ネオレディース 8/14後楽園大会



6時過ぎに後楽園ホールに着くと、ニコル・バスが通訳(?)のジミー鈴木と2人でウロウロしてる。確かにデカい。しかし今日ここにいるということは何かやるんだろうなあ。5Fに上がるとJWPの山本代表がチケットを売ってる。手招きするんで行ってみると「今日の東スポ見た?」「はあ、表だけ。ニコル・バスでしたよね。」「そう、1面トップ。今持ってるんだけどさあ(ガサゴソ)、サインもらっちゃった。何をやっとるんだ、この人は?(気持ちはわかる)
6時30分になったので座席に着くと、Ram Jetsなるユニットによるネオレディースのテーマソングの披露。Ram JetsのTシャツには5人の絵が描いてあるが、リングで歌ったのは3人(右写真)。冬木軍の時の「あかさたな」みたいなフザけたユニットではなさそうだ。歌が終わると入場セレモニー。ライオネス飛鳥を除く出場全選手(矢樹、関西含む)がリング上に。ん?なんか並びのバランスがおかしいぞ・・・・・代表あいさつは井上京子、じゃなくて、失礼しました、今日から「椎名の夏」3番勝負を闘う椎名由香。

第1試合 トーナメント進出者決定リーグ戦

15日、16日に行われるトーナメントの残り1人のワクを争うためのワンナイトリーグ戦。出場者は元気美佐恵、田村欣子、遠藤紗矢、タニー・マウスの4人(左写真)。試合はすべて8分14秒(8月14日だから、なんだろうなあ)1本勝負、勝ち2点、時間切れ引き分けは1点の勝ち点制。同点が出た場合は2人の時は決定戦、3人の時は巴戦、4人の時はトーナメントをやるというから、いったい何試合になるのやら。しかしそうでもしないとこの4人で優劣を付けることができない、ということなのだろう。4人全員がリングサイドにいて、スクランブル状態でリーグ戦は行われるようだ。(試合順は事前に決定)
まず1本目は元気vsタニー。タニー何発かヘッドバットを入れるといきなり場外戦。おーい、時間短いんだぞー。リングに戻っても元気にさほどのダメージなし。逆にアトミックドロップ→バックドロップ。タニーはやっぱり頭突き中心。かと思うと足掛けエビ固めをひょいと出す。しかしこれもフォールが取れるとは思えんなあ。タニーダブルアームの体勢に再三持って行く。元気はことごとくブロック。元気ノド輪4連発、しかしカウントは2。5分経過。元気のエルボードロップ自爆。タニーはヘッドバットからまたダブルアーム。またブロック。タニーがトップロープに。元気追う。この体勢(右写真)で1分以上コーナーポスト上にいた。ようやくタニーがスイング式のペディグリーを決めるが双方ダウン、カバーに行けず。そのまま8分14秒時間切れ。

タニー(8分14秒 時間切れ引き分け)元気
※タニー1点、元気1点

すぐに田村がタニーに襲いかかり、2本目がスタート。ミサイルキック4連発からダブルリストアームサルトに行くがタニーブロック。タニージャーマン、カウント2。タニバット自爆、田村ラ・マヒストラル、2カウント。ダブルリストアームサルト、2カウント。トップロープに上げ、雪崩式ダブルリストアームサルト(左写真)、これも2カウント。田村ダイビングプレス、タニーかわす。うつぶせの田村にタニーがダイビングセントーン、しかしこれも2。タニーがダブルアームに。田村切り返してエビ固め。タニーひっくり返し2カウント。田村がもう一度ひっくり返すと3カウント入る。

田村(2分54秒 エビ固め)タニー
※田村2点、タニー1点、元気1点
また遠藤がいきなり襲い掛かって3本目開始。キック、髪ホイップなどラフ一辺倒。田村は回転エビからヒザ十字で反撃。しつこくヒザを攻める田村。ようやくヒザ攻撃から脱出すると、遠藤は田村を逆エビに。すごい反り方。しかし残り時間はあと1分。田村ジャーマン、小包固め、いずれも2カウント。遠藤は田村の腰にダイビングギロチン、これも2。次の動きに入ろうとするところでタイムアップ。このルール、やりにくそう。

