6/9ミスター空中7回忌追悼興行



タダ券の抽選に外れ、「半額でどうぞ」のハガキをもらったので早めに会場に行ってチケットと交換。南側のいちばん後ろの列だった。6時の時点ではまだ100人ほどしか人がいない。大丈夫なのか?

6時33分、ちょっとは人が入ったかな、という感じのとこでほぼ時間通りに宮田リングアナ(藤原組!)がリングに上がり、選手入場式。BGMは藤原組での入場式のテーマ。しかし入場してきたのは出場選手中、3代目マッハ隼人、4代目タイガーマスク、カール・グレコ、ジョー・マレンコ、ドン荒川、石川雄規、池田大輔の7人のみ。中途半端な。グレコが代表してあいさつ。今日から「カール・マレンコ」と改名するそうだ。


第1試合 藤原組メモリアルマッチ
つぼ原人 vs ドン荒川

つぼ原人、なぜか首から虫カゴ、手には虫捕り網を持って入場(左写真)。関係者や見知ったファン、セコンドの頭に網をかぶせて遊ぶ。

荒川、体は鍛えている様子。「メガネスーパーワールドスポーツ(所属)」というコールで沸く。組み合おうとしないつぼ原人に荒川ビンタ。しぶしぶロックアップ。荒川払い腰からグラウンドヘッドロック。つぼ、荒川の乳首にキスして脱出。

再度ロックアップ、荒川は腕を取ると指のまたにチョップ。さらにコーナーに詰めて地獄突き(左写真)。荒川ネックロック、つぼエスケープするが荒川放さない。レフェリーが分ける。つぼ、場外に出ると自分でゴングを鳴らして引き揚げる。試合終了か?荒川が追い、カンチョー攻撃で追い回してつぼをリングサイドに戻す。つぼ、客のジュースを飲んでからリング復帰。

そのあともなんだかんだあって、荒川がエアプレンスピン20回転から懐かしの市役所固め(右写真)、つぼはギブアップしなかったが、肩が付いているということで島田が3カウント入れて負け。

荒川(7分41秒 市役所固めでフォール)つぼ


第2試合 旧UWF vs マレンコ道場エキシビション
3代目マッハ隼人 vs 芳賀元太

この人が芳賀元太。

バトラーツの中では「伝説の人」かもしれんが、現状はただのアマチュア格闘家。マッハもそれにフツーに相手して、5分間のスパーリング終了。

(5分時間切れ勝負なし)

やる必要なかったですね。


第3試合 マレンコ道場同窓生マッチ
内藤恒仁&キャノンボールKAZU vs ホーデス・ミン&橋部昌浩(ウェストジャパン)

この人(左写真)が橋部昌浩のようである(初めて見たのでわからない)。この人もベトナム人ギミックなのだろうか?

もちろんホーデス・ミン(右写真)も初めて見た。橋部、ミン、KAZUとコールされたところで橋部がKAZUを急襲、内藤はコールも受けぬまま場外に出される。ミンがKAZUにキック、ショルダークロー。橋部にタッチ。ダブルチョップから橋部はスr−パー。ミン組はクイックタッチ。橋部がボディスラム、ミンがセントーン。ミンブレーンバスター打ってコーナーへ。しかしなぜか上がらない。もう一度ブレーンバスター、別コーナーに。今度は上がってダイビングエルボー。試合カンがなくなってたのだろうか?KAZUはキックをかわしてラリアット。両チームタッチ。

内藤は橋部にタックルから逆エビ。ミンがカットに入る(左写真)が、全く動じない。助走をつけてのキックからようやく引き剥がすミン。内藤ブレーンバスターからカバー、カウント1。KAZUにタッチ。KAZUブレーンバスター打つが、なんか自分にダメージ大きそう。2発目は橋部がスモールパッケージホールドに、カウント2。5分経過。KAZUまたブレーンバスター狙い、橋部はスイングネックブリーカードロップに切り返し、ギロチンドロップ打ってミンにタッチ。ミン首投げからスリーパー、三角絞めに移行するがKAZUは切り返して片羽絞めに。橋部がカット。ミンロープに振ってキック。当たってないのにKAZUが倒れる。エルボードロップからミン逆片エビ、KAZUは腕立てして返す。KAZUジャーマンに行くがつぶれてしまいまたも自分にダメージ。2発目はなんとかミンを投げ切って内藤にタッチ。

