DDT 11/20 ファン感謝デー金町地区センター大会



ここの会場はいつも人の出が早い。しかも客層も北沢とはちょっと異なるようだ。5時半に着いたがすでに入り口から階段に開場待ちの行列が。
6時開場、6時半開始。木村リングアナがあいさつを始めたところで入り口で何やら物音。一部ファンが盛り上がる。

「挑戦状」を送り付けたニセ大仁田こと森谷俊之が予告通りの乱入だ(右写真)。木村リングアナからマイクを奪い取り、高木を呼び出そうとする森谷。

立ちはだかったのはジャッジ金子(左写真)。その第一声は、
「森谷さん、チケット持ってますか?」

返答に窮する森谷。「返事がないなら、11/25北沢になんとかして侵入する!チケットは持ってない!」と叫んで会場をあっさり後にする。

何事もなかったかのように「ファッションリーダー6人タッグトーナメント」の説明再開。


第1試合 ファッションリーダー6人タッグリーグ戦Aブロック
高木三四郎、エキサイティング吉田、佐々木貴 vs ポイズン澤田、ファントム船越、内藤恒仁(フリー)

革ジャン、黒ジーンズ(?)の佐々木。モチーフはトミー・ドリーマー?

エキサイティング吉田はひさびさに顔にペイント。

高木、内藤に向かって「内藤プロレス教えてやるよ!」試合開始。高木は内藤をロープに振ろうとするが2度とも拒否。高木はロープの間を「こうやるんだよ」とばかりに走る。内藤カニばさみで倒して逆片エビに(右写真)、高木ロープ。内藤スタンディングのアキレス腱固めからまた逆片エビ、高木ロープ。内藤は船越にタッチ。高木「よしレッスン終わりだ」と吉田にタッチ。船越ヘッドロック、吉田ロープに振る。戻って来たとこをボディスラム。船越は足取ってドラゴンスクリュー。吉田はヘッドロックに取ってコーナー駆け上がりホイップ、船越ヘッドシザーズで返す。両軍タッチ。

佐々木ドロップキック、ストンピング。ポイズンは下からパンチ、ロープに振ってニールキック。ボディスラム、サミング攻撃からチョップ打つと佐々木もチョップで返す。佐々木ヒザ蹴り、ソバット、ブレーンバスター。アームロックに取ると内藤がカット。佐々木逆片エビに取って内藤を挑発。内藤入ってヒザ蹴りから開脚式パイルドライバー(左写真)、ポイズンがカバー、カウント2。船越もニータッチでミサイルキック。内藤正式タッチしてDDT、カウントは2。5分経過。

佐々木は高木にタッチ。高木は内藤にボディスラムからチキンウィングフェースロック狙い。内藤がこらえると高木はスクールボーイ、カウント1。ポイズンが入り、まだ内藤とからんだままの高木を引きずり起こしてヘッドバット(右写真)。

ポイズンまむしツイスト。エプロンの船越と手をつないでブレークされまいとするが(左写真)、高木は腰投げでブレーク、片エビに固める。ポイズンカウント入る前に返す。高木は吉田にタッチ。ダブルでロープに振ってチョップ。吉田ギロチンからカバー、カウント2。吉田腕取る。ポイズン切り返し、レッグロック+キャメルクラッチの形に。吉田ロープ。佐々木と船越がリングイン。

船越キック、張り手合戦。船越は鮮やかなフロントスープレックス。ポイズン入ってキック、首投げから三角絞めに。佐々木ロープ。高木にタッチ。ポイズンは高木をノーザンライトスープレックスで投げると必殺キャトルミューティレーションに(右写真)。内藤は佐々木を逆片エビに、船越は吉田をワキ固めに捕らえてカット阻止。高木がこらえ切り、ポイズンは技を解く。10分経過。

吉田にタッチ。しかし吉田はあっさり敵陣に捕まる。船越が入り、ロープに振ってドロップキック。ボディスラムを狙う。吉田は背後に着地して急所に一発、すぐさまスクールボーイで丸め込んで3カウント。

吉田(10分40秒 エビ固め)船越
※高木組1勝、ポイズン組1敗。

高木「内藤、プロレスには3カウントもあるんだ!ギブアップだけの試合してるからこんなこともわかんねえんだよ!ポイズン、次お前とやる時は1vs1、シングルだ。」
ポイズン「今日はお前は6メンで命拾いしただけだ。キャトルで終わってたんだよ。」
吉田「三ちゃん、ポイズンクラスは俺に任せておいて、お前はもっと別の相手とやりなよ!」
高木最後に「内藤!笑顔がステキだね。」


