鹿児島城 2004.6.12



所在地: 鹿児島県鹿児島市城山町
最寄駅: 鹿児島市電市役所前電停
別 名: 鶴丸城、府城
現存遺構: 石垣、堀
区 分: 平城
城 主: 島津氏
歴 史: 1601(慶長6)島津家久(忠恒)が築城、内城より移る
1868(明治元)失火で建物焼失
1871(明治4)廃城
1873(明治6)大火で本丸焼失
1877(明治10)西南戦争で建物焼失
1884(明治17)鹿児島城跡に中学造士館が建てられる(のちの七高=鹿児島大学の前身)
1983(昭和58)本丸跡に黎明館開館


関ヶ原の戦の後に築かれた鹿児島城、元から天守などは築かれなかった。現在は城山の麓に堀と石垣が少々残るのみ。

石垣の北東の端には鬼門除けのための切れ込みがある。堀には蓮がいっぱい。

こうして見ると本丸全部残っているようだが、残ってる堀は長方形の二辺のみ。

「鶴丸城跡」の石碑。

御楼門跡に続く橋。

明治初年までは御楼門、角櫓、海鼠壁の多聞櫓があったようだ。

御楼門跡桝形。

鹿児島城跡にはその後七高が作られ、現在は鹿児島県歴史史料センター「黎明館」。

隣の私学校の石垣には弾痕がたくさんあったのに、こちらの石垣はきれいなままだった。磯庭園に御殿が移築されているという話だが、今回は行かず。




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