ネオレ 5/20後楽園大会



6時43分、石田リングアナが前振りのアナウンスの後リングに登場。「第0試合・7時タイムリミット」の開始を告げる。この時点での入りは凄いもんがあった。


第0試合・7時タイムリミット
サバイバル飛田(埼玉プロ)vs コンビニ強盗

先に入場して臨戦態勢の飛田。

そしてコンビニ強盗入場。今日は奇襲ではなくて入場テーマ曲、なぜか「カントリーロード」(爆)に乗って入場。コールを待たずに「犠牲者」飛田が強盗に奇襲。

しかし強盗は反撃して場外戦に。観客の応援に応える強盗(左写真)。飛田の顔面を西側通路の壁にぶつける。飛田流血。さらに鉄柱攻撃。飛田凄い勢いで鉄柱に激突。

リングに戻り強盗は飛田にストンピング連発。うずくまった飛田のポケットから財布を抜き取るが、今日持っていたのは小銭入れのみ。驚く強盗(右写真)。強盗小銭入れの中身を観客席にぶちまける。1円玉、5円玉、10円玉ばかりのようであった。

飛田ラリアット、強盗場外転落。ふたたび持ち金を強奪、バラまかれた(推定累計5627円)飛田は怒りのイス攻撃に出る(左写真)。

しかしここで強盗は奥の手に出る。なんと、場外戦をやめさせようと間に入ったレフェリー・グレース浅野を人質に取ったのだ!(右写真)これには飛田もイスを手放さざるを得ない。リングに戻り、コーナーからダイブしてストンピング。そしてとどめとばかりにスプレーを取り出す強盗。

しかし、肝心のスプレーが出ない!中身使いすぎたか!(そういえば17日にコンビニ強盗続発というニュースがあった)このスキに飛田は渾身のラリアット!(左写真)さらにフィッシャーマンバスター。カウントは2。飛田ここで首4の字に強盗を固める。フルフェイスヘルメットの強盗、この意表を突く小技に窒息状態、あえなくタップ。

飛田(4分17秒 首4の字固め)強盗

強盗、改心したのか飛田と軽く握手をしてリングを去る(右写真)。

飛田赤コーナーに腰を下ろしてマイク。
「病める現代社会の犠牲者・・・俺もそう・・あいつもそうだ・・。そーゆーのもこーゆーのも全部含めて埼玉プロレスだから・・・お客さんが一人もいなくなっても俺は人間の限界を追い求めて行く!とゆーことでよろしくね。」


ここで入場式。京子が7月11日に堀田の持つWWWA選手権に挑戦決定ということであいさつ。「私が赤いベルトを巻くところを見たい人は応援に来てください!」どっちでもいいです、はい。


第1試合 オクトパス・エイト vs 遠藤紗矢(裁恐軍)

当初の発表から試合順変更で、「参戦を要求してきた謎のマスクウーマン、オクトパス・エイト」のテストマッチが第1試合に。

「踊る大捜査線」のテーマで入場のオクトパス・エイト(左写真)。マスクは期待通りだが、正体が一目瞭子ちゃんだなあ。

セコンドはDDTの大作と国プロプロの佐野直。エイト、奇襲をかけると大作に凶器を渡すように命じる。出てきた凶器はハリセン(右写真よく見ると「タコのハリセン」とか書いてある)。続いてボクシンググローブ(片方)。遠藤すぐにハリセンを取り上げて反撃。

遠藤、フェースバスターから顔面踏み付け。キャメルクラッチに取ると「ほら、初めてだろ?顔見せてやれよ。」とエイトの顔をよく見せてくれる(左写真)。ありがとう>遠藤。遠藤ロープに振ってエルボー2発。逆エビに行くが、途中で放してロープに振る。エイト、ボディアタックに行くが当たりが弱い。3発目でようやく遠藤を倒す。さらにコーナーに振ってスプラッシュ。なんか、「ぼよよん」って感じで当たる。コーナーに上ってダイビングボディアタック。これも「アタック」というよりはからみついた感じ。さすがタコ。

遠藤はチョークで反撃し、場外に叩き出す。観客席にエイトを投げ込む遠藤。5分経過。遠藤はすぐ、エイトはカウント10でリングに戻る。エイト、張り手からもそもそっとオクトパスホールド(右写真)。これは期待通り。エイトコーナーからダイブして遠藤の髪をつかんでフェースバスター、カバーはカウント2。エイトフィッシャーマンズスープレックス、カウント2。エイトロープに飛ぶ。遠藤キック。「墨噴けー!」の野次が飛ぶが、どうもそれは無理の様子。