第2試合 ファッションリーダー6人タッグリーグ戦Bブロック
木村浩一郎、吉田和則(EAGLE)、岩崎隆勇(EAGLE)vs 西野勇喜(フリー)、勇作、大作

EAGLEから参戦の2人(右写真)。吉田(左)はルナパークとかで見たことがあるが、岩崎は全くの初見だなあ。

吉田と勇作が先発。勇作いきなりのラリアットからロープに振ってのスパインボム。吉田ヘッドロック、勇作ロープに振ってショルダータックル。吉田はロープワークからドロップキックで反撃。ウラカン・ラナ風に投げ飛ばして岩崎にタッチ。勇作も大作にタッチ。

両方とも空手出身かな?蹴り合いからスタートして張り手合戦に。岩崎が大外刈りで倒そうとするが無理矢理踏ん張ってハネ返す大作。大作ローキック3連打、岩崎は組み付いてロープに詰める。大作は西野にタッチ。

岩崎はミドルキック打ち込むが、西野はチョップ入れて(右写真)、ラリアットで倒す。岩崎立ち上がって後ろ回し蹴り、西野は余裕で受ける。西野グラウンドに持ち込む。岩崎も切り返すが西野取り返す。ハンマーロックに固めて背中にストンピング。勇作、大作もリングイン。

西野がコーナーに振って大作串刺しニー、勇作と西野は串刺しラリアット。コーナーに立たせて西野と勇作が交互に胸板にチョップを入れる(左写真)。岩崎の胸が真っ赤に腫れ上がる。大作・勇作の双子ブレーンバスターから3人でストンピング、太鼓の乱れ打ち。しかし岩崎はコーナーに逃げ帰って木村にタッチ。

勇作張り手を飛ばしていくが、木村はスウェー、ダックで全部かわす。木村ブレーンバスター(右写真)から腕殺し。寝っ転がって苦しむ勇作に容赦のないサッカーボールキック。勇作立ち上がって張り手、木村かわしてバックを取るとジャーマン。

勇作が顔を上げたところに木村顔面キック。ほとんどダウン状態。しかし木村引き起こしてヘッドロック、勇作ロープに振ってショルダータックル。勇作なんとかブレーンバスターで木村を投げる(左写真)が大振りの張り手はまた木村にかわされる。木村「何だこらぁ?」と言うと逆に張り手一発。5分経過。

木村がマウント取ると(右写真)勇作はロープエスケープ。木村は吉田、勇作は西野にタッチ。勇作エプロンに倒れ込む。吉田と西野、グラウンドで関節の取り合い。立ち上がって手四つから力比べ、これは西野が優勢だったが、吉田は立ち上がるとドロップキック。

吉田はカニばさみで倒すとレッグロックから弓矢固めに(左写真)。西野なんとかブレークすると強引にバックドロップ打って大作にタッチ。大作コーナーでキック連打、ロープに振ってトラースキック。ダブルアームスープレックスで投げて勇作にタッチ。吉田も岩崎にタッチ。勇作ヘッドロック、岩崎振る、勇作ショルダータックル。逆水平チョップの打ち合いから勇作ラリアット。西野にタッチ。

西野「蹴ってこい!」岩崎後ろ回し蹴りからミドルキック10発でようやく倒す。受けた西野がカッコいい。西野はぶらさがり一本背負いで投げると大作にタッチ。大作バックドロップからカバー、木村がカット。逆片エビ(右写真)は吉田がカット。勇作入ってラリアット、ヒットせす。岩崎エルボー。10分経過。

勇作ヘッドバット打つが岩崎はコーナーに押し込んで木村にタッチ。木村ヒザ蹴りで勇作吹っ飛ばす。勇作は大作にタッチ。大作「お願いします!」と叫んでキック。木村は捕まえて腰投げから十字、西野がカット。木村キック、張り手(左写真)。大作も張り手を返していくが木村はかわす。大作は勇作にタッチ。

木村コーナーに振って串刺しラリアット。ロープに振る。勇作切り返してパワースラム(右写真)、カウントは1。勇作ラリアット、木村倒れない。勇作ロープに走る。木村がカウンターでラリアット、カウント2。

木村「終わり!」と宣言してパワーボム(左写真)、カウント2でなんとか勇作は返す。

しかし木村は最近のフィニッシュ技である逆エビ固めに(右写真)。勇作たまらずギブアップ。

木村(12分37秒 逆エビ固め)勇作
※木村組1勝、西野組1敗。

木村マイク「おーいバカ兄弟!プロレスはな、受けることも大切なんだよボケ。お前ら攻めるだけだからダメなんだよ。打たれよええんだよ。プロレスラーの最低条件だ。覚えとけ!」
「えー、この2人、EAGLEプロモーションから参戦してきました。栃木の方でやってきて、こないだ旗揚げしました。チームウルフの時から一緒にやってきました。大きな拍手お願いします。応援よろしく。」



