レッスル夢ファクトリー 8/18北沢大会



ホール内に入ると、新作用に作られた、吉井怜(と吉川茉絵?)・歌の新しい「仮面天使ロゼッタ」の主題歌が流れている。んー。試合開始予定の7時ちょっと前に暗転、「夢を継ぐ人」が流れた後に、第4試合〜メインのYF21vsNMC対抗戦のカード抽選会が。右写真は黙々と作業をする渡辺美乃里リングアナ。

加藤が「今日はそのチビとシングルやりたいんだよ!」とロゼッタを挑発するが、ロゼッタは知らん振り(左写真)。

結果は三浦vs死神、コスモ&ロゼッタvs怨霊&デビラッツ、覆面太郎vs加藤と決まり、加藤の願いは叶わず。


第1試合 藤崎忠優(YF21)&アステカ(華☆激)vs倉島信行&正田和彦(無我)

YF21のリーダー・藤崎と華☆激のリーダー・アステカが第1試合に。
先発は藤崎と正田。グラウンドのポジション取り、関節の取り合い。藤崎の方が優勢か。藤崎は正田を捕まえてアステカにタッチ。

一転してアステカとはルチャ流で対抗する正田。そういえばメキシコにも行ってんだよな、正田は。アステカが十字に行くが、正田は足を取って返す。ブレーク。アステカカニばさみで倒してレッグロックに固める。サーフボードストレッチに移行するが、手が離れたスキを突いて正田は回転ヒザ十字に。アステカ立ち上がるが正田は下からヒールホールド、アステカ逃げる。正田は腕を取って引き倒しヘッドシザーズ、アステカ脱出して腕を取る。正田コーナーに押し込んで倉島にタッチ。アステカレッグロックに取るが、倉島は十字に切り返す。アステカロープ。アステカは倉島のバックを取って藤崎にタッチ。5分経過。

藤崎と倉島バックの取り合い。倉島が腕を取るが、藤崎はすぐ取り返して変形の腹固めに(左写真)。しかし倉島は立ち上がり、藤崎を投げ落とす。足を取るとスタンディングのアキレス腱固めから逆片エビ、藤崎ロープ。倉島は正田にタッチ。正田タックルで倒す。藤崎レッグロックに切り返す。正田がロープ。藤崎は足を取ったままアステカにタッチ。

アステカキックからヘッドロック、正田ロープに振る。アステカタックルからロープに飛んでコルバタ、正田受けきれずに潰れる(これが新技「アステカドライバー」だという説も)。アステカまたロープに飛ぶ。今度は正田がコルバタ(右写真)、これはきれいに決まる。正田h、倉島にタッチ。

倉島はいきなりのジャーマンからキーロックに。アステカ苦しむが何とか立ち上がるとブレーンバスター2連発(左写真)からV1アームロックに行くがワキ固めに切り返される。キックで脱出して藤崎にタッチ。10分経過。

藤崎もV1アームロックでつなぐ。スリーパーに移行。しかし倉島は立ち上がると強引なバックドロップホールド(右写真)、カウント2。十字狙いは藤崎ブロックしてロープへ。

倉島逃がさずまたバックドロップホールド(左写真)、カウント2。正田にタッチ。正田ワキ固め、藤崎回転して脱出、正田十字に。藤崎は上体起こし「ゴツ」と音のするヘッドバット。

藤崎、得意の突進ヘッドバット(右写真)、が3発を正田はかわして背後に回りスリーパーに。これはうまい。藤崎ロープ。正田ロープに振って再度スリーパー、藤崎これもロープに。

藤崎バックドロップ狙うが正田は逆にバック取ってジャーマン(左写真)、十字架固めに丸め込む。アステカがカット。

正田バック取る。藤崎エルボーでブレーク。藤崎バックドロップの体勢、正田ワキ固めに行くが藤崎は強引にバックドロップ。さらにもう一発バックドロップ、今度はそのまま固めて(右写真)3カウント。

藤崎(14分36秒 バックドロップホールド)正田

藤崎マイク「レッスル、レッスル夢ファクトリー、こんなとこでくたばってるわけに行かないんだよ!21世紀まで、生きて、生きて、生き抜きますんで応援よろしくお願いします!」


第2試合 FM-TARO(YF21) vs アジアン・クーガー(フリー)

今日のクーガーの入場テーマ、違うぞ。なんかノれない。

TAROはコール時に黄色と白の紙テープの舞う中を奇襲のドロップキック(いいシーンだったのに、撮り逃がした!)、クーガー場外転落。すかさずトップロープからラ・ケブラーダ(右写真)。リングに戻しサマーソルトドロップ、さらにスワンダイブ式でもう一発、カバー、カウント2。

