小松城 2008.7.26



所在地: 石川県小松市丸の内町
最寄駅: 北陸本線小松駅
別 名: 芦城、浮城
現存遺構: 石垣
区 分: 平城
城 主: 若林氏、村上氏、丹羽氏、前田氏
歴 史: 1576(天正4)一向一揆方の若林長門が築城
1579(天正7)柴田勝家に攻められ落城、村上義明が城主に
1598(慶長3)義明が越後村上に移封、代わって丹羽長重が城主に
1600(慶長5)関ヶ原の戦いで西軍についた長重改易、前田利長の所領となり、利長の義兄の長種が城代に
1615(元和元)一国一城令により廃城
1639(寛永16)加賀藩2代藩主・前田利常が隠居地として小松城を改修
1658(万治元)利常没し、以後加賀藩の支城となって城番が置かれる
1872(明治5)廃城、三の丸跡に小松懲役場が置かれ、囚人の役務として城の取り壊しが行われる
1899(明治32)本丸・二の丸跡に小松高等学校開校
1904(明治37)三の丸跡に芦城公園開園


三の丸跡に残る城跡っぽい地名。

町奉行所跡。

七十間長屋跡。

三の丸は現在芦城公園に。

三の丸跡の標柱。遺構は残ってない。

日本庭園風には作ってある。

前田利常像。1916(大正5)年建造。

小松高校の校舎前にある二の丸跡の標柱。

小松高校のグラウンドが本丸跡。

見学通路?の石段の上に本丸櫓台の石垣が。

石段を登ると本丸櫓台の説明板。

本丸櫓台石垣。

その脇には「天守台」と書かれた標柱。かなり規模大きいが、一国一城令の後だし、「天守」とは違うだろうなあ。三浦研究室によるとこういう形と推測されるらしい。

案内図。

本丸部拡大。

本丸櫓台石垣。

本丸櫓台石垣。

本丸櫓台石垣。

本丸櫓台石垣。

井戸跡。

本丸櫓台に登ってみる。見えるのは小松高校グラウンドのみ。

本丸櫓台裏に残る堀跡の石垣。案内図にあるように幾重もの堀に囲まれていた浮城だが、堀の跡が残っているのはここだけ。

堀跡石垣。

堀跡石垣。

ここが一番端。ほんの一部だけ残っている。

本丸土塁(もしくは石垣跡)。




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