内藤ドロップキック、ミンは橋部にタッチ。内藤は橋部にもドロップキックから投げっ放しジャーマン。場外に出たミンにKAZUがプランチャ、その間に内藤が橋部を逆片エビに決めるが(右写真)、橋部なんとかロープに。内藤また投げっ放しジャーマンからサマーソルトドロップ。再度逆片エビ固め、ミンがカットに入るがまた動じない。10分経過。カットが無理と見たミンは橋部の手を引っ張って無理矢理ロープエスケープさせる。内藤怒ってミンを場外まで追うと張り手、ミンダウン。

KAZUがなしくずしにリングイン、橋部をロープに振ってフロントスープレックス。内藤はエプロンではなくコーナー下に控える。KAZU延髄ソバットを見せるが橋部は急所攻撃で形勢逆転。橋部エアプレンスピンに担ぐとムーンライトボム、カウント2。橋部垂直落下ブレーンバスター(左写真)、KAZUはこれも2で返す。橋部はミンにタッチ。

ミンはニールキックからキャトルミューティレーション(右写真)でKAZUをギブアップさせる。

ミン(12分28秒 キャトルミューティレーション)KAZU

内藤、ギブアップしたKAZUに怒りの表情。
最近あちらこちらで見る内藤、ウェストジャパンの橋部はともかく、KAZUとミンは久々の試合だったんだろう、かなりキツそうであった。個人的にはミンとキャトルミューティレーションが見られただけでおっけーだが、お寒い試合といえばそうだなあ。


第4試合 小野武志&土方隆司 vs モハメド・ヨネ&マッハ純二

小野とマッハが先発。バックの取り合いから小野が急所。羽根折り固めが決まるが、これはヨネがカット。土方にタッチ。チョップ、サッカーボールキック。また小野に渡す。小野はパイルドライバーの体勢から前に落とすフェースバスター。土方にタッチ。串刺しエルボーに来るところにマッハカウンターでキック合わせてランニングネックブリーカードロップ。マッハ、ランニングエルボー(左写真)。ヨネを呼び込む。ヨネギロチン、マッハエルボー、ヨネギロチンの後2人で「気合いだー!」

ヨネ、土方をコーナーに詰めてキック、対角線に振って串刺しニー。ブレーンバスターからチンロックに決めてギブアップを迫る。リリースしてマッハにタッチ。マッハ串刺しエルボー、フェースクラッシャー。ボディスラムで投げてコーナーに上るが小野がロープをゆらしたため足を踏み外して急所をコーナーで打つ。土方はデッドリードライブで投げて小野にタッチ。小野はニードロップ、ブレーンバスターの体勢からフェースバスター、投げっ放しジャーマン、起き上がったところにハイキック、ものの見事に顔面にヒット(右写真)。ダウンはカウント8で起きる。小野ロープに振ってラリアット、マッハかわしてバックフリップ。入ってきた土方にもバックフリップ、ヨネにタッチ。5分経過。

ヨネはコーナーに振って予告付きローリングサンダー。バックドロップからモハメドボムを狙うがこれは小野食わない。モハのラリアットかわし小野は投げっ放しタイガースープレックス。コーナーに振ってキック、エプロンに出てトップロープでスタナー。スワンダイブニードロップからみちドラ(左写真)、卍。マッハがカット。土方にタッチ。土方フロッグスプラッシュ。モハを羽交い締めに。小野がパンチ入れようとするとマッハが通せんぼ。しかし小野は急所を蹴り上げマッハを場外に出す。そのまま場外乱闘に。

土方フィッシャーマンバスター、裏投げはヨネこらえてニールキック。前から後ろからクォーラルボンバー。しかし3発目をかわすと土方裏投げ。が、ヨネはすぐに立ちあがると3発目のクォーラルボンバーをヒットさせる。ヨネ逆片エビ固め(「しばかりくん」だっけ?)、反り過ぎて体勢崩れる。この時点で一度タップしたようにも見えたが、ヨネはもう一度逆片エビ、土方タップ。

