みちのくプロレス 93/7/24マッハランド大会



第1試合 愚乱・浪花 vs 獅龍

みちのくプロレスオープニングの定番となりつつあるこの試合、ちょっとまだまだ「ルチャ」がわざとらしい。無理して「ルチャ」しなくてもいいんじゃないかとも思うんだが。第1試合だし。とはいえ彼らもプロ。下がコンクリート(パチンコ屋の駐車場)でも場外に向けて飛ぶ飛ぶ。最後はキャリアの浅い浪花がオリジナルの「コテコテクラッチ」(インディアンデスロック+リバースフルネルソン)でギブアップ勝ち。


第2試合 星川尚浩 vs ウェリントン・ウィルキンスJr

突然みちプロに登場したウィルキンスJrと練習生の星川の一戦は制限時間5分のポイント制で行われた。この試合には全くルチャっ気なし。飛ぶだけがルチャではないってことを若手に教えるのが狙いなのだろうか?星川は二丁投げがうまく決まったが、あとは当然のようにクチャクチャにされ、0−4の惨敗。しかし、それでいいのだ(と思う)。


第3試合 テリー・ボーイ vs 新崎人生

なんか知らんがこの2人には遺恨があるらしい。この試合、いろんなスタイルのプロレスを圧縮したような凄い試合だった。凶器あり乱入あり場外乱闘あり技あり切り返しあり空中戦あり。それにしても新崎は凄い。一方のテリー・ボーイ、私はテリー・ファンク自体があまり好きではないので、その亜流はもっと好きになれないのだが、プロフェッショナルぶりは認める。が、最後がレフェリー突き飛ばして反則負け、決着は持ち越しというのは古すぎ。


第4試合 米河彰大 vs 田尻茂一(誠心会館)

越中にスリーパーで落とされた田尻、東北まで何しに来た?米河が奇襲のニールキックを仕掛け、試合は蹴り合いに。当然のごとく田尻が蹴り勝ち、1分少々でKO勝ち。田尻マイクを取ると「こんな奴じゃ相手にならない!」と叫ぶ田尻。ならばもう一度新日に行ってはどうだろうか?


第5試合 SATO vs TAKAみちのく

SATOは巧い。これくらい巧いと相手が誰でも「試合になる」。1年間のメキシコ遠征でこれだけよくなるのであればTAKAや米河も遠征させてあげたいが。


第6試合 ザ・グレート・サスケ vs スペル・デルフィン

“引退を賭けた”サスケ、序盤からケブラーダを出す。しかしデルフィンは独特の風車式バックブリーカーと得意のエルボードロップ、高速と垂直落下式の2種類のブレーンバスターでサスケを追い込む。さらにスイングDDTからデルフィンスペシャルでサスケ危うし、と思われたがサスケはなんとか返す。サスケここから一気呵成に攻める。ドロップキックでデルフィンを場外に落とすとサスケスペシャル。リングに戻ってセカンドロープを使ってブファドーラ、これを返されるとトップロープからウルトラ・ウラカン・ラナを敢行、やっとの思いで押さえ込み、ついにデルフィンからフォール勝ち(初?)、UWAウェルター級王座奪取。デルフィンにしてみればデルフィン・スペシャルに持って行く前にサスケが攻めに転じてきたのが誤算だったのかもしれない。

しかし、やっぱり「引退を賭ける」ってのはよくないよね。その後の試合とか発表してるんだし。あと場外マット。メキシコにはないかもしれないが、日本では見てる人のためにも敷いた方がいいだろ?



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