DDT「イチかバチか」12/22 後楽園ホール大会



6時半まで会社を出れず、無念の遅刻。後楽園ホールに着いたのは7時ちょい過ぎ。第0試合は見れなかったか。あ、人入ってる。関係者でもないし、自分で何やったわけでもないけどこれはホッとした。興行の雰囲気も変わるもんね、入りが悪いと。席に着くと、リング上に高井憲吾の姿が。え?内藤の代わり?(負傷欠場らしい)でも高井が帰って来たのはうれしい。というわけで、

第1試合 スーパー宇宙パワー&高井憲吾 vs 勇作&大作

宇宙が大作のバックドロップを腰投げに切り返し、すぐ十字に(右写真)、大作ロープ。宇宙コーナーに振って串刺しラリアット、大作はすぐに浴びせ蹴りを決める。キャプチュードで投げ、カウント1。5分経過。

勇作入ってダブルのクローズライン狙うが、宇宙はかわして2人をラリアットでなぎ倒す(左写真)。

宇宙は双子の片足ずつ取ってダブルの逆片エビ固め(右写真)。こんなの初めて見た。さすが宇宙。双子はなんとかロープエスケープ(2人とも)。宇宙は高井にタッチ。高井は大作にノーザンライトスープレックスから逆片エビ固め。大作ロープ。

大作ヒザ蹴り、延髄蹴りで勇作にタッチ。高井も宇宙にタッチ。勇作パワースラム、立ち上がるところにラリアット(左写真)、カウント2。勇作逆エビに固めるが宇宙は余裕の腕立て伏せ。勇作リリースしてストンピング。宇宙立ち上がって張り手連発。高井にタッチ。

高井は張り手からローリング頭突き(右写真)、カバーは大作がカット。高井ブレーンバスター狙うが勇作逆に投げ返す。

勇作ラリアットから足をクロスさせての逆エビ固め(左写真)、高井ギブアップ。

勇作(8分 変形逆エビ固め)高井

宇宙マイク。「コンバンハ。宇宙ぱわーデス。久シブリノ宇宙デ、少シ緊張シテマス。コノ3人ガDDTノ若手デス。イカガダッタデショウカ?宇宙カラスレバ、マダマダ。勇作クン、正座シテ!今日ハコノ後、僕ノ友達ノ木村クンガトンデモナイ3人ト試合シマス。期待シテテ下サイ。めいんハ木村クンの同級生の折原ガ高木ヲツブシマス。宇宙ハ予言者ジャナイケド。」
コギャル軍団「えー」
宇宙「ハイソコウルサイ。コレカラノ試合もコレガDDTダッテ胸ヲ張ッテ言エル試合ヲ全員デヤリマス。最後マデ応援ヨロシクオ願イシマス。宇宙ぱわーデシタ。」


篠社長withネオパラ隊登場(左写真)。曲は「ゴールドフィンガー'99」。
篠社長のオールナイトニッポンのコーナースタート。「1枚目のおハガキ。ネオ大好きっ子さんから・・・・・『ネオレディースは本当に解散しちゃうんですか』・・・・」ハガキをポケットにしまう。
「答えなきゃいけないんですかねえ?」そこに「ガシャーン!ファイヤー!」高木のテーマが。

やっぱりロック様が憑いている高木(右写真)、一通りDDTコール、三四郎コールを客にやらせた後篠に向かって「いたの?」篠「いるよ。」高木「ネオ解散したらしいね。」篠「まだだっちゅーの。」高木「ネオDDT解散させる前にネオレディースが解散して俺は悲しいよ。(観客に)俺は、篠社長はがんばったと思うぞ!ちっさいのはあんなこと言ってるけど、俺は篠社長は正しいと思うぞ!社長から、この場を借りてひとことお礼がいいたいそうです。」マイク渡す。

篠がしゃべりかけると「んなこたぁどうだっていいんだよ!」
「メインで折原倒して、ネオDDTも解散させる!オレの曲かけろ!ミュージック、スタート!」で高木退場。残った篠は「ネオレディースは解散しますが、ネオDDTは永遠に不滅です!」


