みちのく 1/14 ニューワールド仙台大会その1



かなり積雪があったためどうなるかと思ったが入りは超満員。みちのくの売店に並んで設置されたDDTの売店ではマラカスやジオポリス大会のビデオが持って来た分を完売。


第1試合 スモー・ダンディ・フジ二千 vs 北海珍念

本日デビューの北海珍念(右写真)。タイツとニーパットには赤で北海道の地図が。

珍念ドロップキック3連発で先制(左写真)、しかし不意を突いたこないだとは違いフジも試合では動じない。珍念ロープに飛ぶ、フジカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばす。受身に失敗したのか後頭部を押さえて苦しがる珍念。

フジは軽々と抱え上げてボディスラム連発(右写真)、カバー、カウント2で珍念ハネ返す。フジストンピング連打。珍念なすがまま。

フジは珍念を引き起こすと逆水平チョップ3連打(左写真)。フジ腕をつかんで引き起こす。珍念その腕を持ったままロープに飛び乗るとその反動でホイップ。おお、こういうこともできるのか。しかし2発目を狙ったところをあっさり顔面にキックくらう。

フジは珍念をコーナーに固定してチョップ、顔面キック。逆水平連打。ロープに振ってスパインバスターから抱え込み式逆エビ固め(右写真)。珍念一旦は中央に引き戻されるが必死にロープエスケープ。

フジロープに振ってラリアット、珍念かわしてドロップキック(左写真)。コーナーに上る。フジ詰め寄る。珍念ジャンプするとウルトラ・ウラカン・ラナ、カウントは2。珍念フジのボディにキック連発。4発目狙ってロープに飛ぶとフジはキャッチしてパワースラム、カウント2。5分経過。

フジはラリアットでふっとばし、最後は軽々とノド輪落とし(右写真)、カウント3。

フジ(5分53秒 体固め)珍念

フジ「いつでも相手してやるから死ぬ気でかかってこい!」


第2試合 矢樹広弓デビュー7周年記念試合
矢樹広弓 vs カルロス天野

「7周年記念試合」と銘打たれた割にはセレモニーらしきものはなし。相手がJWP時代の後輩であるカルロス天野、だということくらいか?しかしこのカードも何度か組まれてるしなあ。両者素早い動きで相手を中に入らせない。一旦ロックアップするがすぐにブレーク。

矢樹手を差し出す。天野は手四つを嫌ってキック、すぐにロープに振る。矢樹は切り返してスクールボーイで丸め込む、天野切り返す。エビ固めの応酬(右写真)はいずれもカウント2。

手の手繰り合い(左写真)から再スタート。天野引き込んでロープに振る、矢樹はパンチを側転でかわすと立ち上がったところをアームホイップ。天野もホイップで返す。

矢樹カニばさみ、天野こらえて上になる。矢樹ガードポジション、天野は足を取ってアキレス腱固めに。矢樹回転して上になる。髪をつかむ。天野下からキック。矢樹はパンチを入れると髪をつかんで引き起こし髪ホイップ(右写真)からスリーパー、天野はかみつきで脱出。

天野腕を取りに行く、矢樹スクールボーイで丸め込むとヒザ十字に(左写真)。天野は上体を起こし変形4の字に切り返す。矢樹裏返してロープエスケープ。

天野両足取って逆エビに(右写真)。逆片エビに移行、リリースしてキャメルクラッチにスイッチ。髪をつかんだためレフェリーがブレーク。

天野はロープに矢樹を固定して顔面をふみつけ観客にアピール。バックを取ると大きく抱え上げてのバックドロップ(左写真)、カウント2。5分経過。

天野ロープに振る、矢樹切り返し、帰ってきたところを一本背負い(右写真)、カバーはカウント2。髪をつかんでXファクター、カウント2。腕取って十字に、天野すぐにロープエスケープ。

矢樹ロープに振る、天野カウンターでフライングラリアットを浴びせる。足で踏みつけてカバー、矢樹は下からその足を取ってヒザ十字固め(左写真)、天野ロープ。

矢樹ボディスラム、カウント2。ロープに振る、天野クロスボディ(右写真)。矢樹はブリッジで起き上がるとロープに飛んでクロスボディ、天野もブリッジで起き上がるとロープに飛んで顔面キック、カバーに。

