EWF 7/4チッタ大会その1



開場は6時、6時タイムリミットの予定だった第0試合は6時20分開始、6時30分タイムリミットに変更。


第0試合 サバイバル飛田 vs 新怪人X

飛田、今日も社会の歪みが生み出した怪人と闘うためにひとり入場。

新怪人の名は「にこいち」とコール。二個一?見ると、背中に女性の姿?

前?から見るとこんな感じ。

横から見るとこんな感じ。

女の顔の方が飛田とにらみ合い。飛田がちゅうちょしたため、男の顔の方がロックアップ。しかしブレーク。BGMが流れる。

飛田ロープに振ってラリアット、にこいちかわしてニールキック。にこいちは飛田の必殺技・首4の字固めに(右写真)。飛田エスケープ。

にこいちロープに振ってドロップキック、女の方がカバー(左写真)、カウント2。

飛田、時間がないと見たかラッシュ。キックからフィッシャーマンバスター、そして首4の字から一歩進化して三角絞め(右写真)、にこいちタップ。

飛田(2分29秒 三角絞め)にこいち

飛田マイク。「ホモセクシャル・・バイセクシャル・・・ニューハーフ・・・今の世の中、さまざまな愛の形があると思います。男と女のにこいちということで、今日の怪人・・・・正直言ってネタがもうだんだん尽きてきました。(会場爆笑)なんか面白い怪人のアイディアがあったら埼玉プロレスまで。そんなこんなでよろしくね。」


第1試合の前に二瓶組長のあいさつ(右写真)。ネオDDT勢が入場し、菊澤はタバコを差し出す。火を付けてうまそうに吸う組長だが、「禁煙!」の声にあわてて手で消す。

そのタバコを耳に突っ込む加藤(左写真)。

組長「出てきたら、高木と組もうか篠さんと組もうか考えてたんだけどねえ、やっぱ『金持ちケンカせず』ってことで篠さんと。」握手。「篠さんとオレの個人資産合わせたら凄いことになるぞ!」「クラブチッタも立て直しましょう!」

そこにHappy Birthdayらしき音楽がかかり、ケーキを持った高木三四郎が登場(右写真)。篠「高木さん、やっとわかってくれましたか。」高木ケーキをリングに置く。高まる期待。

高木、篠社長にキック入れて三四郎スタナー、篠社長は顔からケーキに突っ込む(左写真)。
三四郎「くやしかったらギャフンと言ってみろー!」
「キー」

「素人にこんなことしたら、傷害罪で訴えますよ!
組長「旬のネタ過ぎますよ。」
菊澤「お前、篠さんにこんなことするなんて、ビル・ゲイツにパイ投げるのと同じだよ。」

高木「篠、美白が似合うじゃねーか。」
「さんきゅー。プロモーター特権で第0.5試合組みます!メインも最初から出場です!サンダーさん素人だけど練習してますから強いですよ。」


第0.5試合 高木三四郎 vs サンダー

ということで試合開始。ジャッジ金子が飛び込んでレフェリング。サンダーは竹刀で高木を攻め立てる。

しかし高木はストーンコールドスタナー一発、片エビ固めで3カウント(右写真)。

高木(24秒 片エビ固め)サンダー

サンダー、苦しそう。菊澤が肩を貸して帰って行く。去り行く背中に高木はFUCK YOU!ポーズ(左写真)。

内藤、三上とジャッジがケーキの掃除。このため第1試合遅れる。
カード発表。第3試合出場予定の高井憲吾はケガのために欠場でカード変更。


第1試合 並木ちゃん vs オクトパス・エイト

オクトパス・エイトの今日の入場テーマは「クレクレタコラ」のオープニングテーマ。しかし数秒で終わる。その後流れたのはエンディングテーマか?セコンドに覆面長太郎(右写真)。

並木ちゃん(左写真)は「本大会用にリングネームを変更」だそうだ。並木ゴングを待たずにオクトパスに奇襲、髪ホイップ2発。カバーに行くが肩が付いてない。オクトパス張り手から髪ホイップのお返し。

フェースバスターからキャメルクラッチに取る(右写真)。「こっち!」のリクエストに応えて何度か方向変える。リリースして背中にストンピング。首投げからボディシザーズ。並木ちゃんはエルボーでブレーク、逆エビに。並木ちゃんリリースしてロープに振ってのクロスチョップ2発、カウント2。またロープに振る。ヒップアタック2連発。足で押さえつける、カウントは1。

