DDT 12/9 北沢タウンホール大会



試合前に流れる音楽は「紅白闘合戦」ということで今年の紅白の予定曲。しかし「神田川」はプロレス会場に最高に合わない。

「Into The Light」が流れるが、すぐにオールナイト・ニッポンのテーマに変わり、篠社長が登場。髪は真っ白。「皆さんにご報告しなければならないことがあります。後楽園でやってしまいました。コンビニ強盗二世に扮してASARIとやったら・・茶目っ気のつもりだったんですが・・ASARIはマジギレしてしまいました・・・ネオレディースどうなるのかな?なんて頭を悩ませて、朝起きたら髪が真っ白になっていました。おハガキ来てます。天空小娘さんから。『篠社長とチャパリータASARI選手は本当に仲が悪いんですか?』・・・」篠、無言でハガキを握り潰して退場。

改めて「Into The Light」が流れて、この日の白組木村拓郎・紅組ナオミ・スーザン両リングアナが登場(左写真)。この趣向は去年と一緒だが、去年ほどには紅白の組分けもはっきりしていないような。

高井憲吾が選手を代表して選手宣誓(右写真)。しかし高井は今日も欠場。復帰が待たれる。


第1試合 大作&藤沢一生 vs 勇作&種市大介

DDTのメンバーとなって初の試合の藤沢。入場テーマはもちろん「Take The Dream」。見た目もいっそう健介化が激しくなっている(左写真)。

紅組のコールはスーザンが担当。今ひとつ、かな。

先発は藤沢と種市。ロックアップから種市が腕を取る。藤沢切り返す。スタンディングアームストレッチ(右写真)から十字に、種市ロープ。両軍タッチ。

勇作チョップ、大作はキック。大作ロープに飛んでエルボー。大作張り手からロープに飛んでラリアット(左写真)。勇作コーナーに詰めてチョップ、グーパンチ。大作はミドルキック、ハイキック、張り手をヒットさせ藤沢にタッチ。藤沢は勇作をコーナーに振ってのフェースクラッシャー、すぐにストラングルホールドに。種市カット。勇作はラリアット打ち込んで種市にタッチ。

藤沢コーナーに詰めてキック。「もっと来い!」と叫ぶとマットに寝っ転がる藤沢。種市ストンピング、倒れ込みヘッドバット。藤沢を起こしてブレーンバスター。しかし藤沢はラリアットで返す。種市もすぐに立ち上がってエルボースマッシュ、ロープに走ってドロップキック、カバー、カウント2。藤沢は豪快にブレーンバスター(左写真)、カウント2。5分経過。

藤沢サソリ固めに行く。なんか入り方が変。種市は藤沢が躊躇しているスキにアキレス腱固めに(右写真)。起き上がってステップオーバートーホールドに移行するが、藤沢は下から張り手一発でブレーク。

藤沢は投げっ放しのノーザンライトボム(左写真)、しかしカバーには行かずに大作にタッチ。大作は種市に張り手、キック。勇作が自らチェンジを申し入れ入ってくる。いきなりドロップキック。

起き上がりこぼし式チョップを連発した後パワーボム(右写真)、カウント2。勇作コーナーに振って突っ込む、大作カウンターで浴びせ蹴り。

大作バックドロップ2連発(左写真)からカバー、カウントは2。大作ハイキック、勇作かわしてロープに飛ぶと後頭部にラリアット、正面からもう一発。大作の首と足を抱えてマットに叩きつける。勇作ロープに走る。大作カウンターでハイキック。

大作エクスプロイダー(右写真)、カウント2。キックでコーナーに詰めるが勇作はショルダータックルで逆襲。ラリアットは相打ち。勇作さらにラリアットからカバー、カウントは2。藤沢が種市を場外に出す。勇作は大作にヘッドバット、大作も打ち返す。大作ハイキックから片エビ、これで3カウント。

