鞆城 2006.7.1



所在地: 広島県福山市鞆町
最寄駅: JR山陽新幹線・山陽本線福山駅からバス
現存遺構: 石垣、曲輪
区 分: 丘城
城 主: 毛利氏、福島氏
歴 史: 築城年代不明
1575(天正3)織田信長に追われた足利義昭が毛利氏に迎えられ入城(〜1581)
1607(慶長12)1600(慶長5)年に広島城主となった福島正則が大崎玄蕃に命じて大修築
1615(元和元)一国一城令により未完成のまま廃城、その後鞆奉行所となった


福山駅からバスで30分、鞆の浦下車。鞆の浦は観光地とあってバスは15分に一本と便利。バスを降り、住宅街に入って行く感じでずんずん進むと鞆の浦民族歴史資料館への入り口が。この石垣はどうだろう?

坂を上ると石垣。しかしいかにも近年積み直されたようなのが混じっている。

手前に棒があるので何かと思ったら「鞆城の石垣」の文字。いちおう遺構か。

この辺りは古そう。

案内板。

案内板の下には石垣に使われていた石が展示。

石には刻印多数。

本丸跡から鞆港。

こちら側が正規の入り口か?

右側。

石には刻印。しかし必ずしも遺構そのままではなく、昔使われていた石を利用した物っぽい。

途中からはいまいち美しくない石垣になっている。

資料館下の石垣。これは新しく積んだものという説明が付いていた。

この辺りは現存石垣。

刻印。

現存石垣が続く。草に覆われていてちょっと見づらい。

発掘調査で見つかった本丸の石積み。しかしこれも後から積んだもの(石も新しい)のと混ざっているし、コンクリートブロックは何だろうね?

歴史民俗資料館。模擬天守にしろとは言わないけど、このデザインはあまりに味気ない。入館料150円。中には城関係の展示物はほとんどなし。

石垣。

民家の石垣。遺構かどうかは不明。

近くにある大可島城跡。こちらは遺構はなし。この案内板があるのは円福寺だが、実際の城跡は民家になっている様子。




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