DDT 10/27 北沢タウンホール大会



北沢タウンホールには6時15分着。今日はイスあり。雨による交通事情悪化のため、少々開始を遅らせる、ということだったが6時38分には「Into The Light」が流れる。すぐに木村リングアナがリング上に。欠場選手のお知らせの後すぐに第1試合。


第1試合 西野勇喜(フリー)vs 内藤恒仁(フリー)

探り合いからロックアップするとすぐに内藤が投げる。西野起き上がってバック取る。グラウンドに。内藤レッグロックに切り返す。内藤立ち上がって逆エビに行こうとするが西野の体を返せず、上からおおいかぶさって行く。腕を取って十字に。西野ロープ。

西野バックを取る。ネックロックから十字に行こうとするが内藤が逆に上になってV1アームロックから十字に(左写真)。西野ブレークしてストンピング。一旦両者離れる。

ロックアップから内藤首投げ、西野はブリッジで返してスリーパーに。内藤足を取って立ち上がると逆片エビ(右写真)、西野ロープ。手四つからリスタート。西野リバースフルネルソンに取ってダブルアームスープレックス、カウント2。十字に行くが内藤足を取って逆片エビに。西野ロープ。5分経過。

西野は内藤の足を取って腿にストンピング。スタンディングのトーホールドからグラウンドのレッグロックに行くが内藤は十字に切り返す。西野は転がってロープエスケープ。西野立ち上がってチョップ打ち込むとブレーンバスター、カウントは1。ストンピング入れて首投げからスリーパー。内藤切り返してハンマーロックから逆にスリーパー(左写真)、西野ロープ。

西野ロープに走ってラリアット(右写真)、内藤倒れない。西野もう一度ロープに走る。内藤はカウンターのドロップキックを合わせる。内藤スリーパー、リリースしてマウント状態から張り手、顔面にヒジ。V1アームロックから十字。西野が上体起こすと三角絞め、西野ロープ。西野は打撃に活路を見出すべくエルボースタッブ、チョップ、ラリアット。西野ロープに振る。しかし内藤は帰ってこない。西野「なんだアイツは!」と怒るが内藤は受け流すとカチ上げ式エルボースマッシュでまた形勢を逆転。10分経過。

内藤ヘッドロック、西野切り返す。西野はノーザンライトボムに行こうとするが内藤はワキ固めに(左写真)。西野ロープ。西野すぐに立ってドロップキック。またロープに振る。今度は帰って来る。しかしラリアットで倒れない。西野がロープに飛んでラリアット、内藤キャッチしてワキ固め。

内藤リリースしてベリートゥベリースープレックス、西野は頭から落ちる。内藤バックを取ると投げっ放しジャーマン(右写真)。

内藤すぐに逆エビ固め、西野ロープ。内藤放さずに中央まで引きずってまた逆片エビ、西野ロープ。内藤もう一度引きずって逆片エビ(左写真)、さすがに西野ギブアップ。

内藤(11分39秒 逆片エビ固め)西野

西野、いいとこなし。簡単に「相手のいいところを引き出すのがプロレスだぁ」なんて言いたくもないが、あんま内藤のは好きになれんなあ。西野本人が「これも実力差」と納得するならそれでもよいが。


第2試合 種市課長 vs ファントム船越(フリー)

船越は永ちゃんタオルを肩に掛けて入場。特に課長に対抗してのギミックはなし。課長はいつもの通り(右写真)。レフェリーのグレース、ボディチェックの際に課長のネクタイを直してあげる。細かい心遣いがグッド。
課長、ゴング前に「専務のバカヤロ〜」ドロップキックで先制(別に船越が専務という訳ではないが)。フェースクラッシャーに行くが、船越効いてない様子。

それでも船越を寝せると課長はコーポレイトエルボー(ネクタイ直し付き。左写真)。課長がコーナーに上ろうとすると船越一旦起きてスクワット始めるが、課長が上り終えるとまた寝っ転がる。課長「俺の人生どうなるんだ〜」ニードロップ落とすが船越はもちろんかわす。船越張り手、課長のメガネが場外まで飛ぶ。課長取りに行く。