TAROボディスラム打って長飛行距離のムーンサルトプレス(左写真)、カウントは2。

クーガー、場外エスケープするがスキを突いてTAROの足をリング下から引っ張り、エプロンからトップロープ越えのギロチンドロップ(右写真)。クーガー、コーナーに振って串刺しニールキック、さらに後頭部にギロチン落とす。すでにTAROの息が荒い。

クーガーグラウンドコブラで2カウントの後、首4の字(左写真)。これはTARO苦しそう。クーガーリリースするとロープに振ってドロップキック、TARO場外転落。クーガーすかさずトペ・コン・ヒーロ。リングに戻してニールキック、TAROこれをかわしてトラースキックをヒットさせる。

クーガーが場外に落ちると、TAROは助走を付けてサスケスペシャル2号(右写真)。この技がこんなにきれいに決まるレスラーもそうないのでは?TARO先にリングに戻り、リング下のクーガーにスライディングキックを仕掛けるが、これはかわされる。5分経過。まだ5分か!

クーガーは鉄柱にぶつけた後、首をエプロンから出してのトップロープ越えギロチン2発(左写真)、ずるずるとリング下に落ちるTARO。

クーガーはリング内に戻しヌカドーラからサソリ固め(右写真)、TAROロープ。

クーガーコーナーに振る。TAROコーナーに飛び乗って、突っ込んで来たクーガーに張り手を入れるとスイングDDT(左写真)。ちょっと回転が不十分か?さらにジャーマン(デルフィンスペシャルを狙ったが失敗)、カウント2。

ツームストーンドライバーからギロチン落としエレクトリックスタープレスに行く(右写真)が、クーガーかわし壮絶な自爆。

クーガーはハーフリストアームサルトで投げるとクーガーロック2号(左写真)、TAROギブアップ。

クーガー(8分48秒 クーガーロック2号)TARO

TARO善戦。それ以上でもそれ以下でもなし。


第3試合 青柳政司 vs 竹村豪氏(無我)

竹村、いい体してるなあ。キャラ的に大盛とか中西に近いもんあるから、見習ってブレイクか?

両者なかなか入れない。青柳は散発的にローキック。竹村タックルからグラウンドに持ち込むが、すぐ立って背中にキック。青柳お返しにローキック連発(左写真)竹村その後もタックル狙うがなかなか入れず。両者組む、青柳ヒザ蹴り4連発から頭を下げた竹村にカカト落とし。強烈なローキックが入ると竹村うずくまる。しかしダウンとは取られない。

竹村片足タックルからグラウンドでコントロールしてフェースロックに。さらに後ろに引き倒してチキンウィングフェースロック狙う(右写真)。しかし決まらない。キャメルクラッチに移行、青柳体を引っくり返して脱出、竹村の足に膝を落とす。竹村コーナーに振って串刺しニー、首投げからスリーパー、青柳ロープ。5分経過。

竹村がタックルに行ったところに青柳ローキックを合わせる。竹村の動きが止まる。青柳ミドル2発からロープに振って正拳突き。「立てコラ!」からミドルキック(左写真)。しかし次のニールキックは竹村キャッチしてバックドロップに。青柳肩から落ちる。

竹村逆片エビ(右写真)からSTF、さらにダブルレッグロック、裏アキレス腱固め、ヒザ十字固めと青柳の足に集中攻撃。

竹村4の字(左写真)、青柳なんとかエスケープ。

竹村ヒザ十字(右写真)から変形の4の字に。これもなんとか逃げる。竹村も疲れを見せる。10分経過。

竹村ロープに振ってパワースラム、カウント2。十字に行くがこれはブロック。竹村ロープに振る。青柳切り返してソバット。ミドルキックからニールキック(左写真)。ローキックをはさんで後頭部にニールキック、片エビに固めて3カウント。

青柳(12分23秒 片エビ固め)竹村

一瞬青柳ピンチかと思ったが、実力で逆転勝ち。竹村の健闘を「校長先生の顔」で称える。


対抗戦を前にここで休憩。


第4試合 YF21 vs NMC対抗戦
三浦博文(YF21) vs 死神(NMC)

死神入場時に観客に拍手を要請。三浦がドロップキック2発で先制、さらにコーナーに詰めてヒザ蹴りを浴びせていく(右写真)。死神エプロンに。三浦コーナーから延髄蹴り狙うがこれはかわされ場外転落。しかし死神がダブルアックスハンドルに来たところに前蹴りを合わせる。三浦はコーナーに上がってケブラーダ(ナイトメア・ムーンサルトと言うのかな?やっぱり)。エプロンまで戻ってきたところにドロップキック、死神スカしてコーナーへ。三浦雪崩式ブレーンバスター。

