DDT 7/19 “What are you doing 2009” 新宿FACE大会その4
第6試合 大中華統一四川流無差別級選手権
趙雲子龍(王者)vs 男色ディーノ(挑戦者)
これが大中華統一四川流無差別級のベルト(右写真)。裏はダンボールに見えた。4000年もの歴史の間に革もダンボールみたいになってしまったのかもしれない。
チョップの打ち合いから趙雲はソバット(左写真)、ロープに飛ぶ。
ディーノカウンターのニールキック(右写真)、
早くもフットスリーパーに、趙雲引っくり返して脱出(左写真)、ダブルレッグロックに。
一旦リリースしてニークラッシャー、ヒザにニースタンプ(右写真)、スピニングレッグブリーカー。
そして中華式デスロック(左写真)、ディーノは男色クローで返す。
趙雲はブリッジで耐える(右写真)。
ディーノはコックボトムからナイトメア(左写真)、高速スクワットからカバー、カウント2。
ディーノファイト・一発!(右写真)、
ディーノ男色ドライバーの体勢に入るが趙雲はディーノの顔面を蹴り上げて脱出(左写真)。
趙雲はディーノのショルダースルーをローリングしてかわし(右写真)、
ソバット(左写真)でダウンさせるとコーナーに上ってダイビングフットスタンプ、ディーノかわす。
ディーノシャイニングあてがい(右写真)、さらに串刺し式でもう一発。
ディーノ垂直落下式ブレーンバスター(左写真)、カウント2。
ディーノ再度ファイト・一発!、趙雲ふらつく(右写真)。
ディーノ男色ドライバーの体勢、趙雲今度は足をバタつかせてブロック(左写真)。
趙雲ソバット(右写真)、
ディーノ男色クロー(左写真)。
ディーノコーナーに振って突っ込む、趙雲かわして延髄蹴り(右写真)。
趙雲コーナーに上って中華式619(左写真)、
再度コーナーに上り片足ミサイルキック(右写真)、カウント2。
趙雲が溜めに溜めた気をディーノにぶつける、ディーノブロック(左写真)。
ディーノが左に振るとグレースを直撃、グレースダウン(右写真)。
ディーノついに男色ドライバー決める(左写真)、しかしグレースダウン中のためカウント入らず。5分経過。
ディーノもう一発男色ドライバー(右写真)、グレースのカウント入るが2で趙雲キックアウト。
ディーノ身構える(左写真)、
そしてディープキス(右写真)。
再び気のぶつけ合い(左写真)、
またもグレースに振る、グレース今度はトス(!)、趙雲はコーナーに駆け上がってアタック(右写真)、ディーノにヒット。
趙雲トラースキック(左写真)、
趙雲ディーノの急所に正拳連打(右写真)。
コーナーに上ってディーノの急所にダイビングフットスタンプ(左写真)、これは強烈。ディーノカウント2で返すが悶絶。
チャイニーズゴリースペシャルから後ろに倒れる(右写真)、これも2。
趙雲ロープに飛ぶ、ディーノは持ち上げてヒザで迎撃する変形GTS(左写真)、両者ノックダウン。
両者立ち上がるとチョップの打ち合い。趙雲はずり下がるズボンを気にしながらチョップ(右写真)。趙雲ロープに飛ぶ、ディーノキャッチしてGTS。
ディーノもう一発リフトアップ式GTS(左写真)、
そしてフットスリーパー(右写真)、趙雲ギブアップ。
ディーノ(9分33秒 フットスリーパー)趙雲
※趙雲が防衛に失敗、ディーノが第4824代王者に。
ディーノ「趙雲、ありがとう。ベルト賭けてくれたことじゃなくて、結構本気で来てくれたことにありがとう。これで3つ獲った。両国でワタシは8冠戦やりたいって言ってきたけど、肝心の相手を言うのをためらってて。ワタシってDDTにおけるJOKERだと思ってるのね。大物でどうすりゃいいんだって相手にもそれ相応に対応してきた。そして、両国大会で、DDTのためにどういうJOKERの切り方したらいいのかってずっと考えてたんだけれど、最近答が出ました。ワタシが両国でやりたい相手は、初めて言うけど、本人も知らないと思うけど、高梨!」こ、これは意外。しばらくしてテーマソングが掛かることもなく高梨がリングサイドに。表情は驚いたような怯えたような。
高梨リングに(右写真)。ディーノ「ワタシがDDTに上がり始めた年に高梨君がデビューして、それからずっとDDTの前座守って来たじゃない。そこで、DDTにもしわがまま言えるなら、そのJOKERを敢えて2ペアで切りたい。高梨君、両国でやろうよ。」
高梨震える声で「理解できないし、なんでこの場に自分がいるのかわからないし、すっごくうれしいけど、ムリです。俺も自分の身の丈知ってるし、ここにいるお客さんも、両国に来るお客さんも、ディーノさんが他の人と試合するのを見たいと思います。」
ディーノ「考えたけど、関係ねーよ。ワタシがやりたい。」
高梨涙声で「この場にいるだけで胃がキリキリするし、信じられないし、ディーノさんと闘うことはできないです!俺には無理です。考え直してください。」(左写真)
ディーノ「カードって2種類あると思うのよ。攻めるカードと守るカード。私は攻めるよりも6年間見続けてくれた人たちのためにこのカードやりたいのよ。このカードは守るカードです。」
高梨涙声で「俺は無理です!」
ディーノ「そういうムチャ振りに応えて来たじゃない、この6年間!問答無用。決定!」
ディーノ握手を求める(右写真)。
高梨握手できずにヒザを着く、しかし次の瞬間高梨急所打ち(左写真)、「ディーノ、試合前に握手するバカがどこにいるんだよ!全く低能だな!8冠戦?面白えじゃねえか。俺も動くぞ。9冠でも10冠でもやってやろうじゃねえか!両国では歓声も罵声も失笑も、すべて俺のものにしてやる!楽しみにしてるんだな!」
しかし最後ロープをくぐる際に「ディーノさん、ありがとう。」
ディーノは高梨を見送ると「両国大会、男色ディーノvsマサ高梨、決定よ!」
涙出た。確かにディーノが出始めた時から高梨は襲われるわ組まされるわでディーノの近くにいたし、その後2人ともいろんなムチャ振りをこなしてきた。で、高梨が拒否したのもわかる気がした。そしてまさかの急所打ち、最後の感謝の言葉。これだけ短時間に感情が揺さぶられたマイクも滅多にない。
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