白河小峰城 2004.1.1



所在地: 福島県白河市郭内
最寄駅: JR東北本線白河駅
別 名: 白河城、小峰城
現存遺構: 曲輪、石垣、堀
再建建物: 御三階櫓、前御門
区 分: 平山城
城 主: 小峰氏、関氏、町野氏、五百川氏、丹羽氏、榊原氏、本多氏、奥平氏、松平氏、阿部氏
歴 史: 1340(興国元)結城(小峰)親朝が小峰ヶ岡に旧小峰城を築城
1590(天正18)奥州仕置で小峰氏は領土没収・滅亡、会津領の支城となって蒲生配下の関一政(のちに町野吉高)が城代に
1598(慶長3)上杉景勝が会津に移封、五百川縫殿介が城代に
1600(慶長5)景勝が米沢転封、再び蒲生領となり町野氏吉が城代に
1627(寛永4)丹羽長重が入封し白河藩立藩、小峰城を大改修(4年後完成)
1643(寛永20)長重の子・光重が二本松転封、榊原忠次入封
1649(慶安2)忠次姫路転封、本多忠義入封
1681(天和元)忠義の子・忠平宇都宮転封、奥平忠弘入封
1692(元禄5)忠弘が山形転封、松平(越前)直矩入封
1714(寛保元)松平3代・義知が姫路転封、松平(久松)定賢入封
1823(文政6)松平4代・定永が旧領である桑名に戻り、阿部正権入封、以降阿部氏8代の居城
1866(慶応2)阿部正静が棚倉転封、白河は二本松藩の預かりに
1868(慶応4)戊辰戦争で落城・建物焼失、その後正静が白河藩に戻るが廃藩置県
1992(平成4)御三階櫓復元
1994(平成6)前御門復元


東北本線・白河駅のホームから小峰城の御三階櫓が見える。

ちょと引いてみる。

駅を出て鉄道の下をくぐって公園に。

御三階櫓(木造復元)。

なかなか見事な石垣。

御三階櫓。

本丸全景。御三階櫓は結構端の方にあったりする。

石垣と御三階櫓。御三階櫓が元日に閉館なのは承知で行ったが、本丸に通じる門もすべて閉まっており接近不能。

内堀。

二ノ丸は芝生の広場。

月見櫓跡石垣。立ってる碑は鉄道殉職者慰霊碑。

空堀?

本丸の端のほう。このへんまで全部櫓が建っていたとしたらさぞかし壮観だったろう。

よい天気。

本丸の南端の堀はため池みたいになっている。釣りをしてる人も数人。

丘を切り開いて造ったのか土塁の上に何段にも石垣が重なる。

多少石垣に隙間の開いた部分も。

土塁に上がって。

桜の時期だともっときれいだったかな?

中に入れないのでぐるっと外を一周することに。高石垣も見事。

北側から御三階櫓。

西側から。

UP。

ため池の向こうから。

さらに回る。

ちょっとUP。

真裏。

逆光。

ため池の向こうから本丸全景。まさに「砦」みたいな感じ。一周するだけでも小一時間。

円を描くように積まれた石垣。「鷹の目」の石垣と言うらしい。




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