DDT NON-FIX "10.31"



オープニングビデオは大家と「昭和」子。大家が熱く「先週のアカレンジャーズは凄かった!」と語っているとそこにMIKAMIが。気まずい雰囲気が流れる。

「Into The Light」の後先週のジオポリスのダイジェスト。まだ一週間しか経ってないのか。

高木三四郎がリングに(右写真)。「いやー相変わらずてめーらの中身変わんねーな。ジオポリス、感動的だったよな!感動的だったろお前ら?どっかの雑誌に「ある選手はこの試合を見て『この試合はDDTの誇りですよ』とか言ったとか書かれてなぁ。DDTの誇りはこの俺様なんだよ。まあな、解散した負け犬には負け犬なりのポジション用意してるから今日はそいつらの試合でも楽しみにしてろ。俺はもう次のことに取り掛からなきゃいけないからな。もう一つのチーム、アカレンジャーズ。あいつらをどうするか、だ。」

そこにアカレンジャーズが入ってくる(左写真)。佐々木「俺たちがWEW&KO-Dタッグ二冠王のチーム・アカレンジャーズだ!おい三四郎!今日のマッチメーク発表されてねーじゃねーか!どうなってんだ?」
高木「人に物を頼む時はなあ、菓子折りぐらい持って来い!それが社会の常識というもんだ。それもわかんなきゃ『常識知らないヤシ』って書かれるんだよ。心配しなくても二冠王にふさわしい相手を用意してるよ。試合後にお前ら吠えたらしいな、他団体に打って出たい?名前挙げて。そいつは俺の嫌いな奴だから今日は呼んでない。二冠王のおめーらにふさわしい相手を今日用意している。・・・てめーらのベルト、俺も欲しいんだよな。わかったら俺の用意した試合をしろ!ミュージック、スタート!」しかしかかったのは橋本のテーマ。

橋本「おい三四郎、プロデューサーだかチャンピオンだか知らんけど最近ラクしすぎちゃうか?お前のやっとることはただのイジメや。みんなそう思わへんか?俺はそのベルトに挑戦するために総合キャンセルしたんや。そろそろ挑戦させろ。」
高木「総合キャンセルした?2回も負けてるくせに。勝てる相手によぉ。挙句の果てに人を弱いものいじめ扱いか?わかったよ今日のメインでてめーとシングルやってやるよ!」
GENTARO「橋本クン、今日のメインで勝ったら次はボクたちと熱い戦いをしようじゃないか!」
橋本「お前らもうるさいんじゃ。俺は誰の力も借りん、一人で成り上がったるわい、見とけ!」


第1試合 MIKAMI vs 大家健

これがMIKAMIに与えられた「ポジション」か。

手四つ、MIKAMIがロープに押し込む、ブレーク。再度手四つ、MIKAMIバック取る(右写真)、くるくると回って大家の首を取るとひっくり返して上になりアームロック。立ち上がって腕をひねる。

大家切り返す、MIKAMIさらに切り返す(左写真)、大家切り返す、MIKAMI回ってハンマーロックに。

大家切り返してハンマーロック(右写真)、MIKAMI大家の首をつかんで後方回転、バックを取る。大家ヘッドロックからフライングメイヤー、MIKAMIヘッドシザーズ、ブレーク。5分経過。

ロックアップ、MIKAMIヘッドロック、大家ロープに振ろうとするがMIKAMIフライングメイヤーからグラウンドヘッドロック、腕も固める(左写真)。大家エビに固める、カウント2。両者立ち上がる、大家エルボー入れてロープに振る、MIKAMIショルダーブロック、MIKAMIロープに飛ぶ、大家すくい投げ。

大家ドロップキック、ボディスラム、エルボードロップ、カウント2。コーナーに振って串刺しエルボー、ストンピング、ロープに振ってドロップキック、MIKAMIスカす。MIKAMIストンピング、サミング、ロープに振ってドロップキック(右写真)、カウント2。

MIKAMI首投げからエルボードロップ、セントーン、カウント2。ボディスラムからコーナーに上ってダイビングセントーン(左写真)、カウント2。MIKAMIエアスマッシュ、大家かわしてロープに飛ぶとフライングネックブリーカードロップ。コーナーに上ってダイビングヘッドバット、カウント2。10分経過。

大家バック取る、MIKAMI切り返す、大家さらに切り返す、MIKAMI身を沈めて下からエビ固め、カウント2。大家助走を付けてスピアー、バックを取るとジャーマン、形が崩れてMIKAMIは肩から落ちる、カウント2でなんとか返す(右写真)。

