新日本プロレス 97/5/3 大阪ドーム大会(第7試合のみ)



週刊ファイトの懸賞で見事GETした大阪ドーム、アリーナ30000円席。それなら交通費出しても惜しくない、ってことで勇躍大阪まで。しかしお目当ては第7試合のみ(他にもWCW勢の試合はあったけど)


第7試合 アウトサイダーズ&蝶野正洋 vs スタイナーズ&武藤敬司

スコット・ホールは8年ぶり、ケビン・ナッシュも5、6年ぶりの来日。しかし両者ともその頃のイメージは微塵もなし。ホールは3月末からアメリカでも欠場し、最近復帰したばかりなので日本にも来るかどうか不安だったのだが、田中リングアナの「凄い奴らがやってきた」との口上で紹介され、蝶野に先導されて本当に出てくる姿を見たときはうれしかった。この試合のために作った「Outsiders 4 Life」のサインボードを掲げると、これに気づいたナッシュがこちらにthumb up。いやーレスラーを目が合ってうれしいなんて久しぶりだ。完全にミーハー化。
試合の先発は武藤と蝶野。しかし私はホールとナッシュしか見てない。武藤が早くも蝶野を花道に連れだし花道全力疾走ラリアット。さすがにこれはすぐ近くでやってたんで見たけど。スコット・ホール(以下ホール)とスコット・スタイナー(以下スコット)が出てくる。ホールが最近ジャイアントの真似で使いはじめたチョークスラムでスコットを投げれば、スコットはティルトスラムでお返し。しかしnWo軍はクイックタッチを駆使してスコットに集中攻撃。これだけ相手に圧倒されるスタイナーズというのも日本では珍しいのでは?ようやくリックが救出し、逆にホールに合体ブルドッグ。蝶野がセーブ。乱闘に。ここでシックスらnWo軍の残りが飛び出してきてスコットを場外で痛めつける。蝶野は武藤と花道で乱闘。その間にセカンドロープに登ったリックをホールがアウトサイダーズ・エッジ。さらにナッシュがジャックナイフで叩きつけ、ホールがピンを取った。

ホール(14分31秒 片エビ固め)リック

試合後は天山、ヒロのnWo入団、nWo軍の記念撮影。武藤くやしそうに花道を引き上げただけで何もせず。

ほんと、普段ビデオでしか見れない人間を生で、しかも最短10mくらいの距離で見れるのがどんなに嬉しいことか。基本的に私の見方は昔の「まだ見ぬ強豪」の来日を待ちわびていたころと全然変わってません。



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