名護城 2011.2.6
所在地: |
沖縄県名護市城 |
現存遺構: |
曲輪、空堀 |
区 分: |
グスク |
城 主: |
名護按司? |
歴 史: |
不明(14世紀ごろ成立?) | |
名護城公園(名護中央公園)から450段以上もの石段を上る。正直キツい。
桜まつりは終わった後だがまだきれいに咲いている。
寒緋桜。
桜UP。
石段を上り切ると拝殿。しかしここはまだ途中。拝殿の左右両側に道が続いている。どっちから行っても主郭には行ける。
左から行くと標柱。名護城と書いてナングシクまたはナングスクと読む。「名護城公園」は「なごじょうこうえん」とも言うみたいだが。わかりやすくするためか?
主郭へ。
説明板。「桜(ヒカンザクラ)の名所として全国的に有名になった名護グシクは、名護市の歴史の中で重要な位置をしめる遺跡のひとつです。このグシクに、いつの頃から人が住みはじめたのか定かではありませんが、これまでに採集された中国製磁器類・類須恵器・高麗系瓦・土器などのさまざまな遺物からすると、少なくとも今から600年前(14世紀)のことだと考えられ、名護按司の居城として伝えられています。その頃は『グスク時代』と呼ばれ、奄美諸島から八重山諸島にいたるまで、人々は『グスク(グシク・スク)』と呼ばれる小高い丘の上に暮らしていたようです。また、それまでの数千年にわたる海や山の自然物の採集・狩猟による生活から、農業を中心にした生活に転換した時代でもあります。このグシクには、石垣をめぐらした防御の施設はありませんが、丘陵の尾根部を切り取ったみごとな『堀切』が残っています。グシクの頂上部に続く東側の緩やかな尾根を、一つは約3m、もう一つは約8mの深さに削り取った『二重の堀切』で、敵の侵入を防いでいます。近年、沖縄島の数カ所の『グスク』で『堀切』が発見されましたが、この『二重の堀切』は保存がよく、注目を集めています。また、グシク内には、祝女殿内・根神屋・掟神屋・フスミ屋・神紙アサギなど、城区の拝所があり、大切な信仰の場所となっています。」
主郭図拡大。
これが神アサギかな?
主郭。
東側に降りる。
堀切と言われればそのような気もするが・・・。
立入禁止のロープが張ってあるので二重の堀切は目視確認できず。そのまま山道を降りるとさっきの拝殿の右側に出る。
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