オクトパスはパンチで形勢逆転、ロープに固定して踏みつける。リング中央に投げ捨て門田ドロップ、じゃないやオクトパスドロップ4連発、カバーに行くが肩付いてない。オクトパスコーナーに座る。並木ちゃんが立ちがあったところをジャンピングのフェースクラッシャー、カウント2。5分経過。

オクトパスキック連打、さらに低速ソバットが決まる(右写真)、カバー、並木ちゃん2で返す。

しかしオクトパスはブレーンバスターホールド、これで3カウント(左写真)。

オクトパス(5分39秒 ブレーンバスターホールド)並木ちゃん

オクトパスホールドもハリセンもなしか・・・。


第2試合 佐野直 vs シャーク土屋

「ストリートファイトルール。特に危険とレフェリーが認めた以外の凶器は認められる。」ということで土屋は鎖鎌持参。しかし一方の佐野は手ぶら。なぜか携帯電話で会話しながら入ってくる(右写真)。レフェリーに言われて携帯電話を本部席に置いてリングイン。

前回同様ドロップキックの連発で先制した佐野、しかし場外に連れ出すとあっさり形勢逆転される。土屋はイスで打ちつけて鎖鎌を取りに行く。佐野音響ブースに逃げる。土屋追う。佐野さらに二階、三階と上っていく。土屋も三階まで上り鎖鎌で佐野を痛めつけている(ようだが、あんまり見えない。悲鳴と帰ってきた時の流血から推定)。さらにリング内でも鎌でやられる佐野(左写真)。5分経過。

土屋ロープに振ってラリアット。「楽にしてあげるよ。」と宣言して鎖で首絞め。佐野落ちた?土屋ゆるめる。佐野脱兎のごとく逃げ出して本部席の携帯電話を取ると「正義の味方!もうダメだ!助けてくれ!」

「怪傑ズバット」のテーマが流れ、入ってきた正義の味方は美咲華菜と仲村由佳。ついにカナちゃんがEWFマットに!美咲は土屋にDDT(右写真)、ジャーマン。

仲村由佳はコーナーからボディアタック(左写真)。ここでキムタクから「今レフェリーから2人は佐野選手の公認凶器であると認められました!
2人が押さえての佐野のニールキックは土屋かわすが、佐野はスクールボーイで丸め込む。カウント3!

佐野(7分46秒 スクールボーイ)土屋

前泊(昼のネオレの大会で美咲&仲村と対戦、流血)が怒って入ってくる。土屋が「まあまあ」と押さえる。しかし土屋もキムタクを見つけると観客席に投げ込んでイス。

前泊「この血、覚えとけよ!」去る。
美咲にらみつける(右写真

佐野、本部席の篠社長に向かって、
「こういう勝ち方ですけど、ネオDDT入りの話はどうですか?」
篠「とりあえずは2人とのデート権をプレゼントしましょう。」

カナちゃんも大ウケ(右写真)。
新たな展開か?


第3試合 勇作&大作 vs サンボ浅子&藤沢一生

柔道出身の高井憲吾が入ってたから「プロレス、空手、柔道、サンボの4人」といううたい文句だったが、高井に代わって藤沢ということで「プロレス、ラリアットプロレス、空手、サンボ」になってしまった。

とか言いつつ見てるのはマネジャーのスーザンだったりする(左写真)。

それは対戦相手のサンボ浅子も同じこと。満面の笑み(右写真)。「おい、勝ったらよこせ!」大作本人の了承なしに「よしわかった。」そして勇作に「スーザンのために、今日は勝つぞ!」おいおい。

先発は勇作と浅子。ロックアップから浅子がロープに押し込む、クリーンブレーク。再度ロックアップ、勇作はロープに押し込むと張り手。勇作はフライングメイヤーからグラウンドヘッドロックに取る。浅子腕を取る。勇作ヘッドシザーズで返す。浅子レッグロックに、勇作ロープ。両軍タッチ。

大作と藤沢ロックアップ。大作ヘッドロック、藤沢ロープに振る。大作タックル、藤沢倒れない。大作ロープに走ってタックル、藤沢これもこらえる。大作藤沢に「行け」と指示。藤沢が走ってくるとラリアット。しかし藤沢もすぐにラリアットで返す。チョップ合戦から大作は力を込めてのキック(左写真)、藤沢さすがにダウン。大作さらにトラースキック、ラリアット打ち込み、首投げからサッカーボールキック入れて勇作にタッチ。勇作はエルボー、ヘッドバットからボディスラムで投げてダブルフットスタンプ。さらにセントーン、カウント2。浅子「おい、女かかってんだから真剣にやれ!」
勇作は藤沢を場外に連れ出してイス攻撃。藤沢も反撃。

