WWF 93/11/27 MSG大会




マジソン・スクエア・ガーデンの正面玄関。WWFのロゴが古い。


アリーナはこの円形の建物。


昔の「ガーデンビジョン」。現在はこの画面がHDTVに変わっている。


試合開始。入りは7割ほど。ノーTV。


第1試合 スモーキン・ガンズ vs ヘッドシュリンカーズ

ヘッドシュリンカーズ入場。


どこがいいんだかよくわからんスモーキン・ガンズ(会場人気は凄い)を応援する気にはならんし、未開人を演じるヘッドシュリンカーズもイマイチだし要するにノれなかった。

スモーキン・ガンズは飛び技はよいがスタミナに欠ける?この試合だけではわからんな。

最後はギロチンホイップでサムゥがスモーキン・ガンズのどっちかからフォール。


第2試合 ミジェット。記憶なし。


第3試合 ドインク vs ショーン・マイケルズ

解雇という噂もあったマイケルズ。一部女性ファンには人気だったが基本ブーイングされていた。

このベルトはインタコンチネンタルかな?

ドインク(最近ベビーフェース。マット・ボーンではないらしい?)にもコケにされる。

最後もビガロとルナ・バションが乱入してどっちが勝ったか不明。ルナはビガロのヘッドバットで失神。笑えりゃそれでいいんだが。

ここまで撮ったところで係員に望遠レンズを注意されて撮影を断念する羽目に(文句言おうとしたら「文句はボスに言ってくれ」と指差す係員。その向こうにはビンス。文句なんて言えるわけもないので引き下がる)。


第4試合 ケベッカーズ vs スタイナー・ブラザーズ

いちおうWWFタッグタイトルが賭けられました。実力の差はとてつもないんだけど、試合ではそれが埋まっちゃうところが不思議。スコットのフランケンシュタイナーが決まったかと思ったら2カウントでレフェリーを押し倒して反則負けを選んだケベッカーズの防衛。今回は「ケベック州ルール」ではないので反則ではタイトルは移動しないのだ。そういうことだ。


第5試合 レーザー・ラモン vs ディーゼル

これもまた最近ベビーのラモンが元マイケルズのボディガードで最近レスラーデビューしたディーゼルと対決。自分よりデカい相手にラモンの大技が決まるかがポイントだったが、雪崩式バックドロップは決めて見せた。しかしそれより前にレフェリーが失神、ラモンがレーザーズ・エッジの体勢に入ったところでディーゼルの元主人のマイケルズが乱入してラモンを突き倒しディーゼルにフォールを促すがまだレフェリー復活せず。逆にラモンが首固めに入ったところどこからともなくサブレフェリーが入ってきて3カウント。しかしその後もラモンは2人に攻められ、最後はヨロヨロしながら自分でベルトを着け寂しくポーズを取って帰って行った。


第6試合 オーエン・ハート vs マーティ・ジャネッティ

3日前のサバイバーシリーズで兄ブレットに反旗を翻してヒール転向したオーエンだが、動きも試合も中途半端なまま。数年前の「天才児」の異名はどこへやら。ジャネッティが試合途中突然ヒザを痛め、オーエンのサソリであっさりギブアップ。つまんねーよ。


第7試合 ヨコヅナ vs アンダーテイカー

この試合WWFタイトルは賭けられず。かわりに棺桶マッチとなった。序盤からヨコヅナが体重を利した攻めで優位に立つがそのたびアンダーテイカーは「ムクッ」と起き上がる(自分でスイングDDTやった後もやっぱり「ムクッ」)。場外戦ではヨコヅナが鉄柱攻撃(流血はせず)などで圧倒的に攻めあわやアンダーテイカー棺桶入りか?と思われたが蓋が閉まる瞬間ニョキッと手が出てヨコヅナのノドをつかむ。そのままリングに戻りフライングラリアットをかますアンダーテイカー。ヨコヅナピンチになって塩を入れていた手桶を持ち出すがアンダーテイカーに奪われて逆に殴られる。まさかあのヨコヅナがあの棺桶には入るまいと思われたが、棺桶が意外に大きかったのかヨコヅナの体はスッポリと入り、蓋も閉まってジ・エンド。アンダーテイカーの激勝に終わった。メインは締めてくれたぜ。

8時に始まって終了は22時半。ホテルがMSGの目の前じゃなかったらつらかったかも。買ったグッズはWWFトレーナー$35のみ。