WWF "RAW" 6/26 MSG大会



今日の午前中の予定はマジソン・スクエア・ガーデン“ロッカールーム・ツアー”。と言ってもこれはWWFがやってるものではなく、MSGで普通に行われているもの。

興行予定を見ると有名ミュージシャン(U2、クラプトンの他にROXY MUSIC、マドンナ、シャーデーなど)のコンサートと並んでWWFのRAW、SMACKDOWN!の予定が(右写真)。

案内を担当するデイルさん(左。目をつぶってもフリースローできるとこ見ると元選手?)と通訳のリサさん(右)。まずはMSGの歴史をさらりと。現在の建物は1968年に建てられた「4代目」で、初代は現在地よりちょっと南、まさにマジソン・スクエアにあったそうである。

スポーツ・バー「Play by Play」に。試合中はクラブ・メンバーしか入れないが、その他の時間は自由に飲食できるそうな。

アリvsフレイジャーのポスター。

昔実際に使われていた計量器。

高級クラブメンバー用指定席「スカイボックス」からアリーナを見下ろす。今日のRAWのためにWWFご自慢の照明セットを吊り上げんとするところ(左写真)。

このマークは一体何でしょう?

NBA、ニューヨーク・ニックスのロッカールーム(この時期はWNBAのリバティが使用中)。

NHL、ニューヨーク・レンジャースのロッカールーム。

「TALENT」控室ってことはここにWWFの選手が?(左写真)ちなみにこの後会場入りしたばっかりっぽいパット・パターソンに出くわす。

アリーナの床下にある「THEATER」(右写真)。5700人収容で、上の音は全然聞こえないそうだ。今日のRAWでも使用するらしく何やらセッティング中。この黒いテーブルはAPAの?

入り口の柱にNBA、NHLと並んでWWFのポスターも。

MSGロッカールームツアーはこれにて終了。時刻は11時半。今日は12時からWWF・NYでライノのサイン会があるんだった。とりあえず行ってみよう。

行ってみるとさほど人が並んでいなかったので(おとといのアンダーテイカーに比べれば、ね)ライノの写真が載っているRAWマガジン最新号を買って列に並ぶ。

40分ほどで順番が回ってきた。「写真はサイドからのみ」とのことなのでこの角度(右写真)。

髪しばってるとライノだか誰だかわかんないね。「今日出るのか?」と聞くと「出るよ。相手はわからないけどね。」と。「Thank you」と礼を言うと日本語で「ドモ。」と返してきた。TAJIRIにでも教わったのだろうか?

で、これがもらったサイン。

夜のRAWに備えてホテルの部屋でしばし休憩。6時半、ホテルの真向かいのMSGに再び入場。

朝は床に置いてあった照明も「ガーデンビジョン」を囲んで吊り上げられている。

会場で売っていたWWF・NY仕様のラージ・コーク。これで$5。

7時50分、ダーク・マッチ開始。デヴォン・ストーム(前名クロウバー。ちっとアル・スノー似)vs チョップやられてる方がプエルトリコの「アポロ」という選手らしい。始まってすぐ「Boring」の大合唱。

雪崩式フランケン(右写真)、リバースDDT、ノーザンライトスープレックスなど大技の応酬はあるが、無名選手の試合ではちっとも沸かない。このへんシビア。

超低空ジャーマン(左写真)でアポロの勝ち。

次の試合にはなんとECWのロードキル&ダニー・ドーリングが登場(右写真)。相手もFBI(末期)のリトル・グイドー&トニー・ママルーク。これには驚いたしうれしかった。まさか今日のRAWでECWそのままのカード(会場や客層は違うけど)が見れるとはね。先発はドーリングvsグイドー。早速「ECW」コール。ロープワークから逆さ押さえ込みの応酬。ロードキルとママルークにタッチ。ママルークはホイップで巨漢のロードキルを投げるがロードキルは力を生かして軽量のママルークをリフトアップアンドスラム。ママルークはグイドーにタッチ、ロードキルパワースラム。

ロードキルはコーナー下にグイドーをボディスラムするとコーナーに上ってリバーススプラッシュ(左写真)、ママルークがカット。ドーリングが入ってママルークを捕らえ、コーナーに上るとダイアモンドダスト、カウント2。ママルークはグイドーにタッチ。

FBIはドーリングに集中攻撃(右写真)。

ドーリングを捕らえてハイファイヴ・エルボー(左写真)。ドーリングはチンクラッシャーでピンチを脱出するとロードキルにタッチ。

グイドーにハワイアンスマッシャー(右写真)、カウント2。

ロードキルグイドーをコーナーに振ってスプラッシュ(左写真)、ロードキルがフェースイレイザーの体勢、そこにドーリングがギロチンドロップ、ドーリングがカバー、しかしママルークがコーナートップからカバーするドーリングの後頭部にダイビングギロチン、グイドーが逆転のピンフォール。