遠藤ミサイルキック2連発、カウント2。遠藤変形のフィッシャーマンズスープレックス(左写真)、これも2で返すエイト。しかし遠藤はボディスラムで叩き付けるとダイビングギロチン、3カウント。

遠藤(8分14秒 片エビ固め)エイト

佐野直がエイトに肩を貸すとなぜか沸く一部観客。


第2試合 高木三四郎(DDT)&エキサイティング吉田(フリー)vsアジアン・クーガー(フリー)&佐々木貴(DDT)

なんかネオレの会場で「ファイヤー!」やるのは気恥ずかしいものがある。本人はいつも通りコーナーに上ってアピール(右写真)。先発はその高木と佐々木。高木ヘッドロック、佐々木ロープに振る。高木ショルダータックル。今日もハードヒット。高木ロープに走る。佐々木リープフロッグでかわし、フロントスープレックス。ソバット2発から高木の後頭部にハイキックがクリーンヒット。一旦ブレークして手四つからリスタート。力比べからブリッジ合戦。高木崩してグラウンドヘッドロック。佐々木エビに返したりしながらなんとか立ち上がる。高木は吉田にタッチ。クーガーも佐々木にタッチ要求、佐々木応じる。クーガーと吉田腕の取り合いから相手を倒し、ネックスプリングで起き上がる。手四つからクーガーが腕を取るが吉田はホイップしてアームロックで返す。ストンピング、パンチ入れて高木にタッチ。

高木スリーパー(左写真)、クーガー立ち上がる。高木腕取ってボディにキック。ロープに振ってドロップキック。なんかロープワークしづらそう。高木がコーナーに振る。クーガーキック入れて飛びつき回転エビ固め、カウント2。佐々木にタッチ。クーガーと佐々木ダブルチョップ。佐々木ストンピング。首投げからサッカーボールキック。ちょっと弱いか?佐々木すかさず低空ドロップキックを連発。高木は張り手からヒザ蹴りで反撃、吉田を呼び込んでダブルチョップのお返し。吉田さらにチョップ、佐々木もチョップで返して激しい打ち合い。5分経過。吉田ヘッドバット連打。ロープを利用してのジャンピングヘッドバット、ネックブリーカードロップ、ニースタンプと攻める。串刺しエルボーは佐々木が2発目かわして逆に串刺しニーアタック。ロープに振ってラリアット、カウント2。佐々木もう一度ロープに振ってラリアット、吉田かわして逆にラリアット。

吉田ランニングエルボー2発から「終わりだ、スクリュードライバー!」と叫んでスkリュードライバー(右写真)。コーナーからダイビングギロチンドロップ、カバーはクーガーがカット。吉田ブレーンバスター、佐々木後方に着地して延髄蹴り。佐々木ドロップキック、吉田倒れない。佐々木串刺しニールキック。佐々木ロープに飛ぶ。高木がエプロンから捕まえる、吉田のラリアットは高木に誤爆。高木場外転落。佐々木ドロップキック、吉田全然その勢いとは関係なしで場外に「下りる」。何すんのかと思ったら、佐々木&クーガーのダブルスライディングキックをかわして、逆に2人がエプロンに戻ってきたところに2人でラリアット。佐々木とクーガー観客席まで飛んで行く。赤ら顔のおっさん達がよけ損ねる。

4人がリング上で入り乱れる。佐々木が吉田を場外に出してトップロープ越えの延髄ニー。クーガーは高木を落としてトペ・コン・ヒーロ。吉田を戻して佐々木コーナートップから延髄ニー、2カウント。クーガーにタッチ。10分経過。クーガーはエプロンに吉田の首を出してトップロープ越えギロチン(左写真)。吉田場外転落。クーガーは観客からイスを何個も取り上げると、それを敷いた上に吉田を寝せ、そこにコーナーからトペ・アトミコ。これはやられる方もこわくてよけられないよ。

両者リングに戻る。クーガーバック取る。吉田急所蹴り。さらに急所ヘッドバット。誇らしげな吉田の後ろからクーガー急所打ちのお返し。両軍タッチ。高木佐々木の首を取ってコーナー上るとスイングDDT、カウント2。高木ロープに振ってラリアット、佐々木かわしてトラースキック。佐々木ジャンピングニー、高木キャッチしてチョップ入れるとジャンプしての垂直落下式ブレーンバスター(右写真)。

