WWE 1/24代々木第1体育館大会



プロレスで来たのは95年の安生vs蝶野(Uインターの興行)以来か代々木第1体育館。その後なんかのコンサートで来たような気もするが。

7時ちょうど、なぜか「Welcome to The Jungle」に乗ってハワード・フィンケルがリングに(左写真)。観戦の注意事項等をいつもの美声・名調子で。

まず入ってきたのは「チーフ・オブ・スタッフ」ショーン・モアリー(右写真)。「残念ながらブッカーTが『個人的事情』で昨日のソウル大会後に帰国してしまった。なのでブッカーとゴールダストが挑戦するはずの世界タッグ選手権は行われない。代わりにこの私が挑戦者チームの片割れ・ゴールダストと試合をしようじゃないか。」

そこに「All Grown Up」が流れ、なぜか「Smackdown!」GMのステファニー・マクマーンが登場(左写真)。「RAW」GMのビショフは来てないのに。前回お兄ちゃんが来てウケたからかな?

ステフリングに(右写真)。「Smackdown!」うんぬんというよりマクマーン家の一員が来た、ということで大人気。

ステフ「マクマーン家の代表としてあなたに命じます。このリングから出て行きなさい。」左写真)モアリーおとなしく去る。

「今日Smackdown!の代表TAJIRIとRAWの代表クリス・ジェリコが#1コンテンダーマッチを行い、勝者が明日HHHの世界ヘビー級王座に挑戦します。」とカード変更を発表するステフ(右写真)。


第1試合 世界タッグ選手権
ハリケーン&スパイク・ダドリー vs ウィリアム・リーガル&ランス・ストーム

ブッカー&ゴールディの代わりに世界タッグ挑戦者としてまずコールを受けたのはハリケーン(左写真)。

コーナーに上ってアピール(右写真)。

そのパートナーはスパイク・ダドリー(左写真)。カード大幅変更だな。

王者チーム、ウィリアム・リーガルと(右写真)、

ランス・ストームが入場(左写真)。リーガル&ストームの方が日本にはなじみ深い選手だが、ヒールとあってはブーイング浴びるのも仕方ない。

先発はハリケーンとリーガル。ハリケーンは客席に降りて自分の応援をしてくれるファンと交歓(右写真)。

ロックアップでスタート。リーガルがコーナーに詰めて逆水平連打(左写真)。腕の取り合いは双方鮮やかな切り返しを見せる。ハリケーンヘッドロック、リーガルロープに振る、ハリケーンロープワークからジャンピングニーアタック。ネックロックに取る。リーガル切り返しハンマーロックに。ストームにタッチ。ストームがロープに振る、ハリケーンはコルバタに切り返す。足のすくい合いからカバー合戦、ハリケーンはスパイクにタッチ。

スパイクはコーナーから飛んでウラカンホイップ(右写真)。コーナーに追い込んでストームを踏みつける。スパイクがストームをロープに振ってエルボー。2発目狙ってロープに飛ぶとリーガルが場外から足を引っ張る。リーガルパンチ浴びせてリングに戻す。ストームはリーガルにタッチ。

リーガルはスパイクの首を固めてヒザ蹴り連打、バックを取ると裏投げで投げ飛ばす(左写真)。

ストームにタッチ、ストームは滞空時間の長いブレーンバスター(右写真)、またリーガルにタッチ。リーガルはハンマーロック、ネッククラッチなどでねちこく攻め込む。ストームもネックロックでスパイクのスタミナを奪う。スパイクはロープに振られると回転十字固め、カウント2。逆さ押さえ込み、これも2。ハリケーンにタッチしようとするがリーガルが阻止。

リーガルが入りスパイクをスープレックスで投げると変形のキャメルクラッチに(左写真)。

スパイク入ってダブルの攻撃(右写真)。スパイク完全に孤立。ストームコーナーに振る、スパイク回転エビ固め、ようやくハリケーンにタッチ。

ハリケーンは2人相手にラリアット連発。ストームを捕らえてアイ・オブ・ザ・ハリケーン狙うがこれはストームがブロック。ストームコーナーに振る、ハリケーンはコーナーに飛び乗ってオーバーキャスト(左写真