遠藤(8分14秒 時間切れ引き分け)田村
※田村3点、タニー1点、元気1点、遠藤1点
タニーがいきなり遠藤に小包固め。カウントは2。タニバット逃げられるとエルボースマッシュに行くが、宮口のを見なれてると非力に見えて仕方ない。また場外戦。遠藤優勢。遠藤先に戻ってコーナートップで待つ。タニーがリングに戻ると同時にミサイルキック。さらにもう一発。タニーエルボー打ち合いから足掛けエビ固め、カウント2。雪崩式ブレーンバスターはカウント2。ダブルアームはブロックされる。タニー突っ込む、遠藤パワースラム。タニーはボディにヘッドバットを入れてセントーン。またダブルアーム、またブロック。遠藤ジャーマン、カウント2。遠藤かんぬきスープックスからダイビングギロチン、カウント2。ならば、と回転ギロチン、顔面に入ってカウント3。

遠藤(4分57秒 体固め)タニー
※田村3点、遠藤3点、元気1点、タニー1点(タニー脱落)
タニーが顔面押さえて苦しむ中、元気と田村の一戦が始まる。いきなり場外。リングに戻り元気ノド輪、田村はブロックしてワキ固め。元気はカニばさみで倒してエルボードロップに行くが、ちょっと疲れが見える。元気逆片エビ、一旦リリースしてアルゼンチンバックブリーカーをはさんでまた逆片エビ。田村ロープ。背中に低空ドロップキックを入れてブレーンバスター、かかえこみ逆エビと背中に集中攻撃。元気のバックドロップを田村ブロック、ワキ固めに。残り2分。元気ノド輪に行く、田村またワキ固め、これはかなり効いた。あと1分。張り手合戦から元気バックドロップ、もう時間がないのに2発目に行く。投げたところで時間切れ。

元気(8分14秒 時間切れ引き分け)田村
※田村4点、遠藤3点、元気2点

リーグ戦最終戦は遠藤vs元気。この試合でどうなるか決まる。遠藤が元気にミサイルキック。ジャーマン、2カウント。遠藤がトップロープから飛ぶ。元気は肩でキャッチするが、遠藤はエビに丸め込む。遠藤ダイビングギロチン、カウント2。フルネルソン、元気ブロック。元気がさっきの試合で痛めた腕に遠藤はエルボー落とす。遠藤パワースラム、カウント2.9.遠藤トップロープに。元気も上り、雪崩式ノーザン、カウント2。元気アトミック、遠藤ブロックしロープに走る。元気返ってきたところを捕まえると肩に担ぎ上げ、エメラルドフロウジョン!これは遠藤返せない。

元気(2分33秒 体固め)
※田村4点、元気4点、遠藤3点により田村と元気が決勝戦。

なんの余韻もなく始まる決勝戦。元気は田村にブレーンバスター。その後ゴング。これは何分勝負だ?元気のエルボーをかわし、腕にストンピングを入れる田村。ダブルリストアームサルトは完全に投げられない。もう一度行くがやはり崩れる。元気はバックドロップからダイビングエルボー。ヒットしたようだったが痛さに腕を押さえる元気。田村その腕を取ってラ・マヒストラル、3カウント。

田村(1分10秒 ラ・マヒストラル)元気
※田村優勝。

勝った田村もこの表情(右写真)。勝った栄誉は栄誉だけど、明日の相手はシャーク土屋だし、これで4人から一歩抜け出たとはなりそうもないもんな。

と、ここでニコル・バスがリングサイドに現れる。元気が何やら言う。バス、リングに上がって元気にチョークスラム・・・・なんだよなあ、たぶん。田村も殴り掛かる。田村にもチョークスラム・・・のはずだ。少なくとも田村の受け身はそれ。遠藤には「ハアアアアー」の声で威嚇しておいてチョークスラム・・・・・にしといてくれ。
バス、誇らしげに両方の中指を突き立てると「サンキュー、ベリーマッチ!」さらにそのポーズで「あ゛ー、はー!」
なんじゃこれー!あやー、ネオレさん、いいもん持ってきたわ。これはプロデュースの仕方によっては大化けするかも。15日、見る気なかったけど、見たくなってきたなあ。これだけ。

第2試合 「椎名の夏」3番勝負第1戦
椎名由香 vs 矢樹広弓(フリー)

