WWE "Smackdown!" 2002/11/19 ハートフォードシビックセンター大会



今日の会場はニューヨークから3時間、コネチカット州ハートフォードのシビックセンター(右写真)内ベテランズ・メモリアル・コロシアム。開場は18時40分。昨日もおとといもそうだったが、基本的にアメリカ人は「整列して開場を待つ」ということは一切しない。早い者勝ち、運がいい者勝ちのようだ。昨日売ってなかったグッズも今日は多少。今日は金属探知機による検査はなく、ボディチェックのみ。今日もデジカメが使える。うれしいことだ。

おなじみのSmackdown!のセット(最初はVelocityからだが)。今日の座席はヒナ段のA席と記されていたが、実際はアリーナの後ろから2番目。値段は$41.50。プログラムを買うと対戦カード表が入っていた(試合順は未定)。Smackdown!は事前に知らせるということ?試合開始は今日は19時30分。



第1試合 ショーン・オヘア&ダグ・バシャム vs チャーリー・ハース&レッド・ドッグ

TV撮りもされないオープニングマッチはオヘアをフィーチャリング。いつからWWEに戻ってきたのだろうか?
先発はバシャムとハース。こういう連戦ではダークマッチ要員はRAW(HEAT)とSD(Velocity)掛け持ちなんだな。ロックアップ、ハースぶん投げる。バシャムは飛行機投げ、ハース場外エスケープ。ハースがリングに戻るとバシャムはキック、首投げからネックロック。ハース切り返してカバー、カウント1。ハースヒザ砕き、レッド・ドッグにタッチ。レッド・ドッグはバシャムの足にエルボードロップ落としレッグロック、すぐにハースにタッチ。ハースは足にレッグドロップ、スピニングレッグブリーカー。またレッド・ドッグにタッチ。

レッド・ドッグスピニングトーホールドからレッグロック。バシャムを起こすと抱え上げてD-ガイスト、カウント2。ハースがオヘアを場外に出して昨日のフィニッシュの変形レッグロック、オヘアが戻ってカット。オヘアそのままリングイン、パンチ、ハースもパンチ、ロープに振る、オヘア切り返してパワースラム(左写真)、カウント2。バシャムにタッチ。バシャムブレーンバスター、カウント2。オヘアにタッチ。バシャムがホイップしてオヘアがラリアット。

オヘアはハースにスナップメイヤーからサッカーボールキック(右写真)。セカンドコーナーに上ってジャンプ、回転ネックブリーカーに。バシャムにタッチ。バシャムサーフボードストレッチで締め上げまたオヘアにタッチ。バシャムがコーナーに振る、ハース切り返す、オヘアは突進止まらず味方のバシャムに串刺しラリアット。ハースはレッド・ドッグにタッチ。

オヘアロープに振ってパワースラム、再度ロープに振ってスパインバスター。バシャムが入るがまた誤爆。ハースとレッド・ドッグはダブルのフラップジャック。ハースとレッド・ドッグはサンドイッチ攻撃狙う、オヘア同士討ちさせてレッド・ドッグを捕らえるとリフトアップ(左写真)、この体勢から腰を持って頭から落とす(ボディスラムを上下逆にしたような投げ)。これでカウント3。

オヘア(体固め)レッド・ドッグ

なんか妙に嫌われてたなあ>オヘア



第2試合 クラッシュ vs アルバート

クラッシュはシェービングクリームを持ってきて、アルバートに体毛を剃れと言う。アルバート怒る(右写真)。

クラッシュ手四つに誘うがアルバートはキック、カナディアンバックブリーカーに担ぎ上げる(左写真)。アルバートはリリースするとクラッシュをターンバックルにぶつけパンチ連打。ヒザ蹴り連打から対角線コーナーに振る、クラッシュ突進かわす。クラッシュ逆のコーナーに逃げてアルバートを誘う、アルバートまた突っ込む、クラッシュカニばさみ、アルバートターンバックルに激突。

クラッシュは逆にアルバートをターンバックルにぶつけるとドロップキック。観客に向かって「持ち上げるぞ」みたいなアピール。しかし振り返ったところにアルバートのキック一発(右写真)、あえなくカウント3。

アルバート(片エビ固め)クラッシュ

しつこいクラッシュはついにスキを突いてアルバートの背中にシェービングクリームを塗る(左写真)。アルバート激怒してボルドー・ボム。



第3試合 チャック・パランボ vs ダン・ジモット

キャラが変わったパランボの顔がジローラモに見えて仕方ない(右写真)。ジモットヘッドロック、パランボ切り返そうとするがジモット放さない。パランボ力でヘッドロックを外すとホイップ。ロックアップ、ジモットがバック取る、パランボ切り返して足をすくう。パランボフロントネックロック、ジモット切り返す。立ち上がってキック。

ジモットロープ使ってチョーク攻撃。リリースしてブレーンバスター(左写真)、カウント2。

ジモットスナップメイヤーからショルダークロー(右写真)。ずいぶんクラシカルな攻撃だ。パランボ立ち上がってパンチ、ロープに振ってショルダーブロック。コーナーに振ってドロップキック、キック連打からスロイダー。

