サバイバーシリーズ2002ツアー旅日記



11月16日

13時20分集合。成田空港第一ターミナル4階の団体カウンターで荷物を預けると、あとは14時15分の再集合までまた自由時間。そこで新しくできたらしいエアポートモールに行ってみる。一軒一軒の店が狭く、買い物をして時間をつぶすというほどでもない。讃岐うどんの店に入ってぶっかけ食う。

15時25分発のノースウェスト機でニューヨークに。フライト時間約12時間。添乗員はやっぱり永アさん(最後まで明らかにしなかったのは企みだったらしいが?)。

今回機内で読んだ本は文庫本2冊と、こういう時でないと読む気も起こらないWWEのアニュアルレポート(株主用)。読んでみると面白かった。ニコル・バスとWWEの裁判は9月に口頭弁論あったらしいが、まだまだかかるようだ。夕食?のチキンのメニュー(右写真)。

これはいなり?なんでかにとかとびっ子が乗ってるの?でも食べたらまあまあうまかったが。

朝食(右写真)。映画は「スチュアート・リトル2」とかやってたが、本読んでたので見なかった。

現地時間13時15分、JFK空港に着く(左写真)。景色に見覚えがない。ここ1年のうちに改装されたのか?空港からはバスでホテルに。約40分。

今回の宿泊先グランド・ハイアット(右写真)。42nd.StとレキシントンAveの交差するところ。いつもは近ツリのツアーだと「ペンシルヴァニア・ホテル」くらいだし、今回も当初の予定ではウォルコットだったのだが、改装中(不便はなし)ということで安かったのかグレードアップ。中に入ってみると部屋は古い。集合時間までちょっとあったのでTVをつけるとスペイン語チャンネルでEMLLの放送やってた。メインはアトランティスだとかネグロ・カサスだとかフェリーノだとか。変わってないねえ。3本目、フェリーノがロープに飛んだ際にロープが外れ場外転落、そのまま滅多打ちに遭ったフェリーノがフォールされルード軍の勝利。

今日の行事は「WWF・NY」改め「THE WORLD」(左写真)訪問のみ。去年来た時より品揃えが悪くなってるような。土産に適するような小物が携帯ストラップくらいしかないし(トレーディングカードもなし)Tシャツはサイズ切れ多いし。とか言いながらTシャツ買いまくるわけだが。すでに$200近く出費。

グッズ買い終わったら食事。前回なかったレスラーの名前のついたメニューが増えていた(ステファニーのウォードルフ・サラダとかハードコア・ホーリーのミートボール・スパゲティとかJRのポークチョップとか)。右写真がその手のものの専用メニュー。実際食べたのはポークチョップだけだが量が多すぎ。

今日は何も行事なしなのでこんなもん。



11月17日

朝食を食べにホテルの周りを歩く。近くに喫茶店と、あとはデリとその隣にマクド、さらに歩くとスタバ、サブウェイなど。でもやっぱりマクド。警官がいた(にこやかに手を振ってくれた)のはなんでかな?安心していれるからよいが。$3.83のマックビッグプレート注文。そう言えばこのマクドは「30分以内に出てください」と張り紙がしてあった。
今日は17時まで自由時間。といっても天気も悪いし(雨と、横殴りの風ですごく寒い)観光する気にもならんので5番街を散策&買い物することに。ホテルを出てまず1枚(左写真)。グランド・セントラル・ステーションと泊まってるグランド・ハイアット(37階建て)。ホテルの中にフィットネスルームがあるのは時間つぶし、健康管理によい。さすが高級ホテル。

10時にホテルを出て歩き始めたのだが、たいていの店は日曜は11時開店。人通りもまだ少ない。(右写真はセントポール大聖堂)ほとんど中に入ることできず。トランプ・タワーの中庭で休憩して時間をつぶし、11時になってからFAOシュワルツに。ここは今まで行ったことがなかったので今回行ってみたが、値段が高い。そしてプロレス関係のものは皆無。ぬいぐるみ好きな人は行く価値大だが。寒そうなセントラルパークを後にして来た道を南に戻る。まずは今回絶対買うと決めていた「WWEアンソロジー」のCDを探してタワーレコード、HMVと回る。しかし全然ない。品切れ?