ゴングが鳴ると、低い体勢から椎名の出方をうかがう矢樹(左写真)。手四つで始まるが、椎名はヒザを入れ、ロープに振ってドロップキック。矢樹かわす。椎名スクールボーイ。椎名はフェースクラッシャーで倒し、自分から腕十字固めに。しかし極まるわけもない。矢樹は上体を起こすとアキレス腱固めに取り、すぐ逆エビそして逆片エビに移行(下写真)。
椎名がロープに手を伸ばすとその腕をワキ固め、しかし椎名ロープエスケープ。また低い体勢からスタート。今度は矢樹からグラウンドに。簡単に上に乗ると十字に。椎名はブロックしながらエビに丸める。そして逆にヒザ十字。矢樹は立ち上がり、横四方からアームロック、そしてまた十字。椎名ブロック。椎名は矢樹の足を取って4の字に行こうとするが、矢樹は回転してかわすとまたマウント。
返し方を知らない椎名は矢樹のボディにパンチ連打。矢樹面食らう。しかしまた十字に。椎名は自分の足を懸命に伸ばして矢樹の顔を蹴ることでガードしようとする。矢樹は起き上がりヒザ十字。椎名ロープエスケープ。矢樹、またも低く低く構える。椎名にとってはこういうのは初体験?グラウンドの状態から、椎名が腕十字を狙う。矢樹は足を取ってヒザ十字に切り返す。そしてアキレス腱固めに移行(左写真)。5分が経過。ここから突然スタンドの展開に。
まず矢樹が椎名をコーナーに振る。椎名は反転してミサイルキック。椎名がコーナーに振る。矢樹反転してクロスボディに行くが、椎名かわす。椎名のキックをさばいて矢樹がバックドロップに行くが椎名はこれを潰して2カウント。矢樹は飛びつき前方回転エビ、2カウント、椎名がひっくり返して2カウント。椎名フライングラリアット。2発目は矢樹がワキ固めに切り返す。椎名ロープ。椎名DDT、矢樹はビクトル投げ。ロープ。矢樹はミサイルキック(右写真)を放つが、椎名はすぐに立ち上がり反撃。
椎名がトップロープに上る。矢樹は下から張り手を打って、雪崩式一本背負いに行こうとする。椎名は抵抗して、矢樹の肩の上に乗ると、雪崩式高角度前方回転エビ。これは意表を突く大技。矢樹、カウント2で何とか返すとすぐにバックを取り、椎名を強引なランセットアーチで投げる(左写真)。すぐにヒザ十字。椎名は飛びつくようにロープに逃げる。
矢樹、「行くぞー!」と言いつつも、コーナーに上る前にちょっと首をかしげる。矢樹が上ると椎名も中から追ってくる。しかし矢樹はジャンプすると久々の雪崩式スクールボーイ(右写真)、着地するやヒザ十字。椎名ギブアップ。

矢樹(9分19秒 ヒザ十字固め)椎名
矢樹、試合後はこの通り(左写真)の渋い表情。最後がバタバタッと決まった感じで「攻防」がもちっとあったら椎名にとってもよかったかなあ、という感じ。椎名を助け起こそうとする矢樹。椎名何か言うと張り手。矢樹も張り返す。しかし最後は握手。

第3試合 チャパリータASARI vs ライオネス飛鳥(裁恐軍)