リングに戻り課長は船越に「クビだー」の「左遷だー」の叫びながらチョップ、エルボーを打ち込む(右写真)が、船越には通用せず。また張り手を食らってダウン。

船越ボディスラム、ドラゴンスクリューから足取ってスタンディングのアキレス腱固め(左写真)、課長ギブアップ。

船越(2分17秒 スタンディングアキレス腱固め)課長

課長「私、課長はまた負けてしまいましたが、中小企業のサラリーマンを応援します。ありがとうございました!」

要新ネタ、だな。3分(ネタも試合も)持たないんじゃ困る。


ここでビデオのお時間。8月、9月大会の流れを紹介。そして篠社長率いるネオパラ隊登場(右写真)。今日も曲は「TRY ME」。篠社長リングに上がり、11/3にデビューする篠プロデュースの「バロックモード」なる3人組のCDを宣伝。これはまともな音楽のようだ。
そして木村らネオDDT勢入場。木村が泣いている。
篠「どうしたの?いじめられたの?」
木村泣き声で「みんなさあ、折原の弟のこと茶化してるけど、俺は折原から聞いてるんだ。奴は幼い頃スゴイ目に遭ってるんだよ。今日やっと奴のプロレスラーになるって夢がかなうんだ。今日再現フィルム作ったからさあ、これ見てみんな昌彦のこと応援して欲しいんだよ。」

ビデオ「折原兄弟物語・幼少編」流れる。館林の裕福な家に育った昌夫(左写真)・昌彦の兄弟だったが、事業に失敗して父親が愛人のもとに逃げ、母一人の手で育てられる。しかしサンダー演じる借金取りに母が連れて行かれる。橋の上でもみ合う折原母とサンダー。母の手から昌彦(赤ん坊の人形)が飛んで行く。そのまま川を流されて行く昌彦。手を振る昌夫(爆)。「そして20年後、兄弟は再会するのです。」のナレーションでビデオ終わる。
泣くネオDDT勢。

そこに「Fire」かかり、高木、吉田、スーザン入場。
高木「こんなインチキビデオ作ってお客さんの同情引こうとしやがって!」
「オニ!今日メインでこっちが勝ったら、昌彦の気持ちをわかってもらいましょう。川に飛び込んでもらいましょう!」
高木「じゃあオレが勝ったら何でも言う事聞くんだな?」
篠「そんな条件飲めないっすよ。」
しかしサンダーがまた「うるせーな、何でも聞いてやるよ!」ということで、また篠社長はメインで負けたら何でも言う事を聞く羽目に。


第3試合 勇作&ポイズン澤田(フリー)vs 菊澤光信(ネオDDT)&加藤茂郎(NMC)

ポイズンがコールされると同時に菊澤と加藤が先制攻撃。勇作は加藤をショルダータックルで吹っ飛ばす。菊澤を勇作が抱え上げてそこにポイズンがニールキック(左写真)。ロープに振ってダブルチョップ、菊澤かわして2人にラリアット、菊澤ロープに飛んでもう一発狙うが今度はポイズン&勇作がダブルのワキ固め。ポイズンがキャメルクラッチに捕らえ、勇作がドロップキック。ポイズンブレーンバスター、カウント2。

グラウンドで関節の取り合い、ポイズンはデスロックとフェースロックの複合技からロイヤルストレッチ風の技に(右写真)、加藤がカット。ポイズンはマムシツイスト、菊澤は腰投げで切り返す。加藤にタッチ。加藤は首投げからステップオーバーレッグストレッチ。勇作がカット。ポイズン足取ってレッグロック。勇作入ってダブルの股裂き。ポイズン4の字、加藤ロープ。ポイズンは加藤の足にギロチン2発。

加藤キック、パンチで反撃図るがポイズンは勇作にタッチ。勇作チョップで倒してランニングのギロチンドロップ、スリーパーに取るがこれは加藤がチンクラッシャーでブレーク。加藤は勇作の顔面にチョン蹴り、顔面踏み付けの後セカンドロープからニードロップ(左写真)。菊澤にタッチ。5分経過。

加藤と菊澤、合体式DDT、菊澤ロープに振ってのドロップキック。今日の跳躍はいつもの素晴らしさ。ボディスラムで叩き付けてムーンサルト(右写真)、ポイズンがカット。加藤にタッチ。加藤ヘッドロック、勇作ロープに振ってショルダータックル。腰投げからスリーパー、リリースして抱え上げるとオクラホマスタンピード、カウント2。ポイズンにタッチ。ポイズンボディスラムからエルボードロップ、カウント2。ポイズンスリーパーwithサミング、レフェリーブレーク。ポイズンバックドロップ、カウント2。

