レッスル夢ファクトリー5/8所沢大会
“夢一杯、ダブルで”昼の部



所沢駅からはともよしさんに車で連れてってもらう。会場のサン・アビリティーズは新しげな建物(国立の施設らしい)。中に入ると普通の体育館。

0:57、予定(1時)より早く音楽が流れ出す。1時ちょうどに主催者(所沢市手をつなぐ親の会)代表あいさつ。続いて一人のスタッフTシャツを着た若者が夢ファクのテーマソング「夢を継ぐ人」を歌うが、歌詞カードを持っているにもかかわらず歌詞忘れまくり。何なんでしょう、これは?
高田龍代表があいさつ。先程の歌手は「ヤマカワ君」という人で「天にものぼるくらいあがっていた」ということで夜に再挑戦するそうである。


第1試合 川内大裕(華☆激)vs 倉島信行(無我)

川内に比べると倉島のグラウンドがムチャクチャうまく見える。まあ、実際そうなんだろうなあ、無我の中では目立たなくても。さんざんコントロールして、エアプレンスピンから十字、川内ロープ。川内片足タックルに行く。倉島切って、ボディに手を回すとサイドスープレックス。川内バック取ってスリーパーに行くが、倉島はレッグロックに切り返す。倉島立って足を固める。首に移行。川内立ち上がってチョップ、エルボー。

倉島はバック取ってつぶす。俵返しでぶん投げるとジャーマン、これ一発で3カウント。

倉島(3分7秒 ジャーマンスープレックスホールド)川内

短かったが、倉島の力は発揮されたかな、それ以上引き延ばしたり受けてあげる必要もないし。あとはがんばれ!>川内


第2試合 藤崎忠優&正田和彦(無我)vs アステカ&コスモ☆ソルジャー

アステカは2日の試合で肩を負傷したらしく、左腕が使えない状態。コスモがそれでも出ようとするアステカを押しとどめて先発。対するは正田。バックの取り合い、コスモヘッドロック。腕にスイッチ。正田返す。正田がロープに飛んでタックル。2発目コスモは腰投げで切り返そうとするが、2度目のトライで成功。正田は藤崎にタッチ。コスモタックル、藤崎切ってバックを取る。藤崎上になってアームロック。コスモヘッドシザーズで返す。藤崎アキレス腱固めに。さらにレッグロックに移行するが、コスモはキーロックで返す。藤崎押え込む、カウント2。藤崎逆の足を取って正田に渡す。

正田トーホールド。コスモ立ち上がって延髄蹴り。コスモ、タッチを試みるが正田は足を捕らえてタッチさせない。正田はアキレス腱固めからヒールホールド。アステカエプロンから「代われ!代われ!」正田ヒザ十字。コスモは正田の足にキック入れてロープエスケープ、アステカにタッチ。腕の使えないアステカは蹴りのみで何とかすべく、ロー、ミドル、ストンピングと打ちまくる(左写真)。ロープに振ってエルボースマッシュ、さらにミドルキック、ストンピング。しかし正田がタックルで倒してレッグロック。5分経過。

アステカキックでブレークするが肩にパンチ入れられるとうめき声を上げる。やはりかなりひどそう。正田がぶって藤崎にタッチ。藤崎遠慮なく肩狙う。十字に。アステカブロックするが藤崎は肩にストンピング入れてアームストレッチに(右写真)。正田にタッチ。正田キーロック。アステカロープ。正田ストンピング入れてまたキーロック。アステカなすすべなくロープに。正田首投げからまたキーロック、今度は十字に移行、コスモがカット。正田は変形の肩固め。アステカ下からキック入れてブレークするが起き上がれない。正田チョップ打ってコーナーに振る。アステカ途中で崩れ落ちる。正田チョップ打つ。アステカも返す。正田コーナーに振る。今度はアステカコルバタで返してコスモにタッチ。

正田も藤崎にタッチ。コスモフランケンシュタイナー(左写真)、続けざまにドロップキック、藤崎場外転落。コスモトペ・コン・ヒーロ。正田にも三角飛びドロップキックからプランチャ。藤崎を戻してスワンダイブ式フットスタンプ、カウントは2。10分経過。