ヨネ(9分12秒 逆片エビ固め)土方

この試合も・・・・


第5試合 タイガーマスク(みちのく)&田中稔 vs 愚乱・浪花(みちのく)&望月成晃(武輝道場)

先発は「ベスト・オブ・スーパーJr」に出た同士の田中と望月。ローキックでのけん制し合いからバックの取り合い。田中がレッグロックに取ると望月はスリーパー。技の切り返し合いはドロップキックを同時に出した(どっちも当たらず)ところで一旦ブレーク、タイガーと浪花にタッチ。タイガーローキック。浪花コーナーで休む。浪花腕取るがタイガーはキックでブレーク。タイガースリーパー、浪花切り返す。浪花サーフボード、タイガーカンガルーキック、アゴにヒット。浪花場外エスケープ。リングに戻る。タイガーアームロック、浪花急所打ちで逃げる。浪花振る。タイガーフロントスープレックスからソバット、浪花場外転落。望月と田中が入る。望月は田中のキックをキャッチして(左写真)浪花と2人でニークラッシャー、浪花そのままレッグロックに。

田中十字に切り返す。浪花はエビに丸め込んで望月にタッチ。望月ミドルキック、田中キャッチしてタイガーに渡す。タイガー逆片エビ、望月ロープ。タイガー望月をロープに固定、田中がキック。タイガーもキック。タイガーロープに振ってドロップキック。望月ローキック打ち込んで浪花にタッチ。浪花がロープに固定し望月キックのお返し。浪花、目突きからコーナーに上ってタイガーの顔面をヒジでグリグリ(右写真)。浪花カニエルボー、カウント1。望月入ってブレーンバスター、ギロチン、カウント2。浪花にタッチ。浪花ボディスラムから4の字。田中がニードロップでカット。タイガーが4の字に取ると今度は望月がニードロップでカット。「やられたらやり返す」を新日で教わってきましたかー>2人。田中が入り、浪花に十字、浪花体勢崩して足をたたみ、望月にタッチ。望月ミドルキック、田中キャッチして逆片エビ。望月下からヒザ十字、田中がロープエスケープ。田中寝たままの望月に顔面キック、タイガーにタッチ。タイガーは初代式タイガードライバー、カウント2。10分経過。

望月は浪花にタッチ。浪花コーナーに振ってラリアット、タイガーかわしてハイキック。タイガーバック取る。浪花踏ん張る。タイガー浪花の両足を後ろから低空ドロップキックで蹴って倒し、十字に(左写真)。浪花エスケープ。タイガーツームストン、カウント2。タイガースープレックスに行こうとするが望月がスワンダイブミサイルキックでカット。浪花はタイガーのハイキックをかわしラリアット、望月にタッチ。

望月スワンダイブニールキックから垂直落下式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。ミドルキックからハイキック行くがタイガーかわして逆にハイキック。田中にタッチ。田中ミサイルキック、ニールキック、カウント2。田中ロープに振る。望月ソバット。垂直落下式ブレーンバスター狙いを田中は十字に切り返す。浪花カット。

望月コーナーに振って串刺しニールキック。タイガーを場外に落とす。その間に浪花が雪崩式フランケン、さらにドクターボム。そこに望月三角飛び延髄蹴り(左写真)、カウント2。望月フルネルソン、田中バック取り返しジャーマン、望月着地。田中またバック取ってドラゴンスープレックスからワキ固め、望月が回転すると十字に。浪花カット。浪花そのままタイガーと場外乱闘に。

田中ノーザンの体勢、望月ヒザ蹴りでブロック。田中掌底、ロープに振る。望月カカト落としで返す。望月ドラゴンスープレックス(右写真)、カウント3。

望月(17分18秒 ドラゴンスープレックス)田中

まあ、「いい試合」なんでしょう。


ここで追悼セレモニー。
ミスター空中の遺族がリングに上がる。まずは「所用にて参列できない」アントニオ猪木のメッセージが読まれる。
続いてマスコミ各社からの記念品贈呈。続いて選手が名前を呼ばれリングに。石川雄規、ドン荒川、内藤恒仁、佐野なおき、その次は、國奥麒樹真。観客驚く。