ハリケーンはシャイニングウィザード式延髄蹴り(右写真)、カバーはリーガルがカット。ハリケーンチョークスラムの体勢、ストームブロック。

リーガルが入ってパンチ(神拳?)、そこにストームがトラースキック、片エビに固めてカウント3。

ストーム(10分23秒 片エビ固め)ハリケーン
※王者組防衛。


第2試合 スティーヴィー・リチャーズ vs リコ

まずリコが入場(左写真)。

相手はスティーヴィー・リチャーズ。ヒール同士の対決?これはやりにくいなあ。しかし2人とも入場テーマって全然記憶にないなあ。TVでシングルで闘ってるのって見たことないもんな。2人がにらみ合うと(左写真)場内からは「モミアゲ」コール。とまどうリコにスティーヴィーが「お前のこと言ってるらしいぜ」と指差す。

ロックアップからコーナーに詰めてチョップの打ち合い、腕の取り合いとこれまたオーソドックスなスタート。どうやらスティーヴィーが今日はベビーフェースに回ったようだ。それにしてもスティーヴィーが細くなったような気がするが気のせいか?リコは得意のキックでリチャーズを攻め込む(右写真)。リチャーズは形勢逆転を試みるがリコの自在なキックの前に反撃できず。

リコはエルボードロップ連発、コーナーに上るとおそらくまだ成功したことのないムーンサルトプレス(左写真)、今日もやっぱりかわされる。

スティーヴィーはベリートゥベリースープレックス、DDT(右写真)で反撃。気合を入れて何やるか、と思ったらブレーンバスターだった。いまいち。スティーヴィーはスティーヴィーキック狙う、リコかわす。

スティーヴィーは必殺のスティーヴィーTに持っていこうとする、リコブロック。ロープに振るとリコがカウンターのトラースキック。両者ダウン状態。スティーヴィー先に起きるとキック入れてスティーヴィーT(左写真)、これでカウント3。

スティーヴィー(7分10秒 片エビ固め)リコ

これはちょっとキッツい試合だったなあ。スティーヴィーは浮上できないのか?かと言ってジャスティンやレイヴェンみたいに契約解除されるわけでもなし。


第3試合 テスト vs ディーロウ・ブラウン

皆さんお待ちかね、ステイシーがビデオカム片手に入場(右写真)。首のコルセットが痛々しい。Y2Jにイスでやられたんだっけか?

そしてテスト入場(左写真)。まだ短髪のテストにはなじめない。

相手はディーロウ(右写真)。アメリカでは人種ネタやってるとかいう話だが、それは日本ではできんだろうなあ。

ロックアップ、テストコーナーに詰める、ブレーク。再度ロックアップ、今度はディーロウがコーナーに詰める、レフェリーブレーク、ディーロウ抗議。テストヘッドロック、ディーロウロープに振る、テストショルダーブロック。ディーロウロープに飛ぶ、テストは抱え上げてサイドバスター(左写真)。

テストコーナーに詰めてパンチ連打、ディーロウはレフェリーを盾にする。テスト腕を取る、ディーロウ身軽に切り返し、逆にテストの腕に集中攻撃。ロープやコーナーを使って攻める。テスト切り返してコーナーに振る、ディーロウ切り返してゼロ戦キック(右写真)、カウント2。

バックの取り合い、テストはフルネルソンスラムに(左写真)。コーナーに振る、ディーロウ切り返して突っ込む、テストカウンターのビッグブーツ、カバー、おいおいこれで終わり?いや、ディーロウは2で返す。

テストはディーロウをコーナーに振って串刺しラリアット連打、パンプハンドルスラムに行くがディーロウブロック。ディーロウラリアット、テストかわしてパンプハンドルスラム(右写真)、ディーロウはこれも2で返す。

テストコーナーに振って突っ込む、ディーロウはカウンターのキックからネックハンギングボム(左写真)、テスト2で返す。

しかし最後はテストがテストドライブ(右写真)で3カウント。

テスト(8分15秒 片エビ固め)ディーロウ

今日は試合に介入しなかったステイシー(左写真)。その分肩透かし感。



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