高木「三四郎スタナー!」と予告してロープに振り、キックから三四郎スタナー決めて(左写真)カウント3。

高木(12分39秒 片エビ固め)佐々木

高木マイク。「ライヴはまだまだこれからだぁっ!みんな!オラ!盛り上がってない!Are you ready? 声が小さいなあ。Are you ready?(観客声出す)OK, Music start!」(再び「Fire!」流れる)

最後力技で盛り上げたなあ。試合の方は・・・・うーん、終盤だけかな、よかったの。メインクラスの組み合わせを第2試合に持ってきても無理があるというか。


第3試合 美咲華菜(JWP)&タニー・マウス&仲村由佳 vs シャーク土屋&クラッシャー前泊&ミス・モンゴル(猛毒隊)

レフェリーはテッド・タナベ。土屋と前泊なかなか入場しない。入場テーマが止まると「なんで止めるんだよ。帰る!」客いじりはうまいと言えばうまい。先発はモンゴルと仲村のようだが、仲村「前泊出てこい」を繰り返す。前泊が「しつこいなあ」という顔をして出ようとすると美咲が中に入る。前泊下がってモンゴルにタッチ。美咲「てめーじゃねー」と言いつつもタニーにタッチ。結局タニーとモンゴルでスタート。タニーロープに振る。モンゴルクロスボディ。モンゴルコーポレートエルボー風のエルボードロップ。2発目タニーかわして倒れ込みヘッドバット。仲村と美咲入って「太鼓の乱れ打ち」やるが迫力なし。美咲とタニーがモンゴルの両腕を固めて仲村が背中に乗る。うーん、こういうのは挑発にもならんと思うが。しかしモンゴルは腕痛そう。仲村正式リングイン、モンゴルが土屋に渡す。土屋に殴り掛かる仲村だが、土屋は簡単にコーナーに詰めて前泊と2人でキック。仲村逃げ帰ってタニーにタッチするがテッドは「見てない」と認めない。典型的なパターンをあくまで踏襲するわけね。早速土屋が有刺鉄線スティックで仲村の額に傷をつける(右写真)。テッドはやっぱり見て見ぬふり。5分経過。

テッドがタニー、美咲を押し留めていると土屋はテッドにも有刺鉄線スティック。前泊が仲村にラリアット、キャメルクラッチに捕らえて土屋がキック。タニーが入ろうとするがテッドは必死にブロック(左写真)。前泊ダブルアーム式フェースバスターからフライングソーセージ、仲村2で返す。モンゴルがボディスラム。土屋と前泊、客にイスを渡すよう声をかける。するとどう見てもちょっと足らないような客が乞えかけられてもいないのに渡そうとする。セコンドにいた元気が怒ってこの客を注意。土屋は美咲を場外に放り出すとタニーの腕にイス攻撃。タニーが「痛・・」と漏らすと「いたくなーい。」仲村には有刺鉄線スティックで首締め。モンゴルがタニーをブロック。前泊チョークスラムに行く。仲村回転エビに切り返す、カウント2。前泊かつぐ。仲村エビに丸め込もうとするが前泊倒れない。美咲がエルボーで援護、しかしカウントは2。美咲が正式リングイン、すると前泊逃げる。10分経過。

モンゴルが入る。美咲とチョップ合戦。美咲コーナーに振る。モンゴル上る。美咲雪崩式ブレーンバスターからセントーン3連発。しかしその間土屋と前泊は観客席で休憩。美咲怒りの表情でタニーにタッチ。タニーはモンゴルの腕を狙って十字に行くがどうもヘタ。モンゴルロープ。タニー腕折り、エルボードロップ、また十字。前泊カット。美咲入る。土屋が外に出す。土屋タニーにラリアット3連発。カウント2。バックドロップ、タニーの首がマットに垂直に刺さる。意図的?だとしたら悪質だな。しかしタニーはカバーを2で返す。モンゴルダイビングエルボー、カウント2。モンゴルSTO、これも2。前泊が入る。タニー低空ドロップキック入れて仲村にタッチ。仲村ミサイルキック2発、前泊倒れない。タニーが後ろから捕まえて仲村ダイビングボディアタック、カウント1。美咲がショルダータックルに行くが仲村に誤爆、すぐ土屋に出される。土屋と前泊、仲村にダブルのフェースクラッシャー、これは見事。前泊カバー、仲村2で返す。15分経過。サンドイッチラリアット、これも返す。ダブルのバックドロップ(右写真)、タニーカット。

