吉野ヶ里 2008.5.2



所在地: 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手ほか
最寄駅: JR長崎本線吉野ヶ里公園駅
現存遺構: 環濠跡、集落跡
再建建物: 物見櫓、住宅、主祭殿、門
区 分: 環濠集落
城 主:
歴 史: 縄文時代集落形成
弥生時代環濠出現
古墳時代環濠集落消滅
1982(昭和57)佐賀県が工業団地誘致のための事前調査開始
1986(昭和61)発掘調査開始
1991(平成3)国の特別史跡に指定
2001(平成13)国営吉野ヶ里歴史公園として開放


吉野ヶ里が城とは正直思っていなかったが、日本100名城に入ったので行ってみる。JR長崎本線吉野ヶ里公園駅から東口に。神埼駅も「吉野ヶ里最寄り駅」と出しているが、神埼駅に近い西口からは遺跡ゾーンは遠いのでお勧めしない。時間の都合で広いエリアのうち城っぽい南内郭と北内郭のみ見学。

入口ゾーンから北内郭遠景。

発掘・復元された環濠。

南内郭の物見櫓。

南内郭の環濠。

物見櫓。

南内郭の説明板。南内郭は周りのムラムラを治めていた王やリーダー層の人々が住んでいた場所と考えられている。拡大

南内郭。王の住まい。

大人(たいじん)の家。

大人の家。

集会の館。

物見櫓と煮炊き屋。

環濠。

北内郭へ。拡大。北内郭は吉野ヶ里集落だけでなく、吉野ヶ里を中心とするクニ全体にとって、最も重要な場所であったと考えられている。

中のムラ。北内郭で行われる祭りや儀式・政事に使う酒や織物など、神に仕える司祭者たちが作っていた場所と考えられている。

北内郭の門。

環濠。

主祭殿。3階建てで、吉野ヶ里のクニ全体の重要な事柄を決める会議を行ったり、祖先の霊への祈りや祀りを行ったりした、中心的な建物と考えられている。

物見櫓。高床住居。高床住居は特殊な形をした高床の建物で、主祭殿の近くに位置していることから、普段は人前に姿を見せなかったと言われる最高司祭者の住まいだったと考えられている。

主祭殿。

屋根倉。神に供える稲穂や、次の年にまく種籾などを収めていたと考えられている。

主祭殿と物見櫓。

二重環濠の外側。

外から主祭殿、物見櫓。




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