5番街も徐々にクリスマスに向けての飾りつけが始まっている頃(左写真)。SAKS&Co.の「眠れる森の美女」の人形の飾りには多くのひとが集まっていた。ところでこの朝の気温は2℃とか3℃とか。とにかく寒い。マンホールから蒸気が上がってるのを見るとなんとなく「おおニューヨークの冬の光景だ!」とか思ってしまう。

結局5番街ではめぼしいものは見つからずブロードウェイに。この寒い中裸でギターを弾いていた兄ちゃんは観光客に大人気(右写真)。WWEアンソロジーのCDはVirginメガストアで無事GET。その後トイザらスに。ここは値段も安く、時間のせいもあろうが家族連れが多く活気に満ちていた(WWEコーナーもあり)。なんで南の方のは閉店しちゃったんだろうね?買い物も済んだのでいつもNYに来たら行く安いステーキ屋「TAD'S」で昼飯(今回はホットドッグ$10.35)食う。隣の席はカップルだったんだが、その2人がかなり料理を残して(量が多いせいか残すのが普通っぽい)席を立った瞬間それまでビール片手にぶらぶらしていた白人中年がさっと席に着き残り物をガツガツ食い始めた。なんか凄い。

17時にロビーに集合、永アさん(左写真)によるチケット配りの後バスでMSGに。歩けば30分くらいかかるが、バスだとほんの数分。MSGの建物内で開場を待つ。人並んでるんだか並んでないんだか、どこの入口が開くんだか全然わからない。それでも混乱にはならないから素晴らしい。


サバイバーシリーズの観戦記はこちら

試合が終わってホテルに帰ってきたら23時半。すぐに観戦記作成、部屋からUP。


11月18日

今日は晴れ(右写真)。だが風は強い。朝からまたマクド、ソーセージマフィンセット$3.62。11時から「THE WORLD」に行くがめぼしいものなし。さて何もしないには時間があるし、観光するほどの時間はない。なんか面白いものがないか、と勝手知ったるホテル・ペンシルヴァニア方面に7番街を南下。

エンパイア・ステートビル遠景(左写真)。MSG裏のKマートに行くとおもちゃ売り場でロージー&ジャモールみたいなサモア系のデカいのが2人口論みたいな会話(たぶんケンカじゃないと思うが2秒に1回は「fuckin'」が出てた)してて、誰も周りに近寄れず。ここではWWEのマグカップ(Snackdownココアつき)購入。買ったはいいがどうやって持って帰ろうか?東に移動してマンハッタン・モール(改装中ということもあったがさらに店の数が少なくなっていた・・・)で「Global Warning Tour」(オーストラリア遠征)ビデオやプロレスもののDVD多数買う。こうやってなんかあるたびに買ってると金はあっという間になくなる。

13時半にグランド・セントラル・ステーションまで戻り、地下のダイニング・コリドーで「いかにもアメリカちっくな」寿司の詰め合わせ(カリフォルニアロール他)を食べる(右写真)。結構うまい。

ベッドメイキングを遅らせてもらって15時まで部屋で時間をつぶし、15時20分に集合。チケットをもらってバスに。まずはコネチカット州スタンフォードにあるWWEのヘッドクォーターに。見学許可が出なかった(何年か前「WWF冬の時代」の時のツアーは中には入れたそうだ)ので外からだけ。それにしても車中で墜落睡眠状態になってしまうのはやっぱり時差ボケのせい?

次回PPV「アルマゲドン」のでっかいポスターが受付前に貼ってあった。トリーいいなあ。

17時までWWE・HQの周りをうろうろし、暗くなったところでまたバスに乗り今日の会場のブリッジポートに。会場は港の近くの小さなアリーナ。開場まで外で待たされたんだが海が近いせいか寒いのなんの。なんか知らんが馬に乗った警官がいっぱいいた。軍用施設でもあるのかな?


RAWの観戦記はこちら

RAWの終了は23時過ぎ。ホテルに帰ったのは0時半。MTVで「TOUGH ENOUGH III」の再放送をやっていた。明日帰国組は朝8時50分に集合だそうだ。大変だなあ、って、自分らもあさっては同じ目か。Smackdown!の収録はもうちょい短いだろうが、会場はハートフォードだからもっと遠いしな。


11月19日

午前中は昨日の観戦記書き。サバイバーシリーズの観戦記はホテルからUPしたが、時間とお金がかかったのでRAW以降は日本でUPすることに(普通はそうだ)。今日の昼食はガイドで情報を得たグランド・セントラル・ステーション地下の「オイスター・バー」(右写真)。

なかなかいい感じの内装(左写真)。

こっち来てからあんまり野菜食べてなかったなあ、と思いサラダ注文。でかっ(右写真)。値段は$5しない。

生牡蠣はちょっと怖かったので牡蠣フライにする。値段は$20ちょっと。失敗。なんじゃこの量は(左写真)。最初の一個二個はおいしいと思ったがすぐに飽きる。半分も食べずに終了。アメリカでは料理を残すことに全く抵抗を感じない。ウェイターのほうも「こんだけ残ってるからまだ食べるんだろう」なんて思わずにさっさと下げる。確かになんかおかしいよな。一緒に食べてたツアー同室の人は「日本の食文化がアメリカ並みになった、と言うけどまだ全然及ばない」と。確かに食うもんは似たような感じになったかもしれんが、このメチャクチャな量を出し、遠慮なく残し、捨て、その割にカロリー気にしたりフィットネスに精出したりと、ここまではさすがの日本もまだまだ達してない気がする。