土屋が抱えてダブルインパクト(左写真)、美咲がカット。仲村、ラリアットの誤爆を誘って美咲にタッチ。美咲がリングに入ると土屋はリングを下り、マイクで
「ギブアップするわ。」

美咲(16分34秒 試合放棄)土屋

まー、徹底した美咲無視。「JWPに上げれば相手してやるよ」ってとこだろうか?この試合を受けて美咲が意思表示、とかなりそうだな。あ〜あ。
一人残されたモンゴルをタニーが問い詰める。奇しくもシュガー以外の「女子プロ予備校」卒業生が3人揃ったんだが、そういう話はしたんだろうか?>モンゴル


第4試合 チャパリータASARI vs 市来貴代子(大日本)

握手、と見せかけて市来がコーナーに振る。そのままコーナーに突っ込み、髪をつかんで観客にアピール。市来対角線コーナーに振る。ASARI切り返す。市来コーナー反転ボディアタック、ASARIかわして腕を取るとコーナー反転ホイップ。ASARIカサドーラに行く。市来受け止められずに転ぶ。今度は市来がカサドーラに行く。ASARIも受けきれずに転ぶ。頼むよー、いくら腰やらヒザやら悪いと言ってもカサドーラは基本の基本だし、まだ試合始まったばかりじゃないか。ASARIはエビ固めに丸め込んで格好を付ける。市来切り返してボディシザーズ。ASARI切り返す。ASARIコーナーに振ってロンダートキック。ダブルアームスープレックスはカウント1で市来ハネ返す。ASARI逆エビ(右写真)。市来も逆エビのお返し。さらにシューズにかみつく。市来アキレス腱固め、ASARIも取り返す。5分経過。

市来転がってロープ。しかしすぐにアンクルロックに。ASARIロープ。市来逆片エビ。放してキャメルクラッチに。市来これも放して、ロープに飛んで顔面キック3発。市来さらにロープに飛ぶ。ASARIフランケンシュタイナー。ASARIがロープに振る。市来旋回式ボディアタック2発、カウント2。市来コーナーに上る。ASARI首投げで落とす。コーナーに振る。市来切り返す。ASARIコーナーに座って、突っ込んできた市来にコルバタ、エビに丸めてカウント2。ASARIロープに振る。市来バックに回って十字架固めから回転エビ。この動きに「ほお」という声が漏れた、ということはあんまり女子プロ見てない客が多い?市来ウラカン・ラナ、これもカウント2。市来ASARIを場外に落とす。観客席に叩き込んでイス攻撃(左写真)、ASARI、ヒザを気にする。市来はイスをリング内に持ち込む。10分経過。

市来はそのイスを使って3ステップのプランチャ(右写真)。大山大会で失敗した奴か。リングに戻して市来フィッシャーマンズスープレックス、カウント2。ロープに振る。ASARI回転式ヒッププレス、カウント2。ASARIコーナーに振る。市来コーナートップに駆け上がる。ASARIこれを場外に叩き落とし(危ない)プランチャスイシーダ。ASARIコーナーで待つ。市来が戻るとミサイルキック。ダイビングプレスは市来が足を出す。市来もう一発フィッシャーマンズスープレックス、これもカウント2。市来ダイビング延髄ニー2発。さらにダイビングフットスタンプ、カウント2。ASARI2発目をかわすとジャーマン、カウント2。市来キック入れてダブルリストアームサルト、カウント2。市来コーナーに。ASARI雪崩式フランケンシュタイナー、これで3入る!

ASARI(13分25秒 エビ固め)市来

きれいに入ったが、不意をつかれた>フィニッシュ。市来は握手を断り、腰を押さえて退場。


ここで休憩。休憩前、石田リングアナから「フリーの矢樹広弓選手からASARI選手に対戦要望が届きまして、6/20みちのくプロレス浪江大会でASARI&タニーvs矢樹&田村の試合が行われることが決定しました」とアナウンス。ふーん、対戦要望ねえ。いつ出したんだろう?


第5試合 田村欣子 vs 輝優優(JWP)

輝優優の髪が、春山ほどではないが赤くなってる!

