大館城 2007.7.29



所在地: 秋田県大館市字中城
最寄駅: JR花輪線東大館駅
別 名: 桂城
現存遺構: 土塁、石垣、堀
区 分: 平山城
城 主: 浅利氏、秋田氏、佐竹氏(小場氏)
歴 史: 1550(天文19)浅利勝頼が築城
1590(天正18)争奪が繰り返されるが、太閤検地により秋田氏の領地と認められる
1602(慶長7)秋田氏は常陸国宍戸に移封、代わって佐竹義宣が入封
1610(慶長15)浅利氏の叛乱を平定、小場義成が城代に命じられる
1620(元和6)一国一城令の例外として存続が認められる
1658(万治元)三代義房の時小場家は佐竹氏を名乗ることを許される(佐竹西家)
1868(慶応4)戊辰戦争で全焼
1869(明治2)城代を廃し廃城
1980(昭和55)檜山安東氏城館跡として檜山城、茶臼館とともに国史跡指定


大館城跡は現在桂城公園になっていて、体育館、武道館、市民プールなどが建っている。多分に漏れず公園内には石碑が何個も建っているが城址碑はなし。

その一角(南西の端)に現存土塁。

逆方向から。

突端は石垣になっている。

小中門跡らしい。

復元図も。しかし城の跡であることを示すものはこれだけ。

石垣。

石垣。

土塁。

一部だけ残っている堀。

堀。

土塁。

突端はコンクリート補強されているようだが立ち入り禁止。

石垣。

本丸北面の土塁。




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