大作(9分24秒 片エビ固め)勇作

勇作マイク「今日は負けてしまいましたけど、次はシングルでいい試合にします!応援よろしくお願いします!」

後楽園で双子対決ってことかな?今日の内容なら期待できるが、張り手合戦、大技合戦で両者フラフラってのにはならんようにしてほしい。


第2試合 1vs3ハンディキャップマッチ
菊澤光信、みさえちゃん、篠社長 vs ポイズン澤田(フリー)

持って来たプラケースで素振りする菊澤(左写真)。

ヘビのおもちゃを頭に巻くお茶目な篠社長。

花道でまむしドリンクを飲み干したポイズン、篠と菊澤を蹴散らしてみさえちゃんと対峙、ゴング要請。ついに正式な試合で闘うことに(左写真)。しかしすぐに菊澤が入って加勢、2人でストンピング。

菊澤ロープに振ってドロップキック、またみさえちゃん入って2人でストンピング。篠社長がここでタッチを申し出る。篠社長、仰向けのポイズンに目突き、うつぶせになるとカンチョー(右写真)とやりたい放題。すぐに菊澤にタッチ。

菊澤は篠社長に押さえさせてプラケースフルスイング!ポイズンかわして思いっきり篠社長に誤爆!!(左写真)みさえちゃんリングイン、ポイズンはラリアットからカバー、サンダーがカット。

ポイズンはノーザンライトスープレックス(右写真)、みさえちゃん自力でハネ返す。ポイズンは首投げからキャトルミューティレーションに行こうとするが菊澤が未然にカット。

コーナーに振って菊澤串刺しラリアット(左写真)、ロープに振ってみさえちゃんビッグブーツ。

菊澤Xファクター、みさえちゃんノド輪落とし(右写真)、菊澤ダイビングセントーン。

最後はやっぱりGドライバー(左写真)、菊澤が気絶状態の篠社長にフォールさせようと引きずってくるが、その前にみさえちゃんがフォールしてしまい、3カウント。

元気(4分37秒 体固め)ポイズン

菊澤マイク「おいポイズン、情けねーぞ!」
しかしちょっと声のトーンが変わり「ちょっと待ってくれ。みんなに言いたいことがある。もうみんなNeoDDTとか見飽きた頃だろうし、俺もやってて面白くない。」衝撃の発言。
「俺は、今日でプロレスを引退します!」
え、えーっ!と思ってたら、
「嘘じゃーっ!」
菊澤、客をリングに集めてマットを叩かせると「オイ、オイ、オイ、オイ、黙って聞かんかい!黙って聞かんかい!オイポイズン、よく聞け!よく聞けぇ!男はな、人生で何十回も嘘つく場面があるんじゃー!オレはな、オレはな、嘘つきじゃー!!くやしいかポイズン。次どうする?友達連れてくるか?友達いないだろう?」

みさえちゃんにマイク渡す。みさえちゃん「1vs1しかないでしょう。」

ポイズン「菊澤、マイクのお遊戯は終わったか?菊澤、オレのもうひとつの顔を忘れてないか?」
客「ホーデス・ミン!」
ポイズン「そうだよホーデス・ミンだ。後楽園ではもうひとつの顔を見せてやる。覚えてろ!」ポイズン去る。
菊澤「ホーデス・ミンだかマイケル・ホイだか知らないが、後楽園では伝説のまむしマッチだ!
客「ええーーっ!」
菊澤「嘘じゃーっ!オレは、オレは、ヘビが嫌いなんじゃーーっ!

