佐敷城 2008.10.8



所在地: 熊本県葦北郡芦北町佐敷字下町
最寄駅: 肥薩おれんじ鉄道佐敷駅
別 名: 花岡城
現存遺構: 石垣、曲輪
区 分: 山城
城 主: 佐敷氏、名和氏、相良氏、宮原氏、加藤氏、細川氏
歴 史: 南北朝時代佐敷氏が築城
1358(延文3/正平13)名和顕興が八代、芦北、益城を支配下に
1484(文明16)相良為続が佐敷城を攻略、顕興の子・顕忠は人吉に退却
1559(永禄2)肥後守護・菊池為邦が相良氏の芦北領有を認める
1581(天正9)島津義久が相良氏から芦北郡を奪い、佐敷城には宮原景種を城代として置く
1587(天正15)秀吉の九州征伐後佐々成政の領となる
1588(天正16)加藤清正の領となり大改修、城代には加藤重次が入る
1592(天正20)重次朝鮮出兵の隙に島津歳久の家臣・梅北国兼が一時城を乗っ取る(梅北の乱)
1600(慶長5)関ヶ原の戦に際し島津氏の攻撃を受ける
1607(慶長12)城改修
1615(元和元)一国一城令により廃城、佐敷御番所が置かれる
1638(寛永15)天草・島原一揆後さらに破却
1979(昭和54)城山公園整備時に石垣発見
1997(平成9)石垣整備工事開始
1998(平成10)石垣整備工事完了、県史跡指定
2008(平成20)国史跡指定


佐敷駅からタクシーで駐車場まで。休憩所前の説明板。

縄張り図。拡大

佐敷城入口。

こちらの石碑は今年国史跡に指定されたのを記念して建てられたらしい。

入口から見上げると石垣。

坂を上ると石垣。こちら側は逆光。

北面の石垣。

二段になった石垣。

下段には草に埋もれた石垣も。

下段の石垣。

東出丸跡。

東面石垣。

東面石垣。

東面石垣。

搦手口。

石垣。

上にはきれいに復元された二の丸石垣。

二の丸石垣。

搦手口。

搦手口から東面石垣。

搦手口から二の丸東門跡石垣。

この辺りで「天下泰平国土安穏」銘の鬼瓦が発見されたそうだ。400倍の巨大モニュメントが山麓にある(実物は教育委員会で保管しているらしい)。

二の丸東門跡石垣。

二の丸石垣。

二の丸〜本丸石垣。

二の丸東門跡。

矢穴の開いた石。発掘されたが復元に使われなかった石だろうか?

二の丸。

二の丸から三の丸。

二の丸から佐敷市街を眺める。

佐敷駅。

二の丸から本丸。

本丸西面石垣。




その2へ。