WWE "Smackdown!" 2002/11/19 ハートフォードシビックセンター大会その2



そしていよいよSmackdown!の収録がスタート。時刻は20時42分。まずはブロック・レズナーのここまでの軌跡(昨日の王座転落まで)をまとめたビデオ。そして駐車場からの中継。ブロックがイライラしながら動き回る様子が映し出される(右写真)。

オープニング映像が流れ、花火が鳴る(左写真)。盛り上がる会場。昨日より会場がでかい分盛り上がりもいいかな?



第1試合 レイ・ミステリオ vs ジェイミー・ノーブル

ノーブルいきなりコーナーに詰めてキック、ロープに振るがミステリオはジャンプしてドロップキック。ミステリオロープに振る、ノーブル切り返す、ミステリオコルバタ、ノーブル場外転落。ミステリオスライディングキック、ノーブルかわしてミステリオを場外フェンスにぶつけてリングに戻る。ノーブルはミステリオの腕を固める(右写真)。腕をハンマーロックに固めたままボディスラム。

ノーブル腕を決めて持ち上げ、投げ落とす。ロープで腕攻め、ドロップキック。ノーブルバック取る、ミステリオ切り返す、ノーブルロープに振る、ミステリオ下から突き上げるようなドロップキック(左写真)。さらにニールキックからカバー、カウント2。

ミステリオロープに振る、ノーブル切り返してベリートゥベリー(右写真)。

ノーブルタイガードライバー狙う、ミステリオブロックしてカニばさみ、ロープに倒れこんだノーブルに619(左写真)。

ミステリオはウエストコーストポップ狙ってエプロンに。ニーディアが足を引っ張る。ミステリオはニーディアを追ってリングに。ノーブルがショルダースルーでハネ上げる、ミステリオはトップロープに飛び乗ってウエストコースト・ポップ(右写真)、カウント3。

ミステリオ(ウエストコースト・ポップ)ノーブル



今度は控室辺りをウロウロするブロック。マットが話しかける(左写真)。「昨日は惜しかったな。もっとマティテュードがあったら勝てたのに」と主張するマットをブロックはいきなり首に手をかけ壁に追い詰める。

そのまま壁にぶん投げる、壁に穴が開きマットはその向こうの控室に(右写真)。クラッシュが驚くのが見える。

あわてて駆けつけてきたステファニーにエディが「何とかしろよ!奴は狂ってるぜ!」と苦情(左写真)。
ステフ「私が何とかします。」
エディ「女の言うことを聞くかな?」
ステフ「私はジェネラルマネジャー、これは私の番組。」と強気。

場面変わって通路で落ち込むノーブル。なぐさめるニーディア(右写真)だがあまりに投げやりなノーブルにややあきれ気味。まだ決定的な断絶はなし。

ステフがようやくブロックを探し当てる(左写真)。説得を試みるステフだがブロックはウロウロ歩き全然聞こうともしない。
ステフ「ビッグショーとのリマッチを約束します。」まだ無反応。
ステフ「言うことを聞かなければ出場停止にします。」ようやくブロックが足を止める。



第2試合 WWEクルーザー級選手権
ビリー・キッドマン(王者)vs タジリ(挑戦者)

タジリのPV(右写真)が流れる。まさか今回のツアーでタジリのタイトルマッチが見られるとは思わなかった。ロックアップからスタート、キッドマンが腕を取る、タジリ切り返す。キッドマンホイップ、タジリもホイップで返す。タジリロープに振る、キッドマン切り返すがタジリさらに返してハイキック、カウント2。

タジリボディスラムから頭にニースタンプ。変形のストレッチに(左写真)。キッドマン外してロープに飛ぶ、タジリカウンターのニールキック、カウント1。タジリ首投げからスリーパー、リリースしてハイキック。

タジリコーナーに振る、キッドマン突進をかわす。タジリさらに突っ込む、キッドマンカウンターのドロップキック、延髄蹴り。キッドマンコーナーに振る、タジリ待ち構えてタランチュラ(右写真)。

タジリバズソーキック、キッドマンかわすがタジリはトラースキック。タジリパイルドライバーの体勢、キッドマンブロックして肩に担ぐと飛行機投げ(左写真)。

キッドマンロープに振る、タジリはハンドスプリングエルボー(右写真)。

タジリスイングDDTに、キッドマンブロックして投げ落とす。すぐさまコーナーに上るとシューティングスタープレス(左写真)、カウント3。

キッドマン(シューティングスタープレス)タジリ
※キッドマン王座初防衛。



新WWE王者ビッグショーとエージェントのポール・ヘイマンが会場入り(右写真)。インタビューには答えず「WWEチャンピオン様のお通りだ。そこをどけ!」



第3試合 クリス・ベンワー vs チャボ・ゲレロ

ベンワー先制、ロープに振ってエルボー。サイドバスター、ロープに振って風車式バックブリーカー(左写真)、カウント2。チャボはパンチ、ボディへのヒザ蹴りで逆襲。抱え上げてシュミット流バックブリーカー。