コスモニードロップ、藤崎キャッチしてヒザにヘッドバット。入って来たアステカにはラリアット。四つんばいで突進ヘッドバットをコスモに入れると片足つかんでシングルレッグのジャイアントスイング(右写真)から逆片エビ固め。正田にタッチ。正田風車式バックブリーカー、カウント2。コスモカサドーラからフェースクラッシャー、ボディスラム打ってダイビングセントーン、カウント2。正田投げっ放しジャーマン、カバー、2カウント。コスモウラカン・ラナ、藤崎がカット。アステカにタッチ。

アステカ片手で正田を投げるとニールキック(左写真)、カウント2。しかしボム技狙いに行ったところをワキ固めに決められギブアップ。

正田(13分2秒 ワキ固め)アステカ

最後のは自滅だよー>アステカ


第3試合 奥村茂雄(新東京)vs 竹村豪氏(無我)

たぐり合いでスタート。竹村が奥村の足を取って崩す。奥村バック取る。竹村切り返す。ブレーク。奥村ホイップからアームロック。竹村回転してブレーク。ロックアップ、竹村がバック取る、奥村切り返して首を取る。竹村ワキ固めに切り返す。竹村も首を取る。奥村切り返してバック取る。竹村アームロックで崩してヘッドシザーズに。奥村脱出してカニばさみで倒す。グラウンドのヘッドロックに。竹村ワキ固めに切って取り、十字に移行。奥村上体を起こし、顔面を踏みつけてブレーク。奥村キーロック、竹村ロープ。手四つから力比べ、まずは竹村が押し込んで奥村ブリッジ。竹村3回乗るが奥村つぶれずに押し返す。今度は竹村がブリッジ、奥村足を払って倒す。5分経過。竹村首投げからサッカーボールキックに行くが、当たりが弱い。奥村足取って倒し、ステップオーバートーホールド、さらにアキレス腱固めに。竹村キックでブレークしてアキレス取り返す。竹村そこからステップオーバートーホールド→レッグロック→インディアンデスロックとスイッチ。奥村下から張り手入れてブレーク。両者立つ。奥村チョップ、竹村エルボー。奥村エルボー、竹村ダウン。奥村チョップ連打でまた倒しストンピング。奥村竹村の頭をターンバックルにぶつけ、対角線コーナーに振る。竹村切り返して突っ込む。奥村キックで迎撃。奥村ラリアット、竹村かわしてバックドロップ。担ぎ上げて水車落とし、カウント2。竹村バックの取り合いからジャーマン、ホールドではなくカバー、カウントは2。竹村バック取る。奥村ワキ固め。立ち上がると至近距離のラリアット。奥村ジャーマン、カウント1で手を放すと十字に。竹村ギブアップ。

奥村(10分2秒 腕ひしぎ十字固め)竹村

いやあ、渋い、いい試合だった。奥村がインディー出身ということで、すぐ「基本」がどうの言う人間がいるが(藤波とか)、この試合を見て欲しかった。


第4試合 青柳政司 vs ニーハオ(キャプチャー)

試合前に「この試合はKOまたはギブアップのみで決する」ことがアナウンスされる。2人とも警戒し合ってなかなか入っていかない。時折様子見のローキックが出るのみ。ニーハオ素早いタックル、十字を狙うが青柳ロープ。青柳中段蹴り、ニーハオタックル。青柳すぐロープに。青柳正拳突き。ニーハオが崩れ落ちたところに下段蹴りを顔面に3発。ニーハオダウン。カウントは9まで進む。

青柳中段蹴りから一気にラッシュを図るが、ニーハオは正拳突きをかわして(右写真)足を取るとドラゴンスクリュー(!)

ニーハオ、アンクルホールドから裏アキレス腱固めに入るが青柳ロープ(左写真)。5分経過。ニーハオロープに飛んでキック、青柳が中段蹴り返すとキャッチしてドラゴンスクリューからヒザ十字。青柳ロープ。青柳立ち上がるとエルボー、これがきれいに入る。さらに中段、そして上段蹴り、これもヒット、ニーハオダウン。レフェリーカウントを止めてKO宣告。

青柳(6分11秒 KO)ニーハオ

うーん、意外な結果だ。キャプチャーの興行でまたやる、という話もあるが。


ここで休憩。


第5試合 仮面天使ロゼッタ vs 吸血ねずみ魔女デビラッツ

デュアトスの最初の怪人デビラッツはこんな感じの三角布かぶって、加藤茂郎に付き添われて入場。加藤は渡辺美乃里リングアナに「お前じゃダメだ!」と言って自分で「吸血ねずみ魔女・デビラッツの登場です。」とコール。本部席に向かい、「昼・夜あるけど、この試合でオワリだ、ロゼッタは。」

一方注目のロゼッタは腕を吊ったアステカに付き添われて入場。コールと同時に決めたポーズ(左写真)は完璧!