勇作入ってダブルのヘッドバット。勇作ラリアットからカバー、菊澤カット。勇作スパインボム?なんか前に落としただけ。加藤すぐに立ちあがって勇作の顔面をロープでこする。菊澤にタッチ。勇作コーナーに菊澤を押し込んでポイズンにタッチ。ポイズン「行け」と指示。勇作チョップ打ち込んで改めてタッチ。ポイズンエルボー、菊澤急所打ち。ロープに飛んでラリアット、カウント2。ボディスラムからコーナーに上り「流山へ帰れ!」スプラッシュ、カウント2。加藤もダイビングエルボー(左写真)、これも2。10分経過。

加藤予告付き長滞空時間垂直落下マードック式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。すぐさまパイルドライバー、これも2。加藤バックを取る、ポイズン急所蹴り。ポイズンダブルアームDDT。しかし足がフラつく。なんとかロープに振ってニールキック、カウント2。ポイズンノーザンライトスープレックス、菊澤カット。

勇作が入って菊澤を押さえる。このチャンスにポイズンは加藤を捕らえてキャトルミューティレーション(左写真)。これで決まるか、と思いきやサンダーが入って竹刀でカット。篠社長がスタンガンを持ってリングイン。ポイズンはサンダーにDDT、篠のスタンガンも払い落とす。顔色変わる篠社長。

ポイズンは篠社長を捕らえてストラングルホールド(右写真)。
その時何やら聞き覚えのある音楽が。これは誰のテーマ曲だったっけ?
花道から登場したのは・・・・

元気美佐恵だ!

元気はポイズンにGドライバー(右写真)、勇作にはなんとチョークスラム!

菊澤がこれを受けて勇作にコーポレートエルボー(左写真)、勇作2で返す。勇作ロープに飛ぶ。加藤がエプロンから足を引っ張る。

菊澤は妙技!金的きくクラッチ(右写真)で3カウント。

菊澤(13分25秒 妙技!金的きくクラッチ)勇作

加藤「おい勇作!随分軽々と投げられたじゃねーか!体重サバ読んでんじゃねーのか?」
勇作「そいつ、男じゃねーのか?」
篠「今日は何の日だかわかってますか?今日はレディース・デーですよ?」

ポイズン「そいつ、誰だ?」さすが俗世間を離れていたポイズン。
菊澤、大仁田調でマイク。「オイ、オイ、オイ、オイ、オイ・・・・ポイズン!ポイズン!黙って聞かんかい!黙って聞かんかい!彼女はな、ネオDDTの用心棒、ミサエちゃんだ〜!」
マイク投げる。
ポイズン「3vs1でやってやろうか!」
菊澤「(元気が)1vs1でも勝てるってよ。オレは勝てない。」
ポイズン「そっち(元気以外の)2vs1でやってやる!」
菊澤「弱気だな。」
ポイズン「皆さん、俺は、女子プロとやったことがないので、とりあえず返答は控えさせてもらいます。」


第4試合 仮面シューター・スーパーライダー vs 大作

大作キックから入るがライダーは見切ってタックルで倒す。腹にニースタンプ入れてサッカーボールキック。一旦ブレーク。大作ヒザ蹴り、ライダーテイクダウンして十字、大作ロープ。ライダーに全くスキなし。

大作DDTからネックロック。後ろに回ってスリーパー、ライダー手首を固めてブレークする。大作十字、ライダー切り返す。ガードポジション(ライダー上)での張り手合戦、ライダー立ち上がってキック(左写真)。

ライダーは大作の張り手かわしてソバット(右写真)、大作もローを連打。大作ライダーの足取ってドラゴンスクリュー行くが失敗、ライダーボディにキック連打。さらに強烈なローキック2発で大作ダウン。大作立ち上がって足を取るがライダーはカンガルーキックでブレーク。

大作ヒザ蹴り、ライダーかわしてハイキック。大作すぐに立ちあがってハイキック打ち返すがライダーはビクトル投げからアキレス腱固め、大作ロープ。立ち上がったところにソバット(左写真)、喉元に入ってダウン。カウント8で立つ。

ライダーローキック、ヒザへの蹴り。フロントスープレックスで投げようとするがこれは大作がかんぬきでホールドしてブロック。両者もつれて倒れ込む。大作足を取りに行くがそれより早くライダーがヒールホールドを決め大作タップ(右写真)。

