レッスル夢ファクトリーYF:21
12/6大田区民プラザ大会



開始直前にマイクが故障。「地声でいいですか?」と断ってからマイクなしで対戦カードを発表する美乃里ちゃん。


第1試合 新世紀5番勝負第4戦
FM-TARO vs 怨霊

11/30の試合後にマスクをアステカに預けたFM-TAROは今日から素顔(右写真)。しかしリングネームとコスチュームはとりあえずそのまま。ロックアップからTAROフライングメイヤー、怨霊ヘッドシザーズで返す。怨霊フライングメイヤー、TAROヘッドシザーズで返す。一旦ブレーク。手四つでリスタート。怨霊キックをボディに入れて背中にパンチ、エルボー。首投げからスリーパー。TARO立ち上がって切り返す。怨霊は足を刈って倒す。TARO距離を取ってからキック、パンチ。首投げからエルボードロップ。スリーパーに取るが怨霊はかみついて脱出。

怨霊ストンピング打ち込む。ロープに振ってフライングエルボー。首投げからギロチンドロップ、顔面攻撃。TAROは首を取るとスイングネックブリーカードロップ。ロープに振ってドロップキック(左写真)、怨霊の側頭部にヒット。怨霊は場外にエスケープ。怨霊が戻るとTAROはストンピング。起こしてブレーンバスター、カウント2。ヘッドロックからロープワーク、今度は怨霊がお返しのドロップキック。

怨霊はTAROをコーナーに逆さ吊りにするとヒザ目掛けてドロップキック(右写真)。逆片エビはロープに近くTAROすぐにエスケープ。怨霊4の字狙う、TARO首固めに丸め込む、カウント2。

TARO逆水平チョップ、腕取ってひねり上げ、コーナーに振るが怨霊はコルバタで切り返す(左写真)。相手の首をきっちりはさみこんでるなあ。これでこそコルバタというか。

TAROをショルダースルーで投げ飛ばすとコーナーに上る怨霊。ダイビングのエルボーアタック(右写真)、TARO場外転落。

すかさず怨霊はトップロープに飛び乗ってのトペコン(左写真)、ヒナ段のとこまで飛んで行く。リングに戻りタイガードライバーを狙う怨霊だが、TAROは逆さ押さえ込みに切り返す、カウント2。

TAROロープに飛ぶ、怨霊ラリアット。TAROかわしてバックに回るとジャーマン(右写真)、カウント2。

TAROギロチンドロップ落としてコーナーからムーンサルト(左写真)、これは怨霊かわすが、TAROはうまく着地してトラースキックをヒットさせる。怨霊場外転落。

TAROは助走を付けてサスケスペシャル2(右写真)。

リングに戻しミサイルキック、ボディスラムでリング中央に寝せると長飛距離のムーンサルトニードロップ(左写真)。しかしカウントは2。TAROまたコーナーに。怨霊雪崩式フランケンシュタイナー、カウント2でTAROエビに切り返す、これも2。10分経過。

TAROロープに走る。怨霊はカウンターで低空ドロップキック打ち込んで怨霊クラッチ。これで終わりか、と思ったらTAROは2で返す。怨霊のパンチをキャッチしてノーザンライトスープレックス、カウントは2。TAROコーナーからダイビングボディアタック、しかし怨霊はこれをうまく丸め込んでピン(右写真)。

怨霊(11分3秒 片エビ固め)TARO

TARO地声で「すいません!でも、いつか、このカードを夢ファクのメインになるように、絶対するから!」と叫ぶ。


ここでレフェリーが田村レフェリーから永山レフェリーに交代。その前に今日が最後のレフェリングとなる永山レフェリーから一時離日、上海行きのあいさつ(左写真)。


第2試合 荒くれ海坊主 vs 福田豊(華☆激)

この試合からようやくマイクが「よみがえりました」(by美乃里)
華☆激から参戦、「東京デビュー戦」の福田は海坊主にタックルを再三仕掛けていくが全部切られてしまう(右写真)。海坊主張り手。福田一発で体揺らぐ。福田ローキックからまたタックル、これも切られる。海坊主バック取ってフェースロック。リリースしてストンピング。

福田も立ち上がってチョップ打っていく(左写真)。海坊主は張り手で返す。海坊主ミドルキック、福田倒れるが「ダウンじゃない!」とすぐ立ち上がる。手四つの体勢から海坊主はローキック連打。