チャボはターンバックルにぶつけベンワーの脇腹にパンチ。ベンワー逆水平、チャボは脇腹にエルボー(右写真)。チャボのエルボーをキャッチしてクリップラークロスフェースに行こうとするがチャボブロックして場外に蹴落とすとトペ。リングに戻ってまた脇腹にヒザ蹴り。

チャボロープに振ってエルボー、ベンワーかわしてスクールボーイ。バックを取るとジャーマンスープレックス3連発(左写真)。

「首かっ切ってやる」ポーズからコーナーに上るとダイビングヘッドバット(右写真)、カウント2。

チャボはショルダータックルでコーナーに詰めてさらにタックル連打(左写真)。ベンワーが崩れ落ちるとスワンダイブ狙ってエプロンに。

しかしチャボはトップロープで足を滑らせて落下、ベンワーはクリップラークロスフェースに(右写真)、チャボ必死にロープ、そのまま場外エスケープ。

チャボエプロンに戻る、突っ込んできたベンワーにエルボー、コーナートップに上ってダイブ、しかしベンワーはこれをキャッチして再度クリップラークロスフェース、今度はチャボもギブアップ(左写真)。

ベンワー(クリップラークロスフェース)チャボ



ステフの部屋に呼ばれたブロック。ステフ「ヘイマンはあなたのことを何でも知っている。手なんか出さないほうがいい」と説得。ブロック無言。しかしステフが再び「出場停止」を予告すると「そんなの糞食らえだ。」

リングにはビッグショーとヘイマン(右写真)。ヘイマンは入場時にブロックのマネ。確かに「何でも知っている」かも。ヘイマンがまずマイク「レズナーは誰がボスかちゃんとわかっていなかった。」

続いてビッグショーが「レズナーに挑戦を受けてくれたことを感謝する。そして彼の頭の固さにも感謝しよう。」
ヘイマン「私のレズナーのエージェントとしての最後の仕事はステフと交渉して、日曜日のタイトルマッチの契約書に『再戦なし』と明記させたことだ。したがってレズナーとビッグショーの再戦はない!」

意気揚々と引き上げる2人。

が、そこにレズナーがイスを持って走りこんでくる。ビッグショーに一発、二発。セキュリティに取り押さえられる。ステフが駆けつけ「次に何かやったら本当に出場停止!」と叫ぶ。



第4試合 カート・アングル vs エディ・ゲレロ

カート入場(左写真)。まだまだ「You suck!」コールは絶えないが、エディとやるということで今日はややベビーフェースの扱いか?

ロックアップ、エディがエルボー。カートは腕を取ってホイップ、腕を固める、エディロープ。再度ロックアップ、カートヘッドロック、エディ切り返そうとするが失敗、ロープに振る、カートショルダーブロック、エディ場外にエスケープ。エディリングに戻る(右写真)。手四つ、カートはエディを捕まえるとベリートゥベリー、カウント2。

カートロープに振る、エディコルバタに切り返す、場外戦に。エディはリングに上るステップにカートを背中からぶつける。イス持ってリングに戻りカートの背中にイス攻撃。コーナーに振る、カート背中を強打して倒れこむ。対角線コーナーに振る、カート切り返すがエディはスプラッシュをかわしてノーザンライトスープレックス(左写真)、カウント2。

エディキャメルクラッチ(右写真)、リリースして首投げからスリーパー、これもリリースしてバックドロップ、カウント2。コーナーに振る、カートスイングDDTに切り返す。ダブルノックダウン状態。

いつの間にかチャボが花道から観戦(左写真)。

カートとエディはパンチ合戦、エディロープに振る、カートフライングエルボーで返す(右写真)。コーナーに振ってラリアット、カウント2。ベリートゥベリー、これも2。

カートロープに飛ぶ、エディキャッチしてスピンスラム。エディブレーンバスター、カートは背後に着地してジャーマン連発(左写真)。3発目はエディブロックして急所蹴り。カートを場外に放り出すとチャボがリングに走り寄って来てカートに攻撃。

しかし今度はベンワーまで出てきてこの試合に目を光らせる(右写真)。

エディはカートをリングに戻してトペ・アトミコ。逆エビに行く(左写真)。

カート切り返してアンクルロック(右写真)、エディさらに切り返して変形のレッグロック、カート切り返してバックを取るとジャーマン。

カートはアングルスラム狙うがエディは着地して垂直落下式のブレーンバスター(左写真)、フロッグスプラッシュ狙ってコーナーに上る。

カート自分もコーナーに上り、雪崩式のアングルスラム(右写真)、カウント3。

カート(片エビ固め)エディ

カートは入ってきたチャボにもアンクルロック。

一切手出しをしなかったベンワー、遠くから拍手(左写真)。この2人の微妙な関係はいつまで続くのだろうか?




その3