デビラッツ、三角の布取るとこんな感じ(見にくいけど右写真)。ロゼッタに比べて金かかってないなあ。番組ではデュアトスの方が造形凝ってたのに。あと、しっぽはいらんよ>ねずみ魔女

探り合いでスタート、ロックアップする。デビラッツがバック取る。ロゼッタ取り返す。デビラッツエビに丸める、2カウント。デビラッツクロスボディ、ロゼッタ1カウントでブリッジから起き上がるとストンピング。ロゼッタロープに飛ぶ。加藤が足を引っ張る。不意を突かれたロゼッタは思いっきり顔面から倒れ込む。

デビラッツ、ロゼッタをロープに固定、踏みつける(右写真)。場外にロゼッタを出す。加藤も加勢してイス攻撃。ロゼッタの上にイスを置いて2人で踏みつける。

リングに戻るとデビラッツはマスクはぎ(左写真)。さらにマスクをつかんでホイップ。デビラッツスリーパー、腕取ってかみつき。5分経過。

デビラッツ低空ドロップキック。ロープに振る。ロゼッタ飛びつきのコルバタ、これは鮮やか。ロゼッタスライディングキックでデビラッツを場外に出すとコーナーからプランチャ(右写真)。

リングに戻し、コーナーからミサイルキック。もう一発(左写真)。カバーはカウント2。

ロゼッタジャーマン(右写真)、加藤が永山レフェリーの足を払ってカット。

怒ったロゼッタは加藤に張り手一閃、加藤場外でダウン(左写真)。でもサングラスは飛ばない。

ロゼッタ再度ジャーマン、今度はデルフィンスペシャルに行こうとするが、体勢崩れてただのエビ固めに(右写真)、それでも3カウント。

ロゼッタ(6分56秒 ジャーマンスープレックスホールド)デビラッツ



怒りの収まらぬロゼッタは加藤にまた張り手、ストンピング。

加藤「夜潰してやる!・・・・覆面曲がってますよ。」加藤絶好調!


第6試合 三浦博文、篠眞一、FM-TARO vs 死神、怨霊、加藤茂郎

加藤、お色直しして登場。

これが本日デビューの「FM-TARO(ファイティングマシーン・タロー)」。なんか芸のないマスクだなあ、と思ってると案の定加藤が突っ込む。「おい、そのマスクかっこいいと思ってんのかよ?」本部席の高田代表が「口でプロレスするな」とか言い返す。すると加藤「反論しろよ反論。反論になってねーぞ」やはりここは「かっこよくないと思います」と答えるのがvs加藤的には正しいのだろう。

先発は篠さんと加藤。ロックアップする。加藤がロープに押し込む。しかしクリーンブレーク。今度は篠さんがコーナーに詰める。キック、ストンピングの雨あられ。加藤早くも大ダメージ。「よろしく」と怨霊にタッチ。篠さんがコーナーに振ると怨霊そのまま場外に滑り出て、何も言わずじーっとリング内を見つめる(右写真)。篠さんはTAROにタッチ。怨霊リングに戻る。パンチ合戦、TAROヘッドロック、怨霊ロープに振る。TAROタックル、TAROエルボーで怨霊を場外に落としケブラーダに行こうとするが怨霊は足を引っ張って落とす。怨霊は場外ボディスラムからプランチャ、TAROスカしてケブラーダ、今度は成功。TARO怨霊をリング内に戻しポーズを入れてからエルボードロップ。シュミット流バックブリーカーからローリングセントーン、カウント2。バックドロップは怨霊着地して逆にバック取る。TARO取り返す。怨霊当然急所蹴り。5分経過。