海坊主ミドルキック、ハイキック、バックキック(右写真)、張り手、福田ダウン。福田起き上がるとタックル、ようやく成功、すぐにバックを取るが海坊主は立ち上がりまたキックの猛攻。張り手の打ち合いから海坊主ヒザ蹴り、コーナーに詰まった福田に正拳突き。福田は鼻血。

海坊主ハイキック、福田かわしてジャーマン、片エビ、2カウント。上になってチキンウィングアームロック(左写真)。外して十字狙い、海坊主ブロックして腕を抜くとストンピング。立ち上がろうとする福田の胸板にキック。立ち上がるとラリアットでねじ伏せる、カウント2。5分経過。

海坊主狙いすました延髄蹴り(右写真)。

カバーには行かずにフィッシャーマンバスター(左写真)、万事休すかと思われたが福田はド根性で返す。

しかし海坊主はカナディアンバックブリーカーに担ぎ上げるとドミネター風に顔面から叩き付け(右写真)、

最後はコーナートップからのダイビングダブルニー(左写真)。これで3カウント。

海坊主(6分13秒 体固め)福田

観客から「また来いよ!」という声が出たということからも福田の頑張りは伝わった、と言える。


ここで休憩。


第3試合 コスモ☆ソルジャー vs MAKOTO

MAKOTOの奇襲で試合開始。ロープに詰めて顔面への低空ドロップキック。ロープに振ってミドルキック、足を取らせて延髄蹴り。MAKOTOロープに振る。コスモはハネ上げられながらもドロップキックで返す。コーナーで待ち構えてコルバタ(右写真)、MAKOTO場外転落。コスモはトペ・スイシーダ。これはヒナ段まで突っ込んだな、頭。

しかしコスモはMAKOTOをリングに戻すとトップロープからダブルフットスタンプ、カウント2。MAKOTOはコスモのマスクに手を掛けて形勢を逆転する。ハイアングルボディスラムからカバー、カウント2。起き上がってくるところに容赦のないキック(左写真)。

コスモは足をキャッチして縦回転のドラゴンスクリューからSTF。MAKOTOはかみつきで脱出してロープで顔面こすった後変形の逆片エビ(右写真)、コスモロープ。コスモはMAKOTOのソバットをかわしてスイングDDTに行こうとするが失敗。

MAKOTOジャーマン、コスモ着地してバック取る。MAKOTO急所蹴り狙うがコスモはブロックしてエクスプロイダー(左写真)、カウント2。コーナーに振って串刺しニーアタック。コーナーに上げてミステリオ・ラナ(?)狙うがロープに飛び乗るのに2度失敗して場外に転落。5分経過。

MAKOTOはコスモをリングに戻してコーナーに振る。コスモ切り返して串刺しドロップキック。コスモコルバタに行く。MAKOTOは回転を途中で止めてサイドバスター風に叩き付ける(右写真)。MAKOTOロープに振ってすくい投げ、コスモ逆さ押さえ込みに切り返そうとするがMAKOTOは急所蹴り。すかさずビジュアルドライバー1、カウント2。

MAKOTOボディスラム打ってコーナーに上る。コスモ起き上がってコーナーに上り雪崩式フランケンを狙うがMAKOTOはブロックして雪崩式のXファクターに(左写真)。

MAKOTOはロープに振ってババ・カッター、最後はビジュアルドライバー2(右写真)、カウント3。

MAKOTO(7分19秒 体固め)コスモ




第4試合 仮面天使ロゼッタ vs 仮面天使フレイア

待望の一騎打ち。ロゼッタは父・ファラオンを従えての入場(左写真、途中でいなくなったが)。

一方のフレイアは「恋人」MAKOTOを連れて入場(写ってないけど)。

ロゼッタ役(アクション担当)の永嶋美佐子さんからロゼッタに花束。ロゼッタ何やら耳打ち(左写真)。フレイアには「芸能界において無類の格闘技好き」らしい胡桃沢ひろ子さんから花束。

ロゼッタいつものポーズを決める。

おっと、今日はフレイアもポーズを決めた!

