丸岡城 2003.11.24



所在地: 福井県坂井市丸岡町霞町
最寄駅: JR北陸本線丸岡駅だが福井駅からバスの方が便利
別 名: 霞ヶ城
現存遺構: 天守、石垣
区 分: 平山城
城 主: 柴田氏、安井氏、青山氏、今村氏、本多氏、有馬氏
歴 史: 1576(天正4)柴田勝家の甥・柴田勝豊が築城
1582(天正10)勝豊が長浜に移され、安井家清が城代として入城
1583(天正11)秀吉により柴田勝家が滅ぼされた後丹羽長秀の所領となり、青山宗勝が城主に
1600(慶長5)宗勝の子・忠元が関ヶ原の戦いで西軍に付き改易、結城秀康に与えられ、今村盛次が城主に
1612(慶長17)越前騒動で今村盛次が失脚、本多成重が城主に
1624(寛永元)成重がそのまま大名となり丸岡藩成立
1695(元禄8)本多家改易、糸魚川より有馬清純が入封、以後6代明治まで有馬氏の居城
1871(明治4)廃城、官有に。その後民間に払い下げ
1884(明治17)丸岡城公会堂として公開
1901(明治34)町に寄贈
1934(昭和9)国宝に指定
1948(昭和23)福井大地震により倒壊
1955(昭和30)1950年の文化財保護法により重要文化財指定、旧材を用いて復元


福井駅前から本丸岡行きの京福バスに乗って約30分、終点・本丸岡のひとつ先(終点より先があるのが不思議)の丸岡城バス停で降りると天守が見える。

天気は今ひとつ。

天守。

本丸御殿跡。なんか無造作。

天守。これしか遺構がない。

裏に回って見上げる。

これは本丸石垣。残ってるのは天守と天守台の石垣と本丸の石垣の一部のみ。それをもって寂しい城跡と言うこともできるが、残っているものの貴重さは変わらない。

ぐるーっと回る。

真正面から。

野面積みの石垣。

石落とし。

天守を縦で。

霞ヶ城と呼ばれた城には霞はかかってなかったが、遠く眺めるともやだか霞だか。

中に入る。展示物は少ない。柱は多い。望楼型の天守だと一階が二、三階を支える形になるからだろうか?

福井大震災直後の写真。これはまあ完璧に倒壊してますね。「現存最古」に異議を唱える声があるのもしかたないか?

階段はめちゃめちゃ急。

色の違う板が今回の修復分だろうか?

最上階。

石落としを中から。

石落としを外から。

この瓦が丸岡城の特徴か。

天守を出る。

見上げる。

また横に回って石垣を見上げる。

紅葉。

完全に曇り。残念。

ちょっと引いて。




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