WWE サバイバーシリーズ2002 11/17 MSGその3



さていよいよメイン、というところでビジョンにこの映像(左写真)が。

クリストファー・ノウィンスキー登場(右写真)。「Real intelligence is something that I have.」とニューヨーカーには「知性がない」とバカにする。

そこにマット・ハーディーも現れて「知性がないなんてこたぁないだろう。だがLosersだ」とこれまたバカにする。この漫才、オチは?と思ってたら・・・

ビジョンにはビッグ・パパ・パンプのプロモ映像が!

ついにスコット・スタイナーがWWEデビュー!(左写真)。キャラはWCW時代そのまま。

ノウィンスキーとマットをスープレックスでぽんぽん投げると最後はマットをリフトアップ&場外放り投げ(右写真)。

満場の喝采を浴びてポージング(左写真)。しかしベビーフェースということはわかったが、どっちの番組に出るかは不明。


時刻は21時40分。メイン1時間くらいやるのかな?


メインイベント ワールドヘビー級選手権“イリミネーション・チェンバー”
HHH(王者)vs ロブ・ヴァン・ダム(挑戦者)vs クリス・ジェリコ(挑戦者)vs ブッカーT(挑戦者)vs ケイン(挑戦者)vs HBK(挑戦者)

「檻」が静かに降りて来てリングを囲む。檻は円形、リングの周りは鉄板、金網かと思ったら外側はチェーン。各コーナーに計4個ある「チェンバー」はプラスチック板で囲まれている。6人中2人で試合を開始、残り4人はチェンバーで待機。5分ごとに一人ずつチェンバーから出てきて試合に参加、負けた者から順に退場、最後に残ったものが王者というルール。エリック・ビショフが出てきて自分の「発明品」を自慢。

最初に入場はクリス・ジェリコ(左写真)。テーマソング(とプロモ映像)が新しくなっていた。

ジェリコはチェンバーに入る(右写真)。その後ブッカーT、ケイン、HBKも続々とチェンバーに。

スターターはRVD(左写真)とHHH、と発表。

最後に入って来た王者・HHHはベルトをチェンバーの中の4人にみせびらかす(右写真)。

試合開始。ロックアップ、HHHがコーナーに押し込む、RVDはコーナーで体を入れ替える。RVDロープに振る、HHH切り返して早くもぺディグリーの体勢、RVDブロックしてバックスピンキック、ロープに振ってニールキック(左写真)。

RVDはHHHを場外の鉄板にぶつける。さらに金網(チェーン)に4発HHHを顔面からぶつける(右写真)。これでHHHは流血。RVDはパンチ、キックでHHHを鉄板の上に寝せると自分はリングに戻り、助走を付けてトップロープ越えのローリング・サンダー。

HHHを戻してボディスラム、チェンバーにぶつける。RVDがチェンバーに上る。中にいたジェリコが足を引っ張って妨害。5分経過、リングに入ってきたのはそのジェリコ。

RVDはジェリコを標的に。HHHはしばらく休みに。RVDジェリコにニールキック(右写真)、カウント2。コーナーに振る、ジェリコ切り返す、RVDキック、ロープに飛ぶ、ジェリコカウンターのラリアット。

ジェリコがRVDを金網に振る、RVD金網に飛びついてつかまると反転してクロスボディ(左写真)、カウント2。HHHが復活してRVDにラリアット、ジェリコがバックドロップ。2人はヒール同士共闘か?HHHロープに振ってラリアット、RVDかわすがHHHはカウンターのジャンピングニーアタック、ジェリコセントーン、カウント2。

ジェリコが羽交い絞めにしてHHHがパンチ、2人でRVDを場外に出し金網にぶつける(右写真)。ジェリコはRVDをコーナーに詰めて逆水平連打。対角線コーナーに振る、HHHが突っ込む、RVDかわしてHHHにラリアット、ジェリコにはニールキック。しかしHHHがDDT、パンチ。

10分経過、続いての参戦はブッカーT(左写真。入場順どおりか?)。ブッカーはキック、ゼロ戦キックでジェリコ、HHHを蹴散らすとスピンルーニー。

ブッカーはRVDにもシザーズキック(右写真)。ロープに振ってラリアット、RVDかわすがブッカーはバックスピンキック、カウント2。バックドロップはRVD着地して逆にスピンキック、カウント2。HHHがブッカーをロープに振ってラリアット、ブッカーかわしてシザーズキック。

RVDがジェリコにドロップキック。HHHをマットに寝せると自分は空のチェンバーに上ってその上からファイブスタースプラッシュ(左写真)。しかし中途半端に足を伸ばしていたせいか自分もヒザを傷める結果に。ブッカーTが起き上がってきたRVDの後頭部にミサイルキック、カウント3。

ブッカーT(ミサイルキック)RVD
※RVD退場。

ジェリコがブッカーにドロップキック、コーナーに振ってフェースクラッシャー。ライオンサルトはブッカーかわしてスパインバスター、カウント2。ここで15分経過、入ってきたのはケイン(右写真)。

