5/5 ネオレディース川崎大会


ダークマッチ 三上恭平&佐々木貴 vs 菊澤光信&アジアン・クーガー

「4時頃から始まる」と書いてあったので早く行ったら、始まったのは4時50分。これでは5時には終わるまい。まあみちのくみたいに5時きっかりに始まることも、それを理由に試合を打ち切る(と宣言する)ということもないんだろうが。

先発はクーガーと三上。クガーがキック、パンチで先制。三上がチョップで返しチョップ合戦に。三上ドロップキック、クーガーロープ際に。三上突進、クーガーかわして体勢入れ替え、三上の首をエプロンから出すとお得意のエプロンギロチン(左写真)。三上場外へ。クーガー追うが三上これをかわしてリングに戻りミサイルキック、クーガー三上を倒すとエプロンから中に飛び込む形のギロチン、菊澤にタッチ。菊澤三上の首をエプロンから出した状態でアゴにエルボースマッシュ。リングに戻りバックドロップの体勢、三上ブロック、菊澤ロープに振る。三上タックル、三上ロープに走る。菊澤リープフロッグでかわしてドロップキック。三上コルバタで菊澤を投げて佐々木にタッチ。

菊澤ロープに振ってラリアット、佐々木これをかわしてハイキック。コーナーに振ってトラースキック、さらにミサイルキックからカバー、2カウント。菊澤クーガーにタッチ。クーガーニールキック、佐々木かわしてドロップキック。ブレーンバスター打ってダブルフットスタンプ、ギロチンドロップ、カウント2。コーナーに振って串刺しニーアタック。DDT打って三上にタッチ。佐々木ボディスラム、三上トペアトミコ。5分経過。三上はヒザ蹴り入れて飛びつき十字(右写真)、菊澤カット。クーガー三上を抱えるとオクラホマスタンピードで叩き付けて菊澤にタッチ。

菊澤とクーガーダブルで振ってクローズライン。菊澤ニースタンプ、パンチ、エルボーと打撃攻撃。足を取るとトーホールドからヒザ十字固め、そのままフォールに行くとカウントは2(左写真)。菊澤ローキック入れてがぶる。三上コーナーに押し込んで佐々木にタッチ。佐々木入ってダブルチョップから三上セントーン、佐々木ギロチン、カウント2。

佐々木ロープに振ってキック入れるとフィッシャーマンバスター(右写真)、カバーはクーガーがカット。佐々木パワーボム狙うが効く沢リバースしてクーガーにタッチ。

クーガーギロチンホイップで佐々木をトップロープに引っかけてギロチンに行く(左写真)がこれはかすった感じに。観客席からイスを持ち出そうとするがなぜか断念するクーガー。リングに戻りツームストン、2カウント。菊澤にタッチ。

菊澤ボディスラムからムーンサルトプレス(右写真)、カウント2。ブレーンバスター狙うが佐々木はブロックして逆に投げる。三上にタッチ。10分経過。当然5時を過ぎた。観客席から「もういいよ!」などと声が飛ぶ。失礼な奴等だ。

三上コーナーに振って串刺しドロップキック。佐々木も串刺しニーアタック、ブレーンバスター。三上がそこにスワンダイブプレス。三上スリーパー、菊澤切り返す。さらに切り返し合いが続いた後菊澤はクーガーにタッチ。クーガーボディスラム、菊澤フロッグスプラッシュ。クーガーはサソリ固めに(左写真)。三上が返すとクーガーは菊澤にタッチ。菊澤顔面にストンピング、三上場外エスケープ。三上が戻ると菊澤串刺しラリアット。

菊澤コーナーに振る。三上コルバタで返す(右写真)。さらに人工衛星式コルバタで菊澤を場外に落とし、

三上ひねりを加えたプランチャ(左写真)。ところが倒れている三上にクーガーがコーナートップからトペアトミコ。これはキツい。佐々木がリングイン、クーガーにフィッシャーマンバスター、カウント2。佐々木ロープに振ってラリアット、クーガーかわしてドロップキック、菊澤にタッチ。