第2試合ストリートファイトデスマッチ風 3vs2ハンディキャップマッチ
ポイズン澤田BLACK(フリー)&佐野直(国際PP)vs 菊澤光信(ネオDDT)、加藤茂郎(NMC)、みさえちゃん(ネオレディース)

スクリーンは西と北に。ポイズン&佐野の強化合宿の模様が流される。コーチは内藤恒仁。しかし居眠りする2人に内藤マジギレ、トイレでボコに。ベトコン旗を布団に寝る2人。ブレイクを狙って勝利を誓う。

入場するやまむしドリンクを飲み干すポイズン澤田BLACK(目の周りに黒ペイント、コスチュームは黒一色)。

ネオDDT軍は例によっていっぱい。みさえちゃんはポイズンに投げキッスする余裕。

コール時にネオDDT軍が先制、すぐに場外戦に。菊澤と佐野はリングで試合。みさえちゃんはポイズンを観客席引きずりまわし、北の一番上まで連れて行って拍手要請(左写真)。さらに加藤と2人でイスをぶつける。

佐野と菊澤、しばらくはリング内で試合を続けていたが、菊澤が佐野を場外に連れ出す。南側階段席を上がって行く。通路を走って佐野が菊澤を壁にぶつけようとするが最後に切り返され思いっきり壁にぶつかる佐野。戻ってくると2人とも流血。

加藤はポイズンをリングに上げて垂直落下ブレーンバスター(左写真)、カウントは2。ボディスラムからコーナーに上がってフロッグスプラッシュ、カウント2。みさえちゃんノド輪落とし、これもカウント2。加藤が佐野をリングに入れ、顔面をターンバックルにぶつける。計4回。パイルドライバーからカバー、カウントは2。5分経過。

加藤は得意の足8の字固めに(右写真)。佐野苦悶の末にロープエスケープ。加藤ロープに振る。佐野切り返しミラクルエクスタシー風ボム。

ロープに振ってさのドライバー(左写真)。

コーナーに上って佐野スプラッシュ(右写真)、カバーは菊澤がプラケースでカット。粉々になるプラケース。ポイズンをみさんちゃんと加藤がロープ際で踏みつけ、菊澤が場外から突き上げるようなドロップキック。

みさえちゃん必殺Gドライバー(左写真)、ポイズン2で返す。

菊澤は佐野にムーンサルト。

ポイズンをコーナーに振って串刺し3連発狙うがポイズンはかわして加藤にニールキック(左写真)。菊澤にはノーザンライトスープレックス。

一人リング内に残ったみさえちゃんとチョップ合戦繰り広げるポイズン(右写真)。

ラリアットからガルストリームを決める(左写真)がサンダーが竹刀でカット。篠がスタンガン持ってリングに上がるがポイズンは蹴散らす。

ポイズンはみさえちゃんにダブルアームDDTからキャトルミューティレション、みさえちゃんギブアップ。

ポイズン(10分2秒 キャトルミューティレーション)みさえちゃん

ポイズン「勝ったぞーっ!勝ったんだおぉ!佐野!よくやった!ざまみろこのぉ!」
佐野「澤田さーん、勝ちましたよ!来年はオレと澤田さんのタッグでどこへでも乗り込むからな!」

菊澤マイク「メリークリスマス!メリークリスマス!メリークリスマサノブ!」
「オイ、オイ、オイ。マット叩きにこんかい!黙って聞かんかい!黙って聞かんかい!今年、最後の試合は後楽園ホールだったが、来年4月、ネオDDTが大田区押さえたからな!」

客「ええーっ!」
菊澤「嘘じゃーっ!」

さらに「そこの、宇宙人みたいな顔した奴等にひとこと物申す!お前ら、みんな同じ顔しやがってこのヤロー!お前らなぁ、厚底ブーツはなぁ、危ないからヤメロー!」

「聖水」をリングサイドにかけまくる菊澤(上写真)。


第3試合 仮面シューター・スーパーライダー、タノムサク鳥羽(二瓶組)、Neoウィンガー(ネオDDT)vs エキサイティング吉田、ファントム船越、西野勇喜(フリー)

いつものようにコーナーポストに立つライダー。掣圏道ジャケットが後楽園に登場したのも初めてかな?

