DDT "MAX BUMP" 5/18 ジオポリス大会



半年ぶりのジオポリス。前回は(いつもやってるところに比べ)広いなあ、と感じたが、今回は客入りが早かった(でも開始は発券ミスなどで遅れた)ためかあまり感じず。

まずはメインのHITマッチの前振り映像。そして「Into The Light」に合わせて新しい映像が。いずれも素晴らしい出来。さすがDDT映像部。(あと藤沢が新日が試合やってる後楽園ホールに行こうとして佐々木にハタかれる、という小ネタも)

コミッショナー・ヤマモがリングに立つ。「粉骨砕身の努力をいたします!」と普通にあいさつしたかと思うと突然「き〜み〜が〜あ〜よ〜お〜は〜」と君が代独唱開始。わはははは。去年のジオポリスのセルフパロディとは。ちなみに最後は「苔の生すま」とちゃんと歌いました。


第1試合 コニカマン&北野インフェルノ vs 壱萬円男&COBRA

話題(?)の「北野インフェルノ」(左写真)。試合前のインタビューコーナーでコニカマンに「強力な助っ人」と紹介されながらもボケまくり。凄いの持って来たなあ。

コニカマンは壱萬円男を場外に落とすとコーナーからプランチャ(右写真)。リングに戻るとCOBRAと壱萬円男はダブルのクローズライン、COBRA顔面ドロップキックからカバー、カウント1。COBRAエルボードロップ、壱萬円男にタッチ。壱萬円男はキック、ボディスラムからチョーク攻撃、再びCOBRAにタッチ。COBRA首投げからスリーパー、リリースしてサマーソルトドロップ2連発、カウント2。

COBRAコーナーに振る、コニカマン待ち構えてキック、コーナーに上ってミサイルキック狙うがCOBRAかわす。ボディスラム打って壱萬円男にタッチ。壱萬円男コーナーに上るが足踏み外す。もう一度上ってダブルアックスハンドル。ブレーンバスター(左写真)からカバー、カウント2。壱萬円男パンチ、チョーク攻撃。エプロンに出してエルボースタッブ。リングに戻ってシーソーホイップでコニカマンの首をサードロープに引っ掛けようとするがコニカマン普通に起き上がり失敗。この失敗の多さはネタか?壱萬円男コブラクラッチ、コニカマンエルボーでブレーク、ロープに飛んでフェースクラッシャー、両軍タッチ。5分経過。

北野DDT、ロープに飛んで回転式ネックブリーカー、ロープに振る、COBRA高速ウラカン・ラナ(右写真)、北野場外転落。COBRAトペコン。リングに戻す。COBRAロープに振る、北野ラリアット、コニカマンにタッチ。凄いぞ北野。

COBRAも壱萬円男にタッチ。壱萬円男はコニカマンを抱え上げてスプラッシュマウンテンに(左写真)、北野がカット。COBRAも入る。

コニカマンと北野はCOBRAをコーナーに振り、さらにその上から壱萬円男も振るとコニカマンがコニカキック(右写真)。

北野がCOBRAを押さえる間にコニカマンがコニカスプラッシュ(左写真)で壱萬円男をフォール。

コニカマン(7分22秒 片エビ固め)壱萬円男

また見たい>北野インフェルノとCOBRA


第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
鴨居長太郎(王者)vs トリプルM(挑戦者) vs 佐野直(挑戦者) vs ブラックジャック・ファンク(挑戦者)

この試合は「4Way」と発表されていたが「鴨居が誰かから一本取るか誰かが鴨居から一本取った時点で終了」とルールの説明。佐野はカゴ一杯の凶器持参。トリプルMはスレッジハンマー持参、ステファニー代わりに宮崎有妃(右写真)を帯同。3人の挑戦者が入場し、鴨居のテーマが流れる。しかし入ってこない。鴨居の映像が出る。「このベルトはオレのもんだ!欲しかったら俺のこと探してみろ!」探し出す3人。なぜか観客のカバンの中を捜索するファンクさん。グレースが「(あの映像は)階段でしたよ。」とサジェスチョン。みんなで階段に探しに行く。

意外にあっさりと鴨居見つかりリングに連れてこられる(左写真)。リング下、トリプルMと鴨居がもつれる。上で見守っていた佐野、おもむろに金タライをトリプルMの頭に落とす(その意味での「落とせ」コールが起きたのもあんまりないことではなかろうか)。佐野は鴨居をリングに上げ竹ざる(?)攻撃。最近の凶器のトレンドは阿部ちゃんといい「竹」なのか。宮崎も入って角材で殴ったりヒールで踏んだりの猛攻。物も言わず黙々と攻撃するもんだからなんか異様に強く見える。佐野ブレーンバスターからボディプレス、トリプルMがカット。5分経過。