三上は場外で完全に戦闘不能の様子。菊澤ボディスラムからトルニーヨ(右写真)、カウント2。15分経過。菊澤ボディスラムからコーポレートエルボー、クーガーにタッチ。

クーガー佐々木をマハッタンドロップに捕らえるとサソリの体勢、しかしステップオーバーしたところで佐々木の腕もロックする(左写真)。三上なんとかカットに入ろうとするがエプロンにも戻れず。佐々木ギブアップ。

クーガー(15分46秒 クーガーロック3号)佐々木

クーガーと菊澤、佐々木に見せ付けるようにスクワットを始める。三上まだダメージ大きそう。

舞台裏では5時にスタートなんて話はなくなっていたかもしれないが、客にその旨の通知がなかったんだから、この試合中に5時を過ぎた時点で「男子の試合が押して開始が遅れている」と勘違いした客がいても仕方なかっただろう。その意味では開始直前の「ダークマッチ」は失敗。やるなら間にはさむなり、予告通り4時くらいに始めた方がよかったはず。


この後またインターバル。5時28分にようやく石田リングアナ(右写真)が入場式開始を告げる。京子あいさつの後、選手と石田リングアナが試合の準備のため退場。代わって進行を務めたのはFMファイブのDJ・長谷川たけひろ(字知らん)という人。プロレスのリングアナは初体験だそうだ。
昼の全女の興行のスーパーライトトーナメント1回戦でASARIと納見が勝ち進んだことが報告される。で、またインターバル入る。なんとかしろ、ホント。


第1試合 元気美佐恵 vs 脇澤美穂(全女)

脇澤ゴングと同時に突っ込む、元気いなしてロープに詰める。しかしパンチはかわして脇澤張り手。両手を大きく挙げてアピール(左写真)。脇澤キック、元気張り手、脇澤も張り返す。元気の張り手かわして脇澤張り手連打。ロープに振る。元気切り返して戻って来たところにカウンターキック。逆水平入れてアルゼンチンバックブリーカー。その後も串刺しエルボーから逆エビと攻め立てる元気。脇澤の声がうるさい。脇澤はロープに達すると元気はキャメルクラッチに移行。一旦リリースしてキック、串刺しラリアット。2発目をかわして脇澤逆さ押さえ込み、2カウント。

脇澤逆片エビ固めに行くが決め切れず、元気難なくロープに。脇澤髪ホイップ。元気張り手。脇澤が髪をつかむと元気もやり返し、つかみ合いのケンカ状態。元気が髪をつかんで投げ飛ばしストンピング、5分経過。元気コーナーに振って串刺しエルボー、脇澤かわしてドロップキック。元気は2発目をかわしてキック、コーナーに上るが脇澤は場外に落とす。脇澤が逆にコーナーに上る。元気場外を逃げる。脇澤はエプロンを走って場外の元気にドロップキック。リングに戻り脇澤ロープに振ろうとするが元気抵抗してノド輪に持っていく。脇澤これをエビに切り返す。脇澤コーナーに上る。元気追うが脇澤は落としてミサイルキック2連発(右写真)、カウント2。

脇澤バック取る。元気バックエルボーで逆にバックを取るとバックドロップ。カウント2。元気ノド輪落とし(左写真)、脇澤はこれも2で返す。元気コーナーに上げる。脇澤上から蹴ってボディアタック。元気はキックで迎撃。Gドライバーに行くが脇澤は肩に乗ってウラカンラナで丸め込む、カウント2。脇澤続いてスクールボーイ、これも2カウント。