やられた。


ここで9月大会から前回までの総集編ビデオ。最後は折原の「みんなの見てる前で殺しちゃったらアクシデントだから。」の不気味な一言で終わる。
そこにNeoDDTのテーマが流れ、篠社長&NeoDDT登場(右写真)。「血、止まんないよぉ。」
「最近マスコミの人にいろいろ言われてまして、チャパの件がひとつと、もうひとつが『昌彦って本物なんですか?』って。」
昌彦「社長何言ってんですか?疑うんならDNA鑑定でも出してくださいよ。」
篠「疑ってゴメンね。」

そこに「Fire」。マスクをした高木登場。しかしマスクの下にサングラス。ノリはロック様だが見た目はマンカインドという「ひとりRock&Sockコネクション」状態。高木「ばーちゃんが夜なべをして作ってくれたこのマスク。気持ちはうれしいが、これだとかえってつらい。」と脱ぐ(左写真)。「このマスクは抽選で・・・サンダー、お前昨日誕生日だったそうじゃねえか。これはお前にあげるよ。」ちょっとうれしそうなサンダー。

高木「いつまでもお客さんをダマしてんじゃねえ!」
某客「ダマされてたの?」
高木「今日は特別この曲だ!」古畑任三郎のテーマ流れる。高木が古畑モードにチェンジ(右写真)。でも似てない。
「ん〜、あなたはひとつだけ大きなミスを犯しましたね。このビデオを見てもらいましょう。」

北沢タウンホールの控室に入ってくる黒影。曲に合わせて何度も「Fire」ポーズ(見えにくいけど左写真)。マスクを取ると昌彦メイク。
高木、ロック様モードに戻り「昌彦が本物かどうか、そんなことはどうだっていいんだ!」

篠が問い詰める。「本当かい?」
昌彦「嘘ですよ!ダマされちゃいけません!」
篠「血がつながっててもつながってなくても、キミはボクらの仲間だよ。」
昌彦「よーし、今のことを兄ちゃんに報告だ!」仲良く帰る。


第3試合 仮面シューター・スーパーライダー&エキサイティング吉田 vs ファントム船越&内藤恒仁(フリー)

先発はライダーと船越。素早いグラウンドの展開。ライダー身を沈めてヘッドシザーズに捕らえるとコークスクリューシザーズでホイップ。立ち上がるとライダーはソバット(左写真)、船越場外に転落。トペを狙うが船越がすぐにエプロンに上がってくる。

ライダーローキック、船越キャッチしてミドルキック、ライダーもキャッチ。ライダーが両足取って逆エビ狙う(右写真)。船越は藤原のような動きでライダーをホイップ。船越両足タックルでライダーを倒すと内藤にタッチ。

内藤は首投げでライダーを寝せるとニーオンザベリーの体勢(左写真)。しかしライダーはこの体勢から逃げるすべもちゃんと心得ている。

内藤逃がすまいとネックロック。ライダー切り返して卍固め(右写真)、内藤ロープに。ライダーは吉田にタッチ。吉田ステップオーバートーホールド、内藤は下からコントロールして吉田を倒すとアキレス腱固め。吉田もアキレス取る。内藤がエスケープ。ロックアップでリスタート。内藤は足を掛けて倒すとレッグロックから逆片エビ固め。コーナーまで引きずって船越にタッチ。ヘッドロックの掛け合いからロープワーク。5分経過。

船越ロープに飛んでジャンピングネックブリーカードロップ。吉田ドロップキックに行くが届かない。船越ロープに振って逆に鮮やかなドロップキック。吉田が場外に落ちるとプランチャ(左写真)。先に上がって腰クネやるがあまりウケず。吉田も戻りヘッドロックから木の下投げ。船越を寝せるとアニマルエルボー。なぜか内藤に「よけちゃダメなんだよ!」とか叫ぶ。チョップ合戦から船越延髄蹴り、吉田はライダーにタッチ。

ライダーロープに振ってフライングクロスアタック、カウントは1。タイガードライバーから十字に、船越十字に切り返す。船越ロープに振ってコブラツイスト狙うが中途半端なキチンシンクのようになる。二度目で成功。ライダーはブレークするとダブルアームスープレックス、カウント1。船越はスロイダーでお返しして内藤にタッチ。内藤ブレーンバスター、吉田がカット。内藤リバースフルネルソン、吉田がヘッドバットでカットしようとするがなかなか放さない。ようやく放す。ライダーはヒザ十字に。内藤ロープ。内藤タックルから上になってアームロック(右写真)。10分経過。