次の試合はホーリーズvsカイエンターイ。ようやく「船木勝一」ボードを揚げる日がやってきた。

「Hollys! なんとかかんとかなんとかかんとか(わからん)'Cause we are evil. ハッハッハッハッハ〜」


「Indeeeeeeeeeeed!」

先発はTAKAとハードコア。ハードコアのブレーンバスターからクラッシュがコーナーに上ってクロスボディ(左写真)、TAKA場外転落。フナキが入る。フナキはクラッシュをキャメルクラッチに取ってTAKAを呼び込む。しかしTAKAは場外でうずくまったまま。フナキリリースしてスリーパー、ロープに振ってパワースラム、カウント2。

しかし次第にフナキが捕まり始める。TAKAはまだ立てない。

クラッシュはハードコアにタッチ。ハードコアストンピング、またすぐにクラッシュにタッチ。クラッシュロープに振る、フナキドロップキックで返す。

フナキスリーパー(右写真)、クラッシュはチンクラッシャーでブレーク。

フナキ完全にホーリーズに捕まる(左写真)。

TAKAがようやく起き上がるが肩を押さえている(右写真)。また脱臼したか?

フナキネックブリーカードロップ(左写真)、カウント2。ロープに振る、クラッシュジャンピングネックブリーカードロップで返す。ハードコア入ってドロップキック。ロープに固定してキック。ハードコアブレーンバスター、カウント2。フナキ逆さ押さえ込み、カウント2。

フナキの孤軍奮闘空しくアラバマ・ボム(右写真。胴タックルから前に落とす。)でハードコアが勝ち。

続いてはレイヴェンがロウ・キーを相手に試合。ロウ・キーはキックが主武器。しかしレイヴェンもキックで反撃、カニばさみでターンバックルにぶつける。レイヴェンはシーソーホイップでロウ・キーを場外に落とす(左写真)。ロウ・キーが戻るとまた蹴落とす。

レイヴェンはコーナーに詰めてパンチの連打(右写真)。このまま圧勝かと思いきやロウ・キーもキック中心に反撃。

ロウ・キーはレイヴェンをコーナーに上げて自分も上がる(左写真)が何もできないまま落とされる。しかし降りてきたレイヴェンにニールキック。コーナーに振っての串刺しニールキックはレイヴェンかわす。

ちっとばっかし苦労したものの最後はレイヴェン・エフェクト一発(右写真)でフォール勝ち。

K-KWIKはインフェルノ・キッドと対戦。この試合は一応スーパースターのK-KWIKが出てるにもかかわらず「Boring」の大合唱絶えず。K-KWIKはコルバタ、ラリアット、フラットライナーと大技攻勢、しかし飛びついたところをキッドにパワーボムに切り返される。カウントは2。キッドロープに振る、K-KWIKラリアットをかわすとブレーンバスターの体勢から前に落とすフェースバスター(ホット・ラット・クラック。モアイ・オブ・イースターと同形)、これでカウント3。

前ライトヘビー王者ジェリー・リンはエッセー・リオスと。元ECW勢が次から次に出てくるというのはNYならでは?リンがドロップキックで先制、リオスは腕を取るとコーナーを使って回転ホイップ、その昔マスクをかぶって一世を風靡した頃の片鱗をちょっとだけ見せる。リオスアームロック、リンは切り返して弓矢固めに。リオス脱出すると十字架固め、カウント2。リオスコーナーに振る、リン切り返す、リオス回転エビ、カウント2。

リオスバックドロップ。両者パンチ合戦(左写真)。リンラリアット、リオスホイップで投げてカウント2。ムーンサルトに行くがこれはリンかわす。リンコーナーに上る。リオスも上って雪崩式ブレーンバスター狙う、リンは突き落とすとトルネードDDT、これでカウント3。

8時40分。ここから9時の生放送開始までちょっと時間が空く。「スポーツ」設定なのにシャッター速度がなぜか遅く設定されてしまう(→手ブレする)のでシャッター速度優先に切り替える。するとちょっと暗くなる。

リリアンちゃん撮りながらシャッター速度/ASAで画面の明るさを調整中。それにしてもこの人の「アメリカ国歌独唱」は何度聞いても素晴らしい。

まだちょっと暗いか?

こんなとこかな?というわけでRAW is WARの本編は次のページに。



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