脇澤コーナーに上る。元気追う。脇澤雪崩式の回転エビ固め、カウント2。脇澤ロープに走る。元気返って来たところを捕らえてGドライバー(右写真)、カウント3。

元気(9分31秒 片エビ固め)脇澤


第2試合 トップ・オブ・スーパーライトトーナメント準決勝
坂井澄江(Jd')vs 納見佳容(全女)

ドロップキックの相討ちでスタート。坂井が先に起きてロープに振る。納見クロスボディ、カウント2。納見は首投げからボディシザーズ。坂井は体勢入れ替え、足を取ってアキレス腱固めから逆片エビに(左写真)。一旦リリースしてストンピング入れると立たせてコブラツイストに。納見がなんとか腕を外すと坂井はスクールボーイで丸め込む、カウント2。納見もスクールボーイで返す、これも2。納見ロープに振ってドロップキック、ショルダースルーからカバー、カウントは1。納見逆エビ、坂井ロープ。納見背中にストンピング、髪ホイップ。

納見コーナーに振る。坂井コーナーに飛び乗る。納見パンチ、坂井その腕を取って回転しての腕十字固めに。納見ロープ(右写真)。5分経過。坂井腕を放さずに絞り上げアームストレッチに。坂井がダブルアームの体勢に取るが納見切り返して逆さ押さえ込みに、カウント2。納見ロープに振る。パンチに行くが坂井かわして逆にパンチ。納見もかわしてドロップキック。納見コーナーに振る。坂井切り返す。坂井突っ込む、納見ドロップキック。

納見コーナーに上ってミサイルキック、カウント2。納見再度コーナーに上がりダイビングプレス、坂井かわす。坂井ロープに振ってショルダースルー、納見逆さ押さえ込みに切り返すがノーカウント。納見ダブルリストアームサルト、カウント2。納見バック取る、坂井ロープに。納見ロープに振ろうとする。坂井切り返してバックドロップホールド。坂井ムーンサルト、自爆。納見スクールボーイ、カウント2。納見が坂井を場外に出してプランチャ、坂井かわして逆にコーナーからプランチャ(左写真)、こちらはヒット。

坂井リングに納見を戻しタイガースープレックスの体勢、納見はエビに切り返す。坂井がさらに切り返す。カウント2。坂井改めてバックを取るとタイガースープレックス(右写真)、カウント3。

坂井(9分2秒 タイガースープレックスホールド)納見
※坂井決勝進出。


第3試合 トップ・オブ・スーパーライトトーナメント準決勝
チャパリータASARI vs コマンド・ボリショイ(JWP)

コマンド・ボリショイの新テーマが流れるが、スキップしながら出てきたのはボリショイ・キッド。リング上から飴をまく(左写真)が、ロープ渡りはヘタ。

しかしすぐ本物も登場(右写真)。キッドは退散。

ASARIはマスクを付けて入場。

ASARIが腕を取る。コマンド返す。ASARIロープに振ってドロップキック、コマンドネックスプリングで起き上がる(3回繰り返し)。コマンドロープに振る。ASARIロープに飛び乗って反転クロスボディ、カウント2。ASARIカサドーラからホイップ。ロープに振って側転ボディアタック、カウントは1。ASARIコマンドをコーナーに振ってロンダートキック行くが失敗。コマンドスリーパー、ASARIロープ。コマンドボディシザーズから十字に。ASARIロープ。コマンドコーナーに。ASARI下からパンチ、コマンドその腕を取ってロープ渡り(右写真)。

コマンドキック入れてロープに振る。ASARIキックで返してボディスラム。ASARI吊り天井、片足が外れる。ASARi逆エビ、自らリリースしてロープに振る。コマンドは股間を滑り抜けて足取ると裏アキレス腱固め、ASARIロープ。5分経過。コマンドターンバックルにASARIの頭をぶつけると対角線のコーナーに振る。ASARIコマンドの突進をかわしてフランケンシュタイナー。ASARIロープに振る。コマンドロープくぐり。ASARIが突っ込む、コマンドASARIを場外に落としてエプロンからダイビングボディシザーズドロップ。エプロンに戻ってラ・ケブラーダ(左写真)。

