国府台城 2007.1.14



所在地: 千葉県市川市国府台3丁目
最寄駅: 京成本線国府台駅
別 名: 市河城、鴻之台城
現存遺構: 土塁
区 分: 平山城
城 主: 太田氏、足利氏、高城氏、里見氏、北条氏
歴 史: 1456(康正2)足利成氏が千葉実胤・自胤兄弟を市河城に攻めるの記述あり
1479(文明11)太田道灌が国府台城築城
1538(天文7)足利義明・里見義堯らと北条氏綱の間で第一次国府台合戦
1563(永禄6)里見義弘・太田康資と北条氏康の間で第二次国府台合戦
1590(天正18)江戸入りした家康により廃城
1958(昭和33)城跡を里見公園として整備、開放


「国立病院」バス停から300m、里見公園が国府台城跡。

国府台城跡の標柱。

里見公園の広場。

国府台城跡の碑。

土塁。

物見台跡土塁。

土塁。

「里見軍将士亡霊の碑」という名だが、別に亡霊が出るわけではなく、国府台合戦で亡くなった里見氏の兵のための慰霊碑。江戸時代、1829(文政12)年に建てられたそうだ。日本城郭体系第6巻には「滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』の影響を受けて、戦国時代の国府台城主を里見氏とする考え方があるが、これは明らかに間違いである」との記述がある。




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