唐津城 2003.4.27



所在地: 佐賀県唐津市東城内
最寄駅: JR筑肥線唐津駅
別 名: 舞鶴城
現存遺構: 曲輪、石垣、堀
再建建物: 模擬天守、櫓、櫓門
区 分: 平山城
城 主: 寺沢氏、大久保氏、松平氏、土井氏、水野氏、小笠原氏
歴 史: 1602(慶長7)寺沢広高が築城開始
1608(慶長13)竣工
1647(正保4)広高の子・堅高自殺により無嗣断絶、天領に
1649(慶安元)大久保忠職が入封
1678(延宝6)忠職の弟・忠朝転封、松平(大給)乗久入封
1691(元禄4)松平家3代・乗邑転封、土井利益入封
1762(宝暦12)土井家4代・利里転封、水野氏入封
1817(文化14)水野忠邦転封し小笠原長昌が入封、以降明治まで小笠原氏の居城
1871(明治4)廃城
1877(明治10)本丸跡を舞鶴公園として開放
1966(昭和41)模擬天守他築造
1989(平成元)三の丸辰巳櫓再建


これは唐津市役所の石垣。昔の三の丸らしい。石垣が当時のものかは不明。堀(肥後堀)は1989(平成元)年に再現したそうだ。

城に向かう途中にある三の丸辰巳櫓。1993(平成4)年に復元。

海辺の川を渡る城内橋からの天守。

天守の麓に着いた。唐津駅からは約20分。

本丸へと上る石段。つつじが盛り。

石段脇の石垣。

本丸の入り口に大きな藤棚。この藤は天然記念物だそうだ。

天守下に到着。

藤と天守。

白い藤はまだ満開ではなかった。しかしこれだけ花が咲いてるせいであっちこっちにクマバチが飛んでいる。何もしなけりゃ刺されることもないんだろうがちょっと気になる。

天守に家紋が入ってるがどの家のか不明。というか、この唐津城、天守台はあったものの天守があったという資料がない。天守内に展示してある江戸後期の絵図面を見ても本丸には天守台と櫓のみ(1608年の竣工時には三層の天守があったのではないかという説もある)。屋敷も二の丸にあった。1966(昭和41)年に建てられたこの天守はなんの歴史的価値もない博物館。

井戸。

櫓門。

櫓門から本丸に入る。

本丸から見る天守。入館料は400円。中の展示物は撮影禁止。

ツツジ。

ツツジ。

裏側に抜ける門。

天守の門。ここから入るわけではない。




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