コマンドリングに戻ると裏投げ、カウント2。コーナーに振る。ASARIコルバタで切り返そうとするがコマンドはこれを持ち上げてパワーボムに、カウント2。コマンドコーナーに上る、ASARI肩車に取る。コマンドライムライト、カウント2。コマンドビクトル投げからヒザ十字(右写真)、ASARIロープ。

コマンド低空ドロップキック、ASARI2発目をかわす。コマンド場外転落。ASARIエプロン走ってトペコン。続いてASARIもラ・ケブラーダのお返し(左写真)。コマンドダメージ大きそう。ASARIはその間にヒザのダメージを癒す。

ASARIコーナーに上って待ち、コマンドがリングに戻るとミサイルキック。コマンドをコーナーに上げて雪崩式フランケン(右写真)、カウント2。10分経過。

ASARIコーナーに上る。コマンド追いかけて雪崩式裏投げ(左写真)、カバー、カウント2。コマンドムーンサルトプレス、ASARIは足を出してブロック。ASARIノーザンライトスープレックス、カウント2。

ASARIコーナーに上ってスカイツイスタープレスに行くが(右写真)、コマンドがかわして自爆。コマンド掌底打ち込んで片エビ、カウント2.5。コマンドコーナーに上げて2発目の雪崩式裏投げ、カウントは2。

コマンド助走付けて掌底、ASARIかわしてライガーボム狙う、コマンドウラカン・ラナに切り返す、カウント2。立ち上がるとコマンド掌底(左写真)。カバー、カウント2。

コマンドフルネルソン、ASARIブロック。コマンドバックハンドチョップ、ASARIかわしてライガーボム(右写真)、コマンド2で返す。ASARI再度持ち上げて、今度はコマンドを首から落とすライガーボム、これはコマンド返せず3カウント。

ASARI(13分32秒 エビ固め)コマンド
※ASARI決勝進出。

うーん、そりゃASARIが決勝進出しなきゃ話にならんのはわかるが、あんな危険な落とし方せんでも。

首を押さえてリングを去るコマンドに、セコンドに付いていた倉垣が何か直訴している様子。敗者で行う第6試合のタッグマッチへの代理出場直訴か?


第4試合 タニー・マウス&仲村由佳 vs クラッシャー前泊&石田亜矢子

石田リングアナ、上着は着ているが、なかはどうもフツーのビキニの水着かなんかのよう。前泊、長谷川リングアナに「なんちゃって聖子」とコールするよう強要する。先発は前泊と仲村。だが、前泊はすぐに石田リングアナにタッチして「出ろ」と命令する。

石田リングアナ、リングには入るが闘うわけはない(いや、闘うならそれはそれで面白いんだろうけど、泣かれては終わり)。泣く石田リングアナに前泊、「できなかったら土下座しろ!3回回ってワン、『私にはできません』と言え!」と言う。観客席さすがにこれにはひきまくり。それでも石田リングアナゆっくりと前泊の周りを回り始める。そして消え入りそうな声で「ワン。私にはできません。」
これでやめときゃいいのに前泊、リングに水をまくと「お前は犬なんだからなめて掃除しろ」などと言い出す。どこの世界に犬が掃除するリングなんかあるものか。ここでようやくタニーが入って石田リングアナを保護。