ライダー(4分48秒 ヒールホールド)大作

ライダーマイク「大作、今まで『小作』って言われる事多かったけど、とりあえず『中作』だ。がんばって早くほんとの『大作』、いや、『特大作』になれ!今日は気持ちよかった。11月6日、掣圏道に出ることになりまして、木村浩一郎と決着でも付けようかと思ったんですけど、木村は長井とやりたいらしいんで、すると高木が名乗りを上げてきました。今回、久しぶりにシングルですけど危機感を持ってます。ですから全知全能全精力をかけて高木をつぶしに行きます。本気のライダーを見たい方は、ちょっと遠いですけど、群馬まで見に来てください。帰りには釜飯が出るかと・・・おっとまたよけいなこと言っちゃった。」

ところがどすこい、ライダーvs高木は中止になりました。(11/2追記)


ここで休憩。ライダーの前振りにより掣圏道のチケットも売れる。


第5試合 佐々木貴&アジアン・クーガー(フリー)vs タノムサク鳥羽(二瓶組)&ニーハオ(キャプチャー)

先発は佐々木とニーハオ。ニーハオ低いタックルから足を取る。佐々木はブレークしてバックを取る。スリーパーに取るがニーハオ脱出してケサ固めに。佐々木も強引にこれを外す。佐々木片足タックル。ニーハオガードポジション。佐々木アキレス腱固めに、ニーハオヒザ十字に切り返す。佐々木立ち上がってブレーク、両軍タッチ。鳥羽パンチ打っていく。クーガーはヘッドロックに捕らえるとフライングメイヤー、グラウンドで絞り上げる。クーガー首投げからスリーパー、鳥羽ブレークと同時にソバット、ニーハオにタッチ。

ニーハオはクーガーの腕を取ってスタンディングのアームロック。ベリートゥベリーで投げて十字(右写真)、クーガーが上体起こすと三角絞めに。起こしてかわづ落としからカバー、カウント2。チョップ、キック入れてコーナーに振る。クーガートラースキックからジャンプして回転エビ、ノーカウントでニーハオ返す。ニーハオ突っ込む、クーガーカウンターのニールキック、佐々木にタッチ。まさに目にも止まらぬ攻防だ。メモが追いつかない。

佐々木はニーハオをコーナーに詰めてミドルキック連打、ニーハオも同じように返す。佐々木はヒザ蹴り、ソバット。ニーハオミドルキック、佐々木キャッチ(左写真)してドラゴンスクリュー。ニーハオも足取ってドラゴンスクリューに行くが佐々木抵抗。そこに鳥羽が入ってパンチ、ニーハオドラゴンスクリュー敢行。ニーハオビクトル投げ、佐々木ロープ。5分経過。

鳥羽入ってミドルキック連打(右写真)。

佐々木をコーナーに詰めてニーハオと鳥羽が交互にキック(左写真

鳥羽が佐々木の首を取る。何をするのかと思ったらコーナーを利用してスイングDDT!(右写真)これはビックリ。ニーハオも首を取ってフロントネックチャンスリードロップで佐々木を投げる。

ニーハオ変形のノーザンライトスープレックス(輝優優がやる奴か?)、カウント2(左写真)。鳥羽にタッチ。鳥羽パンチ連打、佐々木ダウン。鳥羽キック、佐々木キャッチしてドラゴンスクリュー、クーガーにタッチ。

佐々木がペンデュラムバックブリーカーに捕らえてクーガーギロチン。場外に落としてもう一発(右写真)。鳥羽をリングに戻して片エビ固め。足がロープにかかっている。クーガーショルダーバスター、これも足をロープに伸ばして難を逃れる。佐々木入ってキック連打。鳥羽パンチで反撃してニーハオにタッチ。

ニーハオキック連打(左写真)。佐々木はロープに振ってカウンターのフロントスープレックス。ドロップキックで場外に落とす。

佐々木、場外のニーハオにロープ越しニーアタック(右写真)。当然この後エプロン際に立たせてのニールキック、のはずが鳥羽が後頭部を蹴って阻止。鳥羽さらにプランチャ。

クーガーが飛ぶ構え。鳥羽がエプロンに戻る。クーガー足を引っ張って倒すとエプロンでロープ越えギロチン(左写真)。場外に転落した鳥羽にクーガーはコーナーを飛び越えてのトペコン。佐々木とニーハオがリングに戻る。10分経過。