先発はライダーと船越。ライダーのキックを船越キャッチする(左写真)がライダーは回転してヒザ十字に。船越上になって腕十字、ライダー返してブレーク。手四つからライダー身を沈めるとコークスクリューシザーズ、しかし船越はうまく着地。エルボードロップ打つがライダーかわす。ライダーもエルボードロップ、船越かわす。

船越腕を取る。ライダー切り返す。ロープに振ってソバット(右写真)、船越場外転落。ライダートペ・スイシーダに行くが足がロープに引っかかったか失速して転落。それほど勢いよく落ちたわけではないが一瞬ヒヤリ。ライダーは鳥羽にタッチ。

鳥羽は船越にパンチ、キックの連打(左写真)。船越足を取るが鳥羽構わずパンチ。船越パンチをかわしてワキ固めに。立ち上がってダブルアームスープレックス、西野にタッチ。

西野、例によって鳥羽の打撃を全部受けまくる(右写真)。そして張り手で反撃。

西野は高々と差し上げてブレーンバスター(左写真)、エルボードロップ。鳥羽立ち上がってパンチ、キック、またパンチ。

鳥羽間合いを詰めてヒザ蹴り。西野はノーモーションのヘッドバット。ロープに走ってヘッドバット。エプロンの吉田にぶつけてタッチ。5分経過。吉田もヘッドバット、ストンピングからチョークに。レフェリーブレーク。鳥羽パンチ、キック。吉田ノーガードで受ける。張り手で鳥羽倒すと「気合いだー!」しかし直後の後ろ回し蹴りでダウン。鳥羽はウィンガーにタッチ。

ウィンガー吉田をロープに振ってキチンシンク。ニースタンプからチョーク、コーナーに詰めてチョップ(左写真)。対角線に振って串刺しラリアット。ウィンガーロープに振ってキチンシンク、吉田はかわしてスクールボーイ、カウント2。吉田首固め、逆さ押さえ込みでカウント2。

ヘッドバット、金的からアニマルエルボー(右写真)。西野、船越にもやらせて3人で「気合いだー!」西野にタッチ。

西野ボディスラムからローリングセントーン、カウント2。コーナー振って串刺しラリアット。足をロープに掛けてキック(左写真)。ウィンガー急所攻撃。コーナーに振る。西野かわす。西野ロープに振る、反転ボディアタック、カウント2。ウィンガーニールキック打ってライダーにタッチ。ライダーフライングクロスアタック、2カウント。10分経過。

ライダー飛びつき十字固め(右写真)、吉田カット。ソバットで場外に落としてロープくぐりフェイント。すぐにトペスイシーダ、今度は鮮やかに成功。西野は吉田にタッチ。

吉田ダブルのクローズラインの後ブレーンバスター狙うがライダーはワキ固めに切り返す(左写真)。ライダーバック取ってチキンウィングフェースロック狙う、吉田は急所蹴りでブレーク。

さらに急所ヘッドバット、急所ギロチンと畳み掛けるが、ライダーその足を取ってヒザ十字に(右写真)。船越がカット。ライダーボディスラムからライダーキック、鳥羽にタッチ。

鳥羽パンチ、キックでダウン奪う。吉田カウント8で立つ。パンチキャッチしてノーザンライトスープレックス、さらにスイングネックブリーカードロップ(左写真)、西野にタッチ。

西野コーナーに振って串刺しラリアット。西野のチョップをかわして鳥羽飛びヒザ蹴り。西野場外転落。鳥羽場外でもパンチ、キック。しかし西野は場外で形勢逆転するとリングに戻ってトルネードボム(右写真)。吉田にタッチ。吉田垂直落下式ブレーンバスター。15分経過。