さらに稲垣克臣、冨宅飛駈、そして船木誠勝もリング上に(左写真)。もちろん藤原組での関係を考えれば当然ではあるのだが。

石川雄規があいさつ(右写真)、その後追悼の10カウントゴングでセレモニー終了。

ここで休憩。


第6試合 初代タイガーマスク vs 日高郁人

佐山、道着(掣圏道)を着てマスクなしで入場、リングに上がってからマスクを着ける。しかし小太りの道着姿にマスクというのはタイガーマスクというよりはジューディストに近いものが(左写真)。

一方の日高は肩にテーピング。タイガーの動きはいつも通り、というかタイガーマスクっぽい動き。日高がタックルに行くと背中にヒジ。ビクトル投げからマウントを取る。日高返すがタイガーはガードポジション。日高パスしてサイドマウントからクルックヘッドシザーズ。タイガーロープ。

タイガーソバット、ハイ(左写真)、回転キック、タイガードライバー、エルボードロップからカバー、カウント2。タイガーヘッドシザーズ、日高ロープ。

手四つから日高バック取る。タイガー日高を倒すが、日高はうまく上に乗りヒザ十字に。タイガー思わず「ちょっと待った」と声を上げてしまう(右写真)。日高フェースロックに移行。タイガー立ち上がってバックドロップ。さらにソバット、ダブルアームスープレックス、カウント2。タイガースリーパー、日高ロープ。

タイガーソバットからミドル(左写真)、日高キャッチするがタイガーは回転してヒザ十字に。5分経過。日高ロープ。日高立ち上がるとすぐタックル、スピニングレッグブリーカーからレッグロック。上半身に狙いを移しテレフォンアームロック、また足取ってアキレス腱固め。タイガーロープへ。するとなぜかドン荒川が「逃げるな」とばかりにロープを引っ張る。タイガーエスケープすると同時に荒川の頭をハタく。

日高中央に引きずってアキレス、タイガーロープ。また荒川がジャマする。タイガーヒザ蹴り、日高キャッチしてドラゴンスクリュー。日高スワンダイブ式ミサイルキックをヒザに入れてショーンキャプチャー、タイガーはドン荒川の妨害にもめげずにロープ(右写真)。

日高足取ってヒザ十字、タイガーすぐにエスケープ。日高タックル、タイガーいなして腕取ると逆さ押さえ込み左写真)、意表を突かれた日高は3カウントを聞いてしまう。

タイガー(8分3秒 逆さ押さえ込み)日高



第7試合 FMW認定ジュニアヘビー級選手権試合
佐野なおき(王者・高田道場)vs 臼田勝美(挑戦者)

FMWのコミッショナー冬木はもちろん、荒井オーナーも来るわけがなく、選手権宣言代読はSamurai!の人。ドン荒川はこの試合(前)でも大声でなんか言ってたが、菊池孝から何か言われると姿を消した。「お前、客の迷惑だからやめろ」とでも言われたんだろうか?(正直いなくなってくれてよかった)

臼田タックルに行くが佐野は回ってバック。臼田がバック取り返すと佐野すぐに切り返す。首の取り合いからロープブレーク。臼田がキックで行くと佐野もキックで返す。臼田タックル、佐野は捕まえてサイドスープレックス。上になって腕を取るとハンマーロックに(左写真)。臼田切り返して十字に。佐野は回転して立ち上がり、アキレス腱固めに。臼田ヒザ十字狙い、佐野はブロック。臼田アームロック、佐野ホイップ。佐野スリーパー、臼田ロープ。

佐野がロープに詰める。臼田逆にボディにパンチ。コーナー振って串刺しニー。しかし2度目は佐野がサルト・モルタルでかわしソバット2発。5分経過。ドロップキックで臼田を落とすとトペ(右写真)。

リングに戻るとツームストン(左写真)。コーナーに上って臼田が立ち上がるのを待ちミサイルキック。さらに懐かしのかんぬきスープレックス、カウント2。佐野アームロック、臼田十字に切り返す。佐野ロープ。

キック打ち合い(右写真)から佐野張り手。臼田はこれをキャッチしてワキ固め。佐野ロープ。臼田のアームロックを佐野はボディへのパンチでブロック。臼田のブレーンバスターは着地してジャーマンに。