第3試合 ファッションリーダー6人タッグリーグ戦Aブロック
篠泰樹(ネオレ社長)、菊澤光信(ネオDDT)、佐野直(国際)vs ポイズン澤田、ファントム船越、内藤恒仁

本日「デビュー戦」の篠泰樹社長。傍らには用心棒のみさえちゃん(左写真)。

「190cm、120kg」とコール。内藤大ウケ。

篠、ポイズンにいきなりのドロップキックで奇襲、しかしすぐに押え込まれる(左写真)。上になってアームロック、篠ロープ。ポイズン首投げからサミング、篠はその手に噛み付く。

篠急所ヘッドバット、しかし疲れ果てて反撃続行もタッチもできず。頭抱える篠(右写真)。

ポイズンは足を取って逆エビ(左写真)。菊澤「社長こっち!」とロープを出してやるがカットには入らない。ポイズンは船越にタッチ。みさえちゃん「社長がんばって!」しかし顔は笑っている。船越ストンピング、張り手、キック打ち込んでまたポイズンにタッチ。篠はようやく菊澤にタッチ。菊澤ロープに振ってドロップキック、ギロチンドロップ。佐野にタッチ。佐野もギロチンドロップ3発。篠にタッチ。

ポイズンをコーナーに追い込んで篠ドロップキック(右写真)。しかし篠ヘタリ込む。レフェリーのジェントル高久がファイティングポーズを取らせる。試合続行。ポイズンDDT。ピンチと見た菊澤がカットに入る、船越が押さえる。佐野にも内藤がパワーボム。

ポイズンが篠社長をガルストリーム(?)に固める(左写真)。そこにサンダーリングイン、スタンガン攻撃。

続いてみさえちゃんのGドライバー(右写真)炸裂、みさえちゃんは篠社長をポイズンの上にかぶせる。ジェントルカウント入れる。カウント3!!!!!

篠(4分44秒 体固め)ポイズン
※篠組1勝、ポイズン組2敗。

出番のなかった内藤が佐野を逆片エビでいたぶる(左写真)。
篠マイク「おーーーーーい、疲れたっ。人間さぁ、やればなんとかなるもんだね。」
マイクをみさえちゃんに渡す。突然渡されてとまどうがすぐに「DDTでは『みさえちゃん』と呼んでください!」
ポイズンに向かって「あなた名前なんでしたっけ?1vs1でやっても、みさえちゃん勝つでしょう。よろしくお願いしまーす。」


第4試合 ファッションリーダー6人タッグリーグ戦Bブロック
仮面シュータースーパーライダー、アジアン・クーガー(フリー)、タノムサク鳥羽(二瓶組)vs 西野勇喜、勇作、大作

なぜかフード付きフリース姿のクーガー(右写真)。

鳥羽も「ファッションリーダー」と呼ぶにふさわしいいでたち(左写真)。

一方の双子は先程の試合のダメージでヘロヘロ。特に勇作はダメージ大きそう。

先発はクーガーと西野のパートナー同士。西野クーガーに上着を脱ぐように言うがクーガー聞かず。西野チョップ、ヘッドバット連打。クーガーエプロンまで出てしまう。そこに西野が助走をつけてヘッドバット!クーガーは大きく客席まで吹っ飛ぶ。しかしリング下まで戻ると西野の足を引っ張って倒し、エプロンからロープを飛び越えてリング内へのギロチンドロップ(右写真)。

今度は反対のサイドで西野の首を外に出してエプロンギロチン(左写真)。クーガーは鳥羽にタッチ。

西野リングに戻る。鳥羽パンチ出すが、西野はチョップ一発で倒し、コーナーでストンピング(右写真)。大作にタッチ。

大作ハイキック3連発。捕まえてヒザ蹴り、さらにハイキックが後頭部に。しかし鳥羽は大作がローキックを出して来るのに合わせてパンチ入れる。ひるんだところにミドルキック連打(左写真)、ダウンを奪う。大作カウント6で立つ。鳥羽パンチ、大作はキャッチしてヒザ蹴り、ダブルアームスープレックス。大作カカト落とし、大外刈りから十字、ライダーがカット。大作は西野にタッチ。

西野もダブルアームスープレックス(右写真)。鳥羽はライダーにタッチ。ライダーミドルキック、高速ブレーンバスター、ソバットで西野を場外に落とす。

すかさずトペ・スイシーダ(左写真)。最近フェイント入れずにいきなり飛ぶなあ。さらに場外でブレーンバスター。

クーガーも場外に横たわる西野にトペ・アトミコ(右写真)。西野立ち上がる。ライダーふたたびロープに飛ぶが今度はフェイント。西野はリングに戻るとすぐ大作にタッチ。

大作腕取る。ライダーすぐ切り返す。ライダー下から十字、すぐに三角に移行(左写真)。大作は持ち上げるとパワーボムに。

大作ヒザ十字に行くがライダーは起き上がるとニーオンザベリーの体勢から張り手、パンチ(右写真)。ボディスラムにトライするが「重たい!」と叫んで断念。大作逆にボディスラムで投げ、ギロチン。カウントは2。

