DDT NON-FIX 〜12.10〜



会場内に入ろうとするとなぜかモギリが大家。人手不足?
音響トラブルなどあって開始がやや遅れる。オープニングビデオは高木、鳥羽、柿本。「人にだまされるくらいの佐々木さんがいい」と言う柿本、「絶対に佐々木さんを元に戻す」と決意する鳥羽に対し高木は「今日はそれどころじゃない。やることがあるんだ。試合はやるけど心ここにあらず。」と妙な態度。
リングには一宮(右写真)。「DDTがあるからお前ら幸せでいられる。このClub ATOMからいつかは広い日本武道館でDDTの興行ができるようがんばっていきたいと思います。私のあらゆる人脈、黒いのも灰色のもありますが、その人脈を使って私のDDTを大きくしていこうと思っています。どうぞよろしく。」などと新社長の決意表明。


「みなさんももうお気づきかと思いますが、私のDDT改革第一弾、それは選手のリストラ。大家選手は解任してモギリとし、体力の限界、ネタの限界に達した坂井は映像班に任命しました。2人の新しい門出に拍手。」それでか。坂井も「SOFT ON DEMAND」のパーカー着てビデオカメラに専念してるし(左写真)。「いらない選手はどんどん切り、優れた選手を外からどんどん引き抜いて来たい。私のDDTをどうぞよろしく。」

そこにダブルブリッジ。橋本「新社長、おめでとうございます。ひとつお願いがあります。団体の外でタッグタイトルマッチやらせてください。」
一宮「中には敵がいないからな。さすがは関西人、長いものには巻かれろ、か。よし認めよう。」
橋本「それとですね、外からオファーがたくさん来てて覚えられません。マネジャーを付けていいですか?」
一宮「ババアとかはいらねえぞ?」
橋本「今日連れて来てます。」
入ってきたのは篠原光(右写真)。

MIKAMIがリングサイドに現れる。「社長、俺と怨霊でもう一回タッグに挑戦させてくれ。」左写真
一宮「オイコラ、タココラ、人に物を頼む時の態度ってものを知らないのか?」
MIKAMI「頭下げてんじゃねーか。」(下げてない)
篠原「このボーヤ1人とダブルブリッジがやって、もし勝ったら挑戦させてあげてもいいんじゃない?」


そこにHERO!&KUDOまで(右写真)。HERO!「社長!ボクとKUDOにもう一度チャンスを!」
MIKAMI「出てくんなよ。お前大阪で一番最初に負けて結果残せてねえじゃねえか。帰れ!」
一宮「お前らには前座試合組んでるからさっさと帰れ。」おとなしく帰るHERO!&KUDO。
橋本「勘違いしないように。あなた(MIKAMI)もですよ。」
MIKAMI「待てよオイ。俺が今日1vs2で勝ったら選手権組むんだな?」
一宮「ファンの声を聞いてみたいと思います。今日MIKAMIが1vs2でボロボロにされるのを見たい?そうか見たいか。よし、MIKAMIvsダブルブリッジのハンディマッチ決定。」
MIKAMI「吐いた言葉飲み込むなよ。時間かかんねーからな。」



第1試合 アイアンマン・ヘビーメタル級選手権試合
男色ディーノ(王者)vs 高梨将弘(挑戦者)

入ってくるなりドア付近にいた男性を襲うディーノ(左写真)。今日はメガネを掛けた男性が相次いで被害に。止めに入った「昭和」子にはブレーンバスター、「昭和」子がブロックするとヘッドバット。

高梨いやいやながらも試合に臨む。王者による指名試合か?ロックアップ、バックの取り合いから腕の取り合い、高梨足をすくってカバー、両者ブレーク。ディーノ変なポーズで威嚇?再度腕の取り合い、ディーノは切り返すと自分の股間に高梨の手を。高梨が逃げると「指使いなさいよ!」高梨ロープエスケープ。

ディーノはうつぶせの高梨にストンピング、おおいかぶさって回転(左写真)。

立ち上がってパンチ、首投げから「死ね〜〜〜」右写真)今日は妙に声が優しい。やはり高梨は好み?高梨ロープエスケープ。

ディーノボディスラムから男色クロー(左写真)。高梨ブリッジでこらえる(なぜ?)。ディーノさらに力を込める。レフェリーがブレーク。

高梨エプロンに逃げるがディーノは場外に出て高梨の股間をつかむとそのまま走って高梨を鉄柱にぶつける(右写真)。

リングに戻すとディーノベルト攻撃、高梨かわしてキック、背後に回ってエビ固め、カウント2。高梨チンクラッシャー、ロープに飛んで回転エビ固め、ディーノブロックして男色ナイトメアに切り返す(左写真)、カウント2。

