畑谷城 2009.10.18
所在地:
山形県東村山郡山辺町大字畑谷字館山
最寄駅:
山形新幹線山形駅?
現存遺構:
曲輪、空堀
区 分:
山城
城 主:
江口氏
歴 史:
築城年代
不明
1600(慶長5)
上杉軍の直江兼続により落城、江口五兵衛光清以下の守兵は全滅。
今回山交バスのルートバスで訪城。バスの中には慶長出羽合戦を説明する図が貼られていた。上杉軍はまず手始めにこの畑谷城を落とした。最上義光は明け逃げを勧めたが守将の江口五兵衛光清はそれを断わって2万もの上杉軍を迎え撃ち、ついには自刃したという。
畑谷城の入り口にあった看板。雑誌の拡大コピー?
首洗池。何しろ上杉軍の直江兼続により350とも500ともいわれる守兵・村人が「撫で斬り」にされたというからなあ。
空堀。
空堀。
土塁。
空堀を上から。
山頂へと伸びる竪堀。
屋敷があったとされる区域を方形に囲む空堀。
きれいに整備された山道を上ると10分ほどで虎口に。
かなり角度が緩くなっているが折れ曲がりが見られる。
主郭西下の二重堀。
そこから主郭に行かずに西の方に行くと三重空堀。
パッと見二重にしか見えない。向こうにもう一本あるのか手前のちょっとへこんだ部分が埋まってしまった三本目なのか。
縦で。
手前側の空堀。
山麓まで竪堀となって伸びている。圧巻。
主郭に戻る。主郭下の帯曲輪。
主郭には江口五兵衛光清らの慰霊碑があるのみ。標高は549mだが比高は70mほど。
主郭跡の立て札。
こっちが搦手口。
虎口を上から。
畑谷城(館山)遠景。
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