三浦サッカーボールキック入れてブレーンバスター(左写真)、コーナーに上ってダイビングヘッドバット。ボディスラムからムーンサルトプレス、カウント2。死神場外エスケープ。空いているイスを探してしばし休憩。エプロンまで上がると三浦がドロップキックでまた落とす。

死神ようやくリング復帰。三浦はミドルキック10連発(右写真)。死神また場外エスケープ。エプロンに戻ると三浦ラリアット、死神は受け止めてトップロープに三浦のノドをスタナー風に叩けつける。リングに戻りストンピング、ロープに振ってビッグブーツ。

倒れている三浦に手刀を落としてから両手でクロー攻撃(左写真)。ここから持ち上げてネックハンギング、さらにベアハッグに移行してベリートゥベリースープレックス。すばらしい。5分経過。

死神チンクラッシャー、脳天唐竹割りからブレーンクローに(右写真)。

締め上げた後顔面潰し裏投げ2連発(左写真)、カウント2で三浦返す。三浦は死神のラリアットかわしミドルキック、死神キャッチしてドラゴンスクリュー。抱え上げて膝裏をトップロープに落とす斬新な攻撃。三浦は正拳突き、キックで返すがまたドラゴンスクリュー食らう。変形のヒザ固めに。三浦ロープ。死神「来い!」というが三浦が実際に蹴ろうとすると逃げる。なんか明るい怪奇派になってるな。10分経過。

三浦ローキック連打。チョップから延髄蹴り。しかし死神はミサイルキックをかわして背中にドロップキック、ニーアタック。さらに再度顔面潰し裏投げを2連発して(右写真)フォール勝ち。

死神(11分9秒 片エビ固め)三浦

死神って、こんなに明るかったっけ?


第5試合 YF21 vs NMC対抗戦
コスモ☆ソルジャー&仮面天使ロゼッタ(YF21) vs 怨霊&吸血鼠魔女デビラッツ

怨霊とデビラッツ。デビラッツのコールと同時に三角覆面を取ってあげる優しい怨霊。

今日もポーズはバッチリ!

ロゼッタの特撮キャスト・永嶋美佐子さんが激励のためリングに上がるが、急決まりだったのか、特に何を渡すでもなくほんとに激励するだけ。

今日も前回同様ロゼッタに握手を求める怨霊。ロゼッタ、今回は警戒して近づかず。怨霊がさらに握手を求めて近寄るとロゼッタは首投げ(左写真)から後頭部にドロップキック。それでも握手を求めに行く怨霊・・・・ロゼッタが取り合わないのでデビラッツにタッチ。

デビラッツロープに振る。ロゼッタ独特の入り方のコルバタ(右写真)。デビラッツバックドロップで反撃。デビラッツ顔面キック連発、ロゼッタ2発目キャッチしてコスモにタッチ。

コスモ、カニばさみでデビラッツを倒してレッグロックに(左写真)。そこにロゼッタ入ってストンピング。ロゼッタロープに振ってドロップキック、デビラッツかわして怨霊にタッチ。ロゼッタ怨霊をロープに振る。怨霊は場外に滑り出し、そのままリング下に消える。一応探すが、「見つからない」というジェスチュアのロゼッタ。

ロゼッタリングに戻る。怨霊も出てくる。その手には花一輪(右写真)。やるなあ。ロゼッタ困惑。どうしようか、と迷ってるとセコンドにいたアステカが「もらっちゃえ」と無責任発言。意を決してもらいに行くとやっぱりドロップキック。さらにロープに振ってフライングエルボー、低空ドロップキック。

怨霊がキャメルクラッチにとり、デビラッツが顔面にドロップキック(左写真)。さらに踏みつけるデビラッツ。デビラッツマスクに手を掛ける。ロゼッタロープに逃げる。デビラッツはロープに固定してロゼッタをいたぶる。ヘッドロックに取りコーナーで「タッチしてみろ」とコスモを挑発するデビラッツ。