一方の田村は5/13大仁田興行で負った負傷で包帯のハチマキ状態(右写真)。
握手でスタート。輝ヘッドロック。田村振る。輝側転で田村のパンチかわす(!)、輝エルボー、田村かわす。輝キック、田村キャッチ、輝延髄蹴り、田村かわす。両者一旦離れ、また手四つからスタート。力比べは輝優勢に見えたが、田村は足を掛けてくずす。田村ロープに飛んでの顔面キック4連発。ロープに振ってドロップキック、これは当たりが浅い。しかし田村は倒れた輝の頭部に低空ドロップキック連発。

田村グラウンドでスリーパーに取る(左写真)。輝が外しにかかるとボディシザーズに移行。輝は体勢を入れ替えて田村を持ち上げて落としニードロップ。輝が武藤のようなエルボードロップ、カバー、カウント2。輝足を取って逆片エビ。田村がロープに逃げるとリング中央まで引き戻す。しかし輝が反りすぎた田村の体が引っくり返る。5分経過。

輝アキレス腱固め、田村も取り返す。田村の額のバンソウコウが取れかかるが、それですぐに出血ということはなさそうだ。田村逆片エビのお返し(右写真)、腰を落としてレッグロックに移行。輝がロープつかむ。田村ロープに振る。輝切り返すが田村はさらに切り返してビクトル投げ。輝ロープ。田村はヒザに低空ドロップキック、ストンピング。田村ロープに振る。輝切り返してキチンシンク。輝ロープに飛ぶ、田村カウンターのドロップキック。もう一発、輝かわしてエルボースマッシュ打ち込む。田村もエルボー。ロックアップの状態でコーナーでもつれる。輝が対角線コーナーに振る。田村切り返して串刺しニ(というよりコーナーに固定してゴツゴツヒザを当てていく)。10分経過。

田村対角線コーナーに振って突っ込む、輝がカウンターのエルボースマッシュ。輝がコーナーに上るが、田村はそれを場外に叩き落としてプランチャ。観客席に輝を投げ込む田村。輝もやり返す。輝場外で田村をエアプレンスピンから腰を鉄柱に。輝がリングに戻ろうとするとそのバックを取って田村場外ジャーマン。輝もお返しのジャーマン。輝DDT。戻ろうとするが田村が下から足を引っ張る(左写真)。まさか両者リングアウト?レフェリー・テッドがカウントを中止して両者をリングに戻す。田村輝の頭にストンピング。田村ジャーマン、輝1で返して逆にジャーマン、田村もカウント1で返す。

輝エルボー、田村かわしてジャーマン。田村コーナーに上って強烈なミサイルキック(右写真)。もう一発入れてエビ固めに押え込む田村、輝はこれを三角絞めに切り返す。田村ロープ。15分経過。輝ロープに振る。田村切り返してボディにヒザ入れるとダブルリストアームサルト、カウント2。張り手をはさんでもう一発、しかしカウントは2。

田村コーナーに上る。輝は下から張り手入れて上る。田村蹴落としてボディアタック、輝はキックで迎撃。輝バック取ってクロスアームスープレックス(左写真)、カウント2。

輝コーナーに上って流星キック。

もう一発(左写真)。カウントは2。垂直落下式ブレーンバスターを狙うが田村はブロック。輝エルボースマッシュからカバー、カウント2。再度垂直落下狙い、田村はスモールパッケージに、カウント2。輝突っ込む、田村キャプチュードのような形で後ろにぶん投げる。両者ダウン状態。

輝がコーナーに上る。田村も上がって雪崩式ダブルリストアームサルト(右写真)、さらにリング内でもう一発、輝2で返す。田村裏ダブルリストアームサルト狙い、輝切り返してスモールパッケージ、カウント2。20分経過。さあ田村は持てる技をほぼ出した。「もう一歩」が今日はあるのか?

田村コーナーに振る。輝切り返す。田村コーナーに飛び乗る。輝が延髄蹴りでリング内に落とす。輝担ぎ上げるとそのままコーナーに上って雪崩式ブラックバスター(左写真)、カウントは2。輝垂直落下狙う。田村切り返して裏ダブルリストアームサルト狙う。輝もかわして再度首を取る。田村が切り返そうとするところを輝グラウンドに持ち込んでヨーロピアンクラッチ、田村2で返す。田村また裏ダブルリストアームサルト狙い、輝が腰を落として防ぐ。田村ラ・マヒストラルに。輝2で返す。田村輝の腕を取るとまたマヒストラルか、と思ったがそのまま足で輝の首を固定して腕を絞り上げる。輝ギブアップ。