ラリアットからベリートゥベリー(左写真)。

パランボ横殴りのパンチで倒すとジモットの両足をリバーストランキライザー(WWEでの名称は不明)に固める(右写真)、ジモットギブアップ。

パランボ(リバーストランキライザー)ジモット



第4試合 ビル・デモット vs ダニー・ドーリング

まずは「タフ・イナフIII」の鬼教官デモット(旧名ヒュー・モラス)がビデオで観客を挑発。ロックアップ、デモットコーナーに押し込む、ドーリング切り返してパンチ打つが効かない。デモットチョップ、ドーリングもチョップで返す。デモットパンチ、チョーク攻撃、コーナーに詰めてキック連打。デモットスープレックスで投げカバー、カウント2。ロープに振ってショルダースルー狙う、ドーリングキック、ロープに飛ぶ、デモットカウンターのラリアット(左写真)。

デモットパンチから変形のコブラツイスト。リリースしてパンチ。パワーボムに行くがドーリングブロック、着地してロープに飛ぶ、デモットラリアット、ドーリングかわしてウラカン・ラナに行くがデモットはパワーボムに切り返す。デモットコーナーに上ってムーンサルトプレス(右写真)、なぜかしばらく見得を切ってからカバー、カウント3。

デモット(ムーンサルトプレス)ドーリング



ここでしばらく間が空き、例のキャノンを使ったTシャツプレゼントがあったり、ジェリコのプロモやスコーピオンキングDVDのCMが流れたり。


再開後、「スマックダウン・ナンバーワン・アナウンサー」フナキの登場(左写真)。

フナキ入場(右写真)。会場人気高いな、ほんと。

「This is Funaki! Smackdown! No.1 Announcer!」左写真

「Hartford No.1!」これで一層人気者に。

そこにTAZが入場、客席からは「ECW」コール。TAZはフナキに「おめー、こないだはカロライナでカロライナNo.1!とかゆってなかったか?」と突っ込む(左写真)。フナキ動じず「カロライナ・ハリケーンズsucks!」

ここからなんだかとりとめのないTAZとフナキのトークが(右写真)。TAZに「スシ作ったことあるか?」と聞かれ、作るマネをしてみせるフナキ。こういうの毎週やってるんだろうか?

TAZはさらに「ビッグショーが新WWE王者になったことをどう思う?」とフナキに。フナキ「ビッグショーsucks!」TAZ「じゃあHBKがワールド王者になったことは?」かつてショーンの大ファンであったフナキはもちろん「Yes!」

ここからなんだかしらんがレフェリーとアナウンサーの腕立て大会。カメラマンまでなんかやるってことでフナキが代わってカメラを担ぐ(右写真)。

カメラマンはHBKのマネ?(左写真)この人RAWの時も我々ツアー客になにかと愛想を振りまいていたが、ひょっとして名物カメラマンなのか?

続いてはスピンルーニー大会。フナキもトライするが(右写真)スピンルーニーというよりは単なるネックスプリングになる。客席からはTAZにもやるように要求が出るがTAZは「このスーツ新品なんだ勘弁してくれよ。」と拒否、ブーイング食らう。この時間帯はいったいなんだったんだろう?Velocityで放送されるのか?



第5試合 フナキ vs マット・ハーディーversion1

フナキそのままリングに残り、マット・ハーディーversion1(対戦カード表にもちゃんとそう書かれていた)が入場(左写真。クリックすると大きく)。ロックアップでスタート、マットホイップしてスクールボーイ、カウント2。再度ロックアップ、マットがヘッドロック、フナキエルボーでブレークしてロープに振る、マットショルダーブロック、ロープに飛ぶ、フナキヒップトス、マットブロックするがフナキスクールボーイ、カウント2。

マットパンチ、ストンピング。フナキがロープを背にして立ち上がる、マット突っ込む、フナキショルダースルーで場外に落とすとプランチャ。リングに戻す。フナキロープに振る、マット切り返して変形のスクラップバスター(右写真)、カウント2。ここでなぜか客席から「We Want Jeff!」の大コール。ひとりの、しかもプチヒールのマットはそんなにつまらないってか。

マットはプチヒールの王道、ロープを使ってのチョーク攻撃(左写真)。マットパンチ、抱え上げてトップロープにギロチンスロー。旋回式のバックドロップからカバー、カウント2。ネックロックに取る。

フナキ外してパンチで反撃(右写真)。

フナキコーナーに振ってフェースクラッシャー(左写真)、延髄蹴り、カウント2。ロープに振ってカニばさみ、倒れたマットの顔面にドロップキック。

コーナーに上り、マットの首をドラゴンスリーパー状態に抱えるとジャンプしてスイングリバースDDT(右写真)、カウント2。

フナキコーナーに上ってダイブ(左写真)、マットは下からパンチ、最後はツイスト・オブ・フェイト、カウント3。

マット(ツイスト・オブ・フェイト)フナキ

ツイスト・オブ・フェイトで決めた瞬間の歓声を聞くとやっぱりこの人にヒールは求められてないなあ、と思う。




その2