藤沢リングに戻ると健介式フェースクラッシャー。ラリアット入れてストラングルホールドγ。5分経過。浅子にタッチ。浅子ニールキック。勇作はタックルで倒して大作にタッチ。大作キック、カカト落とし、ロープに振ってトラースキック、さらにDDT、カウント2。大作担ぎ上げようとするが浅子は寝っ転がってさせない。大作イラつく。勇作にタッチ。勇作は抱え上げて水車落とし、浅子予期してなかったのか変な落ち方。トップロープからミサイルキック、カウント2。浅子はパンチで逆襲して藤沢にタッチ。

勇作助走付けて強烈な張り手。大作にタッチ。大作延髄蹴り、バックドロップ、カウント2。トップロープからニードロップ、これも2。デスバレーボム(左写真)、これは浅子がカット。勇作にタッチ。コーナー振って串刺しラリアット、対角線に振るが藤沢力なく後ろ向いたまま。勇作はその後頭部にラリアット。

勇作リバースDDTからラリアット、浅子がカット。大作が浅子を場外に放り出す。勇作はトップロープに上って背面エルボードロップのようなセントーン(右写真)、これで3カウント。

勇作(8分38秒 片エビ固め)藤沢

藤沢、口からと耳から出血。鼓膜破れたか?(それでも浅子と2人でスーザンと記念写真を撮ろうとするなど元気ではあった)


第4試合 足立知也&ヘブン vs アジアン・クーガー&スパイダー・ウォリアー

「特別遺恨試合」と銘打たれたこの試合。なにが遺恨だかわからない人はここここを続けて読んでもらえればわかるかと思います。どっちが遺恨持ってるか、と言えば残ったZIPANG組(左写真)の方だろうか?

「追放組」の先発はスパイダー・ウォリアー(右写真)。ヘブンはやる。足立がそれを抑えて先発を買って出る。速い動きでバックの取り合い、足の取り合い。これは鮮やか。ロックアップでリスタート、スパイダー腕を取るが足立すぐに切り返す。スパイダーホイップ、足立はロープワークからうつ伏せになったスパイダーの背中を踏み付け、さらにエルボードロップ。首投げからサッカーボールキック入れてヘブンにタッチ。ヘブンはスパイダーにストンピング入れるとコーナーに投げつけ、クーガーに「来いてめー!」クーガーリングイン。

クーガー組むと見せかけてキック、チョップ。ヘブンもチョップ打ち返すがしょぼい。気持ちだけじゃあね。クーガーコーナーに振ってニールキック、ヘブンかわす。エプロンに立ったクーガーをヘブン場外に落とす。ヘブン、クーガーをイスに座らせて、自分も離れたところにイスをセットアップすると踏み台式ニールキック(左写真)。時間かかりすぎだよ。ヘブンリングに戻り、リングサイドに近寄ってきたクーガーにスライディングキック、クーガーかわす。クーガーはヘブンの体の向きを変えて、リング内からロープ越しギロチン。

クーガー場外でボディスラム。ヘブンの上にイスを乗せて、自分はリング内からトペ・アトミコ(右写真)。スパイダーにタッチ。5分経過。ヘブンリングに戻る。ストンピング、首投げからフィストドロップ。スリーパーホールド、ヘブン立ち上がってスパイダーをロープに振り、ニールキック、腹にヒット。ヘブン首投げからニードロップ、足立を呼び込む。ヘブンツームストン。前かがみになる。足立がその背中を利用してのムーンサルト打つが、スピードが遅く説得力なし。さらにヘブンがその場飛びのムーンサルト。これもちょっと。足立がエプロンからトペ・アトミコ、カウント2。ブレーンバスターはスパイダーが逆に投げ、クーガーにタッチ。

ダブルチョップからクーガーのドロップキックで足立場外転落。クーガーはロープくぐりフェイント。足立がリング半周回って逃げるがそこにスパイダーがエプロンからトペコン。スパイダーが場外でペンデュラムバックブリーカー、そこにクーガーがギロチン(左写真)。リングに戻してロープ越えの後頭部ギロチン、スパイダーにタッチ。コーナーに振ってスパイダーは串刺しニーアタック、クーガーも串刺しニールキック。スパイダーはボディスラム打ってダイビングフットスタンプ、カウント2。足立はボディスラムを逆に投げるとローキックからミドルキックとキックの雨あられ。ヘブンにタッチ。ヘブン初代式タイガードライバー。エプロンのクーガーに「よく見とけ!」クーガー「見てるよ。」何やるかと思ったらチョップ。スパイダーすぐ反撃。10分経過。