ライダー逃げて裏十字に。船越がカット。ライダーはロー、ミドル、ソバットとキック連打して吉田にタッチ。ダブルのブレーンバスターから吉田がキャメルクラッチ、内藤はレッグロックに切り返す。吉田が顔面攻撃でブレークしようとすると内藤怒ってマウント取り張り手。内藤さらに放り投げるようなフロントスープレックス、さすがの吉田も受け身取れず。すぐにサマーソルトドロップから逆片エビ、吉田ロープ。吉田急所攻撃で形勢逆転。ブレーンバスター狙うがこれはワキ固めに切り返される(左写真)、ライダーがカット。

吉田腕にギロチン、しつこいサミング。内藤が目を押さえる。ライダーにタッチ。ライダーのキックに内藤はパンチで応戦しようとするが、本当に目が見えてない様子。ライダー捕まえてチキンウィングフェースロックに。決まらないと見るやすぐに逆さ押さえ込みに(右写真)、これで3カウント。

ライダー(14分6秒 逆さ押さえ込み)内藤

吉田マイク「内藤よぉ、プロレスは5秒まで反則していいんだよ。お前みたいにガチガチのレスリングしてるよりこっちが脳みそ二枚も三枚も上なんだよ!みなさん、DDTも今日と、後楽園とあと2試合、船越と内藤以外はがんばってますんで応援よろしくお願いします。」

それはどうだかなぁ。


ここで休憩。休憩明け、木村リングアナが国際プロプロの茅ヶ崎大会でニセ大仁田と面会した際のビデオを紹介。木村リングアナを「真鍋」と呼ぶニセ大仁田。「お前はニセ大仁田と藤沢一生の第0試合を見たいか!」
「いや、ボクはあんまり見たくないですけど。」殴られる。
「ニセ大仁田さんの試合でチケット売れますか?ニセ大仁田さんチケット買い取ってくださいよ!」という素晴らしい論理でなぜかニセ大仁田こと森谷俊之は後楽園のチケット50枚を買い取る羽目に。


第4試合 三上恭平&西野勇喜(フリー)vs タノムサク鳥羽(二瓶組)&Neoウィンガー(NeoDDT)

先発は鳥羽と三上。三上は組むや否や飛びつき十字から三角絞め(右写真)。鳥羽はパンチをボディーに入れてブレーク。

三上は寝っ転がってアリキックを飛ばす。鳥羽最初はその太ももにキックを入れていたが、開脚で三上の足を飛び越えると(左写真)マウントポジションからパンチ連打。三上はブリッジで鳥羽のマウントを返すと足を取って立ち上がりスタンディングのアキレス腱固めに。鳥羽パンチでブレーク。三上は低空ドロップキック。両軍タッチ。

今日のウィンガーはハヤブサライクなマスク(右写真)。西野ロープに詰めてチョップ。ウィンガーもやり返す。チョップ合戦で両者の胸が赤くなる。西野が打ち勝つ。ウィンガー立ち上がってソバット打つが当たり浅い。西野ヘッドロック、ウィンガーロープに振る。西野はウィンガーのすくい投げをかわして倒すがエルボードロップは自爆。ウィンガーのエルボードロップも自爆。西野ラリアット打ち込んで三上にタッチ。

西野がペンデュラムバックブリーカーに捕らえ、そこに三上がロープ越えのトペ・アトミコ(左写真)。

三上はウィンガーを場外に出してトペ・スイシーダ(右写真)。リングに戻るとウィンガーはロープワークから形勢逆転し顔面にニードロップ、ショルダーネックブリーカーで攻めて鳥羽にタッチ。5分経過。

鳥羽はキック、パンチ連打。三上は捕まえて西野に渡す。西野は鳥羽の腕にエルボースタッブ。長滞空時間のブレーンバスター(左写真)で投げてストンピング、さらにサソリ固めに行く。鳥羽は下からパンチ打ってブレーク。西野は外してヘッドバットに。「ゴツ」という音が響く。

