NEO 11/2板橋産文ホール大会



まずは開場前に行われたアキュート冴vsタニー・マウスのノーピープルマッチのビデオ上映から。レフェリーは宮崎。冴先制攻撃掛けるもタニーが場外戦で圧倒、リングに戻すと逆エビ固め。冴ロープ。タニーロープに振る、冴飛びついてエビ固め、一本背負い2連発から十字、タニーロープ。 冴ロープに振る、タニーヘッドバット、ソバット、バックドロップ、カウント2。最後はグラウンドヘッドロック、冴ギブアップ。お前は藤崎かー?>タニー

予想に反して何のヒネリもなく終わったノーピープルマッチ。タニーの感想は「やっぱアキュート成長してない。追放解除はしない」と冷たく言い放つ。


第1試合 板橋タッグ選手権
タニー・マウス&宮崎有妃 vs 吸血鼠魔女デビラッツ&吸血鼠魔女デビラッツ

どんなのが出てくるか期待されたデビラッツ。一人はこれ(右写真)。

もうひとりはこいつ(左写真)。正直がっかり。
タニー「あたしはデビラッツって写真でしか見たことないんだけどー」そりゃそうだろう。唯一同時出場した時間差バトルロイヤルでも対戦はしてないし。「全然違うだろーよ!」

結局左写真のが「デブラッツ」、上写真のがチビラッツということらしい。
ここまでおとなしくしていたマネジャーの加藤茂郎、「どう見ても勝てないからレフェリーだけはこっちが用意したのでやってくれ」と主張。

呼ばれたレフェリーはアキュート冴(右写真)。冴「選手としては追放だけどレフェリーならいいじゃないですか。成長するためにもおふたりの試合を間近で見たいんですよ。さっきの試合だって宮崎さんがレフェリーやったんだしいいじゃないですか。」と主張、結局冴レフェリー決定。

しかし当然開始前のボディーチェックからデビラッツ寄りな冴。先発はチビラッツとタニー(左写真)。冴は当然デビラッツ側の反則には気づかぬふり。

NEOマシンガンズは得意の連係プレー(右写真)。デブラッツにも同じようにやろうとするがさすがに抱え上げることができない。デブラッツパンチ、ロープに振る、タニーボディへのヘッドバットで返す。

デブラッツ場外に出てチビラッツとぐるぐる回って入れ替わり狙う。「わっからないっ」コール起きるがタニー「わかるっつうの!」。チビラッツリングイン。タニー首投げからマスクはぎ。チビラッツ場外に逃げ、今度は加藤も交えた3人でぐるぐる(左写真)、しかし加藤はリングに上がるのを拒否。仕方なくチビラッツ戻る。

タニーまたマスクはぎ(右写真)、とうとうはがしてしまう。

しかしチビラッツはマスクの下にもう一枚マスク(つーか最初からバレバレなんだが)。タニー「あんた誰?」唯我(左写真「アイ・アム・唯我!」宮崎エプロンで「寒い〜」。
唯我キック、首投げ、スリーパーからサミング。冴ノーチェック。タニーストンピングから紙つかむ、冴厳しくチェック。デブと宮崎入る。宮崎コーナーに振ってコンドルキック。デブラッツは唯我にタッチ。5分経過。

宮崎ジャンピングネックブリーカードロップ2発からムーンサルトプレス、唯我かわしてリバーススプラッシュ(右写真)2発、カウント2。

冴がコーナーに上ってダイビングフットスタンプ(左写真)、唯我がカバー、カウント2。デブラッツコーナーに上がる、が、バランス崩して転落。宮崎は唯我をロープに振ってラリアット、唯我かわしてエビに丸める、カウント2。デブラッツにタッチ。宮崎ロープに振ってウラカン・ラナ、カウント2。タニーにタッチ。

タニーボディスラム狙う、上がらない。デブラッツパンチ、逆にボディスラム。タニー急所打ちからボディスラムに成功(右写真)。

宮崎入って「扇」の体勢(左写真)、冴がカット。

デブラッツはNEOマシンガンズをコーナーに振り、さらに唯我(右写真)、冴も振って突進、スプラッシュ。冴は寸前でかわしたが唯我は巻き添えを食う。

デブラッツタニーをコーナーに振る、タニーコーナーに上って突っ込んでくるデブラッツにキック、後ろから飛びついてパロスペシャル(左写真)、冴がカット。デブラッツはみちドラからフライングソーセージ、カウント3。

デブラッツ(9分27秒 体固め)タニー
※吸血鼠魔女デビラッツ組、新王者に。

加藤「このベルト俺たちが持っててもしょうがねえからさ、ふさわしい人にあげるわ。」と冴に譲渡(右写真)。「新チャンピオン、アキュート冴〜。」タニー「フザケんなよてめーら!そんなベルト移動なんて無効だよ!冴、次の北沢、パートナー誰でもいいからつれて来い。追放されてた方がよかった、って思うくらいに潰してやる。」
「タニーさん、今『誰でもいい』っておっしゃいましたね?じゃあ彼女しかいないでしょう。でも本人の予定とか聞かなきゃいけないんで、とりあえずパートナーはXってことで。」冴退場。
タニー「たぶんあいつのことだと思うけど、北沢はあいつらぶっつぶしてNEOマシンガンズここにありってとこ見せないと。」