ASARIが先に入場、飛鳥を待つ。飛鳥、全身にテーピング。ASARIが飛鳥の方に歩を進めると裁恐軍メンバーがASARIの後方から一斉にリングに上がり、ASARIメッタ打ち。しかしここでゴング。すぐ場外戦。この試合に至った経緯は雑誌でしか知らないのだが、ASARI側にはなぜかセコンドがいない。正確に言えば何人かはいたのだが、リングサイドにはいないし、もちろん裁恐軍を止めようとする人間はいない。よって試合中も裁恐軍やり放題。これはASARIが「ひとりでやっていく」とか言ってるせい?リングに戻っても裁恐軍総出でストンピング(右写真)。レフェリーは何をしてるかと言えば、エチセラかブラディーかが必ずレフェリーを釘付けにしてるのだ(ま、一応ね)。飛鳥がコーナーに振ると、龍羅が串刺しラリアット、エチセラが串刺しドロップキック(届かず)。飛鳥がキャメルクラッチに取るとまたみんなでキック。飛鳥ブレーンバスターからスリーパー、ASARIロープエスケープ。飛鳥チェーンパンチ、チェーンにフェースクラッシャー。バックドロップからカバー、カウントは2。5分経過。飛鳥コーナーに振る。ASARIコルバタ。ここから反撃かと思いきや龍羅が入りラリアット。飛鳥が肩に担ぎ、ファング、龍羅のヒザに落とす。このへんからファンの不満が鬱積し、紙テープを抗議の意味かリング内に投げ入れる奴も。すると裁恐軍の行動はチェックしなかったタニー、椎名らがこれはチェックに入る。飛鳥パイルドライバー、カウント2。飛鳥がASARIを南側階段席に連れて行く。その間にファングらがイスをリング内に投げ込む。飛鳥が先にリングに戻り。ASARIは龍羅が引きずってリングに。飛鳥がイスの上にパワーボムを狙うがASARIはウラカン・ラナで切り返す。ASARIムーンサルトアタック。飛鳥をコーナーに振るが裏蹴りを食らう。エチセラがASARIをエプロンから押さえ、飛鳥パンチ、ASARIかわしてエチセラに誤爆。ASARIはドロップキックで飛鳥を落とし、プランチャスイシーダ。10分経過。ASARIリングに戻るとバックドロップからスカイツイスタープレス(左写真)ブラディーのカットが遅れるが、飛鳥は2で返す。飛鳥がイスを振るうが、ASARIはイス目掛けてドロップキック。ASARIトップロープに。飛鳥はイスで撃墜しようとするが、一瞬早くASARIがまたイスにミサイルキック。しかし再度狙ったスカイツイスターは飛鳥にかわされ自爆。飛鳥ライガーボム(右写真)、カウント2。もう一発、また2。飛鳥がトップロープに。ASARI上って雪崩式フランケンを狙うが、飛鳥は構わずそのままスーパーパワーボムに(下写真)。飛鳥もう一度パワーボム狙い、ASARIはウラカン・ラナで切り返す。カウントは2。ASARIコーナートップから飛ぶ。飛鳥はミドルキックで迎撃。エチセラがスワンダイブミサイルキック。龍羅がラリアット、龍羅が肩車に担ぎファングが雪崩式ノド輪。そしてブラディーが腰が痛いのにセントーン。最後は飛鳥がライガーボム、3カウント。

飛鳥(13分36秒 エビ固め)ASARI


飛鳥マイク、
「おいASARI!ひとりで来るわけねーだろ!これが裁恐軍なんだよ!おいネオレディース!フロント!明日は用事あるから来れないけどよ、あさってちょっと来るからカード空けとけ!」