ケインはだれかれ構わずパンチ連打、ブッカーをコーナーに投げつけ、ジェリコを場外に出すとHHHをチェンバーにぶつける、割れるチェンバーのアクリル板。HHHをコーナーに振って串刺しラリアット。ブッカーにチョークスラム、カバーはHHHがカット。しかしすぐにジェリコがライオンサルト、ブッカーをフォール。

ジェリコ(ライオンサルト)ブッカーT
※ブッカーT退場。

ジェリコがエルボー打ち込んでコーナーに上る、ケインはデッドリードライヴ(左写真)、HHHにもパンチ。ジェリコにバックドロップ、カウント2。ジェリコもいつしか流血。HHHがコーナーに上る、ケインはこれもデッドリードライヴ。チョークスラムに行こうとするがジェリコがミサイルキックで阻止。20分経過、最後の参戦はHBK。

HBKはジェリコ、ケインにパンチ。ケインロープに振ってラリアット、2発目かわしてフライングエルボー(右写真)。コーナーに振って突っ込むがラリアット浴びる。

ケインがHBK、HHH、ジェリコにチョークスラム連発(左写真)。HBKが起き上がってスウィート・チン・ミュージック。ケインはムクッと起き上がる。

が、HHHがぺディグリー(右写真)、さらにジェリコがライオンサルト、カウント3。

ジェリコ(ライオンサルト)ケイン
※ケイン退場。

残るはHBK、HHHとジェリコの3人。HBK圧倒的不利。HBKが先制する、ジェリコをロープに振ってショルダースルーの体勢、ジェリコキック。ジェリコロープに飛んでラリアット。場外に出して金網にぶつける。HHHがパンチ、ジェリコも加わり3人で交互にHBKにパンチ(左写真)。リングに戻す。HBKの首をセカンドロープに固定してジェリコがヒップドロップ。ジェリコスリーパー。

ジェリコリリース、HBKはパンチで逆襲。場外に出してパイルドライバー狙う、ジェリコリバース。HHHがリングに戻してぺディグリー狙う、HBKリバース、ロープに飛んでフライングエルボー(右写真)。しかしすぐにジェリコがフェースクラッシャー。

ジェリココーナーに振る、HBKムーンサルトアタック(左写真)、カバーはHHHがカット。ジェリコDDTからカバー、HHHカット。

HHHは先にジェリコを片付けようとぺディグリーの体勢、ジェリコブロックして両足をすくうとウォールズ・オブ・ジェリコに(右写真)。HBKがフラフラと立ち上がり、締め上げているジェリコのアゴにスウィート・チン・ミュージック、HBKがジェリコをフォール。

HBK(スウィート・チン・ミュージック)ジェリコ
※ジェリコ退場。

いよいよ残るはHBKとHHH。HBKはHHHを場外に出してまたパイルドライバー狙うがHHHが両足をすくいシーソーホイップでチェンバーにぶつける(左写真)。チェンバーの板が割れる。HBK立てない。HHHがリングに引きずり入れる。

HHHのタイツにすがるようにして立ち上がるHBK(右写真)。HHHパンチ連打。ロープに振る、HBK切り返す、HHHフェースバスター。HHHロープに飛んでラリアット、カウント2。

HBK立ち上がってパンチ連打(左写真

HHHを場外に出すと今度はシーソーホイップでHHHをチェンバーにぶつける(右写真)。

HHHをリングに戻すとHBKはチェンバーの屋根に上ってダイビングエルボードロップ。カバーには行かず、スウィート・チン・ミュージックに向けての足踏みに入る(左写真)。観客もいっせいに足踏み。

しかしスウィート・チン・ミュージックはHHHブロックしてぺディグリーに(右写真)。もう終わりか、と思われたがHBKはカウント2で返す。

信じられない、といった表情のHHH。もう一発ぺディグリーに、HBKブロックしてリバース。HHHが立ち上がるところにスウィート・チン・ミュージック(左写真)、観客の大合唱と共に3カウント。

HBK(スウィート・チン・ミュージック)HHH
※HBK、新ワールドヘビー級王者に。

ベルトを掲げる新王者(右写真)。

次の瞬間四方から大量の紙吹雪が。リングも見えない状態(左写真)。

レフェリーに手を挙げられ、ようやく勝利を確認したようなHBK(右写真)。

リングを降りる際には投げキッスも。

なんと全タイトルが移動してしまった今回のPPV。内容はいずれの試合も良かった。生で見れて良かったこのPPV。


バスに乗ろうと道路を渡るとペンシルヴァニア・ホテルの前に人だかり。バスに乗ってから見てみるとその中心にはなんとレイヴェン。サイン、写真撮影に応えている。惜しいことをした。

旅日記に戻る。



観戦記INDEXへ。