前泊、「やっぱり犬はダメだ。オレにふさわしいパートナーを呼ぶ!」とシャーク土屋を呼び出す、最初っからそう決まってるんだから、余計な芝居はしなくていいんだよ。

クラッシャー前泊&シャーク土屋 vs タニー・マウス&仲村由佳

ようやく試合が始まる。土屋が仲村にイス攻撃。イスの脚の部分が仲村の頭に当たり仲村戦闘不能に。客席から「帰れ」コール。仲村ようやく立ち上がる。頭から流血。土屋仲村を引きずりまわす。ラリアット、ボディスラム。前泊は制止するグレース浅野も投げ飛ばす。ここで「10分経過」のコール。どこからの時間だろうか?
ここでようやくタニーがリングイン。土屋と前泊の同士討ちを誘うが、土屋はすぐにタニーを場外に叩き出す。前泊仲村にダブルアームフェースバスター、フライングソーセージ、カウント2。前泊ロープに振る。仲村回転エビ、前泊ヒッププレス、仲村かわしてタニーにタッチ。タニーエルボー、ハッドバット。仲村と2人で前泊を倒して攻撃を加えるが、ロープに振ったところを2人まとめてラリアット浴びる。土屋も入り仲村にダブルタックル、サンドイッチラリアット、カウント2。タニーにはラリアット、ダブルのバックドロップ、イスの上へのパイルドライバー。土屋イス攻撃。前泊がみちドラまがいのボディスラム、カバーに入るとリングサイドに残っていた石田リングアナがカット。会場沸くが、前泊すぐにノド輪落としで3カウント。

前泊(14分39秒 体固め)仲村

前泊、石田リングアナを襲う。ネオレのセコンドが誰も止めに入らない。そこに走りこんで来たのがJWPの美咲華菜。土屋がラリアットを浴びせるが、自分達で収拾を付けられなくなった状態からようやく帰れる、とばかりに喜んでリングから退散。離れたところで「お前誰なんだよ!気分悪くさせんじゃねえ!」マイク投げる。
美咲マイクを取ると「お前ら、バッカじゃねえの!アタシは・・・正義の味方だよ!」

ま、これでこの場はうまくオチが付いたが、こんなのいつまで続けるんだろうか?今度はJWPが引き取ってやるのかな?


第5試合 遠藤紗矢 vs 前川久美子(全女)

見ずに売店で遊んでました。カカト落としで前川の勝ち。


ここで休憩。売店でヤマモが「JWPの正義の味方、美咲華菜がサインをお入れ致します!」と叫ぶ。美咲凄い形相でにらむ。その声を聞いてパネルを買った人に「この方限定です。」と渋々「正義の味方」と書く美咲。


第6試合 中西百重&納見佳容(全女)vs アキュート冴&倉垣翼(JWP)

試合前ヤマモから「倉垣の直訴を受けてコマンドがダメージもあるので出場を辞退、全女vsJWPの若手の対抗戦として行わせてもらいます。」とアナウンス。対抗戦よりはインクレイブル(混合)の方が面白かったんだが。
先発は倉垣と納見。パンチ合戦から納見がビンタ連打してロープに振る。納見のクロスボディをかわして倉垣張り手。ロープに振ってドロップキック、計3発。カバーはカウント2。倉垣カナディアンバックブリーカーから落として逆エビに。納見ロープ。倉垣は冴にタッチ。冴ドロップキック、納見倒れない。納見逆にドロップキック2連発、カバーはカウント2。中西が入る。ロープに振ってドロップキック、タイミング合わずに失敗。もう一回、今度は成功。計3発。さらにミサイルキック、カウントは2。中西キャメルクラッチ、納見入って頭踏みつける。

ここで石田リングアナが元の衣装に着替えて本部席に復帰。

中西リリースしてロープに振る。冴クロスボディ2発浴びせて倉垣にタッチ。倉垣ドロップキック、コーナーに振って串刺しでもう一発。またコーナーに振る。中西ムーンサルトアタックで返す、カウントは2。納見が入って串刺しドロップキック、倉垣かわす。中西がドロップキック。納見回転エビ、カウント2。納見ダブルリストアームサルト、倉垣ブロック。納見あきらめてロープに走る。倉垣キック、ボディスラムから倉垣ダイビングプレス、カウント2。倉垣コーナーに上る。中西が下からビンタ、能美がダブルリストアームサルト、冴カット。納見が冴にパンチ、冴はその腕を取って一本背負い(右写真)。