ファンクがボディスラムからカバー、トリプルMカット。佐野がドロップキックからカバー、ファンクがカット。トリプルMがコーナーにセットした金属製のバケツに佐野をぶつける。佐野「痛ぇな。誰が持ち込んだんだよ?」あんただ。ファンクがコブラクラッチ(右写真)。鴨居に近寄るトリプルMに佐野がプラケース攻撃。トリプルMはこの一撃で流血。

トリプルMはこれではらちが開かないと見たかファンクをM資金で買収に出る。1000円で買収し、ファンクの攻撃を見守るトリプルM(左写真)。しかしファンクは「1000円ではこの程度」とばかりにすぐ攻撃をやめる。トリプルMもう1000円支払う。ファンクパンチ。そしてさらに金を要求。金に汚いアメリカ人だったのか。トリプルMが「もうない」とうポーズを示すとファンクはトリプルMにパンチ、佐野と2人でダブルのパンチ、ダブルのスピニングトーホールド。

そうこうする間に鴨居が復活してトリプルMにパンチ連打(右写真)。トリプルMダウン、カウント9で立つ。鴨居また連打。トリプルMダウン。佐野とファンクが立たせる。試合続行。鴨居連打、トリプルMダウン。佐野とファンクがまた立たせる。かえって苦しいぞ、これ。10分経過。

ここでステファニー宮崎がスレッジハンマー、なんかのフタ(金属製)で鴨居を攻撃、トリプルMがカバー、カウント2。宮崎さらにフタで連打(左写真)、トリプルMを鴨居の上に乗せる。カウント3。

トリプルM(10分57秒 体固め)鴨居
※トリプルM、第50代王者に。

結局佐野とファンクはトリプルMの味方だったのか敵だったのか?それにしても宮崎強し。

「取ったぞー!返さねーぞ!」と控室を帰るトリプルM。そこに大刀光。しかし大刀光はアイアンマンのベルトには興味ないらしく頭をハタくのみ。そして去年鴨居がシャークに襲われたあの場所に。そこに待っていたのは二瓶組長。二瓶組長ゴミ箱にぶつけてカバー、ジャッジ金子がカウント、しかしカウントは2。二瓶組長日本刀で襲う。トリプルM脱出。どうやら防衛に成功(?)したもよう。(この映像が流れている間にプラケースの破片などの掃除が終わったのはgood)


第3試合 菊蛇ワ光信&蛇影 vs 「昭和」&藤沢一生

変だ>菊蛇ワ(左写真)。先発は蛇影と藤沢。藤沢今日も長州ばりのラリアットからサソリ固めで先制。菊蛇ワが入ろうとするとリリースして菊蛇ワにラリアット。「起きて来いコラ」ストンピング、逆水平連打。ロープに振る、蛇影トラースキック、Xファクター。首投げからニースタンプ、ロープでチョーク。コーナーに振る、藤沢カウンターのスピアー。もう一発スピアー打ってアルゼンチンに。菊蛇ワが入る。藤沢は蛇影を菊蛇ワに投げつける。両軍タッチ。

ロープワークから菊蛇ワドロップキック、「昭和」もドロップキック。エルボードロップ、菊蛇ワかわして逆にエルボードロップ、「昭和」かわす。両軍タッチ。蛇影ボディスラムからニースタンプ、腕にエルボースタッブ。蛇影顔面ドロップキック、藤沢は足を取るとジャイアントスイング(右写真)。試合前のTシャツ投げ込みといい、馳も入るようになったか。6回転で両者目を回し、敵コーナーにタッチを求めに行く。菊蛇ワは藤沢ハタく。ようやく自分の味方にタッチ。5分経過。

「昭和」キック、足取って逆エビの体勢からインディアンデスロック。さらに弓矢固めに移行。菊蛇ワロープ。「昭和」ボディスラム、藤沢にタッチ。ダブルでロープに振ってチョップ、藤沢ラリアット、ショルダースルー狙うがこれにはキック、菊蛇ワロープに飛ぶ、藤沢ラリアット、菊蛇ワかわしてニールキック、蛇影にタッチ。蛇影首投げからスリーパー、そのまま押さえつけて腕をも極める。リリースしてニースタンプ、逆エビ固め。藤沢ロープ。菊蛇ワ入ってフレアーチョップ、ボディスラムからコーナーに上る。なぜか蛇影が「今日はやめとけ」。藤沢起きてこない。菊蛇ワがためらう間に「昭和」がロープ揺すって菊蛇ワは股間をロープで痛打。蛇影にタッチ。藤沢バックドロップ打って「昭和」にタッチ。バックドロップは「長州ばり」とは行かないようだ。

「昭和」ドロップキック、菊蛇ワが入るが「昭和」は足取ってドラゴンスクリュー。蛇影には延髄蹴り。しかしここで蛇影が呪文、「昭和」は腰クネを始める(右写真)。そこに蛇影チョップ。「昭和」我に返りエルボー、フロントスープレックス。逆水平打ち込んでからノーザンライトスープレックス、菊蛇ワがカット。「昭和」フルネルソンに。これも菊蛇ワがカット。両軍タッチ。10分経過。