ASARIは裁恐軍が去った後に「私は負けたとは思ってない。」


第4試合 井上京子&ダイナマイト関西(JWP)vs 三田英津子&下田美馬

三田、関西、下田、京子の順にそれぞれのテーマ曲で入場。関西のセコンドには本谷。京子&関西というのは絵になるコンビだね(右写真)。まさに夢のカードかも。京子は嫌いだが。先発は下田と、京子を制した関西。バルコニーから「関西、チャチャチャ」の声援が上がる。まずは力比べ。下田ひとりではかなわないと見るや、三田も出る。関西はひとりで2人相手に互角。ちょっと押されたかなあ、というところに京子が入り、後ろからラスカチョの2人にラリアット。下田にダブルタックルを狙うが、下田は2人まとめてランニングネックブリーカーで倒し、三田にタッチ。三田は関西にパイルドライバー、ロープに張りつけにして得意のポーズを2面で。三田が関西をコーナーに振る。関西トラースキック、京子にタッチ。京子は三田をコーナーに詰めてモンゴリアンチョップ。三田は京子の髪をつかんでホイップ、下田にタッチ。下田はトップロープから飛んで京子の背中にチョップ。京子はラリアット。京子ダンシングツリーに行こうとすると下田がイスで妨害。しかし関西が出て下田を押さえつけ、自分もダンシングツリーばりに腰を振る。京子が「アンタはやめといた方がいい」というようなジェスチュア。京子が下田を自軍コーナーに張りつけにし、関西がキック(左写真)。京子フィッシャーマンズスープレックス、下田はカウント2でハネ返すと三田にタッチ。京子は出てきた三田をスクールボーイで丸め込むと関西にタッチ。関西は足にキックを入れてからサソリ固め。三田必死にロープに。関西サッカーボールキック、ブレーンバスター。京子が入りダブルのクローズライン。京子がコーナーに振り、関西が串刺しラリアット、京子はDDT。京子吊り天井からカベルナリアに。関西がボディにキック。京子ロープに飛ぶ。三田担ぎ上げて前に落とし、下田にタッチ。下田ランニングネックブリーカー2連発、カウント2。パイルドライバーはリバースされる。京子、関西にタッチ。下田はその顔面にヒザを入れ、スリーパーに。10分経過。関西は首投げで切り返すと逆にスリーパー。三田がイスでカット。関西は下田をロープに振るとまたスリーパー。下田ロープエスケープ。関西は京子にタッチ。下田京子のボディにパンチ、京子はラリアットで返す。三田が入り、京子にダブルのブレーンバスターを狙うが京子は2人まとめてDDT。京子三田、下田に連続ラリアット。ロープにもたれる三田にもう一度ラリアットに行くが、これは三田がショルダースルーで京子を場外に落とす。ここまで押されに押されていたラスカチョがようやく反撃開始。関西も下田が外に出し、南階段席に。京子は三田がフェンス攻撃、観客席でのイス攻撃。下田は関西を階段席通路のドアにぶつける。その間に例によって遠藤がイスとフェンスのセットアップ。15分経過。リングに戻り、京子と関西の2人をイスの上に寝せると、コーナーからフェンスを落とす得意の攻撃。しかし相手がこの2人なんだからもうちょっと工夫があっても良かったのではないだろうか?三田は京子をノーザンで投げ2カウント。さらにデスバレーの体勢に持って行こうとするが失敗。京子ラリアット、三田かわしてチョップに行くが京子それをかわしてラリアット(右写真)。しかしそこに下田のミサイルキック。三田が京子をトップロープに上げる。肩車バックドロップ。京子DDTを打って関西にタッチ。三田ブレイジングチョップ、関西かわしてハイキック(左写真)、カバー、2カウント。関西ロープに走る。三田、今度はカウンターでブレイジングチョップをヒットさせる。しかし関西も蹴りで返す。スプラッシュマウンテンに行こうとすると、下田がイスでカット。三田もイスを振るう。底が抜ける。すかさずデスバレーボム、しかし関西は2で返す。下田が入り、関西を引き起こそうとする。関西起き上がらない。ようやく起こす。関西下からキック。関西立ち上がり、バックドロップ、カウント2。京子がコーナーに上り、関西がスプラッシュの体勢に担ぎ上げた下田にミサイルキックをかまそうとするが、下田がかわしたため関西の後頭部に誤爆。下田は関西にタイガースープレックス、カウント2。20分経過。関西、京子にタッチ。下田は京子にもタイガースープレックスに行こうとするが京子はブロック。京子、ラリアットを入れてナイアガラの体勢に。下田一旦は逃げるが京子はジャーマンをはさんでナイアガラドライバー(右写真)、カウント2。三田が入り、ブレイジングチョップからデスバレーボム、下田がカカト落としからカバー、関西カット。京子はバックドロップからコーナーに上る。三田が押さえる。関西が三田をひきはがす。しかしその間に下田が復活してデスレイクドライブ(下写真)。カバーはカウント2。すかさずムーンサルトプレスに行くがこれは京子がかわして自爆。京子がまたコーナーに上る。下田も上る。関西がエプロンから顔面キック、下田リング内に転落。関西が京子に「フットスタンプや!」と指示。京子はためらった末に何を遠慮したのかセカンドロープまで降りてフットスタンプ。関西は遠慮せずにトップロープからダイビングフットスタンプ。京子がカバーに行くが三田がカット。京子と関西、2人でポーズを取ってナイアガラとスプラッシュマウンテンの競演を狙うが、三田、下田は着地して両方ともジャーマン。三田と下田は京子をトップロープに上げ、ダブルで引き落とすような雪崩式バックドロップ。カウントは2。関西が下田、三田にラリアット。京子も下田に「死ねー」ラリアット。カバーはカウント2。京子と関西、あらためて2人でポーズを取り、ナイアガラとスプラッシュマウンテン(というよりこっちもナイアガラっぽいなあ)の競演(右写真)。京子が下田から3カウント。

京子(24分38秒 ナイアガラドライバー)下田

いかなラスカチョでも京子と関西が組んではこの通りか。京子が「本日はどうもありがとうございました。明日からのトーナメント、必ず優勝します。」とかリング下で言ってるとまたニコル・バス登場。なんか威嚇してるようだったが、よく見えず。



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