逆エビに取って、怨霊が踏みつける(右写真)。これはキツい。5分経過。

ロゼッタ、必死にロープに手を伸ばすが、エプロンに戻った怨霊が念願の握手で出迎える。左写真)ロゼッタ方向を変えてなんとかロープエスケープ。

怨霊入ってデビラッツとダブルのクローズライン、ロゼッタかわしてクロスボディ、2人に受け止められるがコスモがあしをすくって押しつぶす(コスモごと。右写真)。

ようやくタッチか、と思いきや、コスモは怨霊を抱え上げるとロゼッタを呼び込み、合体のサイドバスター。次は逆さ押さえ込み風に担ぎ上げ、ロゼッタがジャンプしてのフェースクラッシャー(左写真)と休むヒマなし。コスモ裏投げ。しかし2発目は怨霊がエルボーでブロック。怨霊ロープに走る。コスモフランケンシュタイナー、カウント2。コーナーに振って串刺しエルボーから雪崩式ブレーンバスターを狙うがデビラッツが妨害、肩車に取って合体式スイングDDTに。コスモ場外エスケープ。

怨霊スワンダイブ式トペコンで飛ぶ。リングに戻し怨霊が雪崩式フランケンシュタイナー狙うがコスモは場外に落としてトペコン。ロゼッタもデビラッツを落としてプランチャスイシーダ(右写真)。

コスモが怨霊をリングに戻してボディスラム、そこにロゼッタがダイビングフットスタンプ(左写真)。ロゼッタタイガースープレックスの体勢、怨霊が急所を蹴り上げるがロゼッタ「効かないもんね」。しかし怨霊は怨霊クラッチで丸め込む、カウント2。10分経過。

怨霊ロゼッタにタイガードライバー、コスモがカット(右写真)。デビラッツが入りロゼッタをコーナーに振る。怨霊が突っ込むがロゼッタはこれをかわしてデビラッツに浴びせ蹴り。

コスモが怨霊にエルボーを浴びせる間にロゼッタはタイガースープレックスでデビラッツをフォール(左写真)。

ロゼッタ(10分46秒 タイガースープレックスホールド)デビラッツ

デビラッツ納得行かんとばかりにさらにロゼッタをいたぶる。そこに入ってくる黒のマスクウーマン。

フレイアだ!

デビラッツと対峙したフレイアはデビラッツを素早い巻き投げで投げ飛ばす。デビラッツ「何だこいつは」という感じでリングを去る。

まだダメージから立ち上がれないロゼッタにフレイアは張り手一閃、「共闘するわけじゃないぞ」の意思表示。


第5試合 YF21 vs NMC対抗戦
覆面太郎(YF21) vs 加藤茂郎(NMC)

コールは「覆面太郎」だがいでたちは神仮面ファラオン(ロゼッタの父親)な今日の篠さん(右写真)。

加藤「なんてカッコしてんだよ!それでも名前は覆面太郎?ちょっと考えた方がいいんじゃないのか?」

ゴングが鳴っても加藤の口撃は止まらない。「凄い団体になってきたな、ここも。」
「衣装だけじゃ勝てないんだよ。」

と加藤は言うが、別に衣装だけじゃなくて篠さんは強い。加藤を場外にぶん投げる。すると死神が加勢。リングに戻って加藤はアームブリーカーからワキ固め(左写真)、太郎ロープ。加藤エルボー2発から予告付きブレーンバスター、しかし投げることはできず。ワキ固めに行こうとするが太郎ラリアット、加藤かわして目突き。

加藤逆さ押さえ込み、スクールボーイ(右写真)、首固めと小技連発、いずれもカウント2。加藤ロープに走る。太郎カウンターのショルダータックル。

太郎ボディスラムからストンピング。スリーパーに取ってぶん回す(左写真)。ボディスラム打ってコーナーに上る太郎。死神が足を捕まえる。加藤は下からドロップキック。加藤ラリアットに行くが太郎倒れない。加藤ジャンピングハイキックからカバー、カウント2。

加藤ボディスラムからフロッグスプラッシュ、カウント2。ドリルアホールパイルドライバー2発(右写真)からコーナーに上ってエルボードロップ、太郎かわして自爆。

太郎はコーナーに振って串刺しラリアット(左写真)。篠ボム打ってラリアットからカバー、3カウントが入る。

太郎(7分7秒 体固め)加藤

うーん、普通のラリアットのように見えたが、ファラオンの神秘の力が加わっていたに違いない。

太郎マイク「加藤、プロレスは、口でやるもんじゃないんだ。
加藤「プロはな、衣装だけじゃなくてアピールが必要なんだよ!」(右写真
太郎「負けた奴は帰れ!

ロゼッタがリングに上がり「親娘」で記念撮影。

ファラオン(やっぱこの名前にしようよ、このカッコの時は)がロゼッタを肩の上に乗せる(右写真)。YF21+アステカで記念撮影。

やー面白かった。後半「ロゼッタ一色」という感じもあったが、フレイアまで出てきたから大満足だ。



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