ディーノが男色ドライバー狙う、高梨はキドクラッチに切り返す(右写真)、カウント2。

高梨ロープに振る、ディーノ切り返す、高梨はコルバタのように飛びついてフロム・ザ・ジャングルに(左写真)、体勢崩れるが高梨はエビ固めに押さえ込む、カウント2。

高梨コーナーに上る、ディーノ立ち上がってチョップ、高梨もチョップで返す。チョップ打ち合いと見せかけてディーノはまた股間をつかむと(右写真)雪崩式のパイプカッター。

ディーノ再度ベルト攻撃狙う、レフェリーの三浦がベルトを奪おうとする、取り合いになり、三浦がベルトを取り上げるが高梨に誤爆。ダウンした高梨にディーノは「あてがい」(左写真)。

最後は男色ドライバー(右写真)、カウント3。

ディーノ(6分50秒 体固め)高梨
※ディーノ2度目の防衛。

ディーノは坂井に向かって「失業者さーん、大変ねえ。何かある?」と声を掛ける。坂井がリングに。坂井「自分がこうしてリング上でマイクでしゃべるのは最後かもしれません。(「えーっ」という声に)しょーがねえじゃん!会社が決めたんだよ!プロレスばっかりが人生じゃねーんだよ。今日リングを降りてこうしてカメラ越しに見てたけど、アンタたち、滑稽だったぜ!」
ディーノ「なにィーッ!そうだったのーッ!」

坂井「一宮さん、ありがとう!ボクに第2の人生を用意してくれて、こんなスタッフパーカーまで与えてくれて!」坂井泣く。ディーノも泣く。そこに大家が入ってくる。
大家「バカヤロー!お前にレスラー魂はないのか!」
坂井「ないね。カメラマン魂なら持ってるけど。」


下から大家の表情を撮っていたディーノ(左写真)に大家「ダーリン、話を聞いてくれ。ボクがリストラなんて全部嘘だよね?」

ディーノ「そうねえ・・・」と言いながら大家の手を取ると自分のタイツの中に入れてコックボトム。「最初っから言ってるけど、あんたの"やらされてる"ホモキャラなんて見たくないのよッ!アタシは一人で大威チン八連制覇をやり遂げるわ。」右写真)そう言うと高梨を追い回しながらディーノ退場。

坂井カメラを構えながら「大家!テープは回ってるんだ!!何か叫んでみろ!モギリなりの心の叫びを!」
大家「何もかも俺がやりたくてやってるわけじゃねーんだ!」左写真
坂井「俺たちにはもう何もないんだ!俺はカメラを回す。お前は週6で肉を焼け。そして週1でモギリだ。モギリだけじゃない、アンケートを配って、回収もだ。遊びじゃねーんだ。もう俺たちを回収してくれるような団体なんてねえ。お前は何回か他団体に出たかもしれん。でもそれはDDTとのお付き合いだ。DDTの看板を失った俺たちに出るリングはない!」

大家「俺はO.K.Revolutionリストラ反対署名運動をやります。それを持って会社と闘います!皆さん!俺にプロレスをやらせてください!お願いします!」
坂井「じゃあ俺は署名をやってる大家をばっちり撮ります!」お前はいいのか。


第2試合 スーパー宇宙パワー&石川修司 vs HERO!&KUDO

先発は石川とKUDO。バックの取り合いからKUDOが腕を取ってハンマーロックに。KUDOネックロックからヘッドロックへと移行、フライングメイヤーに。石川ヘッドシザーズで返す。KUDOは倒立(左写真)して脱出。ロックアップ、石川ヘッドロック、KUDOロープに振る、石川ショルダーブロック、2発目はKUDOリープフロッグでかわしてドロップキック、HERO!にタッチ。

HERO!も石川をロープに振ってドロップキック。もう一発顔面にドロップキック。ロープに飛んでギロチンドロップ。両腕ひねり上げてチキンウィングに。リリースしてロープに振る、石川切り返してかわづ落とし(右写真)、宇宙にタッチ。

宇宙ロープに振ってエルボー、首投げからサッカーボールキック。ボディスラムからカバー、カウント1。宇宙ストンピング、首投げからマスクはぎに。立たせてダブルアームスープレックス(左写真)、カウント2。宇宙ストンピング連打、キック連打。石川にタッチ。