矢樹カウント1でハネ返すと腕を取って十字に(左写真)。天野はロープエスケープ、そのまま場外で間を取る。カウント10で戻ってきた天野に矢樹はドロップキック、コーナーに振る、天野切り返す、矢樹反転ボディアタック、天野かわす。天野ロープに振る、矢樹切り返してカサドーラ、天野エビ固めに切り返す、矢樹さらに切り返す。

両者立ち上がる、天野が突っ込む、矢樹一本背負い。矢樹が突っ込む、天野は飛びつき十字固め(右写真)、矢樹ロープ。これは危なかった。天野の関節の入りは速い。バックの取り合いから天野がビクトル投げ、矢樹切り返して腕十字、天野切り返して腕十字、矢樹切り返してヒザ十字、と目にも止まらぬ切り返し合い。これはこの2人ならでは。矢樹が場外エスケープ。天野追う。矢樹全速力で逃げ、先にリングに。「足は私の方が速いんだよ!」でも息切れてますが。天野エプロンに戻る。矢樹突っ込む、天野トップロープを越えて回転エビ、矢樹ブレークすると顔面にドロップキック。これは効いた。10分経過。

矢樹ロープに振る、天野返す。矢樹コルバタ(左写真)。矢樹コーナーに上る。天野起き上がって肩車に。矢樹回転して十字に、天野ブレークしてヒザ十字、矢樹ロープ。天野コーナーに上ってダイビングプレス、矢樹は足を立ててブロック。矢樹ランセット・アーチ狙い、天野エルボーでブレーク。

天野ローリングエルボーで矢樹を倒すとコーナーに上る。矢樹も上って雪崩式一本背負い(右写真)。

矢樹対角線コーナーに上ってミサイルキック(左写真)、カウント2。

バックの取り合い、天野が制してジャーマン、矢樹は投げられながらも腕を取ってワキ固めに(右写真)。天野ロープ。

天野強引に腕を取ってワキ固め、矢樹回転して立ち上がると腕を固めてランセット・アーチ(左写真)。

カウント2で首で起き上がると腕十字(右写真)、これはがっちり決まって天野ギブアップ。

矢樹(13分45秒 腕ひしぎ十字固め)天野

矢樹握手を求める。天野その腕を取ってワキ固めに。矢樹回転して立ち上がる。矢樹再度握手求める。天野応じる振りをして飛びつき十字。


第3試合 もちデスマッチ
つぼ原人 vs ストーカー市川

「只今よりこの試合の準備を行います。」準備?見てるとリング上には机と水の入ったペットボトルと、箱が2つ(左写真)。悪い予感。

篠塚リングアナが箱から大きな紅白のもち2個を取り出す。固いようだがこれを食べるのか?「ルールを発表します。この試合は先にもちを全部食べた方が勝ちとなります。」やっぱり。

先に入場してきたストーカー市川は手にした槍でもちを不審そうにつつく(左写真)。

一方昨日のみちのくプロレス大賞でMVPを獲得したつぼ原人はそのトロフィーを自慢気に持って入場(右写真)。

両者リング上でにらみ合い。しかしゴングが鳴るともちに食いつく。しかし焼いたり煮たりしたもちならまだしも固いままのもち。ちょっと食べてはすぐに水が必要になる。ペットボトルの奪い合いに。

そのうち互いを妨害し出す両者。つぼは机をコーナーにたてかけて市川をぶつけようとする。市川ブロックして逆にぶつけようとする(右写真)。この繰り返しの結果市川がつぼを机にぶつけてまたもち食いに戻る。

一心不乱にもちを食う市川の後ろから机を倒すつぼ(左写真)。後頭部に机直撃。これは強烈だ。つぼは市川をコーナーに固定してキス、さらに攻撃を続けるかと思いきややっぱりもち食いに戻るつぼ。5分経過。

つぼは市川をコーナーに振って突進、市川かわしてキック、首投げからコーナーに上ってダイビングプレス(右写真)。しかし目標のつぼを大きく飛び越す市川。壮絶な自爆。このチャンスに一気に食い進むつぼ。しかしペットボトルを倒したせいで水がもうない。のどに詰まらせて苦しむつぼ。

これをあざ笑い、自分のもちを食う市川。しかしやっぱりのどに詰まらせる。もう水はない。苦しむ市川。立会人の新崎人生が2人の様子を見て手で×のサイン。終了のゴング。

つぼ(7分16秒 両者が危険な状態になったためストップ)市川

この結果に会場は騒然・・・・・・としてはいなかったが、篠塚リングアナは「わかってください!我々は殺し合いをやってるんではありません!」

オイ、コラ。



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