ニーハオノーザンライトスープレックス(右写真)、カウント2。ニーハオハイキック。鳥羽エプロンからキック狙うが足をロープに引っかけて?体勢崩す。しかし体勢崩れたまま回転して佐々木の後頭部にキック。これもまた凄いな。失敗を失敗と思わせない。ニーハオ佐々木のバック取る。鳥羽パンチ、バックブロー、ニーハオそれを受けてジャーマン、2カウント。ニーハオムーンライトボム、クーガーカット。鳥羽にタッチ。

鳥羽パンチ連打、佐々木ラリアット。佐々木サソリ固め、形が崩れる(左写真)。しかしその後頭部にクーガーがギロチン。佐々木バック取る、鳥羽バックブローからカバー、クーガーがカット。ニーハオがクーガーを場外に出す。

鳥羽ハイキック、佐々木キャッチして抱え上げるとエメラルド・フロウジョン風に落とす(右写真)。しかし佐々木もカバーに行けない。

両者ほぼ同時に立ち上がる。鳥羽、パンチ、キックの連打(左写真)。佐々木一瞬のスキを突いてラリアット、片エビに固める。3カウント。

佐々木(13分16秒 片エビ固め)鳥羽

まさにノンストップのタッグマッチ。4人が称え合う。これはもう、この時点で今日のベストバウト間違いなし。


第6試合 高木三四郎&エキサイティング吉田 vs 木村浩一郎&折原昌彦

セミからほとんど間をおかずにメイン。この進行はよい。高木&吉田が先に入場。木村と折原昌彦は別々に入場してくる。昌彦、メークとコスチュームは兄譲りだが、顔つき、体型はあまり兄とは似ていない。ちょっと太目なのは川に落ちて水を飲んだせいだろうか?(違う)コールと同時に高木組が突っ掛ける。吉田が昌彦をコーナーに詰めてチョップ(右写真)。吉田ターンバックルに顔面ぶつける。2発目は昌彦が逆襲。昌彦バック取る。吉田急所蹴り、昌彦かわしてオリキン。木村にタッチ。

吉田は木村が戦闘態勢に入る前にチョップ、エルボー、ヘッドバットで倒す。木村が座り込んだところにさらにヘッドバット(左写真)。

ロープを利用してのジャンピングヘッドバット連打から逆片エビ(右写真)。しかし木村は余裕の腕立て伏せを見せ、難なく吉田をはじき飛ばす。吉田エルボー、今度は木村受け流してローキック、ヒザ蹴り、ハイキック。ロープに振ってエルボー、サッカーボールキック。セミほどの動きの速さはないが、やはり怖い、木村の攻撃。吉田は高木にタッチ。

高木ロープに振ってドロップキック。首投げからスリーパー、木村切り返し、アームロックから十字に。高木立ち上がる。木村下から顔面を蹴り上げる。いてえええ。木村グラウンドコブラ、カウント1。手四つから力比べ(左写真)、一瞬高木優勢になるが、木村次第に押し込む。高木ブリッジで耐える。「腰は大丈夫」の意思表示か?高木ついに体勢を戻すが木村はダブルリストアームサルト、カウント1。木村は昌彦にタッチ。5分経過。

昌彦、高木を捕らえると四方に見せてのドリルアホールパイルドライバー(右写真)、足を取って金的ニー。首投げからスリーパーに取るが、高木切り返してハンマーロック。立たせてチョップ。昌彦も打ち返す。しかし高木が打ち勝ち、片エビに固める、カウント2。吉田にタッチ。吉田ヘッドバット、昌彦後ずさりしてコーナーに。

吉田構わずヘッドバット入れ、キャメルクラッチに。鼻やら口やらに指突っ込む(左写真)。リリースして背中にストンピング。腕をひねり上げて高木にタッチ。高木もさらに腕をひねる。昌彦スクールボーイで丸めるが高木ロープブレーク。高木ハンマースルーでロープに振るフリをしての腕殺し2回、また吉田にタッチ。

吉田腕にギロチン2発入れてキーロックに(右写真)。回転してさらに絞る。高木にタッチ。高木十字、昌彦ロープ。吉田入ってダブルチョップ。吉田スイングネックブリーカードロップからボディスラム。