試合開始。ロゼッタは低い体勢から手四つをうかがう。フレイア一旦は嫌うが手四つに応じる。すぐにロープに振ってラリアット、ロゼッタは側転でかわし、

サイクロンホイップで投げる(左写真)。今度はロゼッタがロープに振る。フレイアは同じように側転でかわしてからサイクロンホイップ。まさに「合わせ鏡」。

ロゼッタが首投げからネックロック、すぐにフレイア切り返す。またロゼッタが切り返す。素早い動きの末ロゼッタが首を取る(右写真)がフレイアはすぐに首を抜く。

ロゼッタは下からボディシザーズ。フレイアはヒジを押し当てて外そうとするがロゼッタ放さず。ならば、とフレイアは力で持ち上げてボム風に叩き付ける(左写真)。

しかしロゼッタは低いタックルで両足を刈ると逆エビから逆片エビに(右写真)。

フレイアがロープに近づくとグラウンドヘッドロックにスイッチ(左写真)。

フレイア立ち上がる。ロゼッタバックを取り返すと高速ジャーマン(右写真)、カウント2。

しかしフレイアはワキ固めに(左写真)、ロゼッタは回転して脱出。フレイアバック取ってスリーパー、ロゼッタ脱出して体勢入れ替える。先程とは逆にフレイアが下からボディシザーズに取る形。

ロゼッタはボディシザーズを外して立ち上がるとパスガードの要領でフレイアの上になり(右写真)、

腕を取ると一気に十字に。フレイアロープ。ロゼッタ前回のリベンジ(流行語)か?フレイアは場外まで逃げる。フレイアはリングに戻るとすぐにロゼッタを場外に。トペか?と思いきやタイガーばりのロープくぐり。

ロゼッタがリングに戻る。フレイアロープに振る。ロゼッタは飛びついてカサドーラホイップ(右写真)。5分経過。

ロゼッタはコーナーに振って側転エルボー、すぐにフェースクラッシャーという武藤ばりの動き。カバーはカウント2。ロゼッタ再度カサドーラ(?)狙う、フレイアはそのまま持ち上げて逆ジャイアントスイング(左写真)。これ尾崎がよくやってたなあ。

フレイアは2面でロゼッタをロープに張りつけて顔面を踏みつける(右写真)。おお、これも尾崎チック。マスクはぎに出るがこれはレフェリーが制止。

ロゼッタキック入れてロープに振る。フレイアはブファドーラ(左写真)、カウント2。フレイアバックドロップ、ロゼッタ押しつぶしてカウント2。

フレイアロープに振ってラリアット、ロゼッタかわそうとするがよけ損ねる。フレイア掌底をはさんでもう一度ラリアット。横殴りに殴り倒す(右写真)。

フレイアロープに振る。ロゼッタウラカン・ラナを狙って飛びつくがフレイアはパワーボムに切り返す(左写真)。カウントは2。

フレイアトップロープに上ってミサイルキック、ロゼッタかわしてジャックナイフに固める、カウント2。ロゼッタコーナーに駆け上ってムーンサルトアタック(右写真)、これも2。

ロゼッタは「ロゼッタ・エンジェル・キック」を狙ったかトップロープに。フレイア起きてこない。ロゼッタダイビングプレスに切換え、フレイアは足を出してロゼッタを剣山で串刺しに。すかさずラ・マヒストラル(左写真)、これでカウント3。

フレイア(9分14秒 ラ・マヒストラル)ロゼッタ

試合が決まった後もネックハンギングボム(右写真)などでロゼッタを痛めつけるフレイア。ロゼッタは11/30のタッグ戦に続いてシングルでも負け(デビュー以来初黒星)。すぐにでも再戦したいところだろうが、すぐにやっても結果は変わるまい。ということで12/20はこの2人は当たらないようだ。


第5試合 藤崎忠優&神仮面ファラオン vs 死神&加藤茂郎

加藤入場すると「おい藤崎!お前こないだ『笑っていいとも』に出てたな(『大変身ビフォー&アフター』のコーナー)。たまたま見ちゃったんだよ。昼の時間にその顔はマズいんじゃないの?お前ら映像戦略とか言ってるが、俺達にもちゃんとな、VAPから1月に発売の『ゴースト・ボクサー』主演の飯田さんが花束持って来てるんだ。応援してくれる人はいるんだよ。」

胡桃沢ひろ子も再登場して加藤に花束。死神の顔がなんだか嬉しそう(右写真)。加藤かんでしまい野次が飛ぶと「うるせーな、緊張してんだよ!」ひさびさの

先発は藤崎と加藤。ロックアップからヘッドロック、メイヤーで投げてヘッドシザーズで返すという基本のムーヴから加藤は腕を取って倒しアームロックに(左写真)。藤崎は立ち上がって切り返す。藤崎アームロックホイップからチキンウィングアームロック、加藤ロープ。藤崎ヘッドロック、加藤はカニばさみで倒してグラウンドヘッドロックに。切り返し合いからブレーク、両軍タッチ。