今日は昨日よりさらに遠いので集合は15時。今日はどこにも寄らずに一路ハートフォードに。3時間半のロングドライブ。行きの車中で昨日の観戦記が完成してしまった。会場はシビックセンターの中のベテランズ・メモリアル・コロシアム。開場前に建物の中で待てたのでよかった。その間グッズ(残金わずかだったのでベンワーTシャツのみ)も買えたし。

Smackdown!の観戦記はこちら

Smackdown!の収録だから短く終わるかと思ったら、開始19時半の終了22時45分。結構かかるな。で、それからまたバスでマンハッタンに。帰りは渋滞もなく0時15分にホテル着。明日は朝8時50分集合ということなので今日中に荷造りをあらかたすませて1時半に寝る。


11月20日-21日

最終荷造りを終えてデリに朝食の買出しに。昼は温かい料理がいろいろあるみたいだが、朝からはサラダとパンだけだった。$10。それでもいろんな種類の野菜が食べられるのはいいことだ。

バスの到着がちょっと遅れ(これが今回唯一のトラブルといっていいほど)、9時20分にホテルを出発、3rd.Avenueを北進、右に折れてハドソン川を渡る。摩天楼がどんどん遠くなる。そういや今回あんまり回ってないなあ、と今頃思ったりするが今回は観戦オンリーツアーのつもりで来たので後悔はない。なんでも自由の女神は島までは行けず、エンパイアステートビルもセキュリティチェックでずいぶん待たされたとか言うし。

空港には10時10分着。外から見てみるとJFK国際空港はかなりターミナルを増設したようだ。出発は新しい第4ターミナルから。団体チェックインもあっという間に終わり、搭乗までは1時間ほどの空き。何か食べようか、と思ってもこの空港は昔からファーストフードしかないんだよなあ。そこは新しくなっても変わらない。マクドはさすがに飽きてるのでサンドイッチ屋で売ってたシーザーサラダにする。またサラダかよ。が、このシーザーサラダ、でっかい鶏の胸肉が乗っててボリューム結構ある。$11。これで現金はあらかた遣ってしまった。$700くらい持って行ったのに。

妙に閑散としてる第4ターミナル(左写真)、何がおかしいのかやたらと警報が鳴る。うるさいのなんの。

帰りのノースウェスト17便(右写真)。セキュリティチェックに時間がかかるかもしれない、ということで早めにゲートに。案の定厳しいチェック。PCもカバンから出して見せるようになっていた。と言っても私はそれ知らなかったので入れたままX線検査機に。「PC見ますか?」と聞くが「いや、いい」とのこと。結構いい加減?しかし同室の人は靴まで脱がされていたぞ。

12時前に搭乗。ゴングの山本浩二記者も同じ飛行機のようだ。まずは昨日の観戦記。セミ前まで書いたところで眠くなったので寝る。起きたら映画「メン・イン・ブラックII」をやってたので見る。日本語翻訳でもなく字幕でもないのでほとんどわからん。ストーリーは簡単につかめる映画だからいいけど。英語力、やっぱり落ちてる。

食事の際、永アさんに頼んでローカロリーミールを頼んだんだが、なかなか来ない。おかしいな、と思ってたらアテンダントが「これはあなたの?」と聞く。どこにあったんだ?2つ隣の空席にあったらしい。しかし1つ隣は顔見知りでもない中国人。置いたアテンダントが「PC使ってたんでそっちに置いた」「なんで知らない人のとこに?で、なんで言わないんですか?」「言いました。」「もし言っててもこっちが返事してなきゃ伝わってないんでしょ?」(実際飯来るのじーっと待ってたんで、聞き逃しということはない)「謝ります(I'm sorryではなくI apologyze)」みたいな会話をしたんだが、自分でもボロボロな作文で恥ずかしくなるくらいだったし。

Smackdown!観戦記もほぼ完成。で、もうかなり飛んでるだろうなあ、と思って機内の映像見るとまだアラスカ上空だった。あと6時間はあるかな?

もう一眠りして目が覚めると「残り3時間」。後は文庫本読んで過ごす。13時間21分のフライトは全く予定通り、16時30分に成田空港着。入国審査もすぐ終わり、荷物もすぐに出てきて、永アさん添乗のツアーにしては本当に珍しくトラブル全くなし。17時に解散、10分発の渋谷行きのバスに乗る。19時10分に渋谷東急エクセルホテル前着、ピギーバッグをコインロッカーに置いてATOM直行。ハイだ。



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