怨霊ロープに振ってフライングエルボー。加藤にタッチ。加藤が足をロープに固定してレッグブリーカー3連発(死神も)。加藤ボディスラムから足8の字固めに(左写真)。三浦と篠さんが2人でカット。加藤は死神にタッチ。死神ストンピング入れて逆片エビからアンクルロック、TAROロープ。死神高く抱え上げてニークラッシャー、怨霊にタッチ。足を取る。TARO抵抗する。怨霊ロープに振って低空ドロップキック。怨霊チョークスラム打って死神にタッチ。死神もチョークスラム。FM TARO(ラジオ局)のスタッフと見られる一団から大「TARO」コール。死神観客席まで行って脅しをかける。加藤もチョークスラム、いやこれはロックボトムだろう、アメプロ好きの加藤のことだから。篠さんカット。10分経過。

加藤滞空時間の長い垂直落下式ブレーンバスター、カバーは篠さんカット。加藤はTAROをロープに固定してチョップ連打(右写真)。ロープに振る。TAROジャンピングニーで逆転狙うが加藤はすぐに低空ドロップキック。加藤コーナーに振って突っ込む。TAROトラースキックからジャーマン、2カウント。ようやく三浦にタッチ(10分過ぎで三浦初めてのリングイン)。加藤も死神にタッチ。三浦ローキック、パンチ。死神パンチ打って加藤にタッチ。加藤ロープに振る。三浦切り返してショルダースルー、三浦は死神と怨霊を場外に蹴り出す。三浦片足ミサイルキックで加藤も場外に出す。場外ボディスラムからリング内に戻して正拳突き、キチンシンク。ボディスラムからサッカーボールキック連発。ボディスラムで投げて篠さんにタッチ。15分経過。

篠さんボディスラムから逆エビ。篠さんパワースラムから二本指式体固め、加藤2で返す。篠さん三浦にタッチ。加藤パンチ、三浦キック連打。篠さんが入ってパワーボム、怨霊がカット(左写真)。篠さんバックドロップ、死神カット。2発目は加藤切り返して押しつぶす。カウント2。両軍タッチ、死神と三浦の対決。

死神はブレーンクロー(右写真)、三浦はチョップで脱出。キックからフィッシャーマンズスープレックス、カウント2。篠さんにタッチ。篠さんコーナーに振って串刺しラリアット、さらにもう一発ラリアット、カウント2。さらに後ろから前からラリアット乱れ打ち。死神4発目キャッチしてダイアモンドカッター、怨霊にタッチ。怨霊コーナーに振って串刺しラリアット。20分経過。

怨霊雪崩式フランケンからドロップキックで場外に落としトペ・コン・ヒーロ(左写真)。リングに戻してドロップキック。篠さんタックルで形勢逆転して三浦にタッチ。三浦キック連打。怨霊はドロップキックで対抗。フライングエルボー、低空ドロップキックから怨霊クラッチ、カウント2。怨霊ロープに飛ぶ。三浦帰ってきたところにキック入れてフィッシャーマンバスター、死神がカット。そのまま死神リングイン。コーナーに詰めてパンチ。三浦もパンチで返し延髄蹴り。ボディスラムからムーンサルトプレス、カウント2。篠さん入ってパワースラム。パワーボムは3入ったようにも見えたがレフェリーは2のサイン。篠さん、コーナーに上がって、雪崩式リングインからラリアット、TAROにタッチ。

TARO死神をロープに振ってホイップ、ドロップキック行くがこれは効き目なし。ソバットはヒット。25分経過。TAROサマーソルトドロップ。エプロンに出てスワンダイブ式でもう一発、カウントは2。TAROロープに走る。死神カウンターキック。ターンバックルにぶつけ、ブレーンチョップからココナツクラッシュ2発。満を持してブレーンクロー。TARO抵抗するが死神は放さない。篠さんが引き離す。加藤がノータッチでダイビングエルボードロップ。死神またブレーンクローに取ると顔面潰し裏投げ2連発(右写真)。3発目は篠さんがカット。

死神ニードロップ。ボディスラム打ってコーナーに上るとダイビングニードロップ、しかしこれはTAROがすんでのところでかわす(左写真)。TAROコーナーに上りセントーンアトミコ風の技。30分経過。

TAROトラースキック、エルボードロップからエレクトリックスタープレス(右写真。シューティングスタープレスより低いのが特徴か)、3カウント。

TARO(30分33秒 体固め)死神

試合後篠さんと悪夢がやりあう。藤崎が止めに入るが篠さんは藤崎にもパンチ。



終了は3時20分。試合後仮面天使ロゼッタとFM TAROがサイン会。さてこれからどうやって夜の部まで時間つぶそう?



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