西野コーナーに振って串刺しラリアット。2発目は鳥羽がキックで迎撃してあっと驚くコルバタ(右写真)。

鳥羽パンチ連打からミドルキック。西野は胸を出してミドルキック受ける。最近の西野のvs打撃野郎の「受け」は最高だ。受けて受けて、ラリアット(左写真)。三上にタッチ。三上はスワンダイブミサイルキックから十字。これも鳥羽はパンチでブレーク。

鳥羽パンチ連打(右写真)。三上はガードせずに張り手で応戦。それはリスク大きすぎるだろう。しかし三上打ち勝って西野にタッチ。西野はトルネードボム、ロープに走ってラリアット、鳥羽かわしてパンチ。ウィンガーにタッチ。

ウィンガーはロープに振ってニールキック。さらにバックドロップホールド(左写真)、三上がカット。

鳥羽が入って西野にバックブロー、そのまま三上を押さえる。このチャンスにウィンガーはラ・マヒストラル(右写真)、3カウント。

ウィンガー(9分29秒 ラ・マヒストラル)西野

9分もやってたとは思えないノンストップの好試合。今日が本格復帰の三上もほとんどブランク感じさせない動きだった(素人目には)。


第5試合 木村浩一郎 vs 佐々木貴

佐々木タックルに行く。木村は動じず捕まえるとネックロックに(左写真)。佐々木ロープ。佐々木またタックル、今度は倒すことには成功、木村はガード。佐々木はサイドポジションに。マウント取って張り手。十字に行くが木村は起き上がって佐々木を蹴りまくる。

佐々木は張り手をヒットさせるとコーナーに詰めてヒザ蹴り連打(右写真)。ハイキックもヒット。佐々木がストンピング打ち込むと木村は場外エスケープ。

木村が戻ると佐々木はまたヒザ蹴り。木村キャッチしてキャプチュードから十字に(左写真)。佐々木がブロックすると木村はバックを取ってスリーパー、佐々木の足が辛うじてロープに。

手四つから佐々木はローキック、木村ヒザ蹴りから大外刈りで投げて(右写真)十字、佐々木ロープ。木村サッカーボールキック連打。ロープに振ってエルボー、またサッカーボールキック。佐々木は木村のラリアットかわしてドロップキック。ソバット打ち込んで張り手、張り手。5分経過。

木村も張り手で返し腰投げからアームロック。リリースして串刺しラリアット。佐々木もラリアットからフィッシャーマンバスター(左写真)、カウント2。佐々木垂直落下式ブレーンバスター、立ち上がろうとする木村に倒れ込むようなラリアット、カウント2。

佐々木十字狙いからチキンウィングアームロック(右写真)、

長い時間絞るが最後は木村が力で外して裏十字に(左写真)。佐々木ロープ。佐々木ミドルキック、ソバットから飛びつき十字狙うが木村は持ち上げてボム風に叩き付ける。カウント2。