クーガー入って合体のパイルドライバー、カウント2。クーガーはサイドスープレックスの体勢から急角度で叩き付ける。これも2。ヘブンはカニばさみで倒すとラ・マヒストラル、2カウント。足立にタッチ。足立ロープに振って帰ってきたところをスパインボム。逆エビのような体勢で起こす。ヘブンがエプロンからボディプレス。それを受けて足立カンパーナ(右写真)。

ヘブンがクーガーをエル・ヌドで持ち上げる。そこに足立が前転式ギロチン(左写真)。足立とヘブンが何か話している間にスパイダーが入るがZIPANG組はホイップで2人を場外に落とすとツイン・トペ。クーガーと足立がリングに戻って再開。チョップ合戦から足立はクーガーの腕を取ってロープ渡り。しかし足踏み外す。足立バウンドして元の体勢に戻る。拍手起きる。足立もう一度やって見せる。クーガー腕痛そう。足立ホイップ。さらにロープに飛んでブファドーラ。足立はウラカン・ラナ式に飛びついてのホイップ。コーナーに振るがクーガーは切り返して串刺しニールキック。スパイダーにタッチ。

スパイダーはストンピングから担ぎ上げてのバックフリップ。エルボードロップ落としてカバー、カウント2。ロープに振る。スパイダーショルダースルー(?)に行くが足立は馬跳びでかわしてヘブンにタッチ。スパイダーロープに振ってラリアット。さらにバックドロップ、ライガーボム、カウント2。バックの取り合いからヘブンロープに走ってキック。ヘブンはコーナー上ってトルニーヨ(右写真)。

クーガー入る。足立が場外に落としてラ・ケブラーダ。ヘブンはスパイダーにフィッシャーマンバスターからラ・マヒストラル、2カウント(左写真)。

ヘブンはスパイダーの首を取ると3回ひねってからのネックブリーカードロップ(「ヘブンズ・ストーム」というらしい)、片エビに固めてカウント3(右写真)。

ヘブン(16分11秒 片エビ固め)スパイダー

足立マイク「おいクーガー、俺達いろいろあって別々の道進んでるけど、俺はお前のこといつも気になってたよ。これからもいつまでも俺はお前のことをライバルと思っている。シングルでもタッグでも、組むのでもいい。こういう機会があったら、一緒にやって行きたいと思っている。」

和解か?

ところがヘブン、「おめーらちょっと待て。俺達は俺達で正しいと思ってる。お前らは正しいと思ってるだろう。それぞれの道を、このリングで証明してみろ!」

クーガー「このリングでもどのリングでも、俺達はZIPANGでもやってやる!呼べるんだったら呼んでみろ!」

噛み合ってないなあ。



第5試合 入江秀忠 vs 上田勝次

1ラウンド、上田はジャブ、ローキック。入江もローキックで返す。入江浴びせ蹴り見せるが上田は受け流す。にらみ合い続く。しかし上田のジャブがヒット。さらにフックの連打が入る。上田も連打疲れ?後が続かない。さらにジャブ、ストレートがヒット。入江自らに気合い入れて何とか持ちこたえる。1ラウンド終了のゴング。

2ラウンド、入江は寝っ転がってキック出す(右写真)。上田も入江の足にキック。入江立ち上がるとすぐにタックル、上田を転がすと足取ってアキレス腱固め(下写真)、上田タップ。

入江(2ラウンド36秒 アキレス腱固め)上田

上田マイク「負けましてすいませんでした。本当はキックルールでやりたかったんです。入江君が2週間前になってどうしてもやってくれということで格闘技のルールでやりましたけれども、今度は入江君もキックもっと練習して、キックルールでやりたいと思います。」

入江「僕が10年前、初めて見たプロレスがFMWでした。そこでサンボ浅子さんを殴っていた上田さん見ました。まさか、10年後にこうして闘うとは思ってもみませんでした。あの頃と変わっていない打撃はすごく効きました。僕は、行かなきゃならない場所がありますので、そこにたどりついたら、その後、打撃だけの試合で、胸を貸してください!」
今日は感動モード。

ここで休憩。メインは長いので別ページに。



その2へ

その他の観戦記のINDEXへ