吉田アニマルエルボー(左写真)2発。コーナーに振って串刺しエルボー狙うが昌彦かわしてラリアット、ようやくコーナーに戻る。10分経過。

木村がリングインして吉田にキック入れるがレフェリーにノータッチを指摘され、改めてタッチ。木村ブレーンバスター、カウント2。十字は吉田がすぐロープに。木村中腰の状態でアームロック(右写真)。高木がカット。木村は高木を捕らえてバックドロップ。木村は吉田に首投げからスリーパー、完全にチョーク入ってる。咳き込む吉田。かすれた声で「チョークじゃねえかよ」と言うと木村は突然宇宙語で「キコエナイ。」

木村ロープに振ってキチンシンク、吉田は2発目をスクールボーイに切り返す、カウント2。吉田スモールパッケージ、カウント2。逆さ押さえ込み(左写真)、これも2。後頭部にギロチン2発、フィストドロップ、ボディスラムからダイビングギロチン、昌彦がカット。高木にタッチ。

高木が突っ込んで来たところを木村きれいな払い腰から十字(右写真)。

高木がこれから逃れようとすると三角絞めに(左写真)移行。高木必死に足でロープエスケープ。木村ストンピング、キック。昌彦にタッチ。15分経過。

木村と昌彦がダブルのブレーンバスター。昌彦高木をロープに振ってラリアット。カバー、カウント2。高木は昌彦をターンバックルにぶつけコーナーに上る。昌彦もコーナーに上り、コーナー上でチョップ合戦(右写真)。昌彦打ち勝って高木は転落。昌彦コーナーから高木にダブルアックスハンドル落とすが、どうもこの時に自分のヒザを痛めた様子。篠社長が気遣う。

木村が高木をリングに戻しツームストーンドライバー(左写真)、カウント1で返す。木村サッカーボールキックからブレーンバスターの体勢、高木逆に投げて吉田にタッチ。ダブルのブレーンバスターで木村を投げる。吉田ニータンプからさっきのお返しとばかりにチョーク攻撃。木村ロープ。吉田ダブルアームスープレックス打って高木にタッチ。

高木は三四郎スタナー狙うが、木村は逆にネックロックに決める(右写真)。吉田がカット。ようやく戦線復帰した昌彦にタッチ。

昌彦は高木をコーナーに上げるとスパイダージャーマン(左写真)、そしてムーンサルト。カバーは吉田がカット。木村が吉田を場外に出す。

昌彦「みちのく!」と叫んでみちドラII(右写真)、カウント2。

昌彦が高木を押さえて木村がラリアット、高木かわして昌彦に誤爆(左写真)。高木垂直落下式ブレーンバスター、カウント2。

昌彦ラリアット、高木2度空振りさせてキックからストーンコールドスタナー(右写真)。

立ち上がったところにラリアット入れて、完璧な三四郎スタナー(左写真)で3カウント。

高木(20分5秒 片エビ固め)昌彦

高木マイク。「篠、(11月)20日の6人タッグ(トーナメント)、お前メンバーに入れ!」
篠「そんなの無理!」
高木「できねー場合はなー、仲村由佳誘拐するぞ!」
「ゆかをゆーかい・・・」

高木「木村、実の弟かもしれんが(昌彦は)今一つだったな。今度、11月25日は本物、昌夫連れてこい!」

木村「ハイ。」

木村続ける。「11月5日は力王とやることになりました。ピンクのパンツはいてた奴です。そして6日は長井、その時ボクはリングスにいて、卒業試験の真っ最中に試合組まれて、TKOで負けました。8年ぶりです。今度は大丈夫です。勝ちます。」

高木「よーしわかったかぁ?メモ取れよ!11月5日は木村vs力王、6日は長井と木村、8年ぶり!そして高木vsライダー、11月20日は6人タッグ、篠出場!11月25日は折原昌夫!」
「いつもならここで『オレの曲かけろ!』だが、今日はここで重大発表がある。ビデオ見てくれ。」
後楽園ホール前に立つ高木。字幕で「12月22日(水)DDT後楽園大会『イチかバチか』決定!」と重なる。

この後高木は売店前で緊急トークショー、後楽園大会の概要を説明。引き続き後楽園大会チケットの先行発売、特別席(最前列)の今日用意された分は完売。

さてどうなるか後楽園?11月大会まで折原がらみ、12月の北沢でなんか新しい流れでも出るのだろうか?後楽園のみのゲストでカードを豪華にしてもDDTらしさが出せるかどうか、そこが問題だ。



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