津城 2003.11.23



所在地: 三重県津市丸ノ内
最寄駅: 近鉄名古屋線津新町駅
別 名: 安濃津城
現存遺構: 入徳門(移築)、曲輪、石垣、堀
再建建物: 丑寅三重櫓
区 分: 平城
城 主: 細野氏、織田氏、富田氏、藤堂氏
歴 史: 永禄年間
(1558-1568)
細野藤教が築城
1568(永禄11)織田信長入城
1573(天正元)織田信包入城、城郭を拡張
1577(天正5)五重天守・小天守完成
1594(文禄3)信包は柏原移封、富田知高が入封
1600(慶長11)関ヶ原の合戦で天守焼失(のち再建)
1608(慶長13)知高は宇和島転封、藤堂高虎が入封、城を改築し城下町も整備
1662(寛文2)富田時代の三重天守が全焼、以後再建されず
1871(明治4)廃城
1958(昭和33)三重櫓復興再建


近鉄津新町駅から歩いて約10分、現在は「お城公園」となっている津城跡に到着。ちなみに津新町の「新町」というのは港町として栄えていた安濃津に対して藤堂氏が新たに城下町として町割を行った区域という意味だそうだ。

お城公園として残っているのは本丸、西ノ丸と内堀の一部。

二ノ丸にあった入徳門が現在西ノ丸跡の日本庭園に移築されている。

入徳門を裏側から。

日本庭園の紅葉。

本丸の石垣。

戌亥三重櫓跡?の高石垣。

サザンカ。

西ノ丸跡。昔は西ノ丸と本丸の間にも堀があって橋でつながってたようだが今は完全に陸続き。

本丸にある藤堂高虎像。

本丸跡の真ん中には噴水。本丸には丑寅三重櫓、戌亥三重櫓の他玉櫓、伊賀櫓、月見櫓の計5つの櫓があった。御殿は二ノ丸(現在市役所になってるあたり)にあったらしい。

復興丑寅三重櫓。

接近。

縦で。

横に回って。

明治初期の丑寅三重櫓の古写真。太平洋戦争の空襲で焼失。今のとは随分デザインが違う。そのへんが「復元」ではなく「復興」櫓とカテゴライズされるゆえん。

まあそれでも青空に映える白壁の櫓は美しい。

東ノ丸方向から見上げる。

真横から。




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