白石城 2003.3.30



所在地: 宮城県白石市益岡町
最寄駅: JR東北本線白石駅
別 名: 益岡城、増岡城
現存遺構: 石垣、土塁、堀
再建建物: 三階櫓、大手門
区 分: 平山城
城 主: 蒲生氏、甘糟氏、片倉氏
歴 史: 1591(天正15)蒲生氏郷の家臣・蒲生郷成により築城
1598(慶長3)蒲生氏宇都宮転封、上杉景勝会津入りに従い甘糟景継(清長)が入城、城を修築
1600(慶長5)伊達政宗が城を奪い、叔父の石川昭光を城代として置く
1602(慶長7)片倉景綱が城主に、以降代々片倉氏が城主
1819(文政2)本丸全焼
1823(文政6)三階櫓など再建
1875(明治7)廃城、三階櫓取り壊し
1995(平成7)三階櫓、大手門を復元


まだ梅真っ盛り。

石垣がところどころ崩れているのはたびたびあった地震などの影響?

1995(平成7)年にできるだけ往時のままに再建(木造)された天守、と思ったらこれは「天守」ではなく「三階櫓」。

これも1995年に再建された大手門。

内側から。石垣も再構築されたらしい。

本丸跡はやはり広場。昔はこんなだったらしい。

伊達政宗の家臣・片倉小十郎景綱を讃える碑。片倉氏以前にも白石城はあったが、一般的には白石城主と言えば片倉氏であり、その初代城主は小十郎景綱ということのよう。小十郎景綱と言えばやっぱり西郷輝彦のイメージだよな。大河ドラマ「独眼竜政宗」は好きだった。

三階櫓全景。

鐘撞き堂。

三階櫓を下から。

石垣は丸っこい石を使ってるのが特徴か?天守台の石垣も1995年に再建された(本来の天守台を一部破壊したという話)もの。

行ったのが朝早すぎて中には入れず。

城を下りて(標高約70m)ちょっと歩くと武家屋敷跡が。「武家屋敷通」となってるが一軒だけ。

片倉家家臣の小関家旧家だそうだ。平成5年に整備、開放(入館料200円)。

土間。

勝手口から。

囲炉裏には火が入っていた。

屋根裏。

ちょっときれい過ぎる感じがしなくもない。




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