大家エプロンに出てスワンダイブ狙う、MIKAMIはカウンターのドロップキックで撃墜(左写真)。

MIKAMIコーナーに上ってミサイルキック(右写真)、カウント2。

最後はスワントーン・ボム(左写真)、カウント3。

MIKAMI(11分11秒 片エビ固め)大家

MIKAMIが何も言わず帰ろうとすると大家「MIKAMIさん、待ってください!今のDDT、間違ってると思いませんか?MIKAMIさん、くやしくないですか?最近お告げを聞くんです。毎日、革命を起こせ、革命を起こせるのはお前だけだって。MIKAMIさん、一緒にやりましょう!お願いします!一緒にやりましょう!」にじりよる大家(右写真)。MIKAMI「ワケワカラン」といった表情。張り手一発かまし、大家を踏みつけ「スク〜ルボ〜イ!」リングを去る。


蛇界転生控室映像。ポイズンがスーザンとヘビダーに「蛇界転生も一人になってしまったが、ついてきてほしい。裏切者の一人や二人くらい・・・」と言うとヘビダーが「何言ってんだバーカ!」と出て行く。打ちひしがれるポイズン。2年以上も続いてきたのに・・・。


第2試合 スーパー宇宙パワー&前田美幸 vs タノムサク鳥羽&諸橋晴也

スーパー宇宙パワーはデリーシャス松野(左写真)を帯同。似てるよな似てないよな微妙なところだな、この人。

先発は美幸と諸橋。ロックアップ、諸橋すでにテンション上がりまくり。諸橋腕をひねる、美幸切り返す、諸橋切り返して腕にエルボースタッブ。チョップ合戦、美幸助走を付けてダブルチョップ(右写真)、諸橋を倒す。美幸は諸橋の両耳をつかんでホイップ。さらに両耳をつかんでXファクター。首投げで投げて宇宙にタッチ。

宇宙諸橋の胸板にキック。ロープに振ってエルボー、倒れたところにサッカーボールキック連発、カバー、カウント2。宇宙ダブルアームスープレックス(左写真)からアームロック、諸橋ロープ。

宇宙ストンピング、立ち上がった諸橋にミドルキック連打。諸橋気合入れて立ち上がるとヘッドバット3連発、思いっきり振りかぶってもう一発、「ゴツ」という音が響きさすがの宇宙ももんどりうって倒れる(右写真)。諸橋は鳥羽にタッチ。

諸橋ボディスラム、鳥羽がコーナーからフィストドロップ。鳥羽パンチでコーナーに詰めると「タノムサクチャ〜ンス!」ミドルキック連打(左写真)。

しかし宇宙は10発目をキャッチしてアンクルホールド、鳥羽ロープ。宇宙蹴りまくる。ここで観客から「マダマダー!」違うよ・・・・。宇宙コーナーで鳥羽を踏みつけ(右写真)。レフェリーのグレースがブレーク。

鳥羽立ち上がるとキック、パンチ、宇宙もローキック、ミドルキック。鳥羽ハイキック連打(左写真)、宇宙ハイキック、鳥羽パンチ、宇宙ミドルキック、鳥羽崩れる。宇宙は美幸にタッチ。このドツキ合いは凄い。鳥羽vs佐々木も凄いがこの2人だとまた一味違う。

美幸コーナーに振って串刺しエルボー、対角線コーナーに振って串刺しラリアット。ロープに振る、鳥羽かわしてパンチ、諸橋にタッチ。諸橋ストンピング、首投げから頭にエルボースタッブ連発。首投げから「かわいい顔をブスにしてやる!」と叫んでサミング(右写真)。兄さんは美しいものすべてを憎むのか?諸橋ストンピング、腕をひねってエルボースタッブ、鳥羽にタッチ。

鳥羽ヒザ蹴り、ボディにアッパー、カカト落とし、ギロチンドロップ、カバー、カウント2。鳥羽監獄固めに捕らえてボディにパンチ(左写真)、美幸ロープ。鳥羽は諸橋にタッチ。

諸橋は美幸をコーナーに振って鳥羽も振る、美幸は鳥羽にカウンターキック、諸橋にもキック(右写真)。

宇宙が入って鳥羽と諸橋を同士討ちさせて「アン、ドゥー、トロワ!」で美幸がドロップキック、宇宙がサッカーボールキック(左写真)のサンドイッチ。

宇宙ロープに振ってエルボー、鳥羽かわしてニールキック。鳥羽STOで倒し、セカンドコーナーから顔面にミサイルキック(右写真)、諸橋にタッチ。

諸橋タックル、宇宙キャッチしてネックロック(左写真)。グイ、とひねってリリース、美幸にタッチ。美幸ロープに振ってニールキック、諸橋はコーナーに倒れこんで鳥羽にタッチ。