死神が観客席からのブーイングに気を取られているスキにファラオンがキックで先制、ロープに振ってのパワースラム3連発(右写真)。カウントは2。

ファラオンロープに振る。死神切り返してコブラツイスト(左写真)。ファラオンが力で外す。

死神はブレーンクローに。藤崎入る。死神は藤崎の胃袋も掴む。加藤が入って藤崎を押さえる。死神はファラオンに顔面潰し裏投げ(右写真)、カウント2。

死神と加藤が両コーナーから2人を振って同士討ちを狙う。藤崎とファラオンはうまくかわすがNMCの2人はコーナーに激突させてスクールボーイ、カウント2。加藤がファラオンにドリルアホールパイルドライバー(左写真)、カウント2。5分経過。

ファラオンロープに振ってスリーパーに。そのまま加藤をぶん回す。藤崎にタッチ。藤崎は加藤の足を取ってステップオーバートーホールド。ネックホイップからグラウンドに持ち込むが加藤はサミングで脱出。ヒザにストンピング入れる。

ここから加藤のしつこい足殺し開始。各種レッグロック、レッグブリーカーを繰り出していく(左写真)。

エプロンから加藤の足を出す。死神がモンゴルトレイン、ではなく鉄柱で足殺し(右写真)。死神リングに入ってニークラッシャー、加藤にまたタッチ。

加藤ヘッドロック、藤崎ロープに振ってショルダータックル、藤崎ロープに走るが足元が危うい。加藤は低空ドロップキックから裏アキレス腱固め(左写真)。マットにヒザをぶつけて死神にタッチ。

死神はニークラッシャーの要領で抱え上げて、自分のヒザではなくマットに藤崎のヒザを叩きつけ、逆片エビのような体勢からヒザにクロー(右写真)。藤崎ロープ。10分経過。

加藤が入り、長滞空時間の垂直落下式ブレーンバスター、カウントは2。加藤「ワンモア!」と叫んで2発目に行くが藤崎はワキ固めに切り返す。加藤ロープ。藤崎ラリアット連発してようやくファラオンにタッチ。ファラオンはNMCを場外に落とし、すぐ藤崎を呼び込む。しかし藤崎満足に回復してない。手間取るうちに死神がエプロンに。ファラオン突っ込む、死神はトップロープでスタナー、リングに入ってブレーンクロー(左写真)。

ファラオンは脱出すると強引なバックドロップ(右写真)、藤崎にタッチ。

藤崎も得意のバックドロップ(左写真)、カウントは2。

藤崎ロープに飛ぶ。死神ブレーンクローで捕らえて顔面潰し裏投げ(右写真)、カバーはファラオンがカット。死神は加藤にタッチ。

加藤はコーナートップからミサイルキックを藤崎のヒザに。そして足8の字固め(左写真)。藤崎必死にロープに。15分経過。

加藤は中央に引きずって再度足8の字に。藤崎はヘッドバットでクリア(右写真)。

藤崎「地を這うヘッドバット」2連発(左写真)から、

バックドロップを爆発させる(右写真)が、カウントは2。2発目は加藤が急所蹴りでブロック。怒ったファラオンがリングに入りラリアット。藤崎突っ込む、加藤カニばさみ、藤崎はノドからサードロープに。

加藤はここでまた8の字固め。ファラオンがエルボードロップでカット(左写真)。加藤放さない。リング下に降りた死神がカバーをめくり上げる。そこから飛び出したのは前回初登場のNMC新メンバー「ゴースト・ボクサー」。

死神が永山レフェリーのシャツを引き裂いて気を逸らす間にゴースト・ボクサーはファラオンをパンチで撃退(右写真)。

ゴースト・ボクサーがリング下に行くと死神は永山レフェリーを藤崎のもとに連れて行きギブアップの確認をさせる。藤崎ついにギブアップ。

加藤(17分7秒 足8の字固め)藤崎

「謎の」ゴースト・ボクサー。

加藤、起きれない藤崎にがなり立てる。「次のこの場所で、エース面してるてめーの面をグチャグチャにしてやる!」(シングル対決が決まっている)

去って行くゴースト・ボクサー(気に入っている)。

これで当分お別れになる永山レフェリーが藤崎に食って掛かる。
「何で負けてんだ!オレが帰って来るまで夢ファクトリー守り続けてくれよ!」
ポケットから何か出す。

ウルフのマスクだ。

「オレの命、魂、お前に預ける!」マスクを藤崎に託すと永山は去っていく。

藤崎マイク。「こんな無様な負け方して、みっともないことは自分が一番よくわかってます。絶対、絶対あいつらに勝って、ここをガーッと盛り上げますから応援よろしくお願いします!」



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