吉田ヘッドバット、鳥羽パンチ(左写真)、吉田ダウンするもすぐに立ち上がって張り手、ヘッドバット。西野にタッチ。

西野が抱え上げて船越が飛びハイジャックラリアット(右写真)、カウント2。西野投げっ放しパワーボム、カバーはライダーがカット。吉田にタッチ。

吉田スクリュードライバー(左写真)、コーナーに上ってダイビングギロチン、ウィンガーカット。

船越が鳥羽を捕らえて西野が突進、鳥羽は前蹴りで西野を止め(右写真)、バックブロー2発で2人を撃退、ライダーにタッチ。船越はライダーの足をキャッチ、ドラゴンスクリューから4の字に。ライダーロープ。それ以外の4人は場外乱闘。

船越フルネルソンに(左写真)、ライダーブロックしてチキンウィングフェースロックに。船越ブロック。

船越切り返してジャパニーズレッグロールクラッチホールド、ライダーこれを丸め返してジャパニーズレッグロールクラッチホールド、これで3カウント。

ライダー(18分22秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)船越

吉田マイク「ありがとうございます。選手一同一所懸命やってますけど、掣圏道、二瓶組、国際プロレスなどでもがんばっております。来年もお客さんに楽しんで頂けるようがんばりますので応援よろしくお願いします!」

試合内容に満足したのか吉田と乾杯する鳥羽(左写真)。


第4試合 三上恭平 vs 佐々木貴

佐々木、気合いが入っている。ポーズはあれでも、あんまりトミー・ドリーマーを意識してないところがまたいい。

開始のゴングが鳴っても、なかなか両者組まない。ようやく手四つからクォーターネルソン(「ロックアップ」という感じとも違った)からロープに押し込む。三上切り返す。佐々木さらに返す。一旦ブレーク。また手四つからクォーターネルソン、三上バック取る。佐々木切り返してグラウンドに。三上ヘッドシザーズ、佐々木脱出。

三度目は勢いよくロックアップ、三上ヘッドロックからフライングメイヤー、佐々木ヘッドシザーズで返す。佐々木ヘッドロックに取る(右写真)、フライングメイヤー、三上エビに固める、カウントは1。両者立ち上がるがロープブレークに。三上片足タックルからヒザ目掛けてニースタンプ、サマーソルトドロップ。レッグロックに固める。佐々木ロープ。5分経過。

三上首投げからスリーパー、佐々木切り返す。バックの取り合いになるが佐々木ヘッドシザーズ。三上首を抜くが佐々木はハンマーロックから腕をひねり上げて腕折りに(左写真)。佐々木ミドルキック、ソバット。三上場外転落するがすぐに戻る。

佐々木ヒザ蹴り、腕折り、ストンピング。さらにアームロックに。ロープブレーク。佐々木ミドルキックからコーナーに振る。三上は突進をかわしてコルバタ、さらにドロップキック(右写真)で場外に落とす。

三上トペ・スイシーダ(左写真)、リングに戻ると回転プランチャ。10分経過。

佐々木がリングに戻ると、三上はストンピング、ボディスラムからダイビングセントーン(右写真)、カウント2。三上はツームストーンドライバーからダイビングヘッドバット、佐々木は足を出す。

佐々木DDTで反撃(左写真)。佐々木D-ガイスト、三上首固め、そこから腕十字に。佐々木ロープ。

三上飛びつき十字固め(右写真)、佐々木はブロック。

佐々木アームロック(左写真)、三上ロープ。

佐々木D-ガイスト、今回はきれいにヒット。

立ち上がるところにラリアット、カウント2。

佐々木と三上張り手合戦、三上ソバットからスワン式ミサイルキック(右写真)、ひねりを加えたムーンサルト(右写真)、カウント2。

三上がコーナーに上る。佐々木がつかまえてDーガイスト(左写真)。張り手合戦から三上ラリアット、片エビ2カウント。15分経過。

三上は前回対決を制したエアスマッシュ(右写真)からカウント2。佐々木は首固めからアームロック。

佐々木ヒザ、頭突き入れて今日4度目、急角度のD-ガイスト(左写真)。

佐々木チキンウィングアームロック(右写真)、三上ギブアップ。

佐々木(16分46秒 チキンウィングアームロック)三上

とにもかくにも佐々木が勝った。腕傷めて休んでた(まだ痛い?)人に今の佐々木が負けられるわけがない。



その2