鳥羽カカト落とし、ヒザ蹴り、美幸キャッチして肩に担ぎ上げるとバックフリップ(右写真)。美幸竜巻谷落とし。ようやくこの技がきれいに決まったのを見た。カバーはカウント2。10分経過。

宇宙が諸橋を場外に落とす。デリーシャスが松葉杖で襲い掛かるが兄さんブロックして松葉杖を取り上げて逆襲。宇宙が松葉杖を奪い取って諸橋を追い回す。その間に美幸はスタンディングのクロスヒールホールド(左写真)。諸橋がなんとかリングに戻ってカット。

美幸もう一発竜巻谷落とし狙う、鳥羽ブロックしてバックブロー(右写真)、カウント2。両軍タッチ。

諸橋は走ってきた宇宙を抱え上げるとスパインバスター、コーナーに振って串刺しエルボー(左写真)。アングルスラムで投げ、立ち上がったところにラリアット、カウント2。

諸橋フルネルソンバスター狙う、宇宙ブロックして切り返すとスリーパー(右写真)、鳥羽がキックでカット。宇宙は鳥羽を場外に出す。

宇宙ミドルキック、コーナーに振って串刺しラリアットからアンクルホールド(左写真)、鳥羽が戻ってカット。

宇宙は鳥羽にハイキック、諸橋にツームストーンドライバーからラストライド、この体勢でフォール(右写真)、3カウント。

宇宙(13分51秒 エビ固め)諸橋

宇宙マイク「鳥羽、イツマデモうだうだ言ッテンジャネーヨ。ア、何モ言ッテネーンダヨナ。チョットアセッチャッタ。相手ニ不足ガアルナラ俺ガ相手シテヤルゼ。見タイダロ、オ前ラ。でりーしゃすハモット見タイカ?」
「今度ハ本物連レテクル。・・・無理カモシレナイ。ガンバルカラ応援シロ!」




再び蛇界転生の控室(左写真)。スーザンが「JULIE今日ため息ばっかりじゃない・・・・だから言ったじゃないの!あんなクソ野郎と組むから蛇界転生もバラバラになっちゃって・・・」
ポイズン「うるさい!今日あの裏切者たちと3対1でやってやる!」


第3試合 まずはアカレンジャーズが入場。続いて流れるテーマはブラックサバスの「アイアン・マン」。まさか藤沢が○○○ウォリアーに変身?しかしそれなら「ヘルレイザー」のはずだよな・・・・と思ってみてたら出てきたのは、

これ(右写真)。太の方は「ポーク・ウォリアー」とコールされたが坂井の方は不明。メークは坂井の方がホークっぽいな。このバッタもんウォリアーズがアカレンジャーズに対し先制攻撃。

坂井は佐々木を持ち上げてミリタリースラム(左写真)。

太がGENTAROにライガーボム、太が肩車して坂井がコーナーからダイブ、ダブルインパクトに(右写真)。坂井カバー、カウント2。今度は坂井が佐々木を肩車。太がコーナーに上る。坂井の立っている距離が遠いので太が近くに呼び寄せる。目の前まで来た佐々木は太にビンタ、坂井の広報に着地して投げっ放しジャーマン。

コーナーからゆっくりゆっくりずり落ちていく太。その間にアカレンジャーズは坂井をコーナーに振ってGENTAROが串刺しエルボー、GENTAROを踏み台にして坂井がゼロ戦キック(左写真)。

GENTAROコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー、佐々木ジャンピングボム(右写真)、GENTAROスワンダイブプレス、太がカット。

太地獄突きからコロニー落とし、GENTAROかわす。佐々木がラリアット。GENTAROが坂井を肩車して佐々木がコーナーから飛びダブルインパクト(左写真)、これ一発で坂井をフォール。

佐々木(3分19秒 片エビ固め)坂井

佐々木「お前ら、たいがいにしろー!」
しかし坂井は悪びれず「One more!」
佐々木「ジオであんな闘いをして、苦労して二冠王になったのに、なんであいつらが相手なんだ!?こんなんだったら大家・諸橋の方がいいじゃねえか!」
GENTARO「キミたちにひとつ断っておきたいことがある。今の試合は決してタイトルマッチではありません。防衛戦とかじゃありません。フザケやがって三四郎〜。今度こそ、本物の世界のタッグチームと当ててもらいますのでそれまでしばらくお待ちください。」


ひとりでさっさと帰ろうとするMIKAMI。諸橋が呼び止める。
MIKAMI「もう試合終わったから帰るんだよ。」
諸橋「MIKAMIさん、元気出してくださいよ。応援してくれるファンもいるんですから。」
MIKAMI「もういいんだよ。」

ここで休憩。



その2