木村は佐々木の両腕を束ねて腕ひしぎ(右写真)。ここから三角絞め、

アームロック、

十字固めとつないで佐々木とうとうギブアップ(右写真)。

木村(8分38秒 腕ひしぎ十字固め)佐々木

木村マイク「強くなりました、佐々木。張り手で鼓膜破れました。まーやってきたことは間違ってなかったな、と。そんなことより、後楽園、ようやくボクのカードも決まりました。興行破りだなんだと言われた剛竜馬、新格闘プロレス作って1年で逃げた青柳政司、去年やりましたつるっぱげ。もうひとり未定ってのが『超大物』と言われてますが、期待できないかもしれないけど、期待して待っててください。下のカードもまだ全部決まってないけど、自分なりに考えて・・・三上も復活して、佐々木も今日完敗と思ってるか惨敗と思ってるか惜敗と思ってるか知りませんが、三上と後楽園でシングル、やらせます。これは私の責任として決定です。三四郎が文句言っても決定です。三上、行くぞ、いいな?」
三上「いいっすよ!」
佐々木「すいません。歯が立ちませんでした。でも木村さん、一回シングルやったからには最後の最後まで追いつめます。勝ち逃げはさせないっすよ。来年、DDTのトップ目指してがんばります。そしたら木村さん!あなたがライヴァルです。三上選手!復帰おめでとうございます。でも、あなたのいない間、僕は体を張ってDDTを守ってきました。休んでいたからと言って容赦はしません。先輩だからと言って遠慮しません。潰します。」


第6試合 高木三四郎 vs 折原昌夫(メビウス)

折原先に入場。コーナーでポーズ(左写真

「Fire」流れる。花道ではなく、ホールの入り口から入って来た高木、暗闇の中折原を急襲。折原花道に放り出される。しかし昌彦が手助け。ダブルのブレーンバスターを狙う。高木は2人まとめてDDTに。高木ブレーンバスター(右写真)、カウントは1。

高木は折原をコーナーに乗せて掟破りのスパイダージャーマン(左写真)、コーナーに上ってダブルフットスタンプ。カバーは昌彦がカット。

高木は昌彦を捕らえ、ピープルズ・エルボーの前振りからオースチン式エルボーに(右写真)。オイシイトコドリやなあ。

さらにサンダーの竹刀を取り上げ折原の背中を乱打(左写真)。高木ロープに振ってドロップキック、折原かわす。

折原パイルドライバー(右写真)、カバー、カウント2。腰を気にする折原。高木は捕まえてチョークスラム。

さらに久々のデンジャラス・ドラゴンスリーパー高木(左写真)。完全には決まらない。高木コーナーに振って串刺しニーアタック。対角線に振って串刺しラリアット。

コーナーに詰めて高木は折原にパンチを振り下ろす。10発受けて折原は金的。折原は高木をコーナーに詰めてパンチ逆襲(右写真)。5分経過。
この辺りからセコンドの動きがあわただしくなる。まずエキサイティング吉田を手錠でコーナーに固定し、サンダーがスプレーで高木を目潰し。篠は竹刀と金的蹴りで高井、藤沢、双子を足止め。サンダーはスーザンにも手を出す。反撃するスーザン(左写真)。

試合の方は高木と折原で続行。折原はキャメルクラッチに捕らえて顔面攻撃(右写真

折原ロープに振ってラリアット、高木かわしてストーンコールドスタナー(左写真)。起き上がったところにラリアット、カウント2。

三四郎スタナー(右写真)、折原2で返す。

三四郎ボトム2連発、しかし3発目は折原がDDTに切り返す。高木はそれでももう一発三四郎ボトム(左写真)、昌彦がカット。

折原金的。昌彦が捕らえて急所にニードロップ(右写真)、折原カバーに行くがレフェリー・ジャッジ金子は反則とみなしてカウント入れず。

昌彦が高木をコーナーに上げてスパイダージャーマン、折原がムーンサルト。これはカウント入る。1・・2・・3。

折原(9分11秒 片エビ固め)高木

折原はボロボロのスーザンに暴言を吐いて、「後楽園出ねえぞ!」と叫んで去る。

残された高木「悔しいけど、完敗です。プロレスは5カウントまで反則が認められてるからそのルールでは完敗です。後楽園前にして、今日ぶっ潰せなくて凄く悔しいです。次の後楽園、折原にどんな条件でも飲むから、もういいって人もいるかもしれないけど、やらせてください。デスマッチとかじゃなくて通常のプロレスルールでもう一度・・いや、戦わせてくださいとは言いません。戦います。オレの意思です。今日を楽しみにしてた皆さんもその他の皆さんも今日はどうもありがとうございました!オレの曲かけろ!」

「Fire」ポーズも複雑な表情。

しかし恒例となったロビー集会は今日も。



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