横須賀城 2005.2.13



所在地: 静岡県掛川市松尾町
最寄駅: JR東海道本線袋井駅
別 名: 松尾城
現存遺構: 曲輪、土塁、石垣、堀
区 分: 平山城
城 主: 大須賀氏、渡瀬氏、有馬氏、松平氏、井上氏、本多氏、西尾氏
歴 史: 1580(天正8)徳川家康が大須賀康高に命じて築城
1590(天正18)康高の養子・忠政(榊原康政の子)が家康に付いて久留里移封、横須賀には豊臣秀次家臣の渡瀬繁詮入城
1595(文禄4)繁詮が秀次に連座して切腹、娘婿の有馬豊氏が所領を継ぐ
1600(慶長5)豊氏が福知山に転封
1601(慶長6)大須賀忠政が再び城主となり、城を修築
1615(元和元)忠政の子・忠次が館林藩の榊原家を相続、横須賀は駿府藩領に
1619(元和5)徳川頼宣が駿府から和歌山に転封、横須賀には松平(能見)重勝が入封して再立藩
1622(元和8)重勝の子・重忠が上山転封、井上正就が大名となり城主に
1645(正保2)正就の子・正利が笠間転封、本多利長が岡崎より入封
1682(天和2)利長改易、西尾忠成が小諸より入封、以降明治まで西尾氏が城主
1868(明治元)横須賀藩は千葉に移され、領地は静岡藩の一部として徳川家達のものに
1869(明治2)廃城
1873(明治6)建物など民間に払い下げ
1981(昭和56)国史跡に指定


JR袋井駅からしずてつバス浜岡営業所方面行き(例えば横須賀車庫行き)に乗って約20分、七軒町で降りると道路沿いに西大手門跡の碑。

さらに歩くと西櫓跡の碑も。

裏から。発掘調査中?

その脇には外堀跡。この先はすぐ入り江だったらしい(宝永大地震で干上がったとか)。

碑の後ろに玉石。石垣の遺構?

もうちょっと歩いて道路一本内側に入ったところに城址公園。米蔵跡。屋敷のあった二の丸はほとんど遺構なし。

梅。

梅。

西の丸へ続く石段。

西の丸から本丸。

天守台。もとは4層の天守があった。

本丸の東側斜面。

本丸の南側は玉石垣。

ちょっと引いて。

三日月池。内堀の名残とか。

そこにも玉石垣。

再び本丸南側石垣。

南側はこんな形で整備されている。

西の丸。

本丸へと続く石段。

曲輪。

北東側から本丸。こちら側は石垣なし?

城の北東に残る松尾山。

北の丸の建物跡。武器倉庫があったと考えられている。

北の丸から本丸。

本丸斜面に立つ杉の木。

再び南側から。

玉石垣。

全景。




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