佐野さらにタイガースープレックスの体勢、臼田がこらえるとチキンウィングフェースロックに移行(左写真)、グラウンドに引きずり込むと臼田タップ。

佐野(8分40秒 チキンウィングフェースロック)臼田
※佐野、初防衛。


第8試合 石川雄規&池田大輔 vs ジョー・マレンコ&カール・マレンコ

ニュー・マレンコ・ブラザーズだそうだ。

先発はジョーと石川。たぐりあいからジョーがエルボー連打。石川かわして逆さ押さえ込み、ノーカウント。バックの取り合い、一旦ブレーク。石川テイクダウン、ジョーはすぐに立ちあがって首を取るとネックホイップ(左写真)。石川下からアームロック、ジョーはブロック。石川足取る。ジョーネックロック、石川ロープ。「パパがんばってー」の声が響く。石川の娘か?(ほのぼのー、だね。)

ジョーはカールにタッチ。カールキック打っていく。石川は首を取ってフロントネックロック。カール切り返して片羽絞め、石川レッグロック。カール十字に。石川起き上がってクルックヘッドシザーズ。カールは下から三角絞め。石川は首を抜いて十字に。カールロープ。石川は池田にタッチ。池田ネックロックからフロントネックチャンスリードロップ(右写真)。池田上になるが、カールすぐに引っくり返してマウントに。池田ロープ。池田エルボースマッシュ5連発。池田ロープに振る。カール片足キックで返す。池田場外に逃げる。

池田が戻るとカールはキック連打。しかし池田はこれをキャッチすると裏アキレス腱固めからヒザ十字(左写真)、カールロープ。池田は石川にタッチ。石川足取る。カールカニばさみで返してヒザ十字。5分経過。カールアキレス腱固めに移行。石川切り返してインディアンデスロック。会場沸く(ふぅ)。ジョーがカットに入るが石川放さず池田にタッチ。池田弓矢固め。リリースしてバックドロップ狙い、カールつぶしてワキ固め。池田切り返してネックロック。カールはコーナーに押し込んでジョーにタチ。

ジョー、コーナーでショルダータックル連発。バック取ってフルネルソン(右写真)。池田切り返すがジョーはまたすぐ元の体勢に戻す。池田はホイップして十字に。池田立ち上がってミドルキック、ジョーはキャッチしてドラゴンスクリュー。ジョー、すでにかなりお疲れの様子。

池田が先に立ちあがってワキ固め、ジョー腕を抜くとドラゴンスリーパーに。石川カット。ジョーは顔面をヒジでグリグリやった後、首と足を固める変形のリバースバイパーホールド(左写真)、石川カット。カールが石川をキックで撃退。10分経過。

カール入ってハイキックからフロントスープレックス。マウントから十字、池田ロープ。カール腰投げからクルクヘッドシザーズ→十字。池田ロープ。カール胴タックルから前に落として十字、これも池田ロープエスケープ。カールミドルキック連打(右写真)。池田エルボーから大ちゃんボンバーで逆転。カールダウン。その間に石川にタッチ。

石川バックドロップから延髄、カールかわして顔面キック、石川ダウン。カウント8で立つとカールキック連打。石川ダウン。カールフロントスープレックス狙い、石川かんぬきスープレックスに切り返し低い体勢で卍(左写真)、ジョーがカット。ジョーはそのまま池田を場外に落とす。

カール、グラウンドでネックロック(右写真)、池田戻ってカット。カールがリバースフルネルソンに。石川切り返してコブラツイスト。

カール腰投げで石川を投げると再度リバースフルネルソンから最後は「ザ・ブリッツ」(リバースフルネルソンで持ち上げて胸から膝の上に落とし、締め上げる。左写真)で石川ギブアップ。

カール(14分25秒 ザ・ブリッツ)石川


最後カール、ジョーがあいさつ。ジョー「14年前、初めて日本に来た時に、飛行機の隣りの座席に座っていたのが空中さんでした。日本でどうしていいかわからない私にアドバイスをくれ、守ってくれました。そして14年後の今日、彼はまだここ(リングを指差す)にいました。」

石川はジョーの言葉を訳した後、「1、2、3、ナーシャッ!」で締め。



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