藤沢ラリアットからノーザンライトボム(左写真)、カウント2。藤沢コーナーに振る、菊蛇ワ切り返して串刺しラリアット、首捕らえてダイアモンドカッター、カウント2。

菊蛇ワロックボトム(右写真)からピープルズ・エルボー、カバーは「昭和」がカット。蛇影が「昭和」を場外に出し、菊蛇ワがそれを追う。

蛇影は藤沢にバックドロップ、ライガーボム、カウント2。最後はムーンサルト(左写真)、これでカウント3。

蛇影(12分17秒 体固め)藤沢

菊蛇ワマイク。「あー楽な試合だった。ちっとも仕事してねーよ。みんなオレの試合の間にトイレ行ったか?トイレ休憩だって2ちゃんにも書いてあったぞ。」そんなに気にしなくても。
気を取り直して久々の大仁田風マイク(右写真)。「ジオポリスに集まった信者達よ。お前らよく聞け!お前らよく聞け!(×9)誰かツッコめ!5月7日、0時半、正確には午前0時27分、山手線の大塚駅で網棚にゼロハリバートン社製コンピューターケースとIBMシンクパッドを忘れた!その時オレの前にはいかにもオタクな奴が座っていた。もしお前らの近くのオタクな奴でゼロハリバートン社製コンピューターケースとIBMシンクパッドを持ってる奴がいたらオレに知らせてくれ!」


ここで控室映像。また入場順でモメる高木とMIKAMI。今回はジャンケンで決めることに。大刀光と高木でジャンケン。負けたほうが先に入場。高木がグー、大刀光がチョキ。「先に入場だー」と喜ぶ大刀光。落胆するMIKAMI。


第4試合 "4Way The Grappling"
橋本友彦 vs タノムサク鳥羽 vs 石井智宏 vs 前川烈

この試合は「4Way」の名のとおり最後に残った一人が勝者。なんか萌え萌えの髪型が・・・・(左写真)。



石井が鳥羽にローキックで先制、ストンピング、ヘッドバット打ってコーナーに振ると串刺しラリアット。そのまま2人場外に。石井は鳥羽を客席に投げ込みイス攻撃。橋本と前川はにらみ合うが互いに手を出せず。石井と鳥羽がリングに戻る。前川がタックルを3人に連発。橋本と鳥羽は場外エスケープ。前川が石井にフロントスープレックス(右写真)、

サイドスープレックス(左写真)。橋本と鳥羽が戻る。鳥羽が前川にパンチ。橋本と石井は場外で乱闘。前川フロントスープレックスから十字、鳥羽ブロック。

前川は鳥羽をネックロックに捕らえるとフロントネックチャンスリードロップ3連発(右写真)。石井がリングに戻り前川に延髄蹴り。鳥羽バックブロー、ハイキック、バックブローと連打して前川をダウンさせる。レフェリーがカウント5で止めてKO宣告。

鳥羽(5分50秒 KO)前川

石井が鳥羽と殴り合い、鳥羽ウラカン・ラナに行くが石井は受け止めてパワーボムに。鳥羽パンチ、石井張り手の打ち合い。鳥羽バックブローをヒット、両者場外へ。場外、さらにリングに戻っても殴り合い。鳥羽のバックブローで石井ダウン、カウント4。石井のハイキックで鳥羽ダウン、カウント7。石井バックドロップ、鳥羽すぐに立つ。もう一発バックドロップ、すぐに立つ。橋本STO(左写真)、これもすぐに立ち上がる鳥羽。

橋本もう一発STO、ダブルダウン状態。カウント5で立つ。橋本バックドロップ、鳥羽ダウン。カウント8で立ったところにスリーパー(右写真)、レフェリーがストップ。

橋本(10分2秒 レフェリーストップ)鳥羽

そして因縁の2人が残った。

張り手とチョップの打ち合い、石井はローキックで倒すとストンピング、ヘッドバット、踏みつけ。石井ロープに振る、橋本払い腰から十字(左写真)、石井ロープ。石井バックドロップ、カウント9。石井ハイキック、カウント8。

石井突っ込む、橋本はカウンターのSTO、バックドロップ(右写真)。石井すぐに立つ。石井垂直落下式ブレーンバスター、橋本ダウン。

橋本がカウント8で立ったところに石井ラリアット、橋本倒れない。石井ロープに飛んでもう一発ラリアット。倒れない。石井ロープに飛んで橋本の後頭部にラリアット、そしてもう一発前からラリアット(左写真)、ようやく橋本を吹っ飛ばす。橋本ダウン、カウントは8。15分経過。

石井は垂直落下式ブレーンバスター(右写真)、橋本ダウン、カウント8。石井再度垂直落下式ブレーンバスター、橋本カウント8で立ち上がるが、レフェリーにすがるように崩れ落ちる。レフェリー高久はKO宣告。

石井(16分21秒 KO)橋本

ようやく石井がリベンジ達成、ということで。



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