イマイチですな、第0〜第1試合のつながりも、デビラッツの中身の人選も。


第2試合 椎名由香&仲村由佳 vs チャパリータASARI&矢樹広弓

今日のASARIは「問題児返上」で矢樹とスーパーライトタッグ結成、だそうだ。矢樹も反逆側入りかと思ったよ。

先発は矢樹と椎名。矢樹低く入って内掛けで椎名を倒すと上になって足を取りに行く(右写真)。椎名ブロック。

椎名切り返して上になる、矢樹ブリッジから逆に上になって十字(左写真)からアームストレッチ、さらに手にかみつく。椎名ロープ。相変わらず椎名とやるときは厳しい攻めの矢樹。それを椎名も望んでると思うが。

矢樹ロープに振る、椎名フライングラリアット、矢樹キャッチしてワキ固めに(右写真)、椎名ロープ。矢樹コーナーに連れ帰る。ASARIにタッチ。ASARIコーナーから椎名の腕にダブルアックスハンドル。

ASARIコーナーに振ってロンダート・カンガルーキック、Xファクターからキャメルクラッチ(左写真)、矢樹を呼び込んでドロップキック打たせる。ASARI両足を取るとサソリ固めのような入り方からリバースデスロックに。鎌固めに移行。椎名ロープ。 ASARIロープに振る、椎名フライングラリアット、仲村入ってダブルのドロップキック。仲村振ってドロップキック、ASARIスカして逆にドロップキック。ダブルアームスープレックスからカバー、カウント2。首投げからスリーパー、ヘアホイップで投げて矢樹にタッチ。

矢樹は仲村をコーナーに詰めてキック連打(右写真)、Xファクターからカバー、カウント2。足取って逆片エビ固め、仲村ロープ。5分経過。

矢樹ロープに振る、仲村飛びついて回転十字架固め、カウント2。椎名にタッチ。矢樹は椎名がリングに入ってくるところに突っ込んでエルボー。コーナーに振る、椎名切り返す、矢樹反転クロスボディ、椎名かわして後ろからスリーパー、矢樹ロープ。椎名もう一度スリーパー、矢樹一本背負いで投げて十字に(左写真)、椎名ロープ。

矢樹ロープに振ってパンチ、椎名かわしてバック取る、矢樹カサドーラからヒザ十字(右写真)、椎名ロープ。矢樹はASARIにタッチ。

ASARI足にストンピング、腕取ってワキ固め(左写真)、椎名ロープ。椎名チキンウィングフェースロックに、ASARIブロックしながらロープに。

椎名エルボースタッブ、パンチ、ASARIかわして腕を取ると十字に、椎名が上体を起こしてくるとストラングルホールドに(右写真)。これはうまい。椎名ロープ。

ASARI回転して裏アキレス腱固め、椎名も回転してヒザ十字に切り返す。椎名4の字の体勢、ASARIブロック、椎名STFに(左写真)、ASARIロープ。椎名スリーパー、ASARI振り払って低空ドロップキック。10分経過。

ASARIコーナーに上ってダイビングボディアタック、椎名かわして十字(右写真)、ASARIロープ。椎名は仲村にタッチ。仲村ミサイルキック、ボディスラムからギロチン、椎名入ってダブルのSTF、レフェリーがブレーク。パンチのかわし合いから仲村投げっ放しジャーマン。コーナーに上ってダイビングセントーン、カウント2。仲村ロープに飛ぶ、ASARIカウンターでキック入れてノーザンライトスープレックス、カウント2。ASARIは矢樹にタッチ。

矢樹パンチ、仲村キャッチして雁之助クラッチ(左写真)、カウント2。仲村ボディスラムからカバー、矢樹ブリッジで起き上がる。

矢樹コーナーに振る、仲村コーナーに飛び乗る。矢樹張り手を打つが仲村首を取ってスイングDDT(右写真)。仲村コーナーに上ってミサイルキック、もう一度上る。矢樹下から張り手、雪崩式一本背負い狙うが椎名が阻止、仲村は雪崩式フェースクラッシャーに、カウント2。

仲村ロマンティッククラッチ(左写真)、ASARIがカット。

仲村コーナーに上る、矢樹下から張り手打って雪崩式一本背負い(右写真)、カウント2。

矢樹バックドロップ、仲村体をひねってつぶす、矢樹起き上がると背中から腕をとって十字、仲村ギブアップ(左写真)。

矢樹(14分23秒 腕ひしぎ十字固め)仲村

椎名マイク「ASARI!復帰戦以来初めて当たったけど、8ヶ月ぶりに自分の力試したいんで、シングルお願いします。」

ASARI「まあ、他ならぬ椎名さんの頼みなら聞いてあげてもいいんだけど。後楽園のカードも決まってないというし。9年前の11月19日、一緒にデビューして、いろいろあったけど9年たったわけだ。次の北沢でタッグ組もうよ。同じコーナーに立って力試してやる。シングルはそれから。」

ASARI、カッコいい。



その2へ。