石川逆水平、コーナーで踏みつけ。宇宙も一緒に踏みつけ。石川抱え上げてギロチンスロー(右写真)2発。カバー、カウント2。石川はロープをはさんでのキャメルクラッチでHERO!を攻める。宇宙にタッチ。

宇宙コーナーに詰めて逆水平、ヒザ蹴り、首投げからストンピング。ブレーンバスター(左写真)からカバー、カウント2で返されるとアームロックからワキ固め。5分経過。

宇宙スナップスープレックスからHERO!の腹にダブルニードロップ、石川にタッチ。石川はロープに振ってのキチンシンク2発(右写真)、カウント2。ロープの反動を使ってのダブルフットスタンプ連発、抱え上げてレバーブロックとHERO!の腹に集中攻撃。また宇宙にタッチ。

宇宙ヒザ蹴り、コーナーに振って逆水平。ミドルキック連打、対角線コーナーに振る、HERO!待ち構えて両足でキック、コーナーに跳び乗ってミサイルキック(左写真)、ようやくKUDOにタッチ。

KUDOスワンダイブミサイルキック、コーナーに振ってダブルニーアタック、宇宙キャッチしてパワーボム、石川にタッチ。石川ロープに振って16文(足滑る)、すぐに体勢立て直してバックドロップ、カウント2。ネックハンギングに捕らえるとディレイラー(右写真)、HERO!がカット。

石川ロープに振る、KUDO背後に回って逆さ押さえ込みのような体勢から石川を回転させて裏拳(左写真)、HERO!にタッチ。HERO!ミドルキック連打。KUDOに何やら合図する、KUDOはHERO!のマスクを外す!!!!

マスクを取ったHERO!はパニッシュbyHERO!、コーナーに振ってのHERO!キック(右写真)。

HERO!スプラッシュ(左写真)は宇宙がカット。HERO!ロープに振る、石川ランニングネックブリーカードロップで返し宇宙にタッチ。

宇宙はタイガードライバー、カウント2。宇宙コーナーに振って串刺しラリアットからラストライド(右写真)、KUDOがカット。HERO!はKUDOにタッチ。10分経過。

KUDOは宇宙をコーナーに振ってダブルニーアタック(左写真)、今度は成功。KUDO宇宙をコーナーに詰めてキック、裏拳、ヒザ蹴りから正拳のコンボ。

KUDOモンキーフリップで投げてスワンダイブダブルニードロップ(右写真)、カバーはカウント1。

KUDOミドルキック、宇宙キャッチして変形のレッグロックからワキ固め、そしてアームバーに(左写真)、KUDOロープ。

宇宙ロープに振ってラリアット、KUDOかわしてスクールボーイ、HERO!が入ってジャックナイフ(右写真)、カウントは2。

HERO!延髄蹴り、シャイニングウィザード式延髄蹴りからHERO!スプラッシュII、石川がカット。KUDOが入ってバズソーキック(左写真)。

KUDOコーナーに上ってダイビングダブルニードロップ、石川を場外に落としてプランチャ。HERO!もコーナーからダイビングダブルニードロップ(右写真)、これで宇宙から3カウント。

HERO!(12分21秒 片エビ固め)宇宙

宇宙マイク「ヤット、俺様ノトコロマデ上ガッテキタナ。素顔ノ方ガカッコイイジャナイカ。俺モ脱ゴウカナ?嘘ダヨ。負ケ惜シミジャナクテイイちーむダヨ、オ前タチ。面白クナリソウダカラ俺モモウチョットDDTデガンバッテミルヨ。今日ハ握手デ締メヨウゼ。」2人と握手。

HERO!マイク(左写真「今日、マスクを脱いだのは、これから素顔でやっていこうとかそういうことじゃなくて、プロレス甲子園でケガをして、大阪でも最初に負けて、こんなことでは子供に夢を与えるHERO!でいられない、と。KUDOとタッグのベルトを獲ったらまたHERO!として闘いたいと思います。」

KUDOもマイク(右写真「HERO!の決意はよくわかってる。俺にも一言言わせてくれ。俺は今のDDT、面白くないと思ってる。同じメンツがトップを争ってる。俺がベルトを欲しいとかそういうことじゃない。俺とHERO!がベルトを獲らなきゃいけないと思ってる。それだけだ。」

やー驚いた(HERO!の素顔も、宇宙のフォール負けも)。こないだのファンクラブイベントに出た人はある程度こういう展開も予想できたかもしれないが、今日こういう形で動くとは。



その2へ。