大作首投げに行こうとする。ライダーカニばさみで切り返してヒザ十字に(左写真)、西野がカット。

クーガーが入り、コーナーに振って串刺しニールキック。鳥羽も串刺しニーアタック。クーガーギロチンドロップ。引き起こしてライダーがライダーキック(右写真)。

最後はクーガーロックII、大作ギブアップ。

クーガー(7分31秒 クーガーロックII)大作
※ライダー組1勝、西野組2敗。

最後まで出番のなかった勇作が荒れて鳥羽に襲い掛かる。退場時にも「こんなもんじゃ終わらねーぞ!」と叫ぶ。その意気はよい。


第5試合 ファッションリーダー6人タッグリーグ戦Aブロック
高木三四郎、エキサイティング吉田、佐々木貴 vs 篠泰樹、菊澤光信、佐野直

篠社長、さっきとは違う格好。菊澤はロック様ベースボールジャージ(途中で脱ぐ)、佐野もベースボールジャージ。続いて「Fire」で入ってくる高木組。高木の様子が変。あ、いや、失礼。これは・・・・ロック様入ってるのか?マイクを持ってコーナーに上がり、辺りを見回す。「この金町センターに集まった100万人の俺様のファン、俺様の名前を・・・」あ、やっぱり。客もすぐに理解したようで「三四郎」チャント始まる。いい時代になったなあ。WWFネタにみんなが付いて行けるなんて。

この写真ではやってませんが、眉も片方上がってました。

菊澤は苦笑。

レフェリーはミニスカポリス。しかし下にスパッツはいておりブーイング起きる。

高木は篠を指名して、「引き続きプロレスのレッスンだ。」左写真
篠は高木のボディにパンチ。ロープに走るふりをして佐野にタッチ。

高木は佐野にキック(右写真)。首投げからストンピング打ち込む。

そして佐野をまたぐように立って例のポーズからロープに走ってピープルズ・エルボー(左写真)、カウントは2。佐々木にタッチ。佐々木はストンピング入れて足でフォール、カウント2。佐野はCIMA風掌底アッパーから、佐々木の頭をつかむとXファクター、カウント2。菊澤にタッチ。菊澤ヘッドロック、佐々木ロープに振ってショルダータックル。菊澤ロープワークからアームホイップ、篠にタッチ。佐々木も高木にタッチするがフライングメイヤーからグラウンドヘッドロックで締めて吉田にタッチ。

吉田チョーク、篠は噛みつきで反撃。吉田が「噛んでる!」とレフェリーにアピールすると「絞めてる!」と言い返す篠。吉田またチョーク、篠また指に噛みつく。吉田は頭に噛み付いて高木にタッチ。高木アルゼンチンバックブリーカーに篠を担ぎ上げるが(右写真)、みさえちゃんが入って背後から急所打ち。

菊澤入って高木組の3人に立て続けにボディスラム3連発。高木にはパワースラムからカバー、カウント2。ロープに振ってラリアット、佐野にタッチし、高木をコーナーに振って佐野、菊澤が連続で串刺しラリアット(左写真

菊澤がボディスラム、佐野がコーナーに上がり「佐野スプラッシュ!」と叫んでジャンプ!次の瞬間、
「ゴン」
と音がして、佐野墜落。ぶはははははははは。ここの天井は確かに低いが・・・・これは凄い。高木はすかさず佐野を捕らえて三四郎ボトム(右写真。ロックボトムより裏投げに近い)、カバー、カウント3。

高木(5分21秒 体固め)佐野
※高木組2勝、篠組1勝1敗。高木組決勝進出。

篠マイク「このヤロー、思い知ったか!」池乃めだかじゃあるまいし。
菊澤マイク「オイ三四郎!・・オイ?・・・・オイ(ここまで地声)・・・オイ、オイ、オイ・・・みんな真ん中に寄って来て!」客にマット叩かせる。
声も大仁田モードに変わり、「オイ、オイ、オイ、だまって聞かんかい!だまって聞かんかい!高木はー、ロック様を侮辱した!俺の持ちネタを盗った!しかも似とらんのじゃーーーーーー!
「それはそうと佐野、『ゴン』って何だよ?あれがなきゃ俺達勝ってたんだぞ?」

佐野「アクシデントじゃねーか!」
菊澤「見りゃわかるじゃん。その半ズボンとベースボールシャツ禁止ね。」

俺の曲をかけろ!(右写真

最後はやっぱりこのポーズ。



その2