田村(21分18秒 変形アームロック)輝

最後の技は夜叉ロックのような感じでもある。でもここまで見せたことのない技を最後に出して勝った(しかも体調不十分状態で)のだから田村の方が今日のところは上だった。


第6試合 ネオジャパンカップ'99公式戦
井上京子 vs 元気美佐恵

元気串刺し式のヒップアタックで先制。京子2発目かわすが元気張り手。元気逆水平で攻めるがブレーンバスターは上がらず。京子がDDTで逆襲開始。足を固めてダンシングツリー、さらに吊り天井。元気たまらず場外エスケープ。手四つから力比べ、元気押し込むが京子は盛り返して投げ飛ばす。元気がロープに振ると京子トペ・レベルサ。京子ラリアット連打。元気逆水平打ち込んでブレーンバスター狙うが京子はDDTで切り返す。京子ロープに振る。元気切り返す。京子再度レベルサ狙いでロープに飛び乗るが元気はそれを捕まえてノド輪落とし。10分経過。(正直10分越えるまでは互いの持ち技の見せ合いで、どうにもこうにも試合が動かないというのも疲れるなあ)元気肩車で京子をコーナーに乗せて雪崩式ノド輪狙い、京子雪崩式DDTに切り返す。京子今度は自分からコーナー上る。元気場外に落とす。場外戦(右写真)の後元気が京子をまた肩車でコーナーに乗せる。

今度は雪崩式ノド輪落とし成功(左写真)。しかしカウントは2。元気バック取る。京子エルボーでブロックしてロープエスケープ。元気は京子の背中に逆水平打ち込むとバックドロップ。

リング中央でもう一発バックドロップ(右写真)、京子はカバーをカウント1で返す。元気コーナーに上る。京子追って雪崩式アームホイップ(スロイダーかな?)で投げ落とす。カウントは2。

京子コーナーに。元気も追う。元気雪崩式ブレーンバスター(左写真)。元気コーナーに上ってダイビングエルボー落とすが京子がかわして自爆。京子がコーナーに上る。元気は逆水平で京子を場外に落とす。15分経過。

元気は京子を3回観客席に投げ込んでリングに戻る。京子も15カウントで戻る。元気ノド輪落とし、と思いきやそのまま京子をターンバックルに投げつける×2(右写真)。これは考えた作戦だ。さらに肩車式バックドロップでターンバックルに。京子がエプロンに逃げる。元気キック入れて奈落ノド輪狙うがそれは京子も食わない。元気フロアに降りて京子を肩車に取ると場外肩車バックドロップ。

京子13でリングに戻る。元気ダイビングエルボー2発からカバー、カウント2。元気Gドライバー、京子着地してラリアット、元気かわして抱え上げるとGドライバー(左写真)、カウントは2。20分経過。セミもメインも20分超えたか。

ここからは意地の張り合い。元気のGドラをブロックして京子ラリアット。京子がもう一発行くところをかわして元気バックドロップから2度目のGドライバー(右写真)、カウント3直前で京子の肩が上がる。

3発目のGドラ(左写真)、これでも3は取れない。元気も疲れた様子。京子がエルボー打ち込んで抱え上げる。ナイアガラ?いや、ターンバックルに投げつける。えげつないお返し。京子ラリアット、カウント2。

そして京子がパーフェクトなナイアガラドライバー(右写真)、しかし元気は2で返す。元気強引にGドラ狙う、京子ブロックしてナイアガラ狙う。元気切り返してバックドロップ、2カウント。元気Gドラに行こうとするが失敗。そのスキを突いて京子がヘッドシザーズホイップから丸め込む、これは2。

元気ロープに振ってカウンターキック、足がボディまでしか上がってない。京子は倒れず、ラリアット打ち込む(左写真)。カバー、カウント2。京子2度目のナイアガラ、元気2で返す。

京子元気を立たせる。京子がさっきやったように立てないふりで時間稼ぎでもすりゃいいのに、元気は素直に立つ。京子3度目のナイアガラドライバー(右写真)、これはさすがに返せず。

京子(25分 ナイアガラドライバー)元気

京子を入れたリーグ戦で京子以外の優勝がありうるのだろうか、という気はするがとにかく京子が最大の敵と見られた元気を下して独走体勢に。

終了は9時43分。3時間という時間以上に長く感じた。メインまでネオレ同士の対決がないという珍しい興行だったが、よくも悪くも「今のネオレ」ってこんなもんなんだろうなあ。



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