倉垣雪崩式バックドロップ(左写真)、中西カット。倉垣がボディスラム。5分経過。

冴がダイビングフットスタンプ狙うが納見かわす。中西ミサイルキック。中西ジャーマン狙うが冴エビに、カウント2。冴ロープに振ろうとするが中西逆さ押さえ込みに、冴さらにエビに切り返す、これも2。冴コーナーに振る。中西ムーンサルト、冴かわして自爆。冴コーナーに上る。納見が落とす。中西と納見ダブルのミサイルキック(右写真)、カウント2。中西バックを取る。倉垣がミサイルキックでカット。

冴が中西をボディスラム、コーナーに上ってファンタスティックフリップ(左写真)。冴がカバー、中西2で返す。冴ダイビングフットスタンプ、納見がカット。中西投げっ放しジャーマン、納見にタッチ。

全女組は倉垣を場外に落とし、ダブルのダイビングヘッドバットに行くが、冴がかわして2人とも自爆。倉垣のミサイルキックは冴に誤爆。中西と納見もう一度コーナーからダブルのダイビングヘッドバット(右写真)、今度はヒット。最後は中西のジャーマン、3カウント。

中西(9分40秒 ジャーマンスープレックスホールド)冴


第7試合 田村欣子 vs 日向あずみ(JWP)

握手でスタート。ゴングと同時に手四つに組むが、すぐに田村がヒザ蹴り(左写真)。コーナーに振って串刺しドロップキック。さらにキック連打。田村がぶる。転がってグラウンドのネックロックに。首を放してマウント状態。田村上から張り手。田村十字に行くが日向ブロック。持ち上げてマットに叩き付ける。

日向ロープに振ってジャンピングニーアタック(右写真)、足を取って逆エビから逆片エビ。キャメルクラッチにスイッチ。田村が引っくり返すと日向はボディシザーズに。田村上になって押え込む。カウント2で返されると首を取って持ち上げ、落とす。

田村キック、エルボー合戦から髪のつかみ合いに(左写真)。5分経過。田村コーナーに振る。日向反転ミサイルキック、田村スカす。田村顔面キック連打。日向3発目をかわしてダブルアームに取るが、田村は切り返してエースクラッシャー。田村コーナーに上ってミサイルキック。ボディスラム2発打って再度ミサイルキックに行くが日向スカす。

日向ダブルアーム式背骨折りに(右写真)。計3連発、カウントは2。

日向すかさず抱え込み式の逆エビに(左写真)。田村なんとかロープに。田村そのまま場外エスケープ。日向はエプロンからニーアタック、田村かわす。田村バックを取って場外ジャーマン、日向着地して逆にジャーマン。

日向リングに戻り、田村が立ち上がるのを見計らって助走開始、スワンダイブ式のトペコンに(右写真)。田村をリングに連れ戻してスワンダイブ式ミサイルキック、カウントは2。

日向ロコモーションジャーマン、田村は2発目をヒザ十字に切り返す。日向ロープ。田村低空ドロップキック3発からビクトル投げ(左写真)、日向ロープ。10分経過。

田村ダブルリストアームサルト狙い、日向DDTに切り返す。日向コーナーに上る。田村素早く起き上がるとコーナーに上って雪崩式ダブルリストアームサルト(右写真)。リング内でもう一発ダブルリストアームサルト、カウント2。

裏ダブルリストアームサルトは日向ブロック。すると田村はバックドロップにスイッチ。コーナーに上って日向の後頭部にミサイルキック(左写真)、片エビに取るがカウント2。

田村が日向をコーナーに上げる。日向体勢を入れ替えてビクトリースタードロップ(右写真)、カウント2。

日向ロコモーションジャーマン、5発目でホールド(左写真)、しかしカウントは2。

日向みちドラの体勢、田村スモールパッケージホールドに(右写真)、カウント2。さらにラ・マヒストラル、これも2。足を取って裏4の字、日向悲鳴を上げてロープに。

田村裏ダブルリストアームサルトの体勢、日向ブロックしてヒザを入れるとみちドラに。田村後方に着地して裏ダブルリストアームサルト(左写真)、カウント2。15分経過。

日向立ち上がれない。田村コーナーに上る。日向起き上がって下からパンチ。コーナーに上り、田村をスパイダージャーマン(右写真)。腹筋で起き上がり、向き直るとミサイルキック、カウントは2。日向クロスアームスープレックス、カウント2。

日向コーナーから延髄ニー、田村かわす。田村突っ込む。日向抱え上げるが体勢不十分。それでも力で持ち上げてみちドラと言うよりツームストンドライバーに(左写真)。

日向コーナーに上って延髄ニー(右写真)、片エビ、カウント3寸前で田村返す。

しかし日向はアピールを入れるとみちのくドライバー(左写真)、3カウント。

日向(18分 体固め)田村

日向、手を差し出すが、田村はこれをハタく。


第8試合 トップ・オブ・スーパーライトトーナメント決勝
チャパリータASARI vs 坂井澄江

試合前にメキシコ風タイトルマッチセレモニー。

ASARIがボディシザーズドロップで先制。坂井バックドロップ狙うがASARIは押しつぶす。ASARIカサドーラに行くが坂井はこれをバックドロップに、カウント2。坂井シーソーホイップ、ASARI立ち上がるとクロスボディ。コーナーに振るとロンダートキック。そして卍に(左写真)。ASARIエビに固めるが坂井の足がロープに。

ASARIコーナーに振る。坂井反転ミサイルキック、カウント2。坂井十字狙い。ASARIロープ。坂井バック取ると回転してまた十字に。ASARIはブロック(右写真)。ASARIかみつく。坂井もかみつき返す。坂井ようやくASARIの腕を伸ばすがASARIの足はロープへ。坂井はASARIの腕をロープで攻め、ひねり上げる。アームストレッチに行くがASARIはエビに切り返す。5分経過。

ASARI逆エビ。逃げないよう腕も固める(左写真)。ASARIリリースしてロープに振りフランケンシュタイナー。もう一度振る。坂井ロープに飛び乗ってブファドーラ、カウントは2。坂井コーナーに振る。ASARIコルバタ、坂井切り返してエビ固め、カウント2。

坂井バックドロップホールド(右写真)、カウント2。坂井コーナーに上る。ASARI落とす。ASARIが上る。坂井はコーナーに上ってドロップキック、ASARI場外転落。坂井いつのまにか口の中を切っている。坂井はASARIを北側のステージまで連れていって壁にASARIを打ち付ける。ステージに上がってプランチャ、ASARI後頭部強打。坂井一人で戻る。ASARIはセコンドの肩を借りて戻る。カウントは18。坂井立川先生スープレックス、カウント2。

坂井バックドロップからムーンサルトに行くがASARIがかわして自爆。ASARIノーザンライトスープレックス、カウント2。ASARIロープに振る。坂井ロープに飛び乗る。ASARI場外に落とし、コーナーからプランチャ(左写真)。今度は坂井が後頭部を強打。ASARIコーナーに上って待つ。坂井が戻るとミサイルキック、カウントは2。10分経過。

ASARIがコーナーに上る。坂井は雪崩式フランケンシュタイナー、カウント2。坂井ムーンサルト(右写真)、カウント2。坂井タイガースープレックスの体勢に入るがASARIは逆マヒストラルで丸め込み2カウント。坂井バックドロップ打ってコーナーに。今度はASARIが雪崩式フランケンシュタイナー、カウント2。ASARIがコーナーに。坂井デスレイクドライブ、これも2。

坂井コーナーに上ってライダーキック、後頭部にヒット、しかしカウントは2。坂井ノーザンライトボムの体勢、しかしASARIがかわして逆にノーザンライトボム(左写真)。

ASARIコーナーに上ってスカイツイスタープレス、クリーンヒットではなかったようだが押え込んでカウント3。

ASARI(12分56秒 体固め)坂井
※ASARIが復活WWWAスーパーライト級の王者に。

しかし、坂井ってキャリア満2年だよなあ。凄いもんだ。ちょっと他人の技ばっかり使ってるのが気になるけど。


第9試合 井上京子 vs 井上貴子

特別レフェリーは村山大値(アルシオン)。貴子が全女若手のセコンドに守られて入場。なぜか納見だけがジャージを着ている。貴子の両手にはオープンフィンガーグローブが。京子は普通のスタイル。リングアナのコールによると京子の体重は95kg、貴子は63kgとなんと32kgの差。
京子がゴング前にラリアットで強襲。カバー、カウントは2。またラリアット、カウント2。ロープに固定してラリアット(左写真)2連発。貴子ダウン。京子カバー、カウント2。京子ストンピング、村山がブレーク。貴子がコーナーから何かを手に取り、京子に突き立てる。京子ダウン。何?

貴子その「モノ」を観客席に見せびらかす(右写真)。青白く光り、バチバチと音を立てる、それはスタンガンであった。かつてここまで観客に支持された凶器があるだろうか。貴子ストンピング、京子立ち上がれない。貴子顔面キック連発。貴子DDT、京子はカウント1で返す。貴子さらに顔面キック。京子起き上がって突っ込む、貴子アームホイップ。バックドロップは京子がブロック。5分経過。

貴子ウラカン・ラナ、京子はパワーボムに切り返す。しかし貴子はソバット。コーナーに詰めてボディブロー連打。さらにソバット(左写真)、京子ダウン。貴子がうつぶせの京子に後頭部パンチ、村山ブレーク。貴子ロープに振ろうとするが京子は抵抗。貴子張り手。貴子フック。京子「バーロー」と叫んで張り手。貴子またスタンガンに手を伸ばす。京子場外に逃げる。京子が戻ると貴子ボディブロー、フック。

貴子バックドロップ2発(右写真)からヒザ十字、京子ロープ。貴子コーナーに。京子追う。貴子雪崩式ノド輪からヒザ十字。京子ロープ。貴子ボディブロー連打、コーナーに上げて右ストレート、京子場外転落。10分経過。貴子は観客席に京子を投げ込む(3回)。貴子場外マットはがしてバックドロップ。

貴子リング内にイス多数、連脚まで持ち込む。制止する村山にもイスで一撃、これにも拍手喝采。京子をリングに戻し、イスの上にノド輪落とし2発(左写真)。3発目は京子が裏投げに切り返す。京子コーナーに上る。貴子雪崩式アームホイップ。コーナーに上ってディスティニーハンマー4連発、しかしカウントは1。京子ラリアット、貴子かわして裏拳、カウント2。貴子スモールパッケージ、カウント2。京子強引にナイアガラに持ち上げる、貴子回転エビに、カウント2。貴子グローブを外して顔面に右ストレート、カバー、カウント2.9。村山ダウンカウント数える。6で京子立つ。そこにディスティニーハンマー。京子すぐにジャーマン、カウント2。ラリアット、カウント1。ナイアガラドライバー、これで3。

京子(18分54秒 ナイアガラドライバー)貴子

京子と貴子、和解の握手。京子が花道を下がるところに堀田がエプロンに上がり「やるのかやらねーのかはっきりしろ!」とアピール。あれ?堀田が京子とやろうとしないからこの日はこのカードになったんじゃないの?京子の返事はもちろん「バカじゃなえーのか?こっちはやるって言ってるじゃねーか!」堀田無言。

勝負は京子の勝ちだけど、プロレス的には貴子の圧勝。ヒールだって頭良くなきゃいかんよ。



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