高木カウント2でひきずり起こして垂直落下式ブレーンバスター、カウント2。

高木は三四郎スタナー(?)狙うが佐々木はブロックしてコーナーに押し込む。佐々木ハイキック、距離を取って串刺しニーアタック(左写真)、さらにエプロンからコーナーに飛び乗って延髄ニー、カウントは2。

佐々木サソリ固め、形は崩れるが高木はうめき声をあげる。佐々木一旦外してもう一度、今度はがっちり決まる(右写真)。高木必死にロープに。立ち上がれない高木の顔面に佐々木キック。

佐々木ヒザ蹴り、高木ブロックしてストーンコールドスタナー。高木ラリアット、佐々木かわすが高木もう一度ストーンコールドスタナー(左写真)。さらにラリアット、三四郎スタナーと畳み込んで3カウント。

高木(8分39秒 片エビ固め)佐々木

高木マイク「佐々木・・・隠していても仕方ないから言わせてもらうけど・・もう次、いつまで俺の体が持つのか、俺にもわからない。俺にとっても一番の問題は俺がいつまでできるかわからないことだ。それでも俺は、お前、三上、勇作大作、高井、黒影、きくさん、21世紀はお前らにがんばってほしいから、俺の体はどうなろうと、こんなこと言うのヤなんだけど、俺にできる限り、俺は上まで行くから。俺は上までのし上がって、お前達に、DDTの未来を渡すために、俺はできるところまで上にのし上がって行くから。突然のことで混乱してるかもしれないけど、俺にとっての2000年問題はこの腰だ。DDTにとっての2000年問題はお前達にかかってる。お前達はこれからもDDTを背負ってがんばってほしい。」2人握手。「こんなところで俺のプロレス人生終わってたまるか!ミュージックスタート!」


第6試合 木村浩一郎 vs エキサイティング吉田

吉田が先に入場。木村に対し先制攻撃をかけるがロープワークのタイミングが合わない。無理矢理ドロップキックで場外に落とし、ロープ越えのキックを放って行く。場外でストンピング、リングに戻してもストンピング。

吉田ヘッドバットの乱れ打ち。顔面にも容赦なく入れて行く。さらには後頭部にも。

ギロチンドロップ2発入れて逆片エビ固め、木村ロープ。エルボーパット、首投げから頭にエルボースタッブ。しかしスリーパーに取ったところを切り返される。

木村立ち上がってサッカーボールキック(右写真)。ロープに振ってエルボー。吉田首固めで丸め込むがカウントは1。吉田つっこむ、木村カウンターでヒザ。さらにロープに振ってキチンシンク。

顔面を踏みつけて(左写真
「コミッショナー!来いコラ!」

吉田ヘッドバットで反撃するが、木村はロープに振ってのラリアット、倒れたところにまたサッカーボールキック。5分経過。

吉田は木村をコーナーに詰めてキック(右写真)、ヘッドバット。ボディにもヘッドバットに行く。木村はこれを捕まえるとダブルアームスープレックスから十字に。吉田ロープ。

「コミッショナーどうした?」
「まだまだ!」

手四つでリスタート。木村ミドルキック、ヒザ蹴りからフィッシャーマンズスープレックスホールド(左写真)、カウント2。木村がボディスラムに来るところを吉田首固め、カウント2。逆さ押さえ込み、カウント2。回転エビ、これも2。吉田は急所ヘッドバット、急所ギロチン。ボディスラムからアニマルエルボーに行くと木村はそれを捕らえてクルックヘッドシザーズ。

リリースして必殺の肩外し、吉田うめき声をあげて場外へ。木村は場外に追いかけて蹴りまくる(右写真)。木村先にリングに戻る。吉田、高木と佐々木の力を借りてリングに戻る。木村さらに蹴りまくる。コーーナーに振って串刺しラリアット、吉田の大げさな受け身に木村は「お前のそういうとこが嫌いなんだよ!」と叫んで蹴りまくる。もう一発串刺しラリアット、吉田かわしてスクールボーイ、2カウント。コーナーに上りダイビングネックブリーカードロップ、2カウント。10分経過。

吉田ギロチン、2カウント。ブレーンバスター狙うが上がらない。DDTにスイッチ(左写真)、フィッシャーマンズスープレックスは成功、しかしカウントは2。木村立ち上がるとラリアット、吉田2で返す。木村ビクトル投げ、吉田必死にロープ。「フィニッシュ。」木村逆エビ、吉田ギブアップ。

木村(12分5秒 逆エビ固め)吉田

佐々木と高木が突っ掛かる。


木村は「三四郎、何突っ掛かってんだよ?コミッショナー弱いじゃねーか。なんでこんな奴がコミッショナーなんだよ?てめーが好き勝手やってっから、俺もまた好きにやらせてもらうよ。おい折原!

折原登場(右写真)。

木村「折原、急で悪いんだけどさ、10月27日、ここで俺とタッグ組んでくれない?」
折原「10月27日?オレ旅に出てる。弟出してやるよ。マサヒコ。すんげーぞ、オレの弟は。こんなちっぽけな団体ぶっつぶしてやるよ。」
高木「マサヒコだかなんだか知らねーが、メビウスよりはでっかい団体なんだよ俺達は!」
木村「マサヒコでいいのか?お前の弟、バードウォッチングが趣味だったよな。お前もそうだったけど。高校時代。」

笑う同級生コンビ(左写真)。

木村「おちゃらけはここまで。10月27日、俺と、折原マサヒコと組んで、お前ら選抜。誰でもいいよ。」

木村・折原去る。


吉田マイク「すいません、えらそうなこと言って、負けました。しかし、木村浩一郎は『プロレスラー』じゃないね。やる相手やる相手ぶっ壊して。プロレスってもんはもっと芸術性があって、レスラー、客、マスコミの皆さん、スタッフ、みんながいい気持ちで家に帰れるもんじゃないのかなあ?重い気持ちで帰してどうするよ?明日から、またDDTで高木、佐々木たちと一緒に感動できる試合をやっていきたいと思います。応援よろしくお願いします。」

しかし、吉田が指名してやったわけで・・・・・

高木「鳥が趣味だか爬虫類が趣味だか知らないけど、10月27日、おれと、あんちゃんタッグ組んで、あいつらとやろう!あんちゃんには悪いけど、オレの曲かけろ!」

急に言われても曲出ない。

高木「じゃあんちゃんの曲だ。」

吉田のテーマで吉田、高木、佐々木、スーザンの4人がポーズ